伊地知潔高「我々の窓が呪胎を確認したのが、3時間ほど前」
伊地知潔高「避難誘導9割の時点でも現場の判断により施設を閉鎖。半径500m内の住民も避難が完了しています」
虎杖「伊地知さん、質問。"窓"ってなんすか?」
伊地知「"窓"というのは、呪いを視認できる高専関係者のことです。呪術師ではないですが」
虎杖「おぉ なるほど」
伏黒「本来、呪霊と同等級の呪術師が任務にあたるんだ。今日の場合だと、五条先生とかな」
虎杖「そ...そっか」
虎杖「は?」
伏黒「そもそも、高専でブラブラしてていい人材じゃないんだよ」
五条「お土産は期待するな」
伊地知「残念ながら、この業界は人手不足が常、手に余る任務を請け負うことは多々あります。ただ、今回は緊急事態で異常事態です。"絶対に戦わない事" 特級と会敵した時の選択は、"逃げるか" "死ぬか"です」
伊地知「残念ながら、この業界は人手不足が常、手に余る任務を請け負うことは多々あります。ただ、今回は緊急事態で異常事態です。"絶対に戦わない事" 特級と会敵した時の選択は、"逃げるか" "死ぬか"です」
「あの!正は!」
「駄目です。下がってください!」
「息子の正は大丈夫なんでしょうか...!!」
伊地知「お引き取りください。何者かによって施設内に毒物が撒かれた可能性があります。現時点でこれ以上のことは、申し上げられません」
「そんな...どうして...どうしてこんなことに...」
虎杖「伏黒...釘崎...助けるぞ」
伊地知「お引き取りください。何者かによって施設内に毒物が撒かれた可能性があります。現時点でこれ以上のことは、申し上げられません」
「そんな...どうして...どうしてこんなことに...」
虎杖「伏黒...釘崎...助けるぞ」
伏黒「帳だ。今回は住宅地が近いからな。外から俺達を隠す結界だ」
虎杖「すけぇな!!」
釘崎「な...なんで!!?わ...私達今...ここから入ってきたよね?」
釘崎「...惨い...」
伏黒「3人...でいいんだよな」
虎杖「この遺体持って帰る」
釘崎「え?」
虎杖「あの人の子供だ」
釘崎「でも...」
虎杖「顔はそんなにやられてない。遺体も無して"死にました"じゃ母親としたら納得できないだろ!」
伏黒「ここは少年院だぞ。呪術師には現場のあらゆる情報が事前に開示される」
伏黒「(バカな!!呪いの気配は玉犬が)」
宿儺「断る。お前の中の俺が終わろうと、切り分けた魂はまだ18もある」
宿儺「だろうな~だが俺にばかり構っていると、それこそ仲間が死ぬぞ~」
伏黒「(呪術じゃない...ただ呪力を飛ばしただけだ)」
虎杖「伏黒!伏黒!伏黒!!」
伏黒「出来るわけねぇだろ!!特級相手に片腕で!!」
虎杖「よく見ろって...楽しんでる...完全になめてんだよ俺達のこと!時間稼ぎくらい何とかなる」
虎杖「うわっ!!」
虎杖「(辛い辛い辛い辛い...何て俺は...)」
虎杖「(あの時俺が指なんか拾わなければ...食わなければ...あの時...あの時...)」
「人を助けろ...」
虎杖「(俺は...こんなに...弱かったのか...)」
釘崎「お前!顔覚えてるからな!」
虎杖「("正しい死"か?じゃねぇよ!!甘えんな!!)」
夜蛾 「呪術師に悔いのない死などない」
宿儺「(あぁ~あちらを追ったところで直前に小僧に代わるのがオチか...となると奴らが一番困るのは...)」
宿儺「(これだろうな~!振り出しに戻してやる)」
宿儺「おい、ガキ共を殺しに行くぞ。ついて来い」
宿儺「バカが」
宿儺「あ!いかん~!こっちも治してしまった」
宿儺「散歩はイヤか?まぁ 元来、呪霊は生まれた場に留まるものだしな~よいよい~それなら...ここで死ね!!」
宿儺「おーい!どうした!?」
宿儺「もう終わリではないだろうな?そうだ~ほら、頑張れ頑張れ~」
宿儺「呪霊と言えど腕は惜しいか?」
伊地知「んっ」
伏黒「どうせなら1級以上の術師をよこしてもらうようお願いします。ま、居ないと思うけど」
伊地知「努力致します。では...」
伏黒「(アイツがもしもの時を)」
伏黒「死なせたくありません。私情です。何とかしてください (俺にはアイツを始末する責任がある)」
宿儺「おーい、知ってるか?我々は共に"特級"という等級に分類されるそうだ」
宿儺「俺と~お前がだぞ~」
宿儺「いいぞ!特級!頑張れ頑張れ~」
宿儺「嬉しそうだな~褒めてやろうか?」
宿儺「だが呪力による治癒は人間と違い、呪霊にとってそう難しいことではないぞ~お前も、この小僧も、呪いとは何たるかまるで分かっていないな~いい機会だ!教えてやる!本物の呪術というものを」
宿儺「領域展開」
宿儺「伏魔御厨子(ふくまみづし)」
伏黒「死なせたくありません。私情です。何とかしてください (俺にはアイツを始末する責任がある)」
宿儺「俺と~お前がだぞ~」
宿儺「いいぞ!特級!頑張れ頑張れ~」
宿儺「嬉しそうだな~褒めてやろうか?」
宿儺「だが呪力による治癒は人間と違い、呪霊にとってそう難しいことではないぞ~お前も、この小僧も、呪いとは何たるかまるで分かっていないな~いい機会だ!教えてやる!本物の呪術というものを」
宿儺「領域展開」
宿儺「伏魔御厨子(ふくまみづし)」
虎杖「それは同じなの?」