Detective Conan
🖊原作(Original Story):青山剛昌(Gosho Aoyama)
TVアニメ『名探偵コナン』 第986話ネタバレ⑴
第986話『二つの素顔(後編)』
毛利小五郎「はあ!!武藤さんが亡くなった?!!」
コナン「(雅子さんの証言...)」
コナン「(それにDNAや状況証拠は、被害者は武藤一誠さんだと言っている)」
コナン「(しかし身元を隠そうと偽装された形跡や防犯カメラの映像が消された上に)」
コナン「(従業員の野中さんが行方不明になっている)」
毛利小五郎「うん?」
コナン「どういうことだと思う?二人は仲直りしたんだよね?」
目暮警部「うん?」
高木刑事「被害者は、武藤一誠さん。このリサイクル会社の社長です」
高木刑事「死亡推定時刻は、本日午前2時から6時の間」
高木刑事「死因は解剖してみなければわかりませんが、遺体は燃やされ、黒焦げになっていました」
高木刑事「更に、身元の判明を遅らせるためか、歯が全て抜かれていました。現場に残されたスタンガンやガソリン容器などからは指紋の検出はありません」
高木刑事「被害者は、武藤一誠さん。このリサイクル会社の社長です」
高木刑事「死亡推定時刻は、本日午前2時から6時の間」
高木刑事「死因は解剖してみなければわかりませんが、遺体は燃やされ、黒焦げになっていました」
高木刑事「更に、身元の判明を遅らせるためか、歯が全て抜かれていました。現場に残されたスタンガンやガソリン容器などからは指紋の検出はありません」
目暮警部「雇われている?」
武藤雅子「実は...主人は数日間、失踪しておりました。でも昨日の夜、毛利さんが見つけてくださって無事戻ってまいりました」
高木刑事「それなのに...今朝はあんな姿になってしまった...」
毛利小五郎「雅子さん、ご主人は話し合いの後、また外出し、ここに来たということですね?」
高木刑事「それなのに...今朝はあんな姿になってしまった...」
毛利小五郎「雅子さん、ご主人は話し合いの後、また外出し、ここに来たということですね?」
武藤雅子「はい...仕事だからどうしてもと言って、夜の1時頃出かけていきました」
武藤雅子「背格好も同じでしたし、何より洋服があの人のものでしたから」
コナン「でも犯人は、身元を隠そうとしていたんだよね?」
高木刑事「なるほど!そう考えると服を着替えさせなかったのは変だな」
武藤雅子「わたくしには分かります。あれはわたくしの夫です。間違いありません」
コナン「でも犯人は、身元を隠そうとしていたんだよね?」
高木刑事「なるほど!そう考えると服を着替えさせなかったのは変だな」
武藤雅子「わたくしには分かります。あれはわたくしの夫です。間違いありません」
毛利小五郎「まぁ、奥さんが言うなら間違いないか」
武藤雅子「毛利さん、今までいろいろお世話になりました」
武藤雅子「こんな結果になって...わたくしとしても何て言ってよいのか...分からないのですが...」
武藤雅子「毛利さん、今までいろいろお世話になりました」
武藤雅子「こんな結果になって...わたくしとしても何て言ってよいのか...分からないのですが...」
毛利小五郎「心中お察ししますよ。奥さん」
コナン「ねぇ、おじさん、亡くなったのは本当に旦那さんだったのかな?」
毛利小五郎「あ!ちょっと!」
コナン「待ってよ~!おじさん~!」
目暮警部「書類...いや、保険かなにかの証書のように見えるが」
高木刑事「目暮警部!ここの防犯カメラの映像ですが、この3日分が映像がありません」
高木刑事「どうやら、意図的に消去されているようです。それからDNA鑑定の結果が出ました」
高木刑事「目暮警部!ここの防犯カメラの映像ですが、この3日分が映像がありません」
高木刑事「どうやら、意図的に消去されているようです。それからDNA鑑定の結果が出ました」
高木刑事「提供された歯ブラシと遺体のDNAが一致しました」
毛利小五郎「それじゃあ...」
目暮警部「被害者はやはり、武藤さんということになるな」
コナン「(雅子さんの証言...)」
コナン「(それにDNAや状況証拠は、被害者は武藤一誠さんだと言っている)」
コナン「(しかし身元を隠そうと偽装された形跡や防犯カメラの映像が消された上に)」
コナン「(従業員の野中さんが行方不明になっている)」
コナン「(最初にここに来た時に感じた違和感...フェンス沿いにたつ3本の電柱が、内側から見ると、2本しか見えない...つまり...)」
コナン「(ん?ここか...このフェンスの奥に何かのスペースが...)」
コナン「(ん?ここか...このフェンスの奥に何かのスペースが...)」
コナン「(なるほど!武藤さんは人の良さそう顔をして、とんでもねえ噓つきだったってことか)」
コナン「(だけどこれでようやく事件の全貌が見えてきたぜ)」
高木刑事「もしもし。あぁ~毛利さん、何でしょうか?」
小五郎(コナン)「実はいくつか、確認を取りたいことがあるんだが...」
コナン「(だけどこれでようやく事件の全貌が見えてきたぜ)」
高木刑事「もしもし。あぁ~毛利さん、何でしょうか?」
小五郎(コナン)「実はいくつか、確認を取りたいことがあるんだが...」
小五郎(コナン)「そっか...じゃあ次に、武藤さんのDNAサンプルは、やはり雅子さんに提出してもらったのか?」
高木刑事「もしかして、何かわかったんですか?」
小五郎(コナン)「高木、協力してほしいことがあるんだが」
高木刑事「あれ?」
目暮警部「全力を尽くすことを約束します」
目暮警部「お待ちしていますよ武藤雅子さん」
毛利小五郎「え?私が?私は別...に...」
小五郎(コナン)「武藤雅子さん、単刀直入に聞きますが、あなたのご主人、武藤一誠氏はどこにいるんですか?」
小五郎(コナン)「あなたは彼の居場所を知っているはずです」
武藤雅子「なにを仰っているのかを分かりませんが」
目暮警部「武藤氏の遺体なら、今司法解剖に回しているが」
小五郎(コナン)「いえ、警部殿、その遺体は武藤氏ではありませんよ」
目暮警部「なんだって?しかし遺体のDNAと武藤氏のDNAが」
小五郎(コナン)「そのDNAのサンプルは誰が提供を?」
小五郎(コナン)「その野中さんの部屋から歯ブラシが無くなっているんですよ」
目暮警部「待ちたまえ!それじゃ、君はあの遺体がその野中氏だと?」
小五郎(コナン)「えぇ。そして彼を殺害したのはおそらく雅子さんのご主人、武藤一誠氏でしょう」
目暮警部「なんだって!!?」
目暮警部「盗品だと!?」
武藤雅子「毛利さんの仰る通り!主人は窃盗犯です。あの人はわたくしと和解した後、わたくしを連れて逃げると言い出しました」
武藤雅子「わたくしが毛利さんに依頼したことで、犯罪の露見を恐れたのだと思います」
武藤雅子「自宅の金品をまとめるとここへやってきました。彼はわたくしに荷造りを手伝わせながら」
武藤雅子「海外へ逃亡し、ほとぼりを冷ますと言い出したのです」
武藤雅子「それだけじゃありません!あの男は...」
小五郎(コナン)「野中さんを呼び出し、スタンガンで気絶させた」
武藤雅子「!!」
小五郎(コナン)「野中さんの自由を奪い、自分の服を着せたうえで」
小五郎(コナン)「ガソリンを使い、彼を殺害したのでしょう」
武藤雅子「まるで...見てきたように言うんですね」
小五郎(コナン)「あくまでも、証拠と状況を鑑みたうえでの推理です」
武藤雅子「!!」
武藤雅子「ホント...なんでもお見通しなんですね」
武藤雅子「あの男が、誠実な夫でも、ただの窃盗犯なんかでもなかった!冷酷な人殺しだったんです...だから...」
武藤雅子「だから、わたくし自身の手で、決着をつけなければいけないのよ」
武藤雅子「お察しの通り、提出した歯ブラシは、武藤が野中さんを呼び出した時に持ってこさせたものです」
目暮警部「なぜホントの事を話してはくれなかったんですか?」
小五郎(コナン)「おそらく...武藤氏を死んだことにすれば、もう誰も彼の事を捜すことはない」
小五郎(コナン)「誰に邪魔されることなく、決着をどうするか決められる」
高木刑事「武藤さんは今どこにいるんですか?そもそも生きているんですか?」
武藤雅子「さぁ...どうでしょうね...」
目暮警部「話してはくれませんか?今彼がどこに居るのかを?」
武藤雅子「あの人を報いを受けるべきなんです」
小五郎(コナン)「誰に邪魔されることなく、決着をどうするか決められる」
高木刑事「武藤さんは今どこにいるんですか?そもそも生きているんですか?」
武藤雅子「さぁ...どうでしょうね...」
目暮警部「話してはくれませんか?今彼がどこに居るのかを?」
武藤雅子「あの人を報いを受けるべきなんです」
小五郎(コナン)「報い?それは人を殺害した報いですか?それともあなたを裏切った?」
武藤雅子「武藤はわたくしを殺そうとしていたんです!」
武藤雅子「書類の整理を手伝った時に見たんです。法外な値段の生命保険がわたくしにかけられているのを」
小五郎(コナン)「燃やした書類は保険の証書だったんですね」
高木刑事「雅子さん!彼がまだ生きているのならすぐに居場所を教えてください!!」
小五郎(コナン)「燃やした書類は保険の証書だったんですね」
高木刑事「雅子さん!彼がまだ生きているのならすぐに居場所を教えてください!!」
武藤雅子「あんな人間に生きる権利なんてあるとは思いません!!」
武藤雅子「………」
高木刑事「はい!!」
高木刑事「いました!!まだ息があります!!」
目暮警部「雅子さん約束します!あの男にはしかるべき罪を償わせることを!」
武藤雅子「本当に...これでよかったのでしょうか...」
武藤雅子「裏切られ、人生を台無しにされ、命まで狙われて...」
小五郎(コナン)「それでも我々は、踏みとどまらねばならんのです」
高木刑事「いました!!まだ息があります!!」
目暮警部「雅子さん約束します!あの男にはしかるべき罪を償わせることを!」
武藤雅子「本当に...これでよかったのでしょうか...」
武藤雅子「裏切られ、人生を台無しにされ、命まで狙われて...」
小五郎(コナン)「それでも我々は、踏みとどまらねばならんのです」
目暮警部「あなたは正しい選択をした」
「よかった。実は...妻を捜して欲しいんですけど」
毛利小五郎「うっひゃーーすんげぇ美人!」
毛利小五郎「お任せください!必ず美人いやいや奥様は、この名探偵毛利小五郎が見つけ出して見せますー!」
コナン「人捜しはごめんじゃなかったの?」
毛利小五郎「うっひゃーーすんげぇ美人!」
毛利小五郎「お任せください!必ず美人いやいや奥様は、この名探偵毛利小五郎が見つけ出して見せますー!」
コナン「人捜しはごめんじゃなかったの?」