ハイキュー!! | 第4期13話『稲荷崎高校登場』ネタバレ | HAIKYU!!

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🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi

TVアニメ『ハイキュー!!』 第4期13話ネタバレ

🏐稲荷崎高校バレー部

🔸北信介 Kita Shinsuke キャプテン(WS) CV:野島健児

🔸宮侑 Miya Atsumu(S) CV:宮野真守

🔸宮治 Miya Osamu(WS) CV:株元英彰

🔸角名倫太郎 Suna Rintarō(MB) CV:島﨑信長

🔸尾白アラン Ojiro Aran(WS) CV:笠間淳

🔸大耳練 Ōmimi Ren (MB)CV:宮園拓夢

🔸赤木路成 Akagi Michinari(L) CV:松浦 義之

🔸銀島結 Ginjima Hitoshi(WS) CV:山本匠馬

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第4期13話『2日目』

田中 「脈あり...とは？」

田中 「送りましょうか？」

清水 「大丈夫」

田中 「持ちます！」

清水 「練習して」

田中 「今まで俺には脈がなかった...でも今の俺にはある。つまり俺は…今生まれたということ？」

木下 「田中？しっかりしろ！お前はとっくに生きている！縁下のせいだぞ！」

縁下 「はいはい」

武田 「今日は本当にお疲れさまでした。すでに意識は明日に向いているとは思いますが、それでも、改めて言わせてください！」

武田 「貴重な全国での1勝、おめでとうございます！」
「「イエーイ！」」

烏養 「よし、じゃあ明日の話だ。もうな...今更現実は変わんねぇから言うけど」

烏養 「相手は今年のインターハイ準優勝チーム」

烏養 「兵庫県代表の稲荷崎高校」

烏養 「まぁあれだ、優勝候補ってやつだ」

烏養 「まずポイントゲッターは4番の尾白アラン」

烏養 「高さもパワーもあって、梟谷の木兎同様、全国3本指に最も近い。っていうか調子さえよければ、それも超える可能性がある」

烏養 「対ウシワカと同じく、止めることと拾うことを切り離して考えないこと。トータル・ディフェンスで捕まえる」

烏養 「それと、ミドルブロッカー10番、角名倫太郎。身長はミドルブロッカーにしたら低い方だけど、センスの塊って感じのヤツ。攻撃にはしつこく食いつけ。こっちの速攻にも確実に慣れてくる。スペースを広く使って攻撃してくれ」

烏養 「主砲二人を含め、全スパイカーを絶妙に使い分けるセッター 宮侑。影山はユース合宿で会ってるな？」

影山 「はい」

菅原 「高校No.1セッターって言われてるヤツだよな」

影山 「スパイカーがうまくなったと錯覚するセットアップ...らしいです。確かにすげぇ打ちやすいっす。ぶれない 乱れない」

烏養 「こいつが厄介なのは、セットアップだけじゃなくてな…」

影山 「サーブ」

烏養 「うん」

影山 「宮さんは、少し前からスパイクサーブとジャンプフローターの二刀流です」

西谷 「どっちで来るか…ギリギリまで分かんないってことか」

田中 「レシーブの陣形が組みづらいっすね」

影山 「中総体とインターハイで、ベストサーバー取ったことあるそうです」

東峰 「その情報聞きたくなかった…」

影山 「さぁ～せん」

日向 「全国の1番と2番、両方とやれるってことか！」

影山 「第1シードの井闥山が決勝まで来ればだろ。反対側のブロックだから」

日向 「おお～そっか、でも井闥山に勝ったヤツいたら、そこが1番じゃん！」

影山 「そうか～そうか！！」

菅原 「はあ～慣れない！慣れないわ～！お前らのその変な自信」

叶歌 「あっ、龍ちゃん！」

縁下 「脈ありってやつだな」

叶歌 「龍ちゃん、あのね、私ね...」

叶歌 「私ね...私ね...私ね...私ね...」

田中 「す…すまん！俺には心に決めた人がいるんだ～」

「なんだよ叶歌。中で待ってろよ。寒いだろ？」

田中 「うっ…ん？」

田中 「(美女に育った叶歌。都会の夜、年上のシティボーイ)」

田中 「(俺...もしや完全に勘違った？)」

田中 「聞かなかったことにして！」

叶歌 「浩にいちゃん…私今…失恋したかも」

「えっ！？ド…ドンマイ？」

叶歌 「ごめん…なんでもない。ここに恋愛しに来たわけじゃない」

「そ…そう？」

叶歌 「私…全部勝つから」

🏐翌日

烏野高校 vs 稲荷崎高校

菅原 「あれか…たとえ宮侑を崩しても双子の治が補完する」

菅原 「高校バレー界最強ツインズ…宮兄弟」

「稲荷崎は今日が初戦ですが、調子はどうでしょうか？」

北 「はい。どんなチームにも、初戦というのは怖く重いものですが、みんな落ち着いていますし、調整も問題ないので、いい雰囲気だと思います」

山口 「あれ？町野アナじゃない？インタビューこっちにも来たらどうしよう。どうする？」

月島 「強豪に密着でしょ？心配しなくてもこっちには来ないよ」

日向 「山口、ピース！ピースしに行こう」

月島 「やめろ」

山口 「(俺まで怒られた！)」

田中 「昨日は急に変なこと言ってすまんかった！忘れてくれ」

叶歌 「ううんこっちこそ。にいちゃんが急にごめん」

田中 「えっ？お前、兄貴いたっけ？」

叶歌 「こっちに住んでるいとこなの。こっちで試合のときは、いつもお守りとか差し入れとか持ってきてくれて」

田中 「へえ～いいにいちゃんだな」

田中 「(あっ？ってことは…勘違いが勘違いで…)」

叶歌 「あのね、私ね、龍ちゃんのおかげで、猫背が治ったよ！私、うまくなったから見ててね」

田中 「(そうだ。叶歌はうまくなった)」

田中 「(置いてきぼり食らってんのは俺の方)」

田中 「(負けねぇ！)」

宮侑 「飛雄君。元気しとった？」

影山 「はい」

宮侑 「今日頑張ってな。俺、下手くそと試合すんのほんま嫌いやねん」

月島 「(うわぁ)」

縁下 「(強豪怖っ)」

影山 「俺は下手くそじゃないです」

宮侑 「知っとる知っとる」

影山 「あいつは下手くそですけど」

日向 「なんてこと言うんだ！」

影山 「弱くはないので。大丈夫だと思います」

日向 「おお～！セカンドユニフォームになっても、やはりノヤっさんの主役感！影山やっぱオレンジ似合わねぇな」

影山 「うるせぇ全身ミカン野郎」

日向 「なんだと！？」

山口 「慣れないけどしかたないね。相手も黒だから」

月島 「君はなんかもう、色がうるさい」

田中 「月島には言われたくねぇよな」

山口 「ううっ胃が…」

日向 「でかいラッパかっけぇ！」

澤村 「よし！行くぞ！」

澤村 「行くぞ！」

澤村 「行くぞ！！」

🏐公式ウォームアップ

宮侑 「幽体離脱時間差！」


「いいぞ宮！」

尾白 「ほんまよう跳ぶなぁ」

武田 「誰も、烏野が白鳥沢に勝つなんて思わなかった」

武田 「また、みんなをびっくりさせましょう！」

「「しあ～っす！！！」」

日向 「な…なんだあれ！かっけぇ！」

「そ～～」

宮治 「あらら」

「れっ！」

烏養  「おい！身構え過ぎんな。硬ぇぞ！ナイフが飛んでくるわけじゃねぇんだから」

「はい！」

「こっち見た！」

宮侑 「(俺のサーブの邪魔すんなや。このやかまし豚！)」

「すみません。サーブのときは静かにしてもらえますか」

「な…何よ！」

「テレビでよくやってるやつじゃん」

宮侑 「あか～ん！」

宮治 「しょぼっ」

宮侑 「うっさいわ！サーブトスちっと流れたな」

実況「今回の試合の注目は、高校ナンバー1セッターの呼び声高い、稲荷崎の宮侑でしょうか」

実況「そうですね。それと今回は、烏野のセッターにも注目したいですね」

実況「烏野高校・影山飛雄。こちらもユース候補になっている有望な選手です」

実況「まさに東西セッター対決！」

日向 「(いい感じに跳べた！)」

日向 「打つの忘れた！」
影山 「同時にやれねぇならやるなぼげぇ！」

尾白 「打つの忘れたって言うた？」

角名 「言いましたね」

宮侑 「(こいつ、今までのジャンプがマックスやなかったんか？)」

宮治 「俺ら相手に、実験ぶっ込んできよったんか？」




宮侑 「飛雄君も、我が道行くタイプやと思たけど…」

宮侑 「こっちも大概やな」

 

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