🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第4期15話ネタバレ
🏐稲荷崎高校バレー部
🔸北 信介 Kita Shinsuke キャプテン(WS) CV:野島健児 🔸宮 侑 Miya Atsumu(S) CV:宮野真守 🔸宮 治 Miya Osamu(WS) CV:株元英彰 🔸角名 倫太郎 Suna Rintarō(MB) CV:島﨑信長 🔸大耳 練 Ōmimi Ren (MB)CV:宮園拓夢 🔸赤木 路成 Akagi Michinari(L) CV:松浦 義之 🔸銀島 結 Ginjima Hitoshi(WS) CV:山本匠馬
第4期15話『見つける』
角名「うわっマジでやった…」
宮侑「
飛雄くんほどの精度は無理やけどな〜かっこいいモンはマネしたいやんか~フッフ」
尾白「双子ならではの信頼感やな~兄弟ってええなぁ~」
宮治「(信頼...別にツムを信頼なんかしてへんけども)」
宮治「(人の言う事聞いてへんし)」
宮治「起こしたし日直やから先行く言うたやん」
宮治「(貸したもん返さんし)」
宮治「それは一回返した奴が言う台詞や」
宮治「…オイ(嘘つくし)」
宮治「(でも別に信頼なんかいらんやろ。ボール来るって“知っとる”し)」
西谷「
大地さん!」
西谷「
旭さん!!」
日向「ぬあっ!!」
実況「これも速い!
烏野1年生コンビに勝るとも劣らないスピード感です!」
宮侑「あんま褒めんといて!」
稲荷崎12 vs 烏野 10 宮侑「(
飛雄くんはレシーブが乱れた時ほど速攻を捻じ込んで来る。そして俺らの速攻を見せられた直後なら、ここで使うのは)」
実況「シャットアウトー!!稲荷崎、今度は “本家” を封じたー!!」
実況「今のは日向君に上がると確信していた様なブロックでしたね…!」
稲荷崎14 vs 烏野 11
実況「宮兄弟が止まらない!まさに最強の挑戦者!」
「…あの小さい10番、凄い得点力ですけど、唯一無二の様な攻撃をあっさり使われるのは凹むでしょうねえ」
『全日本男子代表チーム監督・雲雀田吹 』
雲雀田吹「彼は今まで
影山無しではあまり評価されて来なかったと思うんだよねえ。そんでこの先、
影山って
セッターとだけやっていくわけじゃない」
雲雀田吹「あの速攻に関して言えば、日向翔陽にとって侑は、自分にボールを届けてくれるセッターが他にも居るという証明。“唯一無二じゃない”って事は彼には吉報なのじゃないかなぁ」
宮侑「(規則的な不規則やで!飛雄くん!!)」
「アウト!!」
実況「ブロックに当たっています!
烏野の得点!」
烏養「(あれは強がりでも何でもなく、自分はただ最善と思うトスを上げるだけ。その先の全てまで自分の手の中にあるワケじゃないって意味。前の
影山なら、全部自分で何とかしようとしてたかもしれないのになあ)」
実況「今度は
烏野が止めたー!!
宮兄弟を止めました!1年生月島蛍!」
武田「やりましたね!!」
烏養「変人速攻の最大の敵は、ブロッカーの “慣れ”!そんで、もし “変人速攻キラー”がいるとするなら、散々
日向を止めた"
伊達工の
青根"か、"
音駒の
犬岡"か」
烏養「日常的に変人速攻を見慣れていて、そんで恐らく変人速攻が大嫌いな"
月島"でしょ」
月島「これ、止めてみたかったんですよね」
宮侑「なん…」
観客「
烏野って初めて聞いたけど結構粒ぞろいだよな」
観客「あの速攻やべぇし、サムライ強えし、リベロうめぇし」
観客「あの坊主の5番は?」
観客「元気枠?」
観客「なんだそれ~ははは」
田中「うおおおおおお!!」観客「元・気 ハハハハッ」
稲荷崎17 vs 烏野 16月島「さっきのは分かりやすかったから、止められましたけど、あの速攻の厄介さは変わらないですよ」
木兎「ツッキーが飛ぶ気だ!!」
角名「(コレゼッタイ
白鳥沢ん時より高いじゃん)」
「「ウオオオオオオオ!!」」菅原「何だあいつら~ハイタッチとかしろよ」
縁下「…
月島は"うまくいってるけど認めるのはシャクだ"顔。
影山は"ガントバされたからとりあえず返してる"顔」
宮侑「(
ユース合宿からそんな時間経ってへんやん)」
宮侑「(
飛雄くんに何があってん)」
稲荷崎18 vs 烏野 17烏養「(さあ勝負だぞ…!)」
木下「(しかも相手はテレビとか雑誌で見たことのある連中だよ)」
烏養「おい!
木下久志16歳。今の
稲荷崎のレシーバーは
銀島結17歳。
宮治16歳。
赤木路成18歳だ!以上!!」
木下「(…相手は大学生でも...社会人でも...宇宙人でもない...)」
烏養「お前に、
犬岡をやってもらおうと思う。
日向が
宮治をピッタリマーク。代わりにレフト・セッターからの攻撃には
日向以外の2人で必ず2枚つく」
烏養「助走有りのブロックなら
日向の到達点はチームトップクラスだし、反応も早い。ちゃんと張り合える」
宮侑「(いける)」
実況「決まったー!!!164cmが183cmをブロック!!」
「うおおおおおお!」
稲荷崎18 vs 烏野 18
日向「みみ....み...見たかね...かか...
影山くん!」
影山「まぐれだろ!おめえが一番びっくりしてんじゃねえか」
宮治「(改めて凄いバネやな…急に視界に入ってきよる)」
宮侑「したなー」
実況「やられっぱなしでは済ませない、あえての2連続でしょうよね侑くん」
菅原「ナイッサーナイッサー」
木下「セッターにアンダー使わせることも出来なかったっす (もっと際どいとこ狙えた筈だ…!)」
木下「(相手は大学生でも社会人でも宇宙人でもない。けど、わかってる!同じ高校生じゃない!俺なんかより努力して経験も積んでる高校生だ!チャンスは等しくない...でも有る!!うちの変人1年にならもっと有るぞ!!)」
宮侑「(ほんまエライバネやな)」
宮侑「(んで それ以上も以下もない)」
実況「ネット際の攻防は
稲荷崎が押し切った」
宮治「あれ、思てたより手応え無いんやな」
山口「ああーっ」
月島「仕方ないじゃん経験値が違うんだし、まあ今の押し合いはたまたまだけど」
月島「1対1でブロック抜かれ続けるのはストレスだろうね」
月島「一本目ラッキーで止めたから尚更」
烏養「
稲荷崎は変人速攻にもう対応してきている。“紛れる”を解禁しよう」
日向「うおっ!!」
日向「!オッス 計画通り!!」
烏養「…お前 忘れてたの?」
月島「最初は頭に入ってたけど双子の速攻見てからは」
月島「俺の方が速いとかそんなことばっか考えてた...とかかな...」
日向「くうっ...」
烏養「熱くなっちゃダメ!本日2回目」
宮侑「嘘つけ!!」
宮侑「"とりあえず囮に入ります"みたいな入り方しよってバレバレや!!」
宮治「うるさいわ!!全部全力で跳んでたら最後までもたんわ」
宮侑「打ったら決まるんだからキバれ!」
宮侑「それともあの小っこいブロック怖いんか!」
宮治「怖いわけあるかい」
宮治「!?お おう」
日向「(怖くないのか…怖ぇブロックっつったら)」
日向「(
青根さん。でも
伊達工はだいたい2枚以上でくわって)」
日向「(1対1)」
日向「(1対1で一番嫌だったブロックは誰だ)」
日向「(誰だ...)」
日向「(誰だ...イヤなブロック)」
日向「(イヤな...誰だ...誰だ...おっ!!)」
宮侑「(サボんなサボんなサボんな)」
宮治「(わかっとる)」
日向「(1対1で一番イヤだったブロック!!)」
松川「クロスには打たないでね?打てないよね??」
西谷「ダッシャアアッ!!」宮治・
大耳・
尾白「(10番が入って来ない)」
烏野「(シンクロ攻撃)」
「しゃあ!」 実況「烏野高校ブレイク!再び同点!!」
日向「うっす。すっげーイヤだったブロックっス…」
松川「へっくし!!」
花巻「お大事にどうぞ」
西谷「何にしてもやるじゃねぇか!!」
日向「攻撃だけの男ではな...!」
日向「聞けよ!!オイ
影山!!」
宮治「…何や腹減ってくるなぁ」
稲荷崎20 vs 烏野20
雲雀田「戦いの構図は"格上に挑む新参者"だけど、
烏野に“対応”しようとしているのは
稲荷崎の方だ。今のところね」
「
アラン!!」
「3枚ブロック」
尾白「よし!!」
西谷「
旭さんもあーゆーの打ってええんですよー」
東峰「いや無理無理。上は無理でしょ」
菅原「切ってくれ切ってくれ」
日向「(良さげ!良さげな2段トス!!)」
影山「(まぐれだな)」
「3枚ブロック!!」
月島「アハハハ」
東峰「(何か...スンマセン)」
木兎「…ここにきてまだ新しい事試すのか」
赤葦「え?」
木兎「カラスめ!!」
稲荷崎22 vs 烏野22 日向「(貴重な後衛のターン)」
日向「しゃあ~!!シャッシャッ!!シャッ!!」
日向「10点とってこいよ」
日向「くうっ...」
菅原 「いけ...いけるぞ...今...何て言うか...いける感じの空気だぞ」
山口「(ひとつひとつ いつも通り 歩き方 ボールの触り方)」
山口「(狙いはエース。理想は"膝をつかせる"こと)」
山口「(椿原戦と同じ、"リセットの視点")」
山口「(あれ?)」
山口「(ウォームアップの時は見えてたのに...)」
山口「(落ち着け...他のモノだっていいんだから)」
山口「(集中!昨日はうまくやったじゃんか!リセット...リセット...)」
嶋田誠「忠!!」 「もう一本!」