TVアニメ『進撃の巨人』 第53話ネタバレ
第53話『完全試合』Perfect Game
キャスト
🔷エレン・イェーガー Eren Jaeger CV. 梶裕貴
🔷ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman CV.石川由依
🔷アルミン・アルレルト Armin Arlert CV. 井上麻里奈
🔷リヴァイ・アッカーマン Levi Ackerman CV.神谷浩史
🔷ハンジ・ゾエ Hanji Zoe CV. 朴璐美
🔷ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein CV. 谷山紀章
🔷コニー・スプリンガー Connie Springer CV.下野紘
🔷サシャ・ブラウス Sasha Braus CV. 小林ゆう
🔷ジーク・イェーガー Zeke Yeager CV.子安武人
🔷フロック・フォルスター Floch Forster CV.小野賢章
コニー 「お…おい...家が…降ってくるぞ」
コニー 「もしかしたらあの中にエレンの…」
コニー 「エレンの…」
コニー 「家ェーガー!!」
コニー 「アハハハハ!!」
ジャン 「サシャ、コニーを少し殴れ」
ミカサ 「私達の位置はわかってないみたい」
アルミン 「あぁ 火のついた瓦礫をバラ撒いてシガンシナ区を火の海にするつもりだ…」
コニー 「もしかしたらあの中にエレンの…」
コニー 「エレンの…」
コニー 「家ェーガー!!」
コニー 「アハハハハ!!」
ジャン 「サシャ、コニーを少し殴れ」
ミカサ 「私達の位置はわかってないみたい」
アルミン 「あぁ 火のついた瓦礫をバラ撒いてシガンシナ区を火の海にするつもりだ…」
サシャ 「はよせんと!」
ベルトルト 「僕にはわかる。そうやって震えているうちは何もできやしないって」
アルミン 「ジャン…代わってくれないか? 僕にはわからない...どうすればいい...?さっきだったベルトルトの読みを外してこのザマだ...」
ジャン 「エレン!あるタイミングでベルトルトを引きつけなきゃならねぇがそれまで見つからねぇようにしろよ」
ジャン 「アルミン…俺は状況は読めるがこの場を打開できるような策は何も浮かばねぇ…最終的にはお前に頼るからな…」
リヴァイ 「(クソ…さっきの爆発…あいつらはどうなってる…)」
ジャン 「アルミン…俺は状況は読めるがこの場を打開できるような策は何も浮かばねぇ…最終的にはお前に頼るからな…」
ディルク 「こっちは片づいたぞ。残りの小せぇのは前方にいる奴らだけだ」
ディルク 「しかしどうやって獣の巨人を仕留めればいい?奴はあそこに鎮座したまま動きそうにないぞ」
リヴァイ 「あぁ、どうにも臆病なんだろうな。そもそもタマが付いてねぇって話だ」
ディルク 「お前は休んでろ!とりあえず小せぇのを全部片づける!行くぞ!」
「了解!」
リヴァイ 「(クソ…さっきの爆発…あいつらはどうなってる…)」
リヴァイ 「(ハンジ達は上手くかわしたのか…?)」
リヴァイ 「(とにかく俺も早くそっちに…)」
獣の巨人 「う~ん…ボール1コ分高かったか」
獣の巨人 「あ、そこ置いといて」
獣の巨人 「まぁ、初球は様子見で」
獣の巨人 「目指すはパーフェクトゲームだ」
エルヴィン 「前方より砲撃!総員物陰に伏せろ!!」
リヴァイ 「巨人から投石だ!」
マルロ 「リヴァイ兵長!」
リヴァイ 「全員馬を連れて壁側に後退しろ!」
リヴァイ 「急げ!射線の死角を移動しろ!」
リヴァイ 「おい立て!死にてぇか!?」
リヴァイ 「状況は?」
エルヴィン 「最悪だ。奴の投石で前方の家はあらかた消し飛んだ。あの投石が続けば、ここもすぐ更地になり、我々が身を隠す場所はなくなる」
リヴァイ 「全員馬を連れて壁側に後退しろ!」
リヴァイ 「急げ!射線の死角を移動しろ!」
リヴァイ 「おい立て!死にてぇか!?」
リヴァイ 「状況は?」
エルヴィン 「最悪だ。奴の投石で前方の家はあらかた消し飛んだ。あの投石が続けば、ここもすぐ更地になり、我々が身を隠す場所はなくなる」
リヴァイ 「壁の向こう側には逃げられそうにないのか?」
エルヴィン 「ああ…超大型巨人がこちらに迫ってきている。炎をそこら中に撒き散らしながらな…仮に兵士が壁を越えて投石を逃れても馬は置いていくしかない。ここを退いてもその先に勝利はないだろう」
エルヴィン 「わからない。だが大半はあの爆風に巻き込まれたようだ…我々は甚大な被害を受けている。獣は兵士が前方の1か所に集まるように小型の巨人を操作していたのだろう。そこで小型の巨人を相手にしていたディルク・マレーネ・クラース班は先ほどの投石で全滅したようだ」
コニー 「おい!!どうすんだ!ジャン !このままじゃ」
ジャン 「わかってるよ!エレン!ノッポの足を止めるぞ!」
コニー 「けどよ!どうやってアイツを倒せばいいんだ!?」
サシャ 「"蒸気の熱風で立体機動は無力化される"ですよね!?」
ジャン 「わかってるよ!エレン!ノッポの足を止めるぞ!」
コニー 「けどよ!どうやってアイツを倒せばいいんだ!?」
コニー 「お…おう!」
もうベソかくんじゃねぇぞ!必ず手がかりがあると信じろ!」
ジャン 「死んじゃいねぇよ!目の前の怪物に集中しろ!ありゃさすがに突っ込みすぎた…」
ジャン 「あの巨体に無策で挑めばああなっちまう…何か…一発逆転の策でもない限りこの奪還作戦も俺達の命も人類の未来もすべておしまいだ...」
ジャン 「だからって!このまま大人しく皆殺しにされてたまるか!」
ジャン 「攻撃を仕掛けるぞ!!」
ジャン 「あの巨体に無策で挑めばああなっちまう…何か…一発逆転の策でもない限りこの奪還作戦も俺達の命も人類の未来もすべておしまいだ...」
ジャン 「だからって!このまま大人しく皆殺しにされてたまるか!」
ジャン 「攻撃を仕掛けるぞ!!」
ミカサ 「大丈夫。雷槍の破片を少し受けただけ…」
リヴァイ 「獣はここらにアタリをつけたみてぇだな。ここもすぐ蜂の巣になる。エルヴィン、反撃の手数が何も残されてねぇって言うんなら敗走の準備をするぞ…」
リヴァイ 「あそこで伸びてるエレンを起こしてこい。そのエレンにお前と何人かを乗せて逃げろ」
リヴァイ 「少しでも生存者を残す」
マルロ 「おい!馬が逃げたぞ!お前らの担当だろ!」
フロック 「うるせぇ!もう意味ねぇだろ!?」
マルロ 「何だと!?」
フロック 「あんなに強かった調査兵団がみんな一瞬で死んだんだぞ!?つーかお前もわかってんだろ!いくら馬を守ったってなぁ…それに乗って帰る奴は誰もいねぇって!!」
フロック 「理屈じゃわかっていたさ...人類がただ壁の中にいるだけじゃいつか突然やって来る巨人に食い滅ぼされる...誰かが危険を冒してでも行動しなきゃいけない…誰かを犠牲者にさせないために自分を犠牲にできる奴が必要なんだってな…」
フロック 「そんな勇敢な兵士は誰だ?そう聞かれた時...それは俺だって…思っちまったんだ…でもまさか...そうやって死んでいくことが、こんなに何の意味もないことだなんて思いもしなかったんだ...考えてみりゃそういう人達の方が圧倒的に多いはずなのに…何で自分だけは違うって…」
リヴァイ 「俺は獣の相手だ。ヤツを引き付けて…」
エルヴィン 「無理だ。近づくことすらできない」
リヴァイ 「だろうな。だが、お前とエレンが生きて帰れば、まだ望みはある。すでに状況はそういう段階にあると思わないか?大敗北だ。正直言って…俺はもう誰も生きて帰れないとすら思っている…」
エルヴィン 「あぁ...反撃の手立てが何もなければな…」
リヴァイ 「…あるのか?」
エルヴィン 「あぁ」
リヴァイ 「なぜそれをすぐに言わない?なぜクソみてぇなツラして黙ってる?」
エルヴィン 「この作戦が上手くいけば…お前は獣を仕留めることができるかもしれない。ここにいる新兵と…私の命を捧げればな」
エルヴィン 「お前の言うとおりだ。どの道、我々はほとんど死ぬだろう。いや…全滅する可能性の方がずっと高い。それならば、玉砕覚悟で勝機に懸ける戦法も止む無しなのだが…」
エルヴィン 「そのためには、あの若者達に死んでくれと…一流の詐欺師のように体のいい方便を並べなくてはならない。私が先頭を走らなければ、誰も続く者はいないだろう...そして私は真っ先に死ぬ...」
エルヴィン 「地下室に何があるのか…知ることもなくな…」
リヴァイ 「…は?」
エルヴィン 「はぁ…俺は…このまま地下室に行きたい…俺が今までやってこれたのも…いつかこんな日が来ると思ってたからだ…」
エルヴィン 「いつか…答え合わせができるはずだと」
エルヴィン 「何度も…死んだ方がましだと思った...それでも…父との夢が頭にチラつくんだ...そして今手を伸ばせば届く所に答えがある...」
エルヴィン 「すぐそこにあるんだ…」
エルヴィン 「だがリヴァイ...見えるか?俺達の仲間が…」
エルヴィン 「仲間達は俺らを見ている」
エルヴィン 「捧げた心臓がどうなったか知りたいんだ」
エルヴィン 「まだ戦いは終わってないからな」
エルヴィン 「すべては俺の頭の中の…子供じみた妄想にすぎないのか?」
リヴァイ 「俺は選ぶぞ」
リヴァイ 「夢を諦めて死んでくれ」
リヴァイ 「新兵達を地獄に導け」
リヴァイ 「獣の巨人は俺が仕留める」
獣の巨人 「うん?」
エルヴィン 「突撃ぃー!!」
獣の巨人 「まぁこのまま終わるとは思ってなかったけど…特攻か...もうちょっと何かあると思ったんだけどな」
エルヴィン 「今だ!撃て!」
エルヴィン 「来るぞ!動け!」
エルヴィン 「これより最終作戦を告げる!総員整列!」
エルヴィン 「我々が囮になる間に、リヴァイ兵士長が獣の巨人を討ち取る!以上が作戦だ!」
リヴァイ 「何?」
リヴァイ 「俺だけ立体機動で獣に接近しろと?獣の周りは更地だぞ!?利用できるような木も家もねぇ!」
エルヴィン 「巨人を伝って忍び寄り…」
エルヴィン 「獣の巨人を奇襲しろ」
リヴァイ 「すまない…」
エルヴィン 「ここに突っ立っていても、じきに飛んでくる岩を浴びるだけだ!すぐさま準備に取りかかれ!」
フロック 「俺達は今から…死ぬんですか?」
エルヴィン 「そうだ」
フロック 「どうせ死ぬなら最後に戦って…死ねということですか?」
エルヴィン 「そうだ」
獣の巨人 「煙…?あぁ。信号を送るってやつか…」
エルヴィン 「来るぞ!動け!」
エルヴィン 「総員による騎馬突撃を、目標、獣の巨人に仕掛ける!当然!目標にとっては格好の的だ!我々は目標の投石のタイミングを見て、一斉に信煙弾を放ち!投石の命中率を少しでも下げる!」
エルヴィン 「我々が囮になる間に、リヴァイ兵士長が獣の巨人を討ち取る!以上が作戦だ!」
リヴァイ 「何?」
リヴァイ 「俺だけ立体機動で獣に接近しろと?獣の周りは更地だぞ!?利用できるような木も家もねぇ!」
エルヴィン 「いいや…丁度いい高さの立体物が並んで突っ立ってるだろ?」
エルヴィン 「巨人を伝って忍び寄り…」
エルヴィン 「獣の巨人を奇襲しろ」
リヴァイ 「すまない…」
エルヴィン 「ここに突っ立っていても、じきに飛んでくる岩を浴びるだけだ!すぐさま準備に取りかかれ!」
エルヴィン 「そうだ」
フロック 「どうせ死ぬなら最後に戦って…死ねということですか?」
エルヴィン 「そうだ」