TVアニメ『進撃の巨人』 第61話ネタバレ
第61話『闇夜の列車』 Midnight Train
キャスト
🔷ジーク・イェーガー Zeke Yeager CV.子安武人
🔷ライナー・ブラウン Reiner Braun CV.細谷佳正
🔷ポルコ・ガリアード Porco Galliard CV.増田俊樹
🔷ピーク Pieck CV.沼倉愛美
🔷コルト・グライス Colt Grice CV.松風雅也
カルヴィ「半島の自治権を巡る戦争に4年も費やした挙句、敵戦艦とこちらの主力の巨人二体があわや刺し違える失態を演じた」
カルヴィ「"人類の英知は遂にマーレの鎧を粉々に砕くに至った" どの国もそう報じ中東連合国を讃えている。これが彼の大国マーレの勝利だと言えるのか?」
カルヴィ「マガト、これはどういうことだ?」
マガト「元帥殿、いよいよその時が来たのです。人類が巨人の力を超えるその時が」
マガト「我々が巨人の力を過信し植民地政策を進める中、諸外国はそれに抗うべく、兵器の開発に力を入れた」
マガト「その純然たる結果を今突き付けられているのです。それでも我が巨人兵器は当分の間、陸上戦において無敵を誇ることでしょう」
マガト「しかし、このまま航空機が発展していけば、爆弾が雨のように降り注ぐ」
マガト「その時には大地の悪魔たる巨人はただ空を見上げ続ける他なくなるでしょう」
カルヴィ「羽の生えた巨人は...いなかったか?」
マガト「元帥殿...つまり我々はもう巨人の力に...」
カルヴィ「わかっておる。近い将来我々は戦争の主導権を失う。いや、既に遅れをとっている」
ジーク「恐れながら元帥殿、進言のご許可賜りたく存じます」
カルヴィ「"驚異の子" ジークよ、言ってみろ」
ジーク「今こそパラディ島作戦を再開し、始祖の巨人の奪還を急ぐべきです」
ジーク「マガト隊長の仰る通り、マーレは今後通常兵器の開発に力を注ぐべきです」
ジーク「しかしそれまで諸外は国黙っているのでしょうか?」
ジーク「今我々に必要なのは軍備再編までの時間。それには一刻も早く"マーレがパラディ島を占拠し、すべての巨人の力を手に収めた"という新聞の見出しが必要なのです」
カルヴィ「うーん お前の任期はあと一年足らずだったな」
ジーク「えぇ...コルトが私の獣の能力を全て引き継げるのかとても不安でして...」
ジーク「今こそパラディ島作戦を再開し、始祖の巨人の奪還を急ぐべきです」
ジーク「マガト隊長の仰る通り、マーレは今後通常兵器の開発に力を注ぐべきです」
ジーク「しかしそれまで諸外は国黙っているのでしょうか?」
ジーク「今我々に必要なのは軍備再編までの時間。それには一刻も早く"マーレがパラディ島を占拠し、すべての巨人の力を手に収めた"という新聞の見出しが必要なのです」
カルヴィ「うーん お前の任期はあと一年足らずだったな」
ジーク「えぇ...コルトが私の獣の能力を全て引き継げるのかとても不安でして...」
ジーク「その通りでございます。あの忌まわしき驚異グリシャ・イェーガーの行いに終止符を打つのはかつての息子である私ではなくてはなりません」
ジーク「悪かったなコルト。お前をダシにしちまって」
コルト「いえ、素晴らしかったです。エルディア人がマーレ軍元帥に意見を通すなんて」
コルト「ジークさんの獣の能力は歴代とは全く違う...まるで話に聞く始祖の巨人だ」
コルト「どうして特別なんでしょう...王家の血を引いてるわけでもないのに」
ジーク「さぁな...結局俺が死ぬまで分からずじまいだろう...あ!記憶を継承するお前には知られちまうかもな...俺の秘密を」
コルト「秘密!ですか?」
マガト「一年でパラディ島を陥とせるらしいな」
ジーク「私には一年しか残されてないという話ですよ」
マガト「この3年間パラディ島に向かった調査船団は一隻も帰ってきていない。ジーク、お前はこれをどう見る?」
ジーク「軍の船が32隻も沈められたのなら、それは巨人一体の仕業とは考えにくい。少なくともエレン・イェーガーを含む巨人が2体以上、調査船に立ち塞がったのではないでしょうか」
マガト「この3年間パラディ島に向かった調査船団は一隻も帰ってきていない。ジーク、お前はこれをどう見る?」
ジーク「軍の船が32隻も沈められたのなら、それは巨人一体の仕業とは考えにくい。少なくともエレン・イェーガーを含む巨人が2体以上、調査船に立ち塞がったのではないでしょうか」
ジーク「えぇ...そして何より敵の脅威は巨人だけじゃない」
ウド「おそらく...無垢の巨人の襲撃を食らって生き延びた敵兵だ」
ウド「本国に戻ったら巨人兵器の非人道性を訴えるマスコットされる!」
ウド「そしたらエルディア人の立場はますますひどくなる一方だ!」
ウド「世界の皆さん、ユミルの民は殺しましょう」
ウド「クソッ!クソッ!」
コルト「なぜそんなことした!!バカタレえぇぇ!!同士諸君よ!君らには分かるか!?このバカタレが誰のために命を張ったか!?俺にはわかるぞ!!それは!君達エルディア人部隊のために他ならない!」
「うおおおおおおお!!」
「奴らを黙らせてきます」
ライナー「マルセルの記憶を見たのか?」
ポルコ「いいや。だが前身のユミルって女の事は少しわかった」
ライナー「あぁ...」
ポルコ「女の記憶を通してお前を見たが...ありゃ何だ?随分と頼られる男を気取っていたようだったが」
ポルコ「まるでアニキの真似事じゃねぇか!」
ピーク「ポッコ~艦砲射撃を食らった人をいじめちゃダメだよ」
ポルコ「その名で呼ぶな...ピーク」
ライナー「大丈夫か?」
ピーク「ポッコ~艦砲射撃を食らった人をいじめちゃダメだよ」
ポルコ「その名で呼ぶな...ピーク」
ライナー「大丈夫か?」
ライナー「そうしよう」
ピーク「あぁ...疲れた」
ポルコ「久しぶりに会った気がするな」
ピーク「だといいね」
ウド「なぁ...巨人が戦争で役に立たなくなったら...俺達戦士隊は...エルディア人はどうなるんだろうな」
ゾフィア「近所のおじさんが言ってたんだけど、海の水がしょっぱいのは...」
ファルコ「ブラウンさんなら大丈夫だ」
ウド「なぁ...巨人が戦争で役に立たなくなったら...俺達戦士隊は...エルディア人はどうなるんだろうな」
ゾフィア「近所のおじさんが言ってたんだけど、海の水がしょっぱいのは...」
ファルコ「ブラウンさんなら大丈夫だ」
ファルコ「ん?あれは?」
ウド「おそらく...無垢の巨人の襲撃を食らって生き延びた敵兵だ」
ウド「本国に戻ったら巨人兵器の非人道性を訴えるマスコットされる!」
ウド「そしたらエルディア人の立場はますますひどくなる一方だ!」
ウド「世界の皆さん、ユミルの民は殺しましょう」
ウド「クソッ!クソッ!」
ゾフィア「でも私隊長が行ってるの見たよ」
ライナー「そっちの店はまだお前らには早い」
コルト「お前ら見たか!?エルディアの女神・ガビの雄姿を!!ガビは800の同士に代わり!果敢にも装甲列車に挑んだんだぞ!?」
コルト「お前ら見たか!?エルディアの女神・ガビの雄姿を!!ガビは800の同士に代わり!果敢にも装甲列車に挑んだんだぞ!?」
コルト「なぜそんなことした!!バカタレえぇぇ!!同士諸君よ!君らには分かるか!?このバカタレが誰のために命を張ったか!?俺にはわかるぞ!!それは!君達エルディア人部隊のために他ならない!」
「うおおおおおおお!!」
「奴らを黙らせてきます」
ファルコ「兄に酒を飲ませるのが悪いんです...ガビの奴もすぐ調子乗るから」
ライナー「しかし、実際に鎧の継承権を獲得するのはガビになりそうだ」
ファルコ「えぇ...あなたを慕う少女がこのままに鎧を継承すれば..ガビの寿命は27才...艦砲射撃の的にならなければですが...あなたはそれでいいんですか?」
ライナー「もしこれを報告したらお前はコルトや親族と共に巨人兵器に加えられる」
ファルコ「ま...待ってください。発言を訂正させてください...戦士候補生ファルコ・グライスは己と一族を悪しきユミルの血から解放するべくこの血を生涯マーレに捧げます」
ファルコ「ま...待ってください。発言を訂正させてください...戦士候補生ファルコ・グライスは己と一族を悪しきユミルの血から解放するべくこの血を生涯マーレに捧げます」
現在公開可能な情報
『悪魔』であるエルディア人と多人種を区別するために設けられた腕章。軍人、民間人、階級などによって配色は異なるが、マーレ国内で生活するエルディア人は総じて腕章の装着が義務付けられる。腕章をつけずに外出した場合は罰則を受けることになる。
ガビ「着いた!!生きて帰ってきたぞお!!我ら愛おしき故郷」
ファルコ「誰が兄に酒なんか飲ませたんですか?」
ピーク「コルトが欲しそうな顔してたから」
ジーク「まったく ピークちゃんの思いやりを車両中に吐き散らすなんて」
マガト「昨晩は黙らせるべきだった」
コスロ「あ?邪魔すんなよデコガキ。心的外傷を負っちまったエルディア人だ」
ファルコ「こっちの国でも!?」
ライナー「ああ...ガビが鎧の巨人の継承権を得るのは決定的だと思う」
消えてくれればエルディア人はみんな幸せになれるのにね」
ガビ「ダメだよお父さん!凶悪で残虐な悪魔達の住む島に5年も潜入してたんだよ?どんな辛い目に遭ったか...機密情報じゃなくてたって言えないよ」
ガビの父「そうだな...我が甥よ悪かった」
ライナー「いいや、話せることもある」
ライナー「俺はあの島で軍隊に潜入したんだ。連中はまさしく悪魔で残虐非道な奴らだったよ。入隊式の最中、突然芋を食いだした奴がいた。教官が咎めると悪びれた様子もなく答えた。美味そうだから盗んだと」
ライナー「そんな悪党だが、さすがにまずいと思ったのか芋を半分譲ると言った。しかしその差し出した芋はでさえ半分には到底満たないものだった。奴らに譲り合う精神などないからな。本当にどうしようもない奴らだった」
ライナー「便所に入るなりどっちを出しに来たのか忘れるバカだったり、自分のことしか考えてねぇ不真面目な奴に、人のことばっかり考えるクソ真面目な奴、突っ走るしか頭にねぇ奴に、何があってもついて行く奴らだったり...それにいろんな奴らがいてそこに俺達もいた。そこにいた日々はまさに地獄だった」
ライナー「少し話しすぎた。忘れてくれ」
ガビ「いろんな奴らってなに?悪い奴らでしょ?」
カリナ「そうだよガビ。島にいるのは悪魔だ。世界を地獄にした悪魔だ。いつまた強大な巨人で世界を踏み潰し進撃してくるか分からない。それを阻止するのは私達善良なエルディア人でなくてはならない」
カリナ「私達を置き去りにして島に逃げた奴らに制裁を与えなくてはならない。私達を見捨てた奴らに」
カリナ「そうだよガビ。島にいるのは悪魔だ。世界を地獄にした悪魔だ。いつまた強大な巨人で世界を踏み潰し進撃してくるか分からない。それを阻止するのは私達善良なエルディア人でなくてはならない」
カリナ「私達を置き去りにして島に逃げた奴らに制裁を与えなくてはならない。私達を見捨てた奴らに」
ライナー「どうしたガビ?元気がないな」
ガビ「おばさんすごく心配してたよ...島から一人だけ帰ってきて別人みたいになったって...」
ライナー「はは 12歳だった息子がオッサンになって帰ってくればさぞかし心配させただろう」
ガビ「私には分からないけどカリナおばさんにはわかるみたいだったよ」
「兵隊さんだって」
ポルコ「珍しいですね。戦士長の部屋に集合なんて...マーレ軍の人は?」
ポルコ「はぁ..」
ジーク「先の戦いで通常兵器が巨人兵器を上回る未来がより明確に知れ渡った」
ジーク「マーレが弱ればエルディア人はより生存権を脅かされる立場になる。これは民族滅亡の危機だ。唯一の解決策は早急に始祖の巨人とパラディ島の資源をマーレに収めること」
ジーク「まずは改めてあの島の脅威を強く世界に知らしめなければならない」
ジーク「物語には語り手が必要だ」
ジーク「それをタイバー家が引き受けてくれるそうだ」
コルト「戦槌(せんつい)の巨人を管理するタイバー家?」
ピーク「確かにタイバー家は一度も巨人の力を敵国に向けた事がない。何より巨人対戦でフリッツ王を退けた一族として諸外国に顔が利く。世界は耳を傾けざるを得ないでしょう」
ジーク「さすがピークちゃんだ!その通りだよ」
ジーク「気持ちはわかるがタイバー家も祖国マーレを憂いているんだ」
ポルコ「しかし...俺達はー」
ジーク「諸外国の要人や記者を招いてタイバー家は宣言を行う」
ジーク「一年以内にパラディ島を制圧すると」
ジーク「エルディア人とマーレの運命はこの作戦にかかっている」
ジーク「もう失敗は許されない」
ジーク「祖国マーレの未来のために今一度皆の心を一つにしよう」
マーレ当局「ガリアードは多少不満があるようだが...まぁ...任務となれば徹底する奴だ」
ジーク「一年以内にパラディ島を制圧すると」
ジーク「エルディア人とマーレの運命はこの作戦にかかっている」
ジーク「もう失敗は許されない」
ジーク「祖国マーレの未来のために今一度皆の心を一つにしよう」
マーレ当局「ガリアードは多少不満があるようだが...まぁ...任務となれば徹底する奴だ」
マーレ当局「密室でこの内容なら問題ないだろう」
マガト「ジークの一言がなければな」