ハイキュー!! | 第4期21話『宮兄弟の過去』ネタバレ⑵ | HAIKYU!!

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🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi

TVアニメ『ハイキュー!!』 第4期21話ネタバレ⑵

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🏐INARIZAKI HIGH

CAST

🔸北信介 Kita Shinsuke キャプテン(WS) CV:野島健児

🔸宮侑 Miya Atsumu(S) CV:宮野真守

🔸宮治 Miya Osamu(WS) CV:株元英彰

🔸角名倫太郎 Suna Rintarō(MB) CV:島﨑信長

🔸尾白アラン Ojiro Aran(WS) CV:笠間淳

🔸大耳練 Ōmimi Ren (MB)CV:宮園拓夢

🔸赤木路成 Akagi Michinari(L) CV:松浦 義之

🔸銀島結 Ginjima Hitoshi(WS) CV:山本匠馬

第4期21話 ヒーロー

『元全日本セッターの犬畑昌彦さんのジュニアバレーボール教室』

宮治「でかい」

宮侑「でかいな」

宮治「5年生のアラン君いうらしいで」

宮侑「かっこええな…！」

宮治「ええな」


宮兄弟「横文字の名前…！！」

尾白アラン「(そっちかい)」

宮治「俺改名しようかな」

宮侑「勝手に名前変えたらバアちゃんが悲しむちゃう」

尾白アラン「(アホか)」

宮治「…！サム…！！治のサム…！！じゃあ侑はツムか！！」

尾白アラン「(いやツムは変やろ)」

宮侑「かっこよすぎる！！」

尾白アラン「なんでやねん！！」

犬畑昌彦「こんにちは。犬畑です」

尾白アラン「(宮兄弟。その名前が有名になってくるより前から俺は双子を知っとった)」

宮治「セッターか～スパイカー見たかったな」

尾白アラン「(失礼な双子やな)」

宮治「ツムアホやな。セッターは一番上手い奴がやるクールなポジションなんやで」

宮侑「じゃあサム、セッターがええの？」

宮治「いやスパイク打ちたい」

尾白アラン「(じゃあ何で言うたんや)」

宮侑「…なんやむっちゃ上手く打てた」

宮治「な」

犬畑昌彦「ビビらんと入っといで！おっちゃんが打たしたる！」


宮侑「………セッター…かっこエエな…！」

野狐中学校

宮侑「あ！アラン君や！」

宮治「ちぃ～っす」

尾白アラン「あ！双子！」

尾白アラン「双子は "上手い" よりか "強い" 感じで、闘争心が人一倍旺盛」

尾白アラン「どちらかと言えば、治の方が一枚上手で "治に挑む侑" がよくある構図」

監督「治！セッターやってみ」

宮治「セッターは一番上手い奴がやるポジションやししゃあないなー」

宮侑「うぐぬ～～！！」

尾白アラン「治も侑も負けず嫌いやったけど」



尾白アラン「侑の方は“負けず嫌い”で収まらない何かがあるような気がした」

監督「えーじゃあ今日セッターに侑」

宮治「侑知っとるか？色んなポジションやった方が上手くなんねんで」

宮侑「黙って悔しがれクソサム！！」

尾白アラン「侑は見る度にセットの腕を上げとった」

尾白アラン「とくに治とのコンビは絶品で」

尾白アラン「宮兄弟は恐れられる様になっていった」

宮侑「…俺...今日めっちゃ調子良かってん。ボールが手に収まる感じ 離れる感じ エエ感触でブロックも良く見えた」

宮侑「俺のセットに不満あった？？」

チームメイト「…いや別にー」

宮侑「じゃあ何で決められへんの？？」

チームメイト「なんやねんあいつ！！」

宮治「ツム！嫌われとるで」

宮侑「…で？」

宮治「俺は絶対お前みたいにならんと心に決めた！人に優しく生きるんや」

宮侑「何言うてんねん」

尾白アラン「小っこい頃から知っとる双子やったけど、侑は時々恐いと思った。他人に・仲間に嫌われるってしんどいやんか」

稲荷崎高校

銀島結「治、今日アカンかったな...ま！そういう日もあるわ！」

角名倫太郎「ドンマイ」

宮侑「このポンコツ」

宮侑「あのセッティングでスパイク決められんポンコツはさっさとポジション空けえや」

銀島結「侑！言い方あるやろ！治が一番身に染みてんねやからー」

宮治 「この暴言クソブタッ！！」



宮治「てめえが絶好調でもこっちがそうやない時もあんじゃろがい」

宮治「なんかダメな時はなんかダメなんじゃクソボケがあ！！」

尾白アラン「身も蓋も無い」

宮治「侑くんは失敗しないんですかー！！」

宮侑「ポンコツにポンコツ言うて何が悪い！！」

宮治「人格ポンコツ野郎に言われたないんじゃ！！」

宮治「…ウイイレやるか？」

宮侑「やる」

尾白アラン「多分、侑の一番恵まれとる点は体格より色んな能力より“治”なんやと思う」

尾白アラン「どんなに”他人”が追いつけんスピードで突っ走ったって、互いが互いに絶対ついてくる」

尾白アラン「それに苛立つ事もあるんやろうけど」


尾白アラン「奴らはきっと競うだけ強くなっていく」

宮治「ユースとはやりよるなあツム」

宮侑「悔しがれサム！！」

宮治「悔しいわアホ。あんまり悔しいと思てへん事が悔しい」

宮治「ツムはがんばっとるからな」

宮侑「何やねん自分ががんばってないとでも言うんちゃうやろな」

宮治「多分がんばってる＋ちょっと頭オカシイ奴が呼ばれたんとちゃうかなと思う」

宮侑「あ！？」

宮治「俺とお前実力は変わらんけど」

宮侑「いいや俺の方がうまいにきまっ...」

宮治「一通り聞けや！....... ツムの方が俺よりちょびっとだけバレーボール愛しとるからな」

稲荷崎7 VS 烏野10

🏐山口のサーブ


尾白アラン「(伸びる！！)」






赤木路成「すまん！フォロー！」

烏養「(今の素晴らしいセットアップに会場のどれくらいが気付いただろうか)」

烏養「(普通ならアンダーでレフトに高く上げるであろう場面)」

烏養「(これがユースのセッターか)」

宮兄弟「アイー！！」

稲荷崎8 VS 烏野10

角名倫太郎「ほんとよくあの体勢から上げるよねえ アンダーでいいじゃんアレは」

宮侑「セッターは「セット」するんが仕事やで？適切な位置にボールをセッティングするんや」

角名倫太郎「...で？」

宮侑「アンダーは腕２本。オーバーは指10本」

宮侑「よりいっぱいのモンで支えたんねん！セッターやもん！」

雲雀田吹「(これこそ宮侑)」

雲雀田吹「(お調子者であったり、時に勝ち気で高圧的でありながらスパイカーに対して誰より真摯で献身的だ)」

孤爪研磨 「セッターの鏡だね」

黒尾鉄朗「おや？」

孤爪研磨「でも俺には無理だからね。あんな上げ辛いボールに、あんな素早く滑り込む反応もスピードもあんな低い体勢で身体を安定させる筋力も、さらにそこからドンピシャでセットする技術も無いからね」

黒尾鉄朗「出来ない理由を饒舌に語るな」

影山「...俺も...ここに来れてよかった」

 

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