真人「(まずは七三術師から片づけるか)」
真人「(んん~これいいと思ったんだけどな~やっぱかわされたし...かわされた後強度の弱い端から削られる。ザコ専用だな。やめよう)」
真人「へっ あはっ」
七海建人「奴は形を変える直前」
虎杖悠仁「呪力のためがある」
真人「(形を小さくしたままでも虎杖悠仁に一撃でしとめられる危険がある)」
真人「今度は泣いちゃうかな~?現実と理想のすり合わせができていないバカなガキは」
七海建人「それは違います。彼は今まさにそのすり合わせの真っ最中。どちらかといえばバカはあなたです」
真人「ふふふっ」
真人「(殺してきたか!!)」
真人「(こっちのネタは上がっている。インパクトの直前に形を変え...)」
真人「うっ!」
真人「(身代わりを作る隙が無い)」
真人「(ああ~なんて...なんて新鮮なインスピレーション!!これが"死"か!!)」
七海建人「それは違います。彼は今まさにそのすり合わせの真っ最中。どちらかといえばバカはあなたです」
真人「ふふふっ」
真人「(殺してきたか!!)」
真人「(こっちのネタは上がっている。インパクトの直前に形を変え...)」
真人「うっ!」
真人「(身代わりを作る隙が無い)」
真人「(ああ~なんて...なんて新鮮なインスピレーション!!これが"死"か!!)」
真人「(領域展開)」
虎杖悠仁「ふざけんな!(何でナナミンだけ閉じ込められた?このままじゃ...このままじゃ...)」
七海建人「(領域展開...呪力で構築した生得領域内で)」
七海建人「(必殺の術式を必中必殺へと昇華する。私の到達できなかった呪術の極地...おそらくヤツの魂に干渉する術式は原型の手のひらで触れることが発動条件)」
七海建人「(しかしそれが必中の領域内となれば私は今)」
七海建人「(領域展開...呪力で構築した生得領域内で)」
七海建人「(必殺の術式を必中必殺へと昇華する。私の到達できなかった呪術の極地...おそらくヤツの魂に干渉する術式は原型の手のひらで触れることが発動条件)」
七海建人「(しかしそれが必中の領域内となれば私は今)」
七海建人「(文字通り手のひらの上)」
七海建人「(クソ...呪術師はクソだ...)」
七海建人「(他人のために命を投げ出す覚悟を時として仲間に強要しなければならない...だからやめた...というより逃げた...)」
店員「好きなんですか?カスクート」
七海建人「いや...はい...近所のコンビニで売られなくなってしまって」
店員「うわっ辛口」
店員「また来てくださいね~!」
七海建人「(蠅頭...放っておいても問題ないでしょう)」
七海建人「(下手に処理してへんてこ霊媒師と思われても面倒だ)」
七海建人「お金を預かるということは人生を預かるということでもあります」
七海建人「利益追求とリスクのバランスは言わずもがなですね。はじめは何も特別なことをする必要はありません。お客に対して真摯であること。それだけは忘れずに」
社長「七海~そんなお堅い話ばかりするな~チェリーがビビっちまうだろ」
店員「また来てくださいね~!」
七海建人「(蠅頭...放っておいても問題ないでしょう)」
七海建人「(下手に処理してへんてこ霊媒師と思われても面倒だ)」
七海建人「お金を預かるということは人生を預かるということでもあります」
七海建人「利益追求とリスクのバランスは言わずもがなですね。はじめは何も特別なことをする必要はありません。お客に対して真摯であること。それだけは忘れずに」
社長「七海~そんなお堅い話ばかりするな~チェリーがビビっちまうだろ」
社長「七海~2年目だろ?お前はクレバーだ。もっと暴れてくれ。期待してんだから」
七海建人「(自分は遣り甲斐とか生き甲斐なんてものとは無縁の人間)」
七海建人「(30~40歳まで適当に稼いであとは)」
七海建人「(物価の安い国でふらふらと人生を謳歌する)」
七海建人「(高専を出て4年...寝ても覚めても金の事だけを考えている)」
七海建人「私の仕事はお金持ちの人からお金を預かってその人をよりお金持ちにする。だいたいそんな感じです」
七海建人「正直私がいなくても誰も困りません。パン屋がないとパンを食べたい人が困りますよね。でもなぜかそういう人間のサイクルを外れた私のような仕事の方が金払いがよかったりする。冷静に考えるとおかしな話ですよね?」
店員「じ...自慢?」
七海建人「正直私がいなくても誰も困りません。パン屋がないとパンを食べたい人が困りますよね。でもなぜかそういう人間のサイクルを外れた私のような仕事の方が金払いがよかったりする。冷静に考えるとおかしな話ですよね?」
店員「じ...自慢?」
七海建人「肩どうですか?」
店員「あれ?軽い!!」
七海建人「違和感が残るようでしたら病院へ。失礼します」
店員「ありがとう」
店員「また来てくださいね」
七海建人「(ありがとう...生き甲斐などというものとは無縁の人間だと思っていた)」
真人「無為転変。君に感謝を」
七海建人「必要ありません」
真人「(何で入れる?)」
七海建人「(そうか!結界内からの耐性を上げるほど)」
七海建人「(外からの攻撃に弱くなる。領域は閉じ込めることに特化した結界。逆に侵入するのは容易い)」
七海建人「(なぜなら侵入者にメリットがないから)」
七海建人「(無量空処や自閉円頓裹のように)」
宿儺「(どうでもいい)」
宿儺「(ヤツ以外は)」
七海建人「チッ!」
七海建人「そんなこと私にだってわかりませんよ。善人が安らかに悪人が罰を受け死ぬことが正しいとしても世の中の多くの人は善人でも悪人でもない。死は万人の終着ですが同じ死は存在しない。それらを全て正しく導くというのはきっと苦しい。私はお勧めしません。…などと言っても君はやるのでしょうね。死なない程度にしてくださいよ」
虎杖悠仁「(動け体...殺すんだろ...あいつを...)」
七海建人「虎杖君!虎杖君!」
真人「ふふふ...あれが呪いの王両面宿儺。現時点では漏瑚より呪力の総量では劣るハズ。なのに...」
真人「次はどう殺してやろうか。ふふっ」
虎杖悠仁「説教」
七海建人「命を助けてもらった相手に説教もくそもないでしょう」
虎杖悠仁「ナナミン...俺は今日人を殺したよ..."人は死ぬ…それは仕方ない…ならせめて正しく死んでほしい" …そう思ってたんだ…だから引き金を引かせない事ばかり考えてた…でも…自分で引き金を引いて分かんなくなったんだ…正しい死って何?」
七海建人「そんなこと私にだってわかりませんよ。善人が安らかに悪人が罰を受け死ぬことが正しいとしても世の中の多くの人は善人でも悪人でもない。死は万人の終着ですが同じ死は存在しない。それらを全て正しく導くというのはきっと苦しい。私はお勧めしません。…などと言っても君はやるのでしょうね。死なない程度にしてくださいよ」
虎杖悠仁「(ならせめて分かるまで…アイツを殺すまで)」
禪院真希「それは違くねぇか?」