ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第9話ネタバレ
第9話 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
ヴァイオレット「少佐! 少佐!」ヴァイオレット「少佐!!」
ギルベルト「逃げろ...私を置いて逃げろ」
ヴァイオレット「できません!少佐を連れて逃げます」
ヴァイオレット「逃げません!少佐が残るのならばここで戦います!」
クラウディア「ここだと思ったよ」
クラウディア「言えなかったんだよ...君は自分のことよりあいつの身ばかりを案じていて...」
クラウディア「会社に戻るんだよ...君は...うちの自動手記人形だろ」
クラウディア「決戦開始の直前...あいつは俺の所へ来て言ったんだ」
兵士「あっ、中佐」
クラウディア「俺は軍は…まあいい。休め」
兵士「はっ!」
クラウディア「何かあったのか?」
兵士「ケスクレールの街がガルダリクの和平反対派に襲撃を受けました」
クラウディア「反対勢力が活発化しているとは聞いていたが…状況は?」
兵士「制圧しましたが、まだ 周辺の警戒を解ける状態ではありません」
ベネディクト「了解」
エリカ「みたいだけど...」
ベネディクト「“くらい”って何だよ!こっちはそれどころじゃねえんだよ」
カトレア「何かあったの?」
ローランド「新人の配達員が配達しきれなかった手紙を捨ててしまってな」
カトレア「え?」
ベネディクト「これから捜しに行くんだよ」
ローランド「大丈夫。大体あたりはついてるから」
ヴァイオレット「ご心配おかけして申し訳ありません」
カトレア「体の具合はどう?ちゃんと食べてる?差し入れ置いとくわね」
カトレア「明日は...顔出せそう?みんな待ってるし...あなたへの依頼もたくさん来てるのよ」
クラウディア「いつか、俺が言ったことが分かるときが来る。そして初めて自分がたくさんヤケドしていることに気づくんだ」
カトレア「どうしてそんなこと言ったのよ!あの子の境遇を考えたらしかたのないことだったじゃない!」
クラウディア「境遇がどうであれ、経緯や理由が何であれ、してきたことは消せない」
カトレア「だったら忘れて一から また…」
クラウディア「忘れることもできないだろ」
クラウディア「燃えているのはあの子だけじゃない。俺や君だって表面上は消えたように見えるヤケドの痕もずっと残ってる」
クラウディア「大丈夫。なくしてないよ...何も」
エリカ「しばらくそっとしておいてあげたほうが…」
ヴァイオレット「“愛してる”を知りたいのです」
ヴァイオレット「少佐」
ギルベルト「どうしたんだ?ヴァイオレット」
ヴァイオレット「少佐...」
ヴァイオレット「少佐...少佐...ご無事だったのですね」
ギルベルト「その服は?」
ヴァイオレット「!!」
ヴァイオレット「...少佐...」
ヴァイオレット「んん… うっ…」
ヴァイオレット「ああああっ!!」
ヴァイオレット「少佐...少佐...少佐…私は どうしたら…命令を...命令をください」
ヴァイオレット「...少佐...」
ヴァイオレット「んん… うっ…」
ヴァイオレット「ああああっ!!」
ヴァイオレット「少佐...少佐...少佐…私は どうしたら…命令を...命令をください」
ローランド「ハハハ あいつ 足くじいてな。あんな靴、履いてるからだよ」
カトレア「まったく何やってんのよ」
ローランド「どれ1つ取ったって誰かの大切な思いだからな」
ローランド「届かなくていい手紙なんてないんだ」
「手紙だ!お母さーん!お父さんからだよ」
ローランド「配達、終わったかい?お疲れさん」
ローランド「ん?よかった~みんなちゃんと届いたんだな」
📧エリカとアイリスの手紙
「それから 今日スペンサーさんって人があなたに代筆を頼みたいって来たわよ」
「妹さんに感謝とおわびの手紙を書きたいんですって。あなたに書いてほしいそうよ」
「どうしても あなたじゃなきゃダメなんだって」
ヴァイオレット「こちらでよろしいでしょうか?」
スペンサー「ありがとう」
クラウディア「でも」