🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
『ハイキュー!!』 第4期1話『自己紹介』ネタバレ🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
第4期1話『自己紹介』Introductions
あっちゃん 「おっす翔陽!朝練?」
日向 「あっちゃんちぃ~っす。うん」
あっちゃん 「早弁にしても早すぎない?」
日向 「違う。これ2回目の朝飯。お昼と間食は別にある」
あっちゃん 「あっ…マジだもんな。これ」
清水 「日向!さっき言い忘れちゃったけど、今日パンフ用の測定やるから放課後できるだけ早く来てね。月島達にも伝えてくれる?」
日向 「はい!!」
影山 「おい!最高到達点で勝負だ」
日向 「望むところですよ影山君。何か賭けてもいいんですよー」
影山 「カレーまん3個」
日向 「乗った!」
日向 「164.2センチ!1.4センチ増!」
山口 「ふふふ 5ミリ増!180.0センチ!」
日向 「どわっ!180超え…」
山口 「つぅか日向はみんなの身長覚えてんのかよ」
月島 「お疲れさま」
山口 「すげぇツッキー!とうとう190超え!」
田中 「縮め!月島!!」
清水 「次!影山!」
武田 「影山君!」
日向 「俺は?」
日向 「分かってるよー!」
澤村 「こういうのって…実力とか伸びしろはもちろんだけど、全体のバランスとかも考えられてるらしいからな~ほぼ初対面が集まるから、まとめ上手なヤツとかさ、リベロとかは…まあ…」
日向 「望むところですよ影山君。何か賭けてもいいんですよー」
影山 「カレーまん3個」
日向 「乗った!」
烏養 「はい!大切に使わせていただきます!えっ?はあ…独身ですけども…間に合ってるっていうか…ははっ」
滝ノ上祐輔「ちぃ~っす。どうよ?」
烏養 「OB会の実家に掛けると…4回に1回、お見合い勧められるんだけど」
滝ノ上祐輔「ははははっ!あっ…で、例の動画の件だけど」
烏養 「あっ!やってもらえるか?」
滝ノ上祐輔「かわいい後輩のためだ。ひと肌脱ぐぜ」
清水 「いい?」
日向 「どうぞ。やってください」
日向 「164.2センチ!1.4センチ増!」
山口 「おお~!すっげぇじゃん」
山口 「ふふふ 5ミリ増!180.0センチ!」
日向 「どわっ!180超え…」
影山 「181」
日向 「てん?」
影山 「9」
山口 「おお~伸びてる」
日向 「勝った!」
影山 「どこかだ!」
日向 「俺の方が1ミリ多く伸びた」
山口 「つぅか日向はみんなの身長覚えてんのかよ」
月島 「どんぐりの背比べ…」
月島 「お疲れさま」
山口 「ツッキー…まさか!」
山口 「すげぇツッキー!とうとう190超え!」
田中 「縮め!月島!!」
東峰 「身長測定ってあんな盛り上がるんだな」
澤村 「お前ら!騒ぐな!」
「武田先生、お電話です。外線2」
武田 「はい、お電話代わりました武田です。はい、あっ、はい!お世話になっております。はいはい…えっ!?」
西谷 「おお~今んとこの最高じゃねぇか!」
山口 「さすがツッキー!」
バスケ部 「何やってんの?あいつら」
バスケ部 「春高のパンフ用にスパイクの最高到達点測ってんだと」
バスケ部 「へえ~さすが全国」
バスケ部 「げっ!俺より跳んでんだけど」
バスケ部 「西谷って身長150くらいだよな?」
西谷 「160だこらぁ!」
バスケ部 「うわぁ!」
清水 「次!影山!」
日向 「何センチ!?」
影山 「ぐんぐんヨーグル1週間分」
日向 「乗った!」
武田 「みんな、いる?」
澤村 「集合!」
「う~っす!」
「しあっす!」
武田 「みんな!お疲れさま!早速ですが、ビッグニュースです!」
武田 「影山君!」
武田 「君に全日本ユース強化合宿の、招集が掛かりました」
澤村 「全…日本!?」
山口 「ジャパン!?」
「すげぇ~!」
谷地 「ユースというのは…19歳以下の日本代表…でしたよね?」
清水 「うん...すごいね...なんか…すごいとしか言えない...」
縁下 「確か…今招集されるメンバーの中から2年後に実際にユースの代表として戦う選手が選ばれるんだよね。世界を相手に。その2年後に向けて日本中の15・16歳の選手たちの中からひと握りの有望株が招集される」
成田 「いや…そこに呼ばれるだけですげぇよ」
木下 「俺らやっぱやばいヤツと練習してたんだな」
木下 「VS世界ですよ。スケール違うわ」
影山 「やめてください」
武田 「ただ、合宿は12月頭の5日間で、1月の春高直前になりますので、強制ではありません。先方からも…」
影山 「行きます!」
澤村 「行くべきでしょう」
澤村 「だって、日本のトップが集まるところですよ!それに俺たちの性質上、今更守りに入ってもしょうがない!!」
日向 「俺は?」
月島 「全日本だよ?ぜーんーにーほーん!19歳以下の日本代表。分かってんの?」
日向 「分かってるよー!」
日向 「「うわぁ!!!」」
影山 「はあ…」
東峰 「刷り込むなよ」
田中 「スガさん!抜け駆けずりぃっすよ!」
菅原 「それな!まあ親バカ的視点もあるけども...」
澤村 「こういうのって…実力とか伸びしろはもちろんだけど、全体のバランスとかも考えられてるらしいからな~ほぼ初対面が集まるから、まとめ上手なヤツとかさ、リベロとかは…まあ…」
武田 「はい聞いて!話はもう一つあります」
武田 「同じく12月の初旬。宮城県内の有望な1年生だけを集めた合宿を行うと、条善寺高校の穴原先生から連絡を頂きました。宮城県全体の、バレーボールのレベルアップを目的とした取り組みの一つということです。こちらは1年生だけということですが。言ってみれば、疑似ユース合宿ですね」
武田 「うちからも一人、お声が掛かっています」
武田 「月島君」
日向 「「うわぁ!!!」」
月島 「春高も近いですし、僕は遠慮…」
澤村 「頑張ってこいよ!月島!」
菅原 「外でもまれるチャンスなんて、なかなかないぞ!月島!」
月島 「(だいぶ間に合ってます)」
武田 「では!二人とも参加ということで、連絡しておきますね」
山口 「うわっ!すっげぇツッキー!県トップの1年だ!」
月島 「合宿…」
田中 「なんだよ!1年だけなんてずりぃよ」
日向 「「うわぁ!!!」」
月島 「春高も近いですし、僕は遠慮…」
澤村 「頑張ってこいよ!月島!」
菅原 「外でもまれるチャンスなんて、なかなかないぞ!月島!」
月島 「(だいぶ間に合ってます)」
武田 「では!二人とも参加ということで、連絡しておきますね」
山口 「影山がユースの合宿行くとこって、なんかすげぇとこだよね」
月島 「東京のナショナルトレーニングセンターでしょ」
山口 「あっそうそう。現役のオリンピック選手もトレーニングしてるとこなんだよね」
山口 「一回入ってみたいよな~」
月島 「忍び込んでみれば?」
山口 「あははは即行で逮捕じゃん」
山口 「俺たちは仲よく留守番しような日向」
月島 「留守番っていったって…どうせ練習じゃん」
山口 「まあね」
影山 「足止まってんぞ!」
日向 「もういっちょ来い!」
日向 「はぁ…はぁ…はぁ…」
東京駅
武田 「東京駅からのルートです」
影山 「“JR”…う…うと?う…」
縁下 「振り仮名はちゃんと振ったのかな?」
田中 「えっ?」
東峰 「どうかした?」
東峰「確かに...この時間にいないって珍しいな~」
穴原 「あぁ…え~っと…?」
穴原 「君…呼ばれてないよね?」
月島 「(スルーだ…僕は知らない。知らない人です)」
黄金川 「うわっ!烏野の10番だろ!」
「えっ、烏野?」
「ああ~あの速攻の」
月島 「バッカじゃないの!」
日向 「だって逮捕は困るだろ?」
月島 「だからってなんでこっちに来んだよ!」
月島 「つぅか逮捕されなきゃ行くのかよ!」
烏養 「てめぇ!ふざけんじゃねぇぞ日向!こらぁ~!」
武田 「日向君、一生懸命と無鉄砲は…別物ですよ」
日向 「ごめんなさい!!!」
穴原 「(烏野の武田先生って…温厚に見えるけど本当は怖いんだろうか)」
日向 「す…すんません!」
烏養 「ああっ!?あっ…」
武田 「日向君、一生懸命と無鉄砲は…別物ですよ」
日向 「ごめんなさい!!!」
穴原 「(烏野の武田先生って…温厚に見えるけど本当は怖いんだろうか)」
日向 「知りたいです!」
武田 「居ても立ってもいられない気持ちは分かりますが、勝手が許されるわけではありません。先方にもご迷惑がかかります。すぐに…」
鷲匠 「ボール拾いが1人増えるくらい、かまわねぇよ」
影山 「はぁ…やっと着いた!」
影山 「(井闥山学院の佐久早聖臣。全国3本指のスパイカーの中で唯一の2年生!こいつを…間近で見れる!)」
影山 「烏野高校1年、影山飛雄!セッターです!よろしくお願いします!」