伏黒恵「(矢尻に少量の血、やっぱ物理法則無視の軌道は加茂さんの術式か)」
加茂憲紀「同時にもう一種式神を出せるだろ?出し惜しみされるのはあまり気分が良くないね」
加茂憲紀「同時にもう一種式神を出せるだろ?出し惜しみされるのはあまり気分が良くないね」
伏黒恵 「(玉犬は仕事だっつーの)」
伏黒恵 「加茂さんこそ矢ラス1でしょ?貧血で倒れても助けませんよ」
伏黒恵 「(赤血操術、自身の血とそれが付着した物を操る。血筋大好きの御三家らしい術式だな)」
加茂憲紀「心配いらないよ。これらは全て事前に用意したものだ」
加茂憲紀「(十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)、禪院家相伝の術式の一つ。影を媒介とした十種の式神術。真希や真依にこれが遺っていればね)」
伏黒恵 「(こんなパワーあったか!?この人)」
加茂憲紀「よく反応したね。気を抜くなよ!」
伏黒恵 「(呪力で守るの遅れた!スピードもパワーもさっきまでとはまるで別人)」
加茂憲紀「(血を操るということは形状や運動だけではない。体温、脈拍、赤血球量などの血中成分まで自由自在)」
加茂憲紀「赤鱗躍動(せきりんやくどう)」
伏黒恵 「ドーピングか!?」
加茂憲紀「よく気づいた。だが俗な言い方はやめてほしいね」
三輪霞「刀~♬取られちゃったよ~♬」
三輪霞「(真依のお姉ちゃんどっか行っちゃった。まぁ刀のない私は戦力にならないから正しい判断だ。タピオカって言うほどおいしいか?あ!メカ丸だ)」
伏黒恵 「(赤血操術、自身の血とそれが付着した物を操る。血筋大好きの御三家らしい術式だな)」
加茂憲紀「心配いらないよ。これらは全て事前に用意したものだ」
加茂憲紀「(十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)、禪院家相伝の術式の一つ。影を媒介とした十種の式神術。真希や真依にこれが遺っていればね)」
伏黒恵 「(こんなパワーあったか!?この人)」
加茂憲紀「よく反応したね。気を抜くなよ!」
伏黒恵 「(呪力で守るの遅れた!スピードもパワーもさっきまでとはまるで別人)」
加茂憲紀「(血を操るということは形状や運動だけではない。体温、脈拍、赤血球量などの血中成分まで自由自在)」
加茂憲紀「赤鱗躍動(せきりんやくどう)」
伏黒恵 「ドーピングか!?」
加茂憲紀「よく気づいた。だが俗な言い方はやめてほしいね」
三輪霞「刀~♬取られちゃったよ~♬」
三輪霞「(真依のお姉ちゃんどっか行っちゃった。まぁ刀のない私は戦力にならないから正しい判断だ。タピオカって言うほどおいしいか?あ!メカ丸だ)」
狗巻棘「戻れ」
狗巻棘「こんぶ」
加茂憲紀「なんで皆母様を虐めるのですか?」
母親「爛れた側妻だからよ」
伏黒恵「ちょいちょい出してくる仲間意識なんなんですか?」
伏黒恵「違います」
加茂憲紀「シンパシーさ。君はゆくゆく御三家を支える人間になる。私は虎杖悠仁を殺すつもりだ」
伏黒恵「楽巌寺学長の指示ですか?」
加茂憲紀「いや私個人の判断だ。それが御三家、加茂家の人間として正しい判断だと思っている。君にも理解できるはずだ。君と私は同類だ」
伏黒恵「違います」
伏黒恵「違います。そういう話は真希さんにして下さい。俺にもう禪院家との繋がりはありませんよ。それに俺は自分のこと"正しい"なんて思ってないです。いや、スミマセン違いますね。俺は自分が正しいとか間違ってるとかどうでもいいんです」
伏黒恵「ただ俺は自分の良心を信じてる」
伏黒恵「狗巻先輩!」
楽巌寺嘉伸「外部であろうと内部であろうと不測の事態には変わりあるまい」
五条悟「ほーら、おじいちゃん。散歩の時間ですよー昼ご飯は先食べたでしょ~?」
組屋鞣造「派手にやってんなぁ。でもなぁ呪霊はなぁ、死んだらなんも残んねぇからなぁ、なんも作れねぇ、よっなぁ」
組屋鞣造「闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」
組屋鞣造「おお~よしよし!楽しみだなぁハンガーラック」
組屋鞣造「闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」
組屋鞣造「おお~よしよし!楽しみだなぁハンガーラック」
五条悟「いや無理」
庵歌姫「はあ!!?」
五条悟「(うまいな)」
五条悟「まっ、下りた所で破りゃいい話でしょ」
五条悟「(何だ!?この違和感)」
庵歌姫「ちょっと!なんでアンタが弾かれて私が入れんのよ?」
五条悟「なるほど!」
五条悟「庵歌、お爺ちゃん先に行って。この帳、五条悟の侵入を拒む代わりにその他全ての者が出入り可能な結界だ」
庵歌姫「はあ!!?」
五条悟「実質あの帳はもう完成してる。視覚効果より術式効果を優先してあるみたいだ」
五条悟「(うまいな)」
五条悟「まっ、下りた所で破りゃいい話でしょ」
五条悟「(何だ!?この違和感)」
五条悟「なるほど!」
五条悟「庵歌、お爺ちゃん先に行って。この帳、五条悟の侵入を拒む代わりにその他全ての者が出入り可能な結界だ」
庵歌姫「(確かにそれなら足し引きの辻褄は合う。でも特定の個人のみに作用する結界なんて余程)」
五条悟「余程腕が立つ呪詛師がいる。しかもこちらの情報をある程度把握してるね。ほら行った行った。何が目的か知らないけど一人でも死んだら僕らの負けだ」
組屋鞣造「待て待て!!せめて女を殺らせろ!!ジジィのスカスカの骨とシワッシワの皮じゃなんも作れねーよ」
楽巌寺嘉伸「スカスカかどうかは儂を殺して確かめろ」
加茂憲紀「なぜ高専に呪霊がいる?帳は誰のものだ!?」
楽巌寺嘉伸「スカスカかどうかは儂を殺して確かめろ」
加茂憲紀「なぜ高専に呪霊がいる?帳は誰のものだ!?」
伏黒恵「多分その呪霊と組んでる呪詛師のものです」
狗巻棘「ケホッ」
加茂憲紀「何か知っているのか?」
狗巻棘「ツナマヨ」
伏黒恵「そうですね。五条先生に連絡しましょう」
加茂憲紀「ちょっと待て。君は彼が何を言っているのか分かるのか?」
伏黒恵「今そんなことどうでもいいでしょ。相手は領域を使うかもしれません。距離を取って五条先生の所まで」