🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第4期9話ネタバレ
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
第4期9話『それぞれの夜』
澤村 「(いやいやいやいやいや!旭…東峰旭...あっ?菅…菅…あっ?)」
菅原 「おっ」
清水 「あれ?ごめん。私…時間間違った?」
菅原 「みんなで初詣なんて初めてだな~正真正銘“初”詣ってな~!」
菅原 「おい!ってことは去年のは何なんだよ!ただの“詣”かよ~!」
澤村 「お前もってんなぁ」
菅原 「大凶だったらネタになるし、逆にラッキーみたいな感じあるけど、微妙に凶!」
澤村・菅原 「末吉」
東峰 「そっちの方が微妙じゃねぇか!」
清水 「神様にお願いしても、試合に勝たせてもらえるわけじゃない」
母親 「どこ行くの?」
澤村 「えっ?部活」
母親 「試合なら、昨日全部終わったでしょ?」
澤村 「はっ?」
澤村 「(いやいやいやいやいや!旭…東峰旭...あっ?菅…菅…あっ?)」
田代秀水 「お~っす!」
澤村 「なんで…バスケやってんすか?」
田代秀水 「だってここはバスケ部の体育館だぞ」
澤村 「バ…バレー部は?ほかの連中は!?」
田代秀水 「ほかって誰のこと?」
澤村 「あっ…誰って…」
田代秀水 「バレー部は…お前一人だろ」
「ワンワン!ワンワン…!」
澤村 「最悪だ...最悪の初夢だ…」
澤村 「(完全に早すぎたな...待ち合わせの時間まで30分もある)」菅原 「おっ」
清水 「あれ?ごめん。私…時間間違った?」
清水 「あけましておめでとうございます」
菅原 「おい!ってことは去年のは何なんだよ!ただの“詣”かよ~!」
菅原 「おい!いいかげんにしろよ!」
澤村 「違う!お前が落ち着け!スガ!」
澤村 「お前は多少のリアクションしろよ!呼吸で精いっぱいかよ」
東峰 「うん…」
菅原 「おみくじ引こう」
澤村 「おお~俺も!何年ぶりだべ」
東峰 「ああ…悪いの出たらへこむしなぁ…」
菅原 「大丈夫だ!考え過ぎ」
菅原 「マジか~!」
澤村 「お前もってんなぁ」
菅原 「大凶だったらネタになるし、逆にラッキーみたいな感じあるけど、微妙に凶!」
清水 「朝の占い11位的な」
澤村・菅原 「末吉」
東峰 「そっちの方が微妙じゃねぇか!」
澤村 「そういえばさ、お参りするときって…神様にお願いするより、日頃の感謝するんだっけな?確か」
東峰 「えっ!?すげぇお願いばっかしちゃったよ!試合のことから将来のことまで...あっあと、隣ん家のじいちゃん犬の健康までお願いしちゃったよ」
東峰 「神様に図々しいと思われた…」
澤村 「神様はそんな心狭くねぇさ」
菅原 「まあ、試合に勝てますようにくらいは思っちゃうよなー」
清水 「神様にお願いしても、試合に勝たせてもらえるわけじゃない」
東峰 「あぁ…」
菅原 「言っちゃう?今、それ言っちゃう?」
清水 「大丈夫!神様の助けがなくても…大丈夫よ」
日向 「山口と初詣兼必勝祈願行くけど来るかよ??」
影山 「行かない」
澤村 「(あれは夢だろ?)」
日向 「キャプテン!」
「ちぃ~っす!」
澤村 「何やってんだお前ら?今日は体育館開かないだろ」
日向 「初詣行った帰りに来てみたら、みんなに会ったっす!」
影山 「ランニングの途中、なんとなく」
田中 「酔っ払い姉から逃げてきました…」
西谷 「猛者を求めて」
澤村 「お前らはマグロか」
田中 「えっ?」
澤村 「動いてないと死ぬのかっての!」
池尻 「澤村?うぇ~い!」
澤村 「おらおら!休みは休むためにあるんだ。風邪なんかひいたらぶっ飛ばすぞ!」
澤村 「コートがバスケ部に乗っ取られてないか見に来たんだ」
澤村 「はぁ…まったく…」池尻 「澤村?うぇ~い!」
澤村 「池尻!」
池尻 「なんだよ?緊張してんのかよ?」
池尻 「みんながお前らを見ているぞ」
池尻 「決勝、テレビで見てたよ。すごかった」
澤村 「おう」
池尻 「なんだよ?緊張してんのかよ?」
澤村 「ああ~すげぇしてる」
池尻 「ふぅ…あの白鳥沢破って、全国行くってだけですげぇことだ。プレッシャーなんか感じることない。気楽に頑張ってこいよ」
池尻 「なんつってな」
澤村 「ん?ん?」
池尻 「超期待してっからな澤村!念送ってるからな」
池尻 「みんながお前らを見ているぞ」
澤村 「あっ…」
池尻 「勝てよ!俺たちの分も!」
日向 「行ってきます!」
日向 「うお~!」
田中 「スカイツリーだ~!」
池尻 「勝てよ!俺たちの分も!」
澤村 「そうだよな!」
池尻 「えっ?」
澤村 「俺、ビビり過ぎだよな!一人なわけあるか!」
日向 「行ってきます!」
日向 「うお~!」
西谷 「本物の…」
田中 「スカイツリーだ~!」
日向 「でけぇ~!」
澤村 「お~い!まずは宿に荷物を置いてから、猫又先生の紹介でお借りできた体育館で軽く調整だ」
澤村 「いいか?分かってると思うが…」
澤村 「宿で騒ぐんじゃねぇぞ」
日向・西谷・田中 「うぃっす…」
澤村 「お~い!まずは宿に荷物を置いてから、猫又先生の紹介でお借りできた体育館で軽く調整だ」
澤村 「いいか?分かってると思うが…」
澤村 「宿で騒ぐんじゃねぇぞ」
日向・西谷・田中 「うぃっす…」
「あざ~っす!」
田中 「あぁ…マジか」
田中 「これが宿!?すげぇ!!!」
田中 「ん?」
田中 「これ!絶対座敷童とか出る系のやつ!」
西谷 「おお~!」
日向 「探検しようぜ~!」
日向・西谷・田中 「うぇ~い!」
日向・西谷・田中 「うっす…」
菅原 「おい!取れるボールだろ!」
日向 「あっ、はい!」
東峰 「なんか…ここ酸素薄くない?」
縁下 「いえ、平地ですので…」
烏養 「心臓小さ組が本領発揮してやがるな」
武田 「日向君は、緊張をだいぶ飼いならしたかと思っていましたが、さすがに初の全国大会前となると…しかたないですかね」
烏養 「まあ、こういうときのためにも、たっつぁんにビールおごったんだ。大丈夫」
烏養 「お前らに見てもらいたいものがある」
澤村 「1回戦の相手の見直しですか?」
烏養 「いや、そっちはとりあえずいい。見てもらうのは滝ノ上電器店渾身のORE SUGEE DOUGAだ!」
烏養 「今までのお前たちのファインプレー集だ。全員分あるぞ」
「おお~!」
日向 「すげぇ~!」
田中 「うお~!かっけぇ!」
西谷 「おっ、こ…この曲は!」
武田 「もしやそれぞれにテーマ曲付きですか?」
烏養 「映像や音楽の力を借りて、ベストな自分を脳に焼き付ける」
烏養 「イメージできるってのは、すげぇ重要なことだから」
月島 「一緒に行けって言うんじゃないんですか?」
縁下 「お前もさっきからウロウロしてるとこ見ると、落ち着かないんだろ?」
月島 「うっ…僕がその二人についていけると思います?」
縁下 「お借りします」
月島 「はぁ…僕が帰るって言ったらすぐさま帰るから」
西谷 「おっ、こ…この曲は!」
武田 「な…何やら想像以上にハイクオリティー」
武田 「もしやそれぞれにテーマ曲付きですか?」
烏養 「たっつぁんが、あいつらの兄弟友人にリサーチ済みだ」
武田 「おお~!」
武田 「直前まで対戦相手の分析をするものと思っていましたが」
烏養 「自分の力が出せなきゃ話になんねぇからな」
烏養 「映像や音楽の力を借りて、ベストな自分を脳に焼き付ける」
烏養 「イメージできるってのは、すげぇ重要なことだから」
縁下 「はい」
菅原 「なんだよ!副キャプテンの俺に頼めよ!」
澤村 「お前は何かと悪乗りするからダメ」
菅原 「ちぇ~!」
影山 「走ってきます」
日向 「俺も今日全然動き足りないんで走ってきます!」
縁下 「えっ?いやダメだろ!」
日向 「ん?」
縁下 「どう考えても、お前らはダメだろ!外は東京砂漠なんだぞ!!」
縁下 「(でも…それで今晩眠れないなんてことになったら困るしな)」
月島 「無理です」
縁下 「まだ何も言ってない!」
月島 「一緒に行けって言うんじゃないんですか?」
縁下 「お前もさっきからウロウロしてるとこ見ると、落ち着かないんだろ?」
月島 「うっ…僕がその二人についていけると思います?」
縁下 「ありがとうございます」
「いいのいいの。好きに使って。オンボロだけど」
縁下 「お借りします」
月島 「はぁ…僕が帰るって言ったらすぐさま帰るから」
菅原 「うん、いつもしてる時間だ」
菅原 「烏養さんの思うつぼかよ」
武田 「全日本バレーボール高等学校選手権大会。通称“春の高校バレー”」
成田「どうしたんだ?お前ら」
田中 「だって…今まさに潔子さんがお風呂タイムを迎えたんだぞ!」
西谷 「これが平静を保っていられるか」
田中 「油断すると妄想がせっかくのORE SUGEE DOUGAをかき消してしまう!」
西谷 「俺もだ!!!」
成田 「お前らの場合、どっちが脳内にあっても問題ないだろ」
武田 「全日本バレーボール高等学校選手権大会。通称“春の高校バレー”」
日向 「来た!!!小さな巨人が戦った舞台!」
影山 「お前の言う小さな巨人の頃の会場は、こっちじゃなくて代々木の方だろ」
日向 「はい黙って!雰囲気!雰囲気が大事なんだから!」
日向 「うわっ!っとと…あっ」
西谷 「(これは)」
西谷 「(まさかこれは…夢にまで見たラッキーなハプニングのエロ。すなわち!ラッキー・エロ。すまない。これは不可抗力だ。ありがとう…神様。ありがとう…翔陽…)」
叶歌 「大丈夫ですか?」
西谷 「はっ!はい!大丈夫です!」
田中 「お~い叶歌だろ!?久しぶりだな」
叶歌 「りゅ…龍ちゃん!久しぶり!」
西谷 「龍?知り合いなのか!?」
田中 「おう、新山女子のウイングスパイカーだ」
叶歌 「元気だった?」
田中 「いつだ?小4ぶりか」
叶歌 「そうだね」
田中 「相変わらずでっけぇな…」
田中 「(なんか…すげぇ育ってる)」
東峰 「田中固まってら」
日向 「木兎さん!」
木兎 「ネット挟んだら容赦しねぇぜ」
日向 「はい!」
木兎 「だはははっ!おっ!ツッキー!ツッキー!」
木兎 「ツッキー?あれ?ツッキー背ぇ伸びた?伸びたよな?」
木兎 「来たなおい!俺の一番弟子よ」
「弟子ってあのキョドリチビ何者?」
木兎 「ネット挟んだら容赦しねぇぜ」
日向 「はい!」
木兎 「だはははっ!おっ!ツッキー!ツッキー!」
木兎 「ツッキー?あれ?ツッキー背ぇ伸びた?伸びたよな?」
黒尾 「よう!本物のスカイツリーは見れたのかな?」
黒尾 「お上りカラス」
黒尾 「あらあらまさか緊張していますの?サームラさん」
澤村 「無駄口の多さこそ、緊張の証しじゃないかね?クローさん」
「お待たせいたしました」
「大会優勝旗の入場です。そして全国47地区の代表校の入場です」
武田 「(みんな、落ち着きがなくなるのはしかたのないこと)」
「宮城県代表」
「男子、烏野高等学校。女子、新山女子高等学校」
影山 「始まる…」
日向 「オレンジコートの戦い!」
武田 「(みんな、落ち着きがなくなるのはしかたのないこと)」
烏養 「うっ…分かってるよ」
日向 「くっ…んっ」
影山 「また便所か?」
日向 「ち…違うわ!」
「宮城県代表」
「男子、烏野高等学校。女子、新山女子高等学校」
影山 「始まる…」
日向 「オレンジコートの戦い!」