TVアニメ『ハイキュー!!』 第4期6話『昂揚』ネタバレ
第4期6話『昂揚』
影山 「おい」
影山 「お前…もっと跳べるぞ」
西谷 「翔陽~!」
影山 「ちわっす」
菅原 「ちっす~ちっす~お前ら、再会早々ケンカとかしてねぇだろうな?」
田中 「いいえ、俺が鍵持ってきたときにはもうやってました」
菅原 「早すぎんだろ」
西谷 「まあそれはそれで!お前ららしいじゃねぇか!なあ!」
西谷 「おお~!それそれ!どうだった?全日本」
影山 「床が…板じゃなかったっす!」
田中 「コートかよ!バレーはどうだったんだよ?全国の猛者どもが集まってたんだろ?」
影山 「はい!みんなうまかったっす」
田中 「それそれ!そこ詳しく」
日向 「あっ…あっいや…」
月島 「逮捕されるからやめたそうです~」
月島 「東京に乗り込む気だったんですよーそいつ」日向 「ぐっ~!!」
西谷 「ナイスファイト!翔陽!」
清水 「ケンカから…平和を感じる」
月島 「はあ…まあ…」
菅原 「身長伸びたか?」
東峰 「親戚か?」
澤村 「たった5日で伸びてたまるか」
日向 「ご…ご迷惑おかけしました」
影山 「あっ?どうせお前残ってたって単品じゃ役に立たねぇだろ」
日向 「うっせぇなもう!何回も言われなくても分かってます!」
影山 「何回もなんて言ってねぇだろ」
山口 「ツッキー!なんか背伸びた?」
山口 「えへへ」
成田 「ここ数日…静かだったな」
縁下 「そうだな」
清水 「ケンカから…平和を感じる」
谷地 「ありがとう!」
谷地 「ネットを9分割してるんだよ。先週からずっとサーブ強化週間でね。烏養さんが“毎回コースを狙ったり確認したりしながら打ちなさい”って。ネット上のどこをどう通ったら、どこに落ちるとか」
日向 「この辺?」
谷地 「うん!」
谷地 「ネットを9分割してるんだよ。先週からずっとサーブ強化週間でね。烏養さんが“毎回コースを狙ったり確認したりしながら打ちなさい”って。ネット上のどこをどう通ったら、どこに落ちるとか」
日向 「ほう~!」
東峰 「(70%)」
菅原 「ナイスコース!」
東峰 「おっし!」
西谷 「正面!」
田中 「くっそ~軽々だ…」
烏養 「ジャンプフローターは、変化が武器のサーブ。いつもより前で構えて、オーバーで捕まえるのが確実な方法だ。これから、より強力なジャンフロの使い手と戦う可能性は当然あるからな~手段を増やしておくに越したことはないよ」
成田 「俺はフローターで確実に行くよ」
山口 「(俺も…)」
月島 「アウト」
日向 「言い方!!」
影山 「なんつぅかこう…ピョピョ~ンって勢いで跳ぶだろ」
影山 「それで十分跳んでるし、試合中はそれで精いっぱいかもしれない!でも、お前ならまだ跳べる!お前、いつもジャンプのとき、どこに体重乗ってる?」
影山 「ぐぅ~!!」
影山 「なんつぅかこう…ピョピョ~ンって勢いで跳ぶだろ」
日向 「(いつもだけど、擬音の残念さがすごいな)」
影山 「それで十分跳んでるし、試合中はそれで精いっぱいかもしれない!でも、お前ならまだ跳べる!お前、いつもジャンプのとき、どこに体重乗ってる?」
日向 「どこって…足?」
影山 「足以外どこがあんだぼげぇ!」
日向 「具体的に意識したことねぇもん!」
影山 「はあ!?意識してなくても高く跳べてましたってか!?クソが!」
日向 「ええっ!?なんで俺怒られてんの!」
影山 「ぐぅ~!!」
日向 「もう一回!」
日向 「(ああ~やっぱすげぇ!ここしかないって高さと位置。それが毎回ぶれない。やっぱこいつうめぇんだな!)」
影山 「おらっ!ジャンプが流れてる!」
影山 「もっと拇指球に体重乗せんだよ!意識すんのとしないのとじゃ大違いだぞ!」
日向 「んん~ぬぬっ…」
日向 「(拇指球に…体重)」
日向 「(助走の勢いを!上へ!)」
澤村 「帰れ!!」
日向 「ぬあっ!!」
東峰&菅原 「はははは」
日向 「(ああ~やっぱすげぇ!ここしかないって高さと位置。それが毎回ぶれない。やっぱこいつうめぇんだな!)」
影山 「おらっ!ジャンプが流れてる!」
影山 「もっと拇指球に体重乗せんだよ!意識すんのとしないのとじゃ大違いだぞ!」
日向 「んん~ぬぬっ…」
日向 「(拇指球に…体重)」
日向 「(助走の勢いを!上へ!)」
澤村 「帰れ!!」
日向 「ぬあっ!!」
東峰&菅原 「はははは」
清水 「どうかした?」
月島 「ちゃんと跳んでますけど」
日向 「そっか?じゃあ気のせいかな~」
影山 「はい」
影山 「ん?」
烏養 「えっと…何か悩み事とか…」
影山 「ないっす」
烏養 「ああそう…」
影山 「“おりこうさん”って…どういう意味だと思いますか?」
烏養 「ほう~お前が言われたのか?」
烏養 「(さすがユース…なかなかの曲者がいやがるな)」
二口 「しあっす!」
「しあ~っす!!」
谷地 「ひぃ~!」
菅原 「相変わらずすげぇ威圧感」
二口 「ロックオンすんなっての」
黄金川 「日向~!」
武田 「今日はご足労いただき、ありがとうございます」
烏野高校
「バンチ! リード ブロック!」
西谷 「くっ!」
武田 「うわ~!!いつもならブロックついてもせいぜい1枚の早いバックアタック...日向君の囮もあるのに…」
武田 「ブロック…ほぼ3枚!」
日向 「(ブロック全員、反応速ぇ~!)」
烏養 「影山にとっては…白鳥沢戦よりきつい試合になるかもな」
黄金川 「やったっすね!」
二口 「挑発上等」
黄金川 「ほお?」
山口 「うわ~…ブロック3枚…」
菅原 「でも、奇をてらい過ぎたのかな~」
影山 「(絶対もっと日向に食いついてくると思ったのに)」
武田 「えっと…伊達工のブロックの跳び方は…リード・ブロック。トスが上がるのを見てから跳ぶ方法でしたね。そして陣形はバンチ・シフト…でしたか」
烏養 「ああ バンチってのは“束”の意味。バンチ・シフトってのは真ん中にブロッカーが集まって構え、相手のどの攻撃にもできるだけ複数で対応するための陣形だ。ただし真ん中に寄ってる分、サイドからの早い攻撃への対応が難しい」
烏養 「ちなみに…俺たちや今までの相手は、基本的にスプレッド・シフト。スプレッドは“広がる”って意味で、ブロッカーがそれぞれ広がって構えるシフトだ。真ん中の早い攻撃には弱いが、少なくともどこからの攻撃にも確実に1枚はつける」
武田 「スプレッド・シフトの方が効率のいい陣形に思えますが…こう、まんべんない感じで」
烏養 「まんべんなくか...確かにな。でも、鍛錬されたバンチ・リードは…」
烏養 「怖ぇぞ」
日向 「(中央)」
影山 「はぁ!!」
日向 「(くっそ!伊達工ブロックかっけぇ!)」
影山 「すんません」
日向 「(くっそ!伊達工ブロックかっけぇ!)」
木下 「2枚きっちりそろってるし」
「おえ~い!」
影山 「すんません」
澤村 「ん?打ちやすかったけど」
影山 「(今俺は…ライトからの攻撃を最善と思ったか?選択が正しかったかどうかは別問題だ)」