Detective Conan
🖊原作者(Original Story):青山剛昌(Gosho Aoyama)
第995話 代役・京極真(後編)
キャスト
🔷鈴木園子 Suzuki Sonoko CV: 松井菜桜子
🔷京極真 Kyogoku Makoto CV.檜山修之
🔷メアリー世良 Mearī Sera CV; 田中敦子
🔷世良真純 Sera Masumi CV: 日高のり子
🔷阿笠博士 Agasa Hiroshi CV.緒方賢一
🔷灰原哀 Haibara Ai CV.林原めぐみ
🔷吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子
🔷円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江
🔷小嶋元太 Kojima Genta CV,高木渉
🔷目暮十三 Megure Jūzō CV: 茶風林
🔷高木渉 Takagi Wataru CV: 高木渉
世良真純「工藤新一 君?」
コナン「あぁ…まぁ…」
世良真純「(ロンドンでパパに会いに行ったママ)」
世良真純「(そのママが)」
世良真純「(少女の姿で帰ってきたのを)」
世良真純「(目の当たりしてなきゃね)」
世良真純「(そしてその謎を解く鍵だと思ったのが、その時目に飛び込んできた君だったのさ)」
世良真純「(そのママが)」
世良真純「(少女の姿で帰ってきたのを)」
世良真純「(目の当たりしてなきゃね)」
世良真純「(そしてその謎を解く鍵だと思ったのが、その時目に飛び込んできた君だったのさ)」
コナン「ん?」
コナン「う…うん…」
高木刑事 「その時の事を警部に詳しく話してくれないかな?」
高木刑事 「うん。尾取さんが本当に自分で毒を飲んだのかはっきりさせたいんだって」
コナン「今は…ちょっと…その…あの…難しい感じで…それに僕役に立てるか分かんないよ」
高木刑事 「ははっ!またまた~お借りします」
コナン「今は…ちょっと…その…あの…難しい感じで…それに僕役に立てるか分かんないよ」
高木刑事 「ははっ!またまた~お借りします」
世良真純「で、他にはいないのか?年の割に妙に大人びてる子」
灰原哀「えぇ」
円谷光彦「誰か噂してるんでしょうか~」
小嶋元太「風邪じゃねぇ?」
円谷光彦「世良真純さんでしたよね?」
灰原哀「ええ。だってその会社…30年前に薬の開発チームの一員として」
灰原哀「私の父が働いていた製薬会社らしいもの」
灰原哀「でも倒産してしまい、やむなく夫婦で町医者を開業したみたい。元いた家は知人に貸してしまったから別の場所に小さな病院を構えてね。その町医者も例のグループから何度も勧誘され続けてて、父はずっと断っていたらしいんだけど何かのきっかけでそのグループのラボに…」
灰原哀「ってこんな話つまらないわね。忘れてくれる?」
灰原哀「私の父が働いていた製薬会社らしいもの」
灰原哀「でも倒産してしまい、やむなく夫婦で町医者を開業したみたい。元いた家は知人に貸してしまったから別の場所に小さな病院を構えてね。その町医者も例のグループから何度も勧誘され続けてて、父はずっと断っていたらしいんだけど何かのきっかけでそのグループのラボに…」
灰原哀「ってこんな話つまらないわね。忘れてくれる?」
灰原哀「(私と工藤君の体を幼児化させた薬だったなんてね…)」
コナン「だから何度も言ってるでしょう?監督はシェイクを渡しただけで2人は大した話をしてないって」
コナン「(クッソォ!世良があの2人に変な事聞かねえか見張ってないといけねぇのに)」
目暮警部「もう一度確認を」
高木刑事「はい」
コナン「…うん…」
富岡茂松「なあ刑事さん、俺らいい加減帰っちゃダメかね」
コナン「ねえ、京極の兄ちゃんのマネージャー誰?何かテレビ局のプロデューサーが京極の兄ちゃんの役者デビューについて相談したいんだって」
コナン「うん。その車の陰で待ってるよ」
世良真純「(なるほど!毛利探偵がいないときには彼女を)」
園子(コナン)「真さん~」
園子(コナン)「推理の邪魔になるから誰も私に近づけないで」
京極真「はい!失礼します」
世良真純「わっ!!ちょ…ちょ…」
園子(コナン)「まず俳優の徳園さんが転落死させられた第一事件」
園子(コナン)「現場の教室にはアクションシーンの撮影で全員が集まっていた」
園子(コナン)「休憩になり4階にいた人は一度下に降りてその後スタントシーンのため真さんが先に4階に戻る」
園子(コナン)「ADの吠木さんはまだ下にいて」
園子(コナン)「先に徳園さんが4階に」
園子(コナン)「徳園さんはお気に入りのスマホが見当たらないからと別のスマホで呼び出していた」
園子(コナン)「スマホに傷一つなかったからうっかり落としたのではないわね。徳園さんを窓の外に誘き出せるため」
園子(コナン)「そして…」
園子(コナン)「警察は当初からスマホに何らかの仕掛けがあったと見ていた。特定の番号からの着信音を大きな音に設定しておけば徳園さんを驚かせることはできたかもしれない。でもそれじゃ着信履歴が残るし何よりあの時、誰もそんな大きな音を聞いていないわ」
園子(コナン)「唯一聞こえたのは4階の真さんが聞いた何かが羽ばたくような小さな音よ」
高木刑事「蝶々のおもちゃですね」
園子(コナン)「まず俳優の徳園さんが転落死させられた第一事件」
園子(コナン)「現場の教室にはアクションシーンの撮影で全員が集まっていた」
園子(コナン)「休憩になり4階にいた人は一度下に降りてその後スタントシーンのため真さんが先に4階に戻る」
園子(コナン)「ADの吠木さんはまだ下にいて」
園子(コナン)「先に徳園さんが4階に」
園子(コナン)「徳園さんはお気に入りのスマホが見当たらないからと別のスマホで呼び出していた」
園子(コナン)「スマホに傷一つなかったからうっかり落としたのではないわね。徳園さんを窓の外に誘き出せるため」
園子(コナン)「そして…」
園子(コナン)「警察は当初からスマホに何らかの仕掛けがあったと見ていた。特定の番号からの着信音を大きな音に設定しておけば徳園さんを驚かせることはできたかもしれない。でもそれじゃ着信履歴が残るし何よりあの時、誰もそんな大きな音を聞いていないわ」
園子(コナン)「唯一聞こえたのは4階の真さんが聞いた何かが羽ばたくような小さな音よ」
高木刑事「蝶々のおもちゃですね」
園子(コナン)「蝶々に被らせるために慎重に置く必要があったからよね」
園子(コナン)「え?えぇ…尾取さんはそれを証拠に犯人を脅そうとして逆に殺されたのよ」
園子(コナン)「よく見て。人が落ちてきたのに不自然な行動の人がいるでしょ?」
園子(コナン)「そう!転落した徳園さんには目もくれずにずっと4階を見上げていた」
園子(コナン)「メイク係の油井英香さん!あなたが犯人よ!」
園子(コナン)「あなたが見ていたのはジョークグッズの行方。みんなが徳園さんに気を取られている隙に回収するつもりでね。でも運悪くジョークグッズは室内に入ってしまった」
高木刑事「京極君は見てなかったのかい?」
京極真「はい。ただ羽音はずっと聞こえていた気がします」
園子(コナン)「あなたは尾取さんに脅され殺害を決意する。遺留品に尾取さんのスマホがなかったのは」
園子(コナン)「そのやりとりを隠すためあなたがくすねたのね」
園子(コナン)「油井さんが犯行に使ったのはそのストロー」
園子(コナン)「ジャバラの先を切り離し縦に切れ目を入れて」
園子(コナン)「別のストローにキャップのようにはめる」
園子(コナン)「油井さんは予めそのギャップに毒を塗っておき、花粉症のカプセルが飲めないとADが飲み物を買いに行くように仕向けた」
園子(コナン)「もちろん近くの店に目的のシェイクがあるのは確認済み」
園子(コナン)「そして飲み物を渡す手伝いの振りをして必要なストローをくすねる。あとは毒のギャップをはめた物を尾取さんの分として渡せばOK」
園子(コナン)「そのやりとりを隠すためあなたがくすねたのね」
園子(コナン)「油井さんが犯行に使ったのはそのストロー」
園子(コナン)「ジャバラの先を切り離し縦に切れ目を入れて」
園子(コナン)「別のストローにキャップのようにはめる」
園子(コナン)「油井さんは予めそのギャップに毒を塗っておき、花粉症のカプセルが飲めないとADが飲み物を買いに行くように仕向けた」
園子(コナン)「もちろん近くの店に目的のシェイクがあるのは確認済み」
園子(コナン)「そして飲み物を渡す手伝いの振りをして必要なストローをくすねる。あとは毒のギャップをはめた物を尾取さんの分として渡せばOK」
園子(コナン)「油井さん、あなた花粉症のカプセルちゃんと飲んだの?毒付きのキャップを裸で持ち歩くのは危険。私ならストローを横に丸めてカプセルに入れておき」
園子(コナン)「犯行後もそこに隠すけど」
園子(コナン)「あなたもそうしたんじゃない?」
園子(コナン)「それをまた他のカプセルに混ぜて隠したために飲むに飲めなくなってしまったんでしょ?そのカプセルが見つかれば決定的」
園子(コナン)「犯行後もそこに隠すけど」
園子(コナン)「あなたもそうしたんじゃない?」
園子(コナン)「それをまた他のカプセルに混ぜて隠したために飲むに飲めなくなってしまったんでしょ?そのカプセルが見つかれば決定的」
油井英香「えぇ…あれはジョークグッズで徳園さんを殺せなかったときの保険。尾取さんに使うためじゃなかった…徳園さん…シェイク飲まないのよ」
油井英香「監督が尾取さんにシェイクを渡したからストローの違いに疑いをもたれなかったのはラッキー」
油井英香「監督が尾取さんにシェイクを渡したからストローの違いに疑いをもたれなかったのはラッキー」
吠木曜太「やはり西部のことが…」
油井英香「えぇ…徳園さんが仕掛けた悪戯で神明さんに大ケガをさせたことを思い出した彼は…あの日一睡もできなかったの」
油井英香「でも次の日ロケ現場に向かうって…自分が行かなきゃまた誰か困るって…車を…」
油井英香「えぇ…徳園さんが仕掛けた悪戯で神明さんに大ケガをさせたことを思い出した彼は…あの日一睡もできなかったの」
油井英香「でも次の日ロケ現場に向かうって…自分が行かなきゃまた誰か困るって…車を…」
油井英香「ずっとずっと殺そうかどうか迷ってた!!でも事故の原因は一つじゃないからって自分にそう言い聞かせてきたのよ!それなのに!」
徳園彩也「俺ら役者はお前らADと違って代えがきかねぇんだからな!」
油井英香「今日のあの言葉で腹は決まったわ!この男絶対あの世で西部君に謝らせなきゃならないってね!」
徳園彩也「俺ら役者はお前らADと違って代えがきかねぇんだからな!」
油井英香「今日のあの言葉で腹は決まったわ!この男絶対あの世で西部君に謝らせなきゃならないってね!」
油井英香「!!は!!?」