
進撃の巨人 The Final Season EPISODE 63
第4期4話(63話)『手から手へ』ネタバレ
第63話 手から手へ
From One Hand to Another
キャスト
🔷エレン・イェーガー Eren Jaeger CV. 梶裕貴
🔷ライナー・ブラウン Reiner Braun CV. 細谷佳正
ファルコ「忘れ物したんでこれから本部に取りに戻るところです。失礼します」


ファルコ「何ですか...クルーガーさん」
エレン「それだとオレが仮病だとバレちゃうから収容区外のポストに投函してきて欲しいんだ」
ファルコ「いいですよ。家族宛てですか?」
マガト「おい、何の騒ぎだ?」


ヴィリー「100年前人間でありながら、大地の悪魔を打ち破り世界を救ったマーレの誇る英雄。ヘーロスの雄姿を」

ヴィリー「見事だった。勇ましく美しく傷一つない。まさにマーレの魂そのものだ」

マガト「えぇ まさしく。銅像の中は空洞ですし」

ヴィリー「ははは 隊長殿は厳しいな。噂ではマーレ徴兵制復活を働きかけているとか」

マガト「マーレ人の戦争とは新聞の活字にのみ存在します。字を読むだけで領土が広がるのだから楽でいい」

マガト「鉄砲玉を浴びるのは手懐けた悪魔の末裔や亡国の民ならなおのこといい」

マガト「実際マーレ人に弾が耳の横をかすめる音を聞かせたところで、この国は自壊するまで戦争への歩みを止めないでしょうが」

マガト「もしマーレを裏から操るものがいるなら言ってやりたい。とうに手遅れだと」


ヴィリー「我々はマーレへの贖罪と自由と力を与えた」

ヴィリー「結果、エラディアもマーレも闇夜に投げ出された。その責任はタイバー家にある」

ヴィリー「私は来る祭事において世界にすべてを明かすつもりだ」

ヴィリー「英雄像を見に来たのは嘘ではない。マーレには再び英雄が必要なのだ」

ヴィリー「テオ・マガト、今一度この手を握ってくれないか?」



ピーク「ん?おはようポッコ」

ポルコ「はぁ…はぁ…ピーク…何やってんだよ」

ピーク「こっちの方がしっくりくるんだ。びっくりさせちゃった?」

ポルコ「普通に立って歩けよ」

ライナー「巨人は南からやってくる。その認識から壁の北側の山岳部に行くほど守りは薄くなっています」

マーレ当局「では北側から叩くべきか?」
ライナー「それも一つの手でしょう。しかし大型船が着岸可能な桟橋は依然として波止場のみです。我々の物量をいかすなら」
マーレ当局「では南か?」
ライナー「ですが南は調査船団を失ったように敵の注意が集中していますので波止場が破壊されている可能性もあります」
ライナー「私は…私の知りうる情報をご参考までにと」
門兵「へぇ~成績で?」
ゾフィア「ううん。駆けっこで勝っただけ」
ウド「これは歴史的快挙だよ」
ファルコ「もうやめてくれ…恥ずかしくなってきた」
ガビ「何アイツ!!何なの!!」



ヴィリー「おめでとう元帥殿」

ヴィリー「軍はあなたのものだ」
ヴィリー「それは少し違うな。私は操舵輪を握ったものだ」

ヴィリー「先代の誰もこれを握ろうとしなかったのがわかる…重すぎる…」

ヴィリー「今すぐにでも手を放したいところだが…握らざるを得ない時代が来てしまった…」

ヴィリー「私はたまたまなんだ…たまたま順番が回ってきただけの男なんだよ…」

マガト「家は倒壊寸前でしたが使える柱も残っていました。その者共もによると我が家には既に鼠が入り込んでいるようです」


ヴィリー「今すぐにでも手を放したいところだが…握らざるを得ない時代が来てしまった…」

ヴィリー「私はたまたまなんだ…たまたま順番が回ってきただけの男なんだよ…」

マガト「家は倒壊寸前でしたが使える柱も残っていました。その者共もによると我が家には既に鼠が入り込んでいるようです」

現在公開可能な情報
100年前の巨人大戦時にエルディアに反旗を翻した貴族。大戦時、マーレの英雄ヘーロスと手を組み、エルディア帝国を出し抜き、終戦へと導いたとされている。代々『戦鎚の巨人』を有しており、その力のもと、一貴族でありながら軍事国家マーレの先導役として国内外に大きな影響力を持つ。現当主はヴィリー・タイバー。
ファルコ「クルーガーさんのおかげですよ」

ファルコ「正直…今からガビの評価を上回るとは思いませんが…それでも迷わず突き進めそうです」

エレン「そうか。感謝したいのはオレの方だがな…何度も手紙のやり取りを手伝ってくれて…おかげで助かった」

ファルコ「あぁ…いえ…」

ファルコ「それは家族の方からですか?」
イェーガー「隣に座ってもいいかね?」
イェーガー「よろしくクルーガー君。先ほどの少年とは仲がいいようだね」
エレン「えぇ」

イェーガー「そっか。私も少年と気が合いそうだ。あの少年の叔父はエルディア復権派の幹部だった。復権派は楽園送りにされその家族も例外ではなかった」

イェーガー「兄弟も家族を守るため戦士に志願し彼の兄が獣の巨人継承権を得たことによってようやくグライス家は安泰となった」

イェーガー「そっか。私も少年と気が合いそうだ。あの少年の叔父はエルディア復権派の幹部だった。復権派は楽園送りにされその家族も例外ではなかった」

イェーガー「兄弟も家族を守るため戦士に志願し彼の兄が獣の巨人継承権を得たことによってようやくグライス家は安泰となった」
イェーガー「あの子にお使いを頼むのはおやめなさい。おかしな疑いをかけられてはグライス家の努力が無駄になってしまう」

イェーガー「そして心が健康なら家族のもとにお帰りなさい。もう会えなくなってからでは…後悔を残してからでは遅いのだ」

エレン「後悔…ですか…家族に悔いがあるようですね」

イェーガー「後悔しない日などないよ。あの日息子が妹を連れて壁を出た…」

ウド「すごいな~!」
ウェイター「ご婦人いかがなされました?」
ヴィリー「オグウェノ大使!お久しぶりです」
ナンビア「あの頃はよくあなたを泣かせていましたね」




ヴィリー「明日は皆様をレベリオ収容区に招待させていただきます。そこはかつて多くの国の民を虐殺した私と同じ血が流れる民族エルディア人という悪魔が住む家です」

ヴィリー「中でももっとも虐げられたマーレはその悪魔を使って他国を虐げ悲劇は繰り返された。エルディアの根絶を願う気持ちはよく分かります」

ヴィリー「私はこの終わりのない問題に対して一つの解答を導き出しました」

ヴィリー「その解答を明日私が初演出を務める舞台で披露させていただきます」

ヴィリー「偉大なる劇作家と歴史の目撃者に!」




ヴィリー「明日は皆様をレベリオ収容区に招待させていただきます。そこはかつて多くの国の民を虐殺した私と同じ血が流れる民族エルディア人という悪魔が住む家です」

ヴィリー「中でももっとも虐げられたマーレはその悪魔を使って他国を虐げ悲劇は繰り返された。エルディアの根絶を願う気持ちはよく分かります」

ヴィリー「私はこの終わりのない問題に対して一つの解答を導き出しました」

ヴィリー「その解答を明日私が初演出を務める舞台で披露させていただきます」

ヴィリー「偉大なる劇作家と歴史の目撃者に!」
