侍「更に誘拐したのはお前だろ?」
錦えもん「いいさ。おれが死んでも悲しむ奴なんかいねぇ」
町民達「(おでんカッコよかった!せめて礼を…でも言えねェ!これはあいつのせいなんだ!あいつは悪人!カッコ良すぎて叫びそうだった!)」
錦えもん「みんな聞いてほしい!この事件の真相を!」
光月おでん「しょうもねェ事するな!!」
家臣「おでん様~!!」
錦えもん「みんな聞いてほしい!この事件の真相を!」
光月おでん「しょうもねェ事するな!!」
家臣「おでん様~!!」
光月おでん「なるほど絶縁に都追放か!」
光月おでん「片腹痛いぞ将軍殿!ついにあんたが!いやさ“花の都”がこのおれを持て余しただけの事!絶縁上等!河岸を変えよう!日が暮れたらそこが寝床だ!あ~~腹減ったな」
お鶴「泣いてるの?錦ちゃん」
傳ジロー「光月おでん!光月おでん!光月おでん!やっぱすげぇや~!!」
『白舞』
「どうぞどうぞおでん様。お会いできて光栄です。康イエ様も心待ちにされておられます」
光月おでん「嘘つけ!待ってるワケねぇだろ!」
康イエ「ああ 待ってなどいない!都追放された馬鹿など」
康イエ「何の用だおでん!偉そうに子分連れか?」
光月おでん「おっ!オジキ!」
康イエ「その呼び方はやめろ」
オロチ「ヘエヘエ!康イエ様に拾って頂きました。オロチと申す。コマ使いでございやす」
光月おでん「九里に怪物が住んでるらしい。アシュラ童子という鬼が」
「あーっ!お待ちを 水たまりが!さあどうぞ 私めの背中を踏みお渡りください」
光月おでん「こいつさっきから気持ち悪りィ!」
康イエ「そいつは新入りのコマ使いだ」
オロチ「ヘエヘエ!康イエ様に拾って頂きました。オロチと申す。コマ使いでございやす」
光月おでん「九里に怪物が住んでるらしい。アシュラ童子という鬼が」
康イエ「九里はワノ国の癌だ。スキヤキ様にも手が出せぬ。犯罪者は九里に逃げ込めばお上の手は届かない。しかし九里で生き残る力がなければ死が待つのみ。もはや別の国と化している程の無法地帯だ」
光月おでん「面白い!ちとワノ国を漫遊して参る!」
家来「康イエ様!見てください!彼を泊めてた部屋!どう暮らせばこんな状態に!修理代を請求しましょう!」
光月おでん「面白い!ちとワノ国を漫遊して参る!」
家来「康イエ様!見てください!彼を泊めてた部屋!どう暮らせばこんな状態に!修理代を請求しましょう!」
康イエ「まぁ…天災が通ったと思うしかあるまい」
家来「康イエ様はおでんに甘すぎですよ」
家来「康イエ様!!」
康イエ「今度は何だ?」
傳ジロー「どこまでも~~」
イゾウ「おかわり」
光月おでん「だから食うな!よそうな!」
光月おでん「(聞けば父が罪人となり家族は散々に)」
光月おでん「(図々しくもおれ達のおでんを勝手に食い涙を流していた)」
希美
光月おでん「(希美にて生きている者、死体問わず人の髪の毛を切り奪っていく妖怪あり。日銭稼ぎ、髪で筆を作って売る変態であった)」
<希美の妖怪 カン十郎 >
光月おでん「(聞けば父が罪人となり家族は散々に)」
光月おでん「(図々しくもおれ達のおでんを勝手に食い涙を流していた)」
希美
光月おでん「(希美にて生きている者、死体問わず人の髪の毛を切り奪っていく妖怪あり。日銭稼ぎ、髪で筆を作って売る変態であった)」
<希美の妖怪 カン十郎 >
光月おでん「(森深き兎丼にて悪名高い山賊の噂があり。女はさらわれて男は半殺しの目にあうという)」
雷ぞう「ええ!」