🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第2期8話ネタバレ
「体鍛えないとダメなんだからお前かばん係な!」
「うわっ、泣く!すぐ泣くよ、こいつー」
「何見てんだよ!」
放送日(Airdate) : 2015年11月22日
第2期8話『幻覚ヒーロー』
CAST🔷山口忠 Yamaguchi Tadashi CV. 斉藤壮馬
🔷山口忠 幼少期 CV.中嶋ヒロ
🔷日向翔陽 Hinata Shoyo(MB) CV. 村瀬歩
🔷黒尾鉄朗 Kuroo Tetsuro(MB) CV.中村悠一
🔷木兎光太郎 Bokuto Kotaro(WS) CV.木村良平
🔷赤葦京治 Akaashi Keiji(S) CV.逢坂良太
「忠の顔ぶつぶつー!何でそんなにひょろっちいんだよ!」
「体鍛えないとダメなんだからお前かばん係な!」
「うわっ、泣く!すぐ泣くよ、こいつー」
「何見てんだよ!」
月島蛍「ハハハハハ」
山口忠「(かっこ悪。あの時ツッキーは俺も含めてそう言ったのかもしれないけど)」
山口忠「(そんな事より、俺にとっての脅威だったいじめっ子に対して、一人でそれを言える事が、すげぇかっこよくて羨ましかった)」
山口忠「(かっこ悪。あの時ツッキーは俺も含めてそう言ったのかもしれないけど)」
山口忠「(そんな事より、俺にとっての脅威だったいじめっ子に対して、一人でそれを言える事が、すげぇかっこよくて羨ましかった)」
宮城県中学バレーボール競技大会
月島蛍「兄ちゃん、高校はどこにするの?」
月島明光「烏野!最近じゃ白鳥沢に匹敵する強豪だ。高校で絶対全国行くぞ!」
月島明光「ただいま!」
月島蛍「お帰り!」
月島蛍「また居残り自主練?」
月島蛍「今日、肉屋のおばさんにお兄さん、烏野のバレー部なんてすごいね~って言われた!」
月島明光「おう」
月島明光「おう」
月島蛍「兄ちゃん、明日試合でしょ?見に行っていい?」
月島蛍「ねぇ、今ってポジションどこ?中学と同じ?」
月島明光「まぁな」
月島明光「蛍はどうなんだよ?この前、少年団チーム入ったんだろう?」
月島明光「蛍、腕で上げようとするなよ。しっかり腰を落として、全身で送り出す感じにやるんだ。ちょっと俺に投げてみ」
月島明光「うそつけ!その顔、バレバレだっつうの」
月島蛍「ちぇー」
月島蛍「ちぇー」
山口忠「こないだはどうもありがとう!」
山口忠「兄ちゃんもバレーやってるの?」
月島蛍「烏野高校っていう強豪でやってる。一応、エース的な?」
山口忠「強豪のエース!?かっけぇ!!」
月島蛍「べ、別にそれほどでもないけど、中学からそうだし…」
山口忠「すっげぇ!!いつからやってるの!?このチームだったの!?エースとかかっこいい!!」
「月島の兄ちゃんも烏野バレー部?うちもなんだけど。島家、ポジションは?」
月島蛍「ウィングスパイカー」
「あぁ、うちも!選手層厚いから大変だよなぁ。試合出らんないなら強豪いくのも考えもんだわ」
山口忠「ツッキーの兄ちゃんは出てるよ」
「はあ?うそ!最近も試合見に行ったけど、レギュラーに月島って名前の人いなかったよ」
月島蛍「そんなわけないだろ!試合の様子とかいつも聞いてるし、勘違いじゃないの?」
「見れば分かるだろ」
月島蛍「あぁ、行けばわかる」
山口忠「ツッキーは…昔からなんでもスマートにかっこよくこなして…俺…いつも羨ましかったよ…」
山口忠「最近のツッキーはかっこ悪いよ!」
山口忠「日向はいつか小さな巨人になるかもしれない!だったらツッキーが日向に勝てばいいじゃないか!日向よりすごい選手だって、実力で証明すればいいじゃないか!」
山口忠「身長も頭脳もセンスも持ってるくせに、どうしてこっから先は無理って線引いちゃうんだよ!」
山口忠「身長も頭脳もセンスも持ってるくせに、どうしてこっから先は無理って線引いちゃうんだよ!」
月島蛍「たとえば、すごく頑張って烏野で一番の選手になったとして、その後は?」
月島蛍「果てしなく上には上がいる。たとえそこそこの結果を残しても」
月島蛍「絶対に一番になんかなれない!どこかで負ける!」
月島蛍「それを分かってるのに皆どんな原動力で動いてんだよ!」
月島蛍「万が一にも全国に行くことができたとして、その先は?」
月島蛍「果てしなく上には上がいる。たとえそこそこの結果を残しても」
月島蛍「絶対に一番になんかなれない!どこかで負ける!」
月島蛍「それを分かってるのに皆どんな原動力で動いてんだよ!」
月島蛍「まさか…こんな日が来るとは…」
山口忠「ツッキーどうしたの?」
赤葦京治「おや?」
木兎光太郎「おやおや?」
黒尾鉄朗「おやおやおや~」
月島蛍「聞きたい事があるんですが、いいですか?」
木兎・赤葦・黒尾「いいよー」
月島蛍「すみません、ありがとうございます」
月島蛍「お二人のチームはそこそこの強豪ですよね」
黒尾鉄朗「まぁね!」
月島蛍「全国への出場はできたとしても、優勝は難しいですよね」
木兎光太郎「不可能じゃねぇだろ!」
赤葦京治「まぁまぁ、聞きましょうよ。仮定の話でしょう」
月島蛍「僕は純粋に疑問なんですが、どうしてそんなに必死にやるんですか?」
月島蛍「バレーはたかが部活で、将来履歴書に"学生時代部活を頑張りました"って書けるくらいの価値じゃないんですか?」
木兎光太郎「ただの部活って……なんか人の名前っぽいな!」
木兎光太郎「お~!タダ・ノブカツ君か!」
黒尾鉄朗「いや、待て、違えーよ!たかが部活だよ!」
木兎光太郎「うあぁ!そうか!人名になんねぇー惜しかった!」
月島蛍「突っ込んだ方がいいですか?」
赤葦京治「いいよ、キリがないから」
木兎光太郎「あーっ!メガネくんさ」
月島蛍「月島です」
木兎光太郎「月島君さ、バレーボール楽しい?」
月島蛍「いや、特には…」
木兎光太郎「それはさ、下手くそだからじゃない?」
木兎光太郎「俺は3年で、全国にも行ってるし、お前よりうまい!断然うまい!」
月島蛍「言われなくてもわかってます」
木兎光太郎「元々得意だったクロス打ちをブロックにガンガン止められて、くそ悔しくてストレート練習しまくった!」
木兎光太郎「でも、バレーが楽しいと思うようになったのは最近だ。ストレート打ちが試合で使いものになるようになってから」
木兎光太郎「元々得意だったクロス打ちをブロックにガンガン止められて、くそ悔しくてストレート練習しまくった!」
木兎光太郎「その瞬間があるかないかだ」
木兎光太郎「将来がどうだとか、次の試合で勝てるかどうかとか!ひとまずどうでもいい!」
木兎光太郎「目の前の奴をぶっ潰す事と!」
木兎光太郎「自分の力が120%発揮された時の快感がすべて!」
木兎光太郎「まぁ、それはあくまで俺の話だし、誰にでだってそれが当てはまるわけじゃねぇだろうよ。お前の言う、"たかが部活"ってのも俺はわかんねぇけど、間違ってないと思う」
木兎光太郎「ただ、もしもその瞬間が来たら」
木兎光太郎「それが、お前がバレーにハマる瞬間だ!!」
木兎光太郎「はい!質問答えたからブロック飛んでね~」
黒尾鉄朗「はいはい~急いで急いで」
谷地仁花「あっ、山口君戻ってきた」
日向翔陽「当たり前だろ!同じポジションだし、俺にないもん全部持ってる!絶対まけねぇ!」
日向翔陽「練習~!うおおおお~!キャプテン!俺は入ります!!」
谷地仁花「日向と月島君がライバルなら、太陽VS月だね!」
谷地仁花「”日”向と”月”島だから」
山口忠「そっか、そうだね…」
山口忠「そうなるといいな…」
清水潔子「そう、ブロックの目的は基本的に2種類で」
清水潔子「手に当ててレシーブをしやすくするためのソフトブロックと」
清水潔子「完全にシャットアウトするためのキルブロックがあるの」
谷地仁花「キルって…殺すの、キルですか?」
清水潔子「そう」
谷地仁花「ヒィィー!!」
月島蛍「止めなくてもいいんですか?」
烏養繋心「いいや、ドシャッとできんなら願ったりかなったりだ」
木兎光太郎「ナイスレシーブ!俺に寄越せー!」
黒尾鉄朗「まずは意識しろ。指の先まで力込めろ。絶対に吹っ飛ばされないように」
黒尾鉄朗「で、手は上じゃなく前にだせ。前にだ」
黒尾鉄朗「そんでうるせぇ梟を黙らせろ!」
木兎光太郎「やってみろやー!」
田中龍之介「フェイント!!」
西谷夕「クソが!!」