TVアニメ『約束のネバーランド』 第2期7話ネタバレ
放送日(Airdate): 2021年2月26日
約束のネバーランド 第2期7話

CAST


ノーマン「ソンジュとムジカ!?邪血の少女はまだ生きていたのか」

レイ「邪血?」

ノーマン「探し出して殺さないと」

エマ「待って!!ソンジュとムジカは大丈夫だよ!友達なの!恩人なの!殺すなんてやだ!!」

ノーマン「エマ?でも彼らも鬼なんだよ?僕らが鬼を滅ぼすのを黙って見ていると思う?許せると思う?」

エマ「じゃあ絶滅させなければいい!!」

エマ「ノーマン…私…鬼を滅ぼしたくない…私それを相談しに来たの…出来るんでしょ?ムジカの血があったら」

エマ「私はもうきっと笑えない。確実だからって殺して解決で終わらせてそれでいいの?」

エマ「殺さなくてもいい道もちゃんとあるのに…罪のない子供達まで殺戮してそれでいいの?」

エマ「私はどうしたってそう思わない!不確実だけどわずかでも双方生き残る道があるのならこの道にかけて進もうよ!もし確実な道だけ選んでたら私たち脱獄なんてしてないよ」

ノーマン「結果、僕は出荷された」
レイ「それはお前が勝手に」

ノーマン「全食用児を救うには間違えるわけにはいかない!!」

ノーマン「これが正しいんだ」

レイ「お前…何を焦ってる?」

ノーマン「二人は兄弟達とあの神殿で待っていてくれ」


エマ「また一人で遠くに行っちゃうの?」

ノーマン「え?」

エマ「やだよ…そんなのイヤだ!!」


エマ「ねぇ…正しいとかじゃなくてノーマンはそうしたの?心から鬼を絶滅させたいの?殺戮したいの?ノーマンは…辛くないの?」

レイ「邪血?」
エマ「2人のこと、ノーマン知ってたの?」

ノーマン「存在を伝え聞く限りだけど」

ノーマン「その鬼は生まれて一度も人を食べたことがない。人を食べなくてもその姿と知能を保てる超特異個体。記録上、はじめて存在が確認されたのは700年前。約束以後、まだ農園システムがが確立する前の頃」

ノーマン「彼女は始め飢餓の村に現れた救世主だった。彼女はわずかな血のみでその力を他者に伝染させる事ができた。ただひと口、彼女の血を飲むだけでその鬼は同じ体質を手にできたんだ」

ノーマン「存在を伝え聞く限りだけど」

ノーマン「その鬼は生まれて一度も人を食べたことがない。人を食べなくてもその姿と知能を保てる超特異個体。記録上、はじめて存在が確認されたのは700年前。約束以後、まだ農園システムがが確立する前の頃」

ノーマン「彼女は始め飢餓の村に現れた救世主だった。彼女はわずかな血のみでその力を他者に伝染させる事ができた。ただひと口、彼女の血を飲むだけでその鬼は同じ体質を手にできたんだ」
レイ「人を食べなくても滅びない鬼を増やすことができたってことか?」

ノーマン「うん。その後彼女の力をみんなで分け合って幾つかの集落は飢えを脱し全滅を免れた」
ノーマン「しかしその噂を聞きつけた王や貴族は彼女らを捕え」

ノーマン「その血を持つ全員を食い殺した」

ノーマン「記録ではその時、彼女も食べられ死んだとあったけれど…生きていたのか…」


ノーマン「うん。その後彼女の力をみんなで分け合って幾つかの集落は飢えを脱し全滅を免れた」

ノーマン「しかしその噂を聞きつけた王や貴族は彼女らを捕え」

ノーマン「その血を持つ全員を食い殺した」

ノーマン「記録ではその時、彼女も食べられ死んだとあったけれど…生きていたのか…」

レイ「あの二人が旅をしているのは、逃げ延びるためだったんだな」

エマ「ねぇ…私よくわかんないんだけど…何で…何で王や貴族達はムジカの仲間を食べちゃったの?」
ノーマン「彼女の血を…その力を恐れたからさ」

エマ「ねぇ…私よくわかんないんだけど…何で…何で王や貴族達はムジカの仲間を食べちゃったの?」

エマ「え?」
レイ「支配者側からすれば、農園による人間の供給を握れれば、いつ、誰に、どれだけ肉を与えるかだけで意図的な格差を作れる。よりこの世界を好きに支配できるだろう?だから捕えて殺して独占した。そういうことじゃねぇ?」

ノーマン「うん」

ノーマン「うん」
レイ「なんなら1000年前の約束も人間との戦いをどうこうって以上に、自分達で人肉を管理、統制できる方がいろいろと都合がいいってことだったのかも」

エマ「そんな…」

ノーマン「別に驚くことじゃない。みんな私利私欲で動いている。誰もがエマみたいに優しい気持ちで考えるワケじゃないんだよ」


ノーマン「それよりも警戒すべきはそのソンジュとムジカ。彼らは退化した鬼を人型に戻す力を持っている。僕らの計画において極めて不確定な危険要素だ」

エマ「そんな…」

ノーマン「別に驚くことじゃない。みんな私利私欲で動いている。誰もがエマみたいに優しい気持ちで考えるワケじゃないんだよ」


ノーマン「それよりも警戒すべきはそのソンジュとムジカ。彼らは退化した鬼を人型に戻す力を持っている。僕らの計画において極めて不確定な危険要素だ」

ノーマン「探し出して殺さないと」

エマ「待って!!ソンジュとムジカは大丈夫だよ!友達なの!恩人なの!殺すなんてやだ!!」

ノーマン「エマ?でも彼らも鬼なんだよ?僕らが鬼を滅ぼすのを黙って見ていると思う?許せると思う?」

エマ「じゃあ絶滅させなければいい!!」

エマ「ノーマン…私…鬼を滅ぼしたくない…私それを相談しに来たの…出来るんでしょ?ムジカの血があったら」

ノーマン「大好きなご飯に"私を食べるな"と言われて"はいわかった"と我慢できる?」

ノーマン「弟妹達に同じ我慢を強いられる?」

ノーマン「全ての鬼が情けをかけて食欲を抑えてくれると思う?」

ノーマン「食料の僕らなんかに」


ノーマン「弟妹達に同じ我慢を強いられる?」

ノーマン「全ての鬼が情けをかけて食欲を抑えてくれると思う?」

ノーマン「食料の僕らなんかに」

ノーマン「僕がスミーから貰った情報だよ」

ノーマン「その座標が示すのはかつて行き来が出来た門があった場所」

ノーマン「だけどそのための装置は既に農園によって破壊されている」

エマ「!!他に道は?人間の世界へ行く道はもうないの?」

ノーマン「いや、行き来の門は残されてはいる。グレイスフィールドハウスだよ」


ノーマン「その座標が示すのはかつて行き来が出来た門があった場所」

ノーマン「だけどそのための装置は既に農園によって破壊されている」

エマ「!!他に道は?人間の世界へ行く道はもうないの?」

ノーマン「いや、行き来の門は残されてはいる。グレイスフィールドハウスだよ」

ノーマン「そんな不確実な道よりこの世界に人間の生きる場所を作るべきだ」

ノーマン「断言する。鬼を絶滅させなければ家族で笑える未来はない」

エマ「確かに…ノーマンの計画は確実だ…その通りだよ…でも…友達を殺さなきゃ生きられない未来なら」

ノーマン「断言する。鬼を絶滅させなければ家族で笑える未来はない」

エマ「確かに…ノーマンの計画は確実だ…その通りだよ…でも…友達を殺さなきゃ生きられない未来なら」

エマ「私はもうきっと笑えない。確実だからって殺して解決で終わらせてそれでいいの?」

エマ「殺さなくてもいい道もちゃんとあるのに…罪のない子供達まで殺戮してそれでいいの?」

エマ「私はどうしたってそう思わない!不確実だけどわずかでも双方生き残る道があるのならこの道にかけて進もうよ!もし確実な道だけ選んでたら私たち脱獄なんてしてないよ」

ノーマン「結果、僕は出荷された」


ノーマン「全食用児を救うには間違えるわけにはいかない!!」

ノーマン「これが正しいんだ」

レイ「お前…何を焦ってる?」

ノーマン「二人は兄弟達とあの神殿で待っていてくれ」



エマ「また一人で遠くに行っちゃうの?」

ノーマン「え?」

エマ「やだよ…そんなのイヤだ!!」


エマ「ねぇ…正しいとかじゃなくてノーマンはそうしたの?心から鬼を絶滅させたいの?殺戮したいの?ノーマンは…辛くないの?」
エマ「7日」

シスロ「なぁ、アイツらの話なんだった?」
ノーマン 「鬼を絶滅させたくないって」
バーバラ「やっぱり」
シスロ「はあ!?邪血の奴が?」

ヴィンセント「それは都合がよくも悪くもあるな」

バーバラ「鬼と友達!?だからか!だからアイツは鬼を殺したくない!何でだよ!何でだよ!何でなんだよ!!鬼ってのはそういうんじゃない!!そういうんじゃないだろ!!」



ヴィンセント「それは都合がよくも悪くもあるな」

バーバラ「鬼と友達!?だからか!だからアイツは鬼を殺したくない!何でだよ!何でだよ!何でなんだよ!!鬼ってのはそういうんじゃない!!そういうんじゃないだろ!!」


ヴィンセント「早く飲むんだ」

ヴィンセント「ここ数日で更に間隔が狭くなってきている…シスロもザジも…私もだ」

ヴィンセント「我々にはもう時間が残されていない」

シスロ「ボスはボスだよな!?迷ってなんかないだよな?」






ヴィンセント「本気か?本当に見つけて来たらあの町の襲撃を止めるのか?」

ノーマン「まさか」

ノーマン「何も変わらない。邪血は殺す。この計画を変更するつもりはない」




ヴィンセント「ここ数日で更に間隔が狭くなってきている…シスロもザジも…私もだ」

ヴィンセント「我々にはもう時間が残されていない」








ヴィンセント「本気か?本当に見つけて来たらあの町の襲撃を止めるのか?」

ノーマン「まさか」

ノーマン「何も変わらない。邪血は殺す。この計画を変更するつもりはない」



エマ「もちろん怖いよ。憎くもある」

エマ「でもずっと考えてたんだ。普通に暮らす町の鬼…子供とか赤ちゃんとか…あのおじいさんの鬼だって本当に全員殺していいのかなって」

エマ「食べられちゃうのはイヤだけど、鬼達も食べないと生きていけない」

エマ「なら、鬼も私達と一緒じゃないのかな?」



エマ「食糧を絶ち、退化させて、仲間同士、家族同士を殺し合わせて絶滅させるなんて…とれだけの恐怖と憎しみを生み出すのか」


ラニオン「腹減って見境が無くなって…それで…」



エマ「私はできるなら殺したくないし、私以外にも殺させたくない」

レイ「ソンジュやムジカも殺すのかって話になるしな」

エマ「"絶滅を止める" これが本当に正しいのか分からない。けれど、後悔しない未来を選びたいの」

アリシア「未来…」


エマ「でもずっと考えてたんだ。普通に暮らす町の鬼…子供とか赤ちゃんとか…あのおじいさんの鬼だって本当に全員殺していいのかなって」

エマ「食べられちゃうのはイヤだけど、鬼達も食べないと生きていけない」

エマ「なら、鬼も私達と一緒じゃないのかな?」



エマ「食糧を絶ち、退化させて、仲間同士、家族同士を殺し合わせて絶滅させるなんて…とれだけの恐怖と憎しみを生み出すのか」


ラニオン「腹減って見境が無くなって…それで…」



エマ「私はできるなら殺したくないし、私以外にも殺させたくない」

レイ「ソンジュやムジカも殺すのかって話になるしな」

エマ「"絶滅を止める" これが本当に正しいのか分からない。けれど、後悔しない未来を選びたいの」

アリシア「未来…」

ギルダ「どうして!?それってムジカ達だけじゃなくて私達を襲ってくる鬼まで助けることでしょ!?つい昨日だって鬼に殺されかけたばかりなのに」


ドン「まぁ、それがエマだよな。俺も協力するよ。エマが俺らにもちゃんと話してくれたんだ」

ドン「悔いのない選択」

ドン「今までも俺達そうやってきたしな」

ドン「それに止めてもどうせ聞かねぇんだろうし」
レイ「ああ アイツはまた同じことをしようとしている」
エマ「今も私達のために全部を背負って方を付けようとしてる」

レイ「俺もエマも納得していない。アイツの出荷ありきの脱獄」

エマ「全然成功じゃない!みんな頑張ったし、まだ終わってもいないけど、私達にとってはノーマンを行かせてしまった時点であの脱獄は本当の成功じゃないんだよ!」

エマ「同じ思いを二度もしたくない!させたくもない!」

エマ「今度こそ!やってみなきゃわからんってことをノーマンに証明したいの!」

ドン「まったく!」

ドン「相変わらずだなノーマンは。少しは俺達を信用しろっての」

レイ「俺もエマも納得していない。アイツの出荷ありきの脱獄」

エマ「全然成功じゃない!みんな頑張ったし、まだ終わってもいないけど、私達にとってはノーマンを行かせてしまった時点であの脱獄は本当の成功じゃないんだよ!」

エマ「同じ思いを二度もしたくない!させたくもない!」

エマ「今度こそ!やってみなきゃわからんってことをノーマンに証明したいの!」

ドン「まったく!」

ドン「相変わらずだなノーマンは。少しは俺達を信用しろっての」
ドン「あたりめぇよ!!」
エマ「ダメ…かなぁ…」
クリスティ「もうあの森にはいないだろうし」
イベット「あっ!でも今の時期ならひょっとして!」
レイ「そう、ちょうど渡り鳥を狩りにこの近くまで移動している可能性が高い」
エマ「…うん」
ノーマン「騙してごめん」
エマ「うん」
イザベラ「この部屋で少し待っていて頂戴」