🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第4期8話ネタバレ
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
🏐DATE TECH HIGH
月島 「(伊達工のブロックが日向を気にしてるな。まあ…今までやかましかったヤツが、急に黙ったみたいな感じだもんね)」
黄金川 「(今度は…早い)」
日向 「(マイナス・テンポ!)」
烏養「レシーブされたボール、攻撃に入ろうとしているスパイカー、セッター、瞬時のアイワークで必要な情報を探す。だから更に処理する情報を増やしてやるんだ」
烏養「日向がまさに情報増やしやがる。非常にイライラする相手。“どこに来るんだ?どのタイミングで来るんだ?”って」
烏養 「もちろんセッターは、何も読み取らせてなんかくれないすご腕影山。こいつのせいで、日向はいつでもどこでも攻撃可能だ」
烏養 「あっ…そしてあふれる情報に紛れて…突然牙をむくマイナス・テンポ!」
山口 「お~っし!超速攻、今日一気持ちよく決まったね!」
月島 「そうすれば…サイドがほんの少し決めやすくなって、それが重なれば、ブロックは迷いはじめる」
月島 「ふっ…そしてあわよくば、しびれを切らしたブロッカーがゲス・ブロックしてブロックシステム崩壊」
影山 「今までどおり上げたぞ。何か問題が…」
月島 「はぁ…はぁ…はぁ…」
月島 「悪いけど僕…機械でも、化け物日向でもないんで…はぁ…はぁ…」
田中 「ほぉ~かげやまが「はげまし」をおぼえた!」
二口 「うわっ!!」
山口 「(俺ですか?俺ですか?俺ですね?俺ですよね?俺ですよね?俺ですよね?)」
烏養 「でも…木下!」
菅原 「木下ナイッサー!」
「オバ!」
木下 「おお~よっしゃ!」
黄金川 「(やっぱ青根さんすげぇ~!)」
西谷 「オーライ!」
菅原 「(1stテンポのシンクロ攻撃…じゃない!?)」
🔷主将二口堅治Futakuchi Kenji CV:中澤まさとも
🔷青根高伸 Aone Takanobu(MB) CV:松川央樹
🔷小原豊 Obara Yutaka(WS) CV:祐仙勇
🔷黄金川貫至 Koganegawa Kanji(S) CV:庄司将之
🔷女川太郎 Onagawa Tarō(WS) CV:千葉翔也
🔷作並浩輔 Sakunami Kōsuke(L) CV:寺島惇太
🔷茂庭要 Moniwa Kaname(S) CV:小野塚貴志
🔷鎌先靖志 Kamasaki Yasushi(MB) CV:佐藤拓也
🔷笹谷武仁 Sasaya Takehito(WS) CV:間島淳司
第4期8話『チャレンジャー』
菅原 「いや~今のは完全に“ブロックすげぇ”だな」
烏養 「お前、やっぱり…」
日向 「紛れる…ですよね?」
黄金川 「(あれ?)」
二口 「(10番が飛び出してこない)」
日向 「(紛れる)」
田中 「旭さんナイスキー!」
烏養 「お前、やっぱり…」
日向 「紛れる…ですよね?」
黄金川 「(あれ?)」
二口 「(10番が飛び出してこない)」
日向 「(紛れる)」
田中 「旭さんナイスキー!」
澤村 「お~っし!フライング1周!」
烏養 「今まで影山がセッターのとき、日向はシンクロ攻撃に加わっていなかった。ワンテンポ早く攻撃に入っていたからな」
烏養 「でも相手は伊達工。戦略としてのブロックの形を変えることはあっても、こっちにかき回されることは少ない」
月島 「伊達工はブロックが強いからといって、全部を止めようとしてるわけじゃない。どシャットじゃなくても、あらゆる攻撃に2枚はついてくるし日向の超速攻自体にも触る」
月島 「止められなくてもコースさえ絞れば、フロア・ディフェンスがいるわけだしね」
月島 「そして…試合後半、疲れてきた日向を満を持してどシャット!」
烏養 「みんな、あの超速攻を警戒する。初めて見たなら当然、知っていたらなおさら」
烏養 「でも相手は伊達工。戦略としてのブロックの形を変えることはあっても、こっちにかき回されることは少ない」
山口 「動じないよね」
月島 「伊達工はブロックが強いからといって、全部を止めようとしてるわけじゃない。どシャットじゃなくても、あらゆる攻撃に2枚はついてくるし日向の超速攻自体にも触る」
月島 「止められなくてもコースさえ絞れば、フロア・ディフェンスがいるわけだしね」
月島 「そして…試合後半、疲れてきた日向を満を持してどシャット!」
日向 「なんだと!?」
月島 「日向に何度も決められれば、ブロックに迷いが出てもおかしくない。でも…」
影山 「ああ、いいんじゃね」
菅原 「お前、どっちの味方だー」
月島 「日向に何度も決められれば、ブロックに迷いが出てもおかしくない。でも…」
武田 「でも…4セット目時点で、なかなかその迷いが見えないと…」
烏養 「ほんと我慢強ぇよ。だからこその…」
日向 「紛れる…ですよね?」
影山 「ああ、いいんじゃね」
烏養 「俺は…お前らの速攻を初めて見たとき、すげぇと思った」
烏養 「見ほれたんだ。どこからでも使える速攻!ブロックを翻弄するブロックにとって怖い早さ!そして…早さは万能と思っていた。でも手だれのリード・ブロックに対して先に飛び出してしまうと可能性の中からいち早く排除されるだけになってしまう」
烏養 「(誰より早さを武器にしてきた日向が、自分からこれを言いだすとは…)」
烏養 「(それが有効と分かっていても、“やりたい”に直結するわけじゃないだろうに)」
日向 「(最初に通用した武器が、最後まで通じるとはかぎらない!先へ行くんだ!先へ行くんだ!追いつかれないのが俺の武器!)」
影山「(対応されたら対応する!それをサボった方が先へ進めなくなる!)」
黄金川 「(やっぱり…日向飛び出してこない)」
烏養 「(誰より早さを武器にしてきた日向が、自分からこれを言いだすとは…)」
烏養 「(それが有効と分かっていても、“やりたい”に直結するわけじゃないだろうに)」
日向 「(最初に通用した武器が、最後まで通じるとはかぎらない!先へ行くんだ!先へ行くんだ!追いつかれないのが俺の武器!)」
影山「(対応されたら対応する!それをサボった方が先へ進めなくなる!)」
黄金川 「(やっぱり…日向飛び出してこない)」
日向 「(俺はいるぞ!まだいるぞ)」
田中 「(最後まで)」
東峰 「(選択肢の一つで)」
澤村 「(あり続けろ)」
烏養 「お~っし!」
二口 「ああっ!」
月島 「(伊達工のブロックが日向を気にしてるな。まあ…今までやかましかったヤツが、急に黙ったみたいな感じだもんね)」
監督 「集中しろ!相手は完全に新しいことやってるわけじゃねぇぞ!」
黄金川 「(今度は…早い)」
日向 「(マイナス・テンポ!)」
影山 「(使わないとは言ってない!)」
武田 「なんというか…紛れるのあとの超速攻は、映えますね」
烏養 「リード・ブロックは、最終的に上がったボールを追うわけだけど、ボールだけを追ってるわけじゃないんだ」
烏養「レシーブされたボール、攻撃に入ろうとしているスパイカー、セッター、瞬時のアイワークで必要な情報を探す。だから更に処理する情報を増やしてやるんだ」
烏養「日向がまさに情報増やしやがる。非常にイライラする相手。“どこに来るんだ?どのタイミングで来るんだ?”って」
烏養 「もちろんセッターは、何も読み取らせてなんかくれないすご腕影山。こいつのせいで、日向はいつでもどこでも攻撃可能だ」
烏養 「あっ…そしてあふれる情報に紛れて…突然牙をむくマイナス・テンポ!」
山口 「お~っし!超速攻、今日一気持ちよく決まったね!」
月島 「この一本でどうこうってことじゃない」
山口 「えっ?」
月島 「そうすれば…サイドがほんの少し決めやすくなって、それが重なれば、ブロックは迷いはじめる」
月島 「ふっ…そしてあわよくば、しびれを切らしたブロッカーがゲス・ブロックしてブロックシステム崩壊」
山口 「ごめんツッキー!」
烏養 「集中しろよ。時間的にこれが、今日ラストセットなんだからな」
「うっす!」
烏養 「東峰、疲れてきても、我慢してフォームきれいに」
東峰 「はい」
影山 「月島!」
影山 「今までどおり上げたぞ。何か問題が…」
月島 「はぁ…はぁ…はぁ…」
山口 「あぁ…ツッキー」
日向 「昼飯食ったのにな」
山口 「お前と一緒にすんなよ!」
月島 「悪いけど僕…機械でも、化け物日向でもないんで…はぁ…はぁ…」
影山 「うっす…」
影山 「(絶対クロスに打つと思った)」
田中 「ほぉ~かげやまが「はげまし」をおぼえた!」
東峰 「いや、今のは励ましじゃなくて…マジのやつだと思うぞ」
二口 「うわっ!!」
二口 「いつまでいんだよ…」
鎌先 「安心しろ!今日は一日暇だ!」
山口 「(俺ですか?俺ですか?俺ですね?俺ですよね?俺ですよね?俺ですよね?)」
烏養 「(あいつ、本当に肝が据わったな。勝負する準備が出来てるヤツは、本当に頼もしいよ)」
烏養 「でも…木下!」
菅原 「木下ナイッサー!」
「オバ!」
木下 「おお~よっしゃ!」
烏養 「お前、呼ばれる度ビビんなよ。その割に決めるくせに」
木下 「はい」
烏養 「次隠れたら、ずっと俺の隣に座らすからな」
木下 「うっ…はい…」
影山・日向「(マイナス・テンポ!)」黄金川 「(やっぱ青根さんすげぇ~!)」
西谷 「オーライ!」
菅原 「(1stテンポのシンクロ攻撃…じゃない!?)」
影山 「(ブロックが超速攻に反応することを分かって…もう一度同じように攻撃を仕掛け、誘う...いや…でもこいつはいつも100%打つ気だ。だから相手もつられやすい。たまたまか…直感か…)」
澤村 「旭 !たたけ!」
東峰 「(県内最強の壁…あのときより、高さも強度も増している)」
東峰 「(でも…不思議と怖くない)」
影山 「東峰さん!」
日向 「すっげぇパワー!」
東峰 「(県内最強の壁…あのときより、高さも強度も増している)」
東峰 「(でも…不思議と怖くない)」
影山 「東峰さん!」
「ブロック3枚!」
西谷 「決めたれ!!!」
日向 「すっげぇパワー!」
影山 「それだけじゃねぇよ」
黄金川 「なあ!影山ってすげぇ練習してそうなのに、全然テーピングとかしてねぇよな」
黄金川 「指痛くなんねぇ?」
黄金川 「俺なんかしょっちゅう爪痛めたりするんだよ。もう今は予防でも巻いてる」
「ありがとうございました!」
二口 「ボール間違えんなよ!」
「うっす!」
黄金川 「なあ!影山ってすげぇ練習してそうなのに、全然テーピングとかしてねぇよな」
黄金川 「指痛くなんねぇ?」
黄金川 「俺なんかしょっちゅう爪痛めたりするんだよ。もう今は予防でも巻いてる」
影山 「指は鍛えてる。指立てとかいろいろ」
影山 「テーピングすると違和感があるからできるだけしない。特に指先は…ボールとの間に0.1ミリでも何かあると、ボールが分かんなくなる。だから爪と指先は、いつも完璧に手入れする」
黄金川 「(はうっ!指の手入れ…)」
黄金川 「俺も今日からやる!」
二口 「どうせ3日も続かねぇよ」
影山 「テーピングすると違和感があるからできるだけしない。特に指先は…ボールとの間に0.1ミリでも何かあると、ボールが分かんなくなる。だから爪と指先は、いつも完璧に手入れする」
黄金川 「(はうっ!指の手入れ…)」
黄金川 「俺も今日からやる!」
二口 「どうせ3日も続かねぇよ」
黄金川 「おう!!」
茂庭 「春高、頑張ってください」
澤村 「はい。ありがとうございます」
木下 「はぁ…はぁ…」
西谷 「くっそ~!」
木下 「(あんな余裕ない西谷、試合中でも見ないな)」
日向 「なあ影山、お前レシーブのとき何考えてる?」
茂庭 「春高、頑張ってください」
澤村 「はい。ありがとうございます」
菅原 「はぁ~…」
澤村 「ん?」
東峰 「絡まれたくないナンバー1」
菅原 「いやいや!鉄壁2年2人組を従えてたヤツだぞ!?」
鎌先 「へぇ~俺もひげにしようかな…」
茂庭 「どこ張り合ってんだよ」
澤村 「自主練はほどほどに!」
「うぇ~い!」
澤村 「特に!山道を越えて帰ったりする系のヤツ!」
日向 「うっ!」
西谷 「ん?」
木下 「今日も練習、つきあうぜ」
木下 「はぁ…はぁ…」
木下 「ちょ…ちょっと待って!ペースが…」
西谷 「サーブ練習は!心拍数上げてやってなんぼじゃ!」
西谷 「んっ…」
木下 「こんにゃろ!」
西谷 「くっそ~!」
西谷 「ふぅ~…ふぅ~…」
木下 「(あんな余裕ない西谷、試合中でも見ないな)」
日向 「なあ影山、お前レシーブのとき何考えてる?」
日向 「お前が言うと物騒」
木下 「西谷さぁ、わざわざ苦手なオーバーやんなくても、アンダーでさばけないこともないんじゃないの?」
西谷 「俺もアンダーで全部取れるなら…それでいいと思ったし、できると思ってたんだよ。でも…もっと上がいる。選択肢が増えるって分かっててやんないなんて、つまんねぇよ」
木下 「おっ…あぁ…またかっこいいこと言いよる」
木下 「(俺だって活躍はしたいけど、しくじるくらいなら成功もいらない。でも…今、俺のサーブにあの西谷が苦戦してる)」
月島 「何?」
山口 「負けられん!」
月島 「別にうまい人が増えるのはいい事じゃん。お前がピンサー外れるわけじゃないし」
山口 「あっ…そうだけど...そうじゃなくて!」
月島 「あっそう」
日向 「(レシーブもスパイクも、いっぺんに練習できればいいのになぁ~影山がいるときはスパイクやりたいしな~)」
日向 「必殺!ロンリーパス練習!」
日向 「じゃあ、ソフトバレーボールでやってみろよ」
夏 「夏もやる!」
日向 「そしたらロンリーじゃなくなるだろ。それに、夏には無理だね」
夏 「夏、体育ならなんでも1番だもん!」
日向 「じゃあ、ソフトバレーボールでやってみろよ」
日向 「まず、ワンバンしたボールを」
日向 「どうだ!ふはははっ!」
夏 「兄ちゃん…ボールと仲よくなったね~ははは 前はボールが知らない人って感じだった」
夏 「でも…今は仲よし!へへへ」
烏養 「おお~!サンキュー!」
嶋田 「おぉ~その顔は、なんかいいことあったか?」
烏養 「へへ、たっつぁんに頼んでたあれ、どうにか間に合いそうだ」