
TVアニメ『進撃の巨人』 第59話ネタバレ
第59話 壁の向こう側
The Other Side of the Wall


ピクシス「ならばまた民を騙すか?」

ピクシス「レイス王がやったように何も知らない民をこの壁の中で飼おうというのか?」

キャスト
🔷エレン・イェーガー Eren Jaeger CV. 梶裕貴
🔷ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman CV.石川由依
🔷アルミン・アルレルト Armin Arlert CV. 井上麻里奈
🔷リヴァイ・アッカーマン Levi Ackerman CV.神谷浩史
🔷ハンジ・ゾエ Hanji Zoe CV. 朴璐美
🔷ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein CV. 谷山紀章
🔷コニー・スプリンガー Connie Springer CV.下野紘
🔷サシャ・ブラウス Sasha Braus CV. 小林ゆう
🔷ヒストリア・レイス Historia Reiss CV. 三上枝織
🔷フロック・フォルスター Floch Forster CV.小野賢章
「敵は世界…」
「しかしこのことを公表すれば壁は大混乱に陥りますぞ!」
「そうだ!我々でさえ事の大きさを計りかねている状態にあるのだ」

ピクシス「ならばまた民を騙すか?」

ピクシス「レイス王がやったように何も知らない民をこの壁の中で飼おうというのか?」
ピュレ「人類を脅かす人食い巨人の正体は人間であり我々と同じ祖先を持つ民族・ユミルの民だった」

ピュレ「我々の王は100年前にこの壁を築き巨人の力で民衆の記憶を改竄し壁の外の人類は滅亡したと思い込ませた」

ピュレ「だが人類は滅んでなどおらず我々ユミルの民をこう呼んでいる。悪魔の民族と」

ピュレ「近い将来敵はこの土地の資源獲得を口実に侵攻を開始する。それが5年前から始まった超大型巨人らの襲撃であると…」


ピュレ「我々の王は100年前にこの壁を築き巨人の力で民衆の記憶を改竄し壁の外の人類は滅亡したと思い込ませた」

ピュレ「だが人類は滅んでなどおらず我々ユミルの民をこう呼んでいる。悪魔の民族と」

ピュレ「近い将来敵はこの土地の資源獲得を口実に侵攻を開始する。それが5年前から始まった超大型巨人らの襲撃であると…」

ロイ「もう記事は出た後ですが…一連の話の信憑性は?」

ハンジ「少なくとも我々がずっと抱いていた疑問とは辻褄が合ってる。そりゃ信じたくないですよ…そんな話」

リヴァイ「どうも」


ハンジ「それで…街の反応は?」
ロイ「様々です。そのまま受け取る者、笑い飛ばす者、いまだ兵政権に異を唱え陰謀論を結びつけ吹聴する者。あなた方が危惧したとおりの混乱状態です」
ハンジ「あぁ…でも仕方ないよ。調査報告が我々の飯代だ。情報は納税者に委ねられる」

ハンジ「そこが前の王様よりイケてる所さ」
ロイ「あなた方を誇りに思います」
ハンジ「え?」
ロイ「同じ壁に生きる者として。または…働く者として」

ハンジ「あ…どうも」
リヴァイ「あぁ 今度は調査兵団を担いで記事を書くといい」

ロイ「私達はこれからどうなります?...私達が巨人を恐れ...憎み...どうかこの世から消えてなくなれと願ったのと同じように...世界中の人々が我々を人ではなく有害な化け物と見なした...」

ロイ「その結果...あの地獄が繰り返されるのだとしたら…」

ロイ「...我々が死滅するまで地獄は…終わらない...」

ヒッチ「やぁ 壁の英雄達よ」
ヒッチ「あんた達が勲章貰うの見に来たんだよ」
ジャン「そうか...マルロは…最期まで勇敢だったよ」
ヒッチ「…うん」
フロック「マルロ・フロイデンベルクは俺と同じ急募入団の新兵で…その中でも俺達をよくまとめてくれた…」



フロック「現場は絶望的で、調査兵団は全滅寸前まで追い詰められた。みんな怖気づいてどうにもならなかった時も...あいつだけは仲間を鼓舞し続けた!」
ヒッチ「...えぇ...」

フロック「あいつはすごい奴だったよ!」
ヒッチ「知ってる…だから…私の言うことなんて聞かないんだろうね」

フロック「でも最期は…あそこに行ったことを後悔しただろう」



ヒッチ「...ありがとう…式でヘマしたら笑ってやるから」


フロック「でも…誰かが本当のことを言うべきだろ」



フロック「そうだ…お前じゃなく団長がふさわしいと思った」

フロック「でもそれは俺だけじゃない…みんなだ。報告書を読んだ誰もがそう思った。何でエルヴィンじゃないんだって…」


エレン「お前がアルミンの何を知ってるって言うんだ!?言ってみろよ!」

ジャン「フロック!これから死んだ仲間を弔おうって式の場なんだぜ」


フロック「お前らは上官に歯向かうわけでもなくエレンとミカサを止めるわけでもなくただ見てただけだったよな!」

フロック「何の勲章だ?誰を弔う?これから補充する調査兵団には本当のことを言えよ!?俺みてぇな腰抜けが間違って入ってこねぇようにな!」

フロック「エルヴィン団長無しでこれからどうするつもりなんだよ!?そりゃ俺みてぇな雑魚…使い捨てるぐらいしか使い道もねぇだろうが」



アルミン「…フロックが正しい」

アルミン「エルヴィン団長が生き延びるべきだった…この状況を変えることができるのは…僕じゃない」

エレン「何でそんなことがわかるんだよ!」

エレン「俺にはわからないな…正しい選択なんて未来は誰にもわからないはずだ」



コニー「何でもう終わった話を蒸し返すんだよ!?」

フロック「お前らは上官に歯向かうわけでもなくエレンとミカサを止めるわけでもなくただ見てただけだったよな!」

フロック「何の勲章だ?誰を弔う?これから補充する調査兵団には本当のことを言えよ!?俺みてぇな腰抜けが間違って入ってこねぇようにな!」

フロック「エルヴィン団長無しでこれからどうするつもりなんだよ!?そりゃ俺みてぇな雑魚…使い捨てるぐらいしか使い道もねぇだろうが」

フロック「そんな雑魚にだってなぁ…値踏みする権利くらいはあるだろう!?」


アルミン「…フロックが正しい」

アルミン「エルヴィン団長が生き延びるべきだった…この状況を変えることができるのは…僕じゃない」

エレン「何でそんなことがわかるんだよ!」

エレン「俺にはわからないな…正しい選択なんて未来は誰にもわからないはずだ」

エレン「だいたい…お前は見たのかよ?壁の外を...」

リヴァイ「並べ」


エレン「(敵は果てしなく強大だった。このまま何も変わらなければまたあの惨状が繰り返される)」

エレン「(何かを変えることができるなら自分の命ぐらいいくらでも捧げてやるのに)」

エレン「(俺には…)」


エレン「(ヒストリアを犠牲にする覚悟がない…)」

エレン「(どうすればいい…こんなこと…誰にも…)」

グリシャ「私は壁の外から来たエルディア人…あなた方と同じユミルの民です!」
アルミン「トロスト区の巨大な槌から巨人を潰す音が聞こえなくなったのは雪の降り積もる頃だった」

アルミン「積もった雪が溶け出す頃、兵団はウォール・マリア内の巨人は掃討されたと発表した。トロスト区から昇降機が解放され街道の舗装事業が開始される頃には草花が芽吹き蝶が舞っていた。避難住民が故郷へ帰ることを許されたのはトロスト区襲撃から1年が経過する頃であった」

アルミン「そして最初の超大型巨人襲来から6年。調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を開始した」
ジャン「巨人だ」
コニー「やっと現れたか!気を付けろ!」

サシャ「あそこに…」

コニー「動けない…のか?」

サシャ「あの体で少しずつ這って壁まで進もうとしたんでしょう…」

フロック「おい!!」

エレン「楽園送りにされた…俺達の同胞だ…」


エレン「行こう...近いぞ」


サシャ「あそこに…」

コニー「動けない…のか?」

サシャ「あの体で少しずつ這って壁まで進もうとしたんでしょう…」

フロック「おい!!」

エレン「楽園送りにされた…俺達の同胞だ…」


エレン「行こう...近いぞ」

フロック「おい!こいつをこのまま置いてくのか!殺さなくていいのかよ!?」