HORIMIYA
🖊原作者(Original Story): HERO
TVアニメ『ホリミヤ』 第1話ネタバレ
キャスト
🔶堀京子 Hori Kyōko CV.戸松遥
🔶宮村伊澄 Miyamura Izumi CV.内山昂輝
🔶石川透 Ishikawa Tōru CV.山下誠一郎
🔶吉川由紀 Yoshikawa Yuki CV.小坂井祐莉絵
🔶井浦秀 Iura Shū CV.山下大輝
🔶堀創太 Hori Sōta CV.寺崎裕香
石川透 「なぁ帰りカラオケ寄ってかね?」
吉川由紀「カラオケ?」
石川透 「割引券今日までなんで」
吉川由紀「2時間半額!安っ!」
堀京子「あ、ごめん、パス」
吉川由紀「えぇー!いっつもじゃん!」
堀京子「ほんとごめん」
堀京子「え?」
西貴子「そうそうそんな感じ」
石川透「アイツよく分かんねぇんだよな~一緒につるんでるヤツもいなそうだし」
西貴子「男でもいるんじゃない?」
石川透「男!?」
堀創太 「あっ!お姉ちゃん!」
堀創太 「やったー!」
堀創太「ん?どうしたの?」
堀創太「転んだ」
堀京子「もう!ハンカチ持ってなかったの?」
宮村伊澄「あ…はぁ…でも…」
堀京子「お礼もしたいですし是非」
宮村伊澄「犬にビックリして転んだみたいで」
堀京子「わざわざすみませんでした」
宮村伊澄「いえいえ。こちらこそ」
堀京子「あ、いえそんな…そそっかしくて困ってます」
堀京子「(本当に同一人物?今でも信じられないんだけど)」
堀京子「宮村ちょっといい?」
宮村伊澄「えっ?また遊びに行ってもいいんですか?」
宮村伊澄「ほんと?あ、じゃあ絵本でも買ってってあげよう」
宮村伊澄「驚いた」
堀京子「何が?」
宮村伊澄「えっ?」
堀京子「普段から昨日みたいに髪上げてればいいのに。メガネも」
宮村伊澄「あぁ…でもピアスの穴目立っちゃうし」
堀京子「大分開けてるよね。いくつ開けてるの?」
宮村伊澄「9つかな。左右に4つずつに口1つ」
堀京子「それは開けすぎだと思うわ」
宮村伊澄「母親にも言われた…」
宮村伊澄「漫画は好きだけど萌えとまでは…」
宮村伊澄「ケーキ持ってきたよ」
堀京子「卵のタイムセール制限なしでめちゃ安くてね」
堀京子「平気平気!急な委員会でもない限り卵をもぎ取って帰ってくるわよ!」
🔊「委員の人はホームルームが終わり次第 視聴覚室に集まってください」
堀京子「(なぜこのタイミングで!でも諦めるわけにはいかない!)」
宮村伊澄「(買ってこいってか!?)」
宮村伊澄「主婦怖い…もうセールには行かない…」
堀京子「何?誰?会った?」
堀京子「会ったってその格好で?」
宮村伊澄「うん。俺だって分かんなかったみたい多分」
堀京子「そっか…」
堀京子「なんか私以外の人に宮村のそういう格好とか見て欲しくないな…」
堀京子「ごめん!なんでもなーい!忘れて!飲み物出すの忘れた。麦茶でいい?」
宮村伊澄「堀さん!あの…俺も堀さんのそういう格好とか料理してるとことかね、結構大きな声出して怒るとことか」
宮村伊澄「実は家ではどうでもいい髪型してることとか」
宮村伊澄「その…筋肉の付き方がよかったり…」
堀京子「ごめん!なんでもなーい!忘れて!飲み物出すの忘れた。麦茶でいい?」
宮村伊澄「堀さん!あの…俺も堀さんのそういう格好とか料理してるとことかね、結構大きな声出して怒るとことか」
宮村伊澄「実は家ではどうでもいい髪型してることとか」
宮村伊澄「その…筋肉の付き方がよかったり…」
堀京子「うるさいわよ!」
宮村伊澄「バカって…」
堀創太「姉ちゃんのバカは1回言うと止まらないんだよ」
宮村伊澄「そうなの?」
宮村伊澄「ほんとだ」
堀京子「そうだね」
宮村伊澄「上着着てるのがますます辛くなる…」
宮村伊澄「よくない!色々なものが見つかっちゃうよ!」
宮村伊澄「うん…まぁ…でも長袖ジャージで暑い中マラソンだったらどうしよう…?俺熱中症で死ぬかも…」
石川透「人気者だな」
宮村伊澄「あ、えっと…何が?」
宮村伊澄「あぁうん。勉強ができるってすごいよね」
宮村伊澄「え?な、何?」
宮村伊澄「あ、うん…そうだよ。俺と堀さんじゃ釣り合わないし…釣り合わ…その…」
宮村伊澄「石川君、堀さんのこと好きなんだ?」
石川透「なっ!だっ、だったらなんだよ?」
宮村伊澄「えぇぇぇ!!本当にそうなの!?」
宮村伊澄「だから俺が堀さんと話してるといつも睨んでくるんだ!」
石川透「そ、そうだよ!だから…」
石川透「声がでけぇよ!バカ!」
宮村伊澄「ごめん!これ内緒だった?ほんとにごめん!」
宮村伊澄「え、えっと…寒がり?」
石川透「汗出てんぞ」
石川透「しねぇよそんなん」
宮村伊澄「本当に面倒だから誰にも言わないでね?」
宮村伊澄「そういうこと」
石川透「うぉ…すっげぇ…」
宮村伊澄「オタク以外は大体合ってるから大丈夫」
石川透「お前ピアスまで開けてたのかよ!?」
宮村伊澄「しーっ!」
石川透「なんかお前面白いな。隠すくらいならピアスも刺青もしなきゃいいのに」
宮村伊澄「気付いたら彫っちゃってる時ってあるじゃん?」
石川透「ねぇよ」
石川透「まぁ隠してるんなら誰にも言わねぇし。なんで堀と急に仲良くなったのかは気になるけど」
宮村伊澄「急じゃないよ。実は少し前から。それに仲良くしてもらってる感じだし友達以外の何者でもないからほんと」
石川透「じゃあ俺、堀に告るけどいい?」
宮村伊澄「なんで俺に確かめるかな」
石川透「いや…なんとなく」
堀京子「ちょっと何避けてんのよ?」
宮村伊澄「そんなつもりは…」
堀京子「目見て話しなさいよ」
石川透「堀、話あんだけど帰り時間いいか?」
堀京子「帰り?」
堀京子「あ、ちょっと」
宮村伊澄「(もし2人が付き合ったら俺ってすごい邪魔だよな)」
堀京子「透のことは今はどうでもいいのよ!言ったの!?宮村は言ったの?」
宮村伊澄「言っ…た…」
堀京子「そう思ってたの?ずっとそんなこと思いながらウチに来てくれてたの?」
宮村伊澄「違う!!」
宮村伊澄「石川君の言う通り俺暗いし地味だしさ…堀さんの株が下がったり迷惑掛けてるんじゃないかなって思ったんだ。だから別に本気でそう思ってるわけじゃ…堀さんなんで?」
堀京子「なんでアンタが私の株とか気にすんのよ!勝手に決めつけて納得しないで!」
堀京子「なによ?気持ち悪い。宮村、透のこと好きなの?いっそ付き合えば?」