TVアニメ『名探偵コナン』 第988話ネタバレ
第988話 いがみ合う乙女達
「ねえ、本当にやるの?」
「うん。だって、あの子ヤバいから、やるなら今のうち」
「でも見つかったら、私達二人共捕まるわよ」「ううん。アリバイは完璧だし、最後にやるのは私だから」
「わかった。じゃあ、やろう」
小諸美奈「彩華ちゃん!ほら 早く運んで」
西条彩華「ごめ~ん。でもCMのオーディションに受かっちゃったからきれいにしないとね~あ!舞衣は落ちちゃったんだっけ。残念だったね」
小諸美奈「彩華ちゃん!」
西条彩華「やだ~二人共怖い顔しちゃって」
大淀裕子「荷物、ここ置いときます。彩華さんも手伝ってくださいね」
西条彩華「ねぇ美奈さん~明日休んでいいですか?CMの練習したいですよね~」
小諸美奈「ちょっと待って!そんなこと急に言われても困るわよ。ねえ裕子ちゃん?」
大淀裕子「はい。それにこのお仕事頑張ればもっと良いお仕事が貰えるかもしれませんし」
西条彩華「でもこんな仕事より、CM頑張った方が良い仕事貰えるんじゃない?」
小諸美奈「ちょっと彩華!あなた仕事をバカにしてるの?」
大淀裕子「美奈さん」
西条彩華「あ~あ~はいはい~わかりました~」
大淀裕子「彩華さん、今日少しおかしいですよ。もっとみんなに気を付けて」
西条彩華「でもこんな仕事より、CM頑張った方が良い仕事貰えるんじゃない?」
小諸美奈「ちょっと彩華!あなた仕事をバカにしてるの?」
大淀裕子「美奈さん」
西条彩華「あ~あ~はいはい~わかりました~」
大淀裕子「彩華さん、今日少しおかしいですよ。もっとみんなに気を付けて」
鈴木園子「あぁ...はい大丈夫です」
毛利蘭「そろそろだね園子。限定品」
鈴木園子「うん!30分並んだ甲斐があったわ」
鈴木園子「ほーら!なにぼーっとしてんのよ?」
コナン「へへへ」
「キャーーーーッ!!」
コナン「どうしたの?」
深本舞衣「彩華が」
コナン「(ダメだ)」
鈴木園子「うん!30分並んだ甲斐があったわ」
鈴木園子「ほーら!なにぼーっとしてんのよ?」
コナン「へへへ」
「キャーーーーッ!!」
コナン「どうしたの?」
深本舞衣「彩華が」
コナン「(ダメだ)」
目暮警部「なるほど~となるとこれは事故」
高木刑事「いえ...それなんですが、被害者が落ちた足場に、細工をした跡があったそうで」
目暮警部「なに!ということは、殺人事件の可能性もあるということか?」
高木刑事「はい」
目暮警部「それで、こちらのお三方は?」
高木刑事「亡くなられた彩華さんの同僚で、深本舞衣さんは第一発見者でもあります」
小諸美奈「でも絶対あり得ません!彩華を殺すなんて」
小諸美奈「実は私...準備をサボってイベントステージでやってたライブを観てたんです」
深本舞衣「美奈さん...」
小諸美奈「ごめん」
高木刑事「現場に落ちていたそうです」
大淀裕子「これって舞衣さんの」
目暮警部「あなたのもので間違いありませんか?」
深本舞衣「は...はい...でも!」
鈴木園子「じゃあこういうこと?彩華さんの謝りたいっていう手紙に呼び出された舞衣さんは」
毛利蘭「ダメじゃないコナン君!勝手に歩き回っちゃ」
コナン「ねえ、蘭ねえちゃん、なんだか逆じゃない?」
コナン「大丈夫?蘭ねえちゃん」
毛利蘭「ありがとうコナン君」
園子(コナン)「舞衣さんを手紙で倉庫に呼び出して」
園子(コナン)「盗んでおいた彼女のブローチを荷物の前に置いておいて」
園子(コナン)「舞衣さんが2階にやってきたら、自分のブローチを見つけて近づくはず。そしたら私が荷物を後ろから押して突き落とす。事故にしか見えないわ。その間、あなたはアリバイを作っておけばいい」
園子(コナン)「裕子さん、あなた午後は一度もここに来てないって言ってたわよね?だったらどうしてあのぬいぐるみがここにあるの?」
園子(コナン)「それにあなたのスマホを調べれば、あのぬいぐるみが登録されてるはず」
大淀裕子「あの女...私の最愛の彼を私から奪った上に捨てたのよ」
大淀裕子「彼はそれを苦にして自殺してしまった」
大淀裕子「だから私は彼の仇を討ったのよ」
深本舞衣「でも...どうして私を...?」
大淀裕子「ごめんね舞衣さん。ほんとは誰でも良かったの。あの女とケンカしそうな人なら誰でもね...フフフ...」
西条彩華「でも見つかったら、私達二人共捕まるわよ」
大淀裕子「フフッ」
安田和夫「アイドル服まで着てくださってありがとうございます」
コナン「危ないなぁ 固定用のベルトがゆるんでる」
毛利蘭「なにかあったの?」
コナン「うん」
田代「ん?」
コナン「え?"奴ら" って、1人じゃないの?」
深本舞衣「それは自分が疑われるのがイヤだったから」
目暮警部「聞いたところ、CMのオーディションであなたは次点だったそうですね。もし彩華さんになにかあれは」
深本舞衣「ち..違う...私はやってません!」
大淀裕子「え?私のアリバイを確かめたい?」
コナン「うん。お姉さん、毛利小五郎って知ってる?名探偵の。その人とが知りたいんだって」
コナン「うん。ライブ観に行ってたって言ってたけど、それを証明する人いるのかなぁって」
小諸美奈「ああ それなら受付の子が知り合いだから聞いてみるといいわ」
コナン「(2人共アリバイがある。やっぱり関係ないのか...でも...)」
小諸美奈「ああ それなら受付の子が知り合いだから聞いてみるといいわ」
コナン「(2人共アリバイがある。やっぱり関係ないのか...でも...)」
毛利蘭「コナン君こんなとこにいた」
鈴木園子「さぁ、帰るよ」
深本舞衣「違います!私はやってない!彩華を突き落としたりなんかしてません!!」
コナン「(なるほど!そういうことか!)」
深本舞衣「信じてください!本当にやってないんです!」
コナン「大丈夫?園子ねえちゃん」
鈴木園子「さぁ、帰るよ」
深本舞衣「違います!私はやってない!彩華を突き落としたりなんかしてません!!」
コナン「(なるほど!そういうことか!)」
コナン「大丈夫?園子ねえちゃん」
園子(コナン)「えぇ そう!確認のために2階の彩華さんが転落した場所に上がって貰える?高木刑事」
目暮警部「高木君に何を確認させようというんだね?」
園子(コナン)「この倉庫の中には二つの仕掛けがあったの」
目暮警部「二つの仕掛け?」
園子(コナン)「それと、舞衣さんのブローチが落ちていた場所」
園子(コナン)「その辺りになにか落ちていない?」
園子(コナン)「つまり、今確認してもらった事と、舞衣さんのブローチに関する証言」
深本舞衣「だから!あのブローチは何日か前から見当たらなくて探してんだです」
園子(コナン)「それと彩華さんからの舞衣さんへの手紙を考え合わせると」
高木刑事「そうか!彩華さんが舞衣さんのブローチを盗み出してここへ置き、手紙で呼び出した舞衣さんを細工した足場もろとも荷物を崩して突き落とす計画だった」
目暮警部「うん」
深本舞衣「だから!あのブローチは何日か前から見当たらなくて探してんだです」
園子(コナン)「それと彩華さんからの舞衣さんへの手紙を考え合わせると」
高木刑事「そうか!彩華さんが舞衣さんのブローチを盗み出してここへ置き、手紙で呼び出した舞衣さんを細工した足場もろとも荷物を崩して突き落とす計画だった」
目暮警部「うん」
深本舞衣「彩華が私を...?」
目暮警部「ところが何かの拍子に細工をしていた足場を踏み抜き転落してしまった」
園子(コナン)「違うわ」
目暮警部「え?」
園子(コナン)「えぇ。例えば、あの人はあなたをケガさせてCMの仕事を奪うつもりだ。私も前にそれで仕事をとられた。このままだとあの人、もっとエスカレートして私達を...だから一緒に舞衣さんを殺そう。そして更に、悪いアザラシは彩華さんにこう指示した」
園子(コナン)「舞衣さんを手紙で倉庫に呼び出して」
園子(コナン)「盗んでおいた彼女のブローチを荷物の前に置いておいて」
園子(コナン)「舞衣さんが2階にやってきたら、自分のブローチを見つけて近づくはず。そしたら私が荷物を後ろから押して突き落とす。事故にしか見えないわ。その間、あなたはアリバイを作っておけばいい」
目暮警部「なるほど。しかし実際亡くなったのは、舞衣さんではなく、彩華さんだった。やはりなにかの拍子に細工した足場...」
園子(コナン)「そこが違うのよ目暮警部。足場に細工したのは、悪いアザラシ。彩華さんはそれを知らずに足場に乗ってしまい転落してしまった」
目暮警部「えぇっ!?」
園子(コナン)「この殺害計画の真の目的は彩華さんを殺害することだったのよ」
「!!!!」
目暮警部「しかし、彩華さん殺害だけが目的だとしたら、なぜこんな面倒な仕掛けを」
園子(コナン)「この仕掛けは、彩華さんを誘い込むための撒き餌だったのよ」
園子(コナン)「彩華さんを殺害するために呼び出したら、その証拠が残ってしまうかもしれないし、彩華さんが誰かにそのことを話してしまうかもしれない。ところが、彩華さんを偽の舞衣さん殺害計画に誘い込んでおけば、彼女がそれをばらす心配はない。更に、悪いアザラシに容疑が向けられる心配は "ゼロ" に近くなる」
高木刑事「そうか!!舞衣さんを呼び出した手紙は、二人のいさかいの証拠になるし、呼び出された舞衣さんは第一発見者になって真っ先に疑われる」
目暮警部「しかし、彩華さん殺害だけが目的だとしたら、なぜこんな面倒な仕掛けを」
園子(コナン)「この仕掛けは、彩華さんを誘い込むための撒き餌だったのよ」
園子(コナン)「彩華さんを殺害するために呼び出したら、その証拠が残ってしまうかもしれないし、彩華さんが誰かにそのことを話してしまうかもしれない。ところが、彩華さんを偽の舞衣さん殺害計画に誘い込んでおけば、彼女がそれをばらす心配はない。更に、悪いアザラシに容疑が向けられる心配は "ゼロ" に近くなる」
高木刑事「そうか!!舞衣さんを呼び出した手紙は、二人のいさかいの証拠になるし、呼び出された舞衣さんは第一発見者になって真っ先に疑われる」
高木刑事「アザラシのぬいぐるみ?」
目暮警部「あれがどうかしたのかね?」
園子(コナン)「あのぬいぐるみ、スマホで自由に動かせるそうなの」
園子(コナン)「だから、彩華さんにブローチを置く時間を細かく指示しておき」
園子(コナン)「その時間に」
園子(コナン)「あのぬいぐるみ、スマホで自由に動かせるそうなの」
園子(コナン)「だから、彩華さんにブローチを置く時間を細かく指示しておき」
「キューキュー🎵」
小諸美奈「そうか!そこにあるぬいぐるみは販売前のものだから、スマホで操作するのは」
コナン「あれれ?何かこのアザラシ染みがついてるよ」
コナン「コーヒーの染みかな?」
園子(コナン)「蘭、覚えてる?私たちが控室で休ませてもらってた時のこと」
コナン「あれれ?何かこのアザラシ染みがついてるよ」
コナン「コーヒーの染みかな?」
園子(コナン)「蘭、覚えてる?私たちが控室で休ませてもらってた時のこと」
深本舞衣「裕子..」
小諸美奈「あなたまさか」
園子(コナン)「裕子さん、あなた午後は一度もここに来てないって言ってたわよね?だったらどうしてあのぬいぐるみがここにあるの?」
園子(コナン)「それにあなたのスマホを調べれば、あのぬいぐるみが登録されてるはず」
大淀裕子「あの女...私の最愛の彼を私から奪った上に捨てたのよ」
大淀裕子「彼はそれを苦にして自殺してしまった」
大淀裕子「だから私は彼の仇を討ったのよ」
大淀裕子「ごめんね舞衣さん。ほんとは誰でも良かったの。あの女とケンカしそうな人なら誰でもね...フフフ...」
西条彩華「ねえ、本当にやるの?」
大淀裕子「うん。だって、あの子ヤバいから、やるなら今のうち」
西条彩華「でも見つかったら、私達二人共捕まるわよ」
大淀裕子「ううん。アリバイは完璧だし、最後にやるのは私だから」
西条彩華「わかった。じゃあ、やろう」
大淀裕子「まずみんなのいる前で、あなたが私の足引っかけて」
西条彩華「それで舞衣を怒らせた後、謝るって手紙を出して倉庫に呼び出して」
大淀裕子「フフッ」
安田和夫「アイドル服まで着てくださってありがとうございます」
毛利蘭「いえ、これくらい気にしないでください」