光月おでん「オメェがボスか?」
アシュラ童子「地獄で生きる気持ちがわかるか!」

光月おでん「それがテメェの言いてぇことか?」

光月おでん「おでん二刀流 侍魅大魂」


光月おでん「悪ぃな…今全部終わったところだ。夜通し丸一日かかっちまったよ」


アシュラ童子「さっさと殺せ!どうせ見え透いた未来…未練はねぇ」

錦えもん「これが…悪名高きアシュラ童子!」

光月おでん「オイお前ら、まだおれのこと大好きか?」


光月おでん「お前らの知恵と力を貸せ」

光月おでん「おれはこのどうしようもねぇクズ共の王になることにした」


光月おでん「それがテメェの言いてぇことか?」

光月おでん「おでん二刀流 侍魅大魂」



光月おでん「悪ぃな…今全部終わったところだ。夜通し丸一日かかっちまったよ」


アシュラ童子「さっさと殺せ!どうせ見え透いた未来…未練はねぇ」

錦えもん「これが…悪名高きアシュラ童子!」

光月おでん「オイお前ら、まだおれのこと大好きか?」


光月おでん「お前らの知恵と力を貸せ」

光月おでん「おれはこのどうしようもねぇクズ共の王になることにした」

花の都
家臣「将軍様!おでん様がまた」
光月スキヤキ「どうした?今度は何をしでかした?」
「血生臭い地獄の様だった土地 」
光月おでん「大名!」
光月おでん「どこぞの立派な堅物を派遣されるよりおれはお前らがいい!」

光月おでん「おれの侍になれ!」




「おでん様~~~!」


光月おでん「ぐわァ離れろ!鼻水を止めろ!」


「世界の海では」

「壊滅した伝説のロックス海賊団の残党達が」

「新しい仲間を集め次第に勢力を広げその名を上げていた」
錦えもん「何すか?この妖怪共」
光月おでん「ついて来た」


イヌアラシ「助けてくれてありがとう」

ネコマムシ「あつ!空腹と難破で死にそうな上」

ネコマムシ「暴力でも死にそうやった」

光月おでん「ミンク族!父に昔聞いたことがある」
イヌアラシ「そうだろ?おれ達の国にもあの印がある。ゆがら達とおれ達は兄弟分だ」
ネコマムシ「命の恩人、とにかく腹が減って」

光月おでん「そうか。たくさん食べるといい」
ネコマムシ「熱っ!!!!」

ネコマムシ「熱すぎじゃろ!!!!!!」


ネコマムシ「わしゃ猫舌なんじゃ~!!」

光月おでん「ははははっ!おいネコ!」

光月おでん「煮えてなんぼのおでんに候」


ネコ・イヌ「おお~!!なんかすげぇ~!!」
錦えもん「お前は何なんだ!?」

河松「船が沈み母と二人」

河松「この国に流されてきた」

河松「助けを求めても魚人だと石を投げられ」

河松「母は怪我をしてもう故郷には帰れない。母は死ぬときに言った。魚人は差別されるからお前はカッパだと言い張って生きろと」

河松「おれはカッパの河松。残飯ばかり食ってきた」

河松「助けてもらった上にこんなうまいもの…食わせてくれてありがとう…一生忘れない」

河松「これ全部もらっていいか?」

ネコマムシ「熱すぎじゃろ!!!!!!」


ネコマムシ「わしゃ猫舌なんじゃ~!!」

光月おでん「ははははっ!おいネコ!」

光月おでん「煮えてなんぼのおでんに候」


ネコ・イヌ「おお~!!なんかすげぇ~!!」


河松「船が沈み母と二人」

河松「この国に流されてきた」

河松「助けを求めても魚人だと石を投げられ」

河松「母は怪我をしてもう故郷には帰れない。母は死ぬときに言った。魚人は差別されるからお前はカッパだと言い張って生きろと」

河松「おれはカッパの河松。残飯ばかり食ってきた」

河松「助けてもらった上にこんなうまいもの…食わせてくれてありがとう…一生忘れない」

河松「これ全部もらっていいか?」
光月おでん「なーに また作るさ。待てな」
ネコマムシ「いかん…食いもんを粗末にした」
イヌアラシ「大人になったな」
ネコマムシ「うおおおおお~!!」

ネコマムシ「悪かったニャン...カッパ」

イヌアラシ「わしも一緒に」

イヌアラシ「また熱すぎじゃ~!!」

光月おでん「ははははっ!!面白いネコだ」

イヌアラシ「うわあああああああ!!」
光月おでん「世界にはまだ見ぬ生物がいるのだな。お前らを見てまた海へ出る日が楽しみになった」


光月おでん「じゃあ元気でな」


ネコマムシ「悪かったニャン...カッパ」

イヌアラシ「わしも一緒に」



光月おでん「ははははっ!!面白いネコだ」

イヌアラシ「うわあああああああ!!」



光月おでん「じゃあ元気でな」
光月おでん「わかった~!わかった!」
光月おでん「また増えた」

傳ジロー「まあそういう体質と思うしか」

傳ジロー「それはいいけど金欠なんすよウチ!また勝手にオロチに金を貸したでしょ?何であんなやつに」

光月おでん「いや、独立しても康さんの息のかかった男だ。放っておけねぇ」



雷ぞう「行くぞ!!康イエが何だって言うんだ!」


康イエ「なぜこんな大金を盗もうとした?」

錦えもん「おでんさんが金に困ってんだ!殺すならさっさと殺せ!ハリネズミ!!おでんさんの力になればおれの命は…惜しくない」




傳ジロー「まあそういう体質と思うしか」

傳ジロー「それはいいけど金欠なんすよウチ!また勝手にオロチに金を貸したでしょ?何であんなやつに」

光月おでん「いや、独立しても康さんの息のかかった男だ。放っておけねぇ」



雷ぞう「行くぞ!!康イエが何だって言うんだ!」


康イエ「なぜこんな大金を盗もうとした?」

錦えもん「おでんさんが金に困ってんだ!殺すならさっさと殺せ!ハリネズミ!!おでんさんの力になればおれの命は…惜しくない」


康イエ「はぁ…盗もうとした金はくれてやる」

「え~~~~~っ!!」

康イエ「それと、これはお前達が使え!やる!」

錦えもん「更に金!?嘘だろテメェ!!何の罠だ!?」

康イエ「おでんは好きか?」
康イエ「だったらこの金で身なりを整え、礼儀を学び、本を買い、学問を身につけろ」

イヌアラシ「はははは!似合わねぇ!」

「え~~~~~っ!!」

康イエ「それと、これはお前達が使え!やる!」

錦えもん「更に金!?嘘だろテメェ!!何の罠だ!?」

康イエ「おでんは好きか?」


イヌアラシ「はははは!似合わねぇ!」


菊の丞 「拙者♡」
錦えもん「違う!腹からか!」

「九里の大名一行が都にくるらしいぞ」
「ハハ!ものを盗まれるな」
「チンピラだぞおでん様の家臣共は」
「九里の一行が来たぞ」
「うわっ!!」
「まるで将軍行列!!」



光月おでん「立派にして貰っただけ。おれは何も変わっちゃいねェ」

光月スキヤキ「おでんが人に感謝するとは!!」

光月おでん「怯える事かよ?」

光月スキヤキ「はははははは!!」

光月おでん「ははははははは!!」

「父が病と聞きかけつけたおでんだったが元気な父の姿に一安心。しかしこれが2人が言葉を交わす最後の日となった」
同年 「九里」伊達港
白ひげ海賊団のモビー・ディック号





光月おでん「よう父上~!」
光月スキヤキ「おでん!何と立派になって皆驚いておるぞ!」

光月おでん「立派にして貰っただけ。おれは何も変わっちゃいねェ」

光月スキヤキ「おでんが人に感謝するとは!!」

光月おでん「怯える事かよ?」

光月スキヤキ「はははははは!!」

光月おでん「ははははははは!!」

「父が病と聞きかけつけたおでんだったが元気な父の姿に一安心。しかしこれが2人が言葉を交わす最後の日となった」

白ひげ海賊団のモビー・ディック号




白ひげ「滝を登ったよな…なぜここに海と島が……!?」