Attack on Titan
🖊原作者(Original Story): 諫山創(Isayama Hajime)
🖊原作者(Original Story): 諫山創(Isayama Hajime)

TVアニメ『進撃の巨人』 第73話ネタバレ
放送日(Airdate): 2021年3月15日
第73話『暴悪』 Savagery

キャスト
🔷リヴァイ・アッカーマン Levi Ackerman CV.神谷浩史
🔷ハンジ・ゾエ Hans Zoe CV. 朴璐美
🔷エレン・イェーガー Eren Yeager CV. 梶裕貴
🔷ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman CV.石川由依
🔷アルミン・アルレルト Armin Arlert CV. 井上麻里奈
🔷ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein CV. 谷山紀章
🔷フロック・フォルスター Floch Forster CV.小野賢章

アルミン「エレン、君と話がしたかったのは僕らの方さ。どうして単独でマーレ襲撃に至る選択をしたのか、本当にジークやイェレナに懐柔されてしまったのか」



エレン「オレは自由だ。オレが何をしようと、何を選ぼうと、それはオレの自由意思が選択したものだ」

アルミン「イェレナと密会した後の行動もエレンの自由意思なの?」
エレン「そうだ」

ミカサ「いいえ、あなたは操られている!あなたは敵国とはいえ関係のない人々や子供を巻き込むような人じゃない!」

ミカサ「そして誰よりも私達を想い大切にしてきた」

ミカサ「そうでしょ?あの山小屋で私を助けてくれたのは!マフラーを私に巻いてくれたのは」

ミカサ「あなたが優しいからでしょ?」

エレン「手はテーブルの上に置けと言っただろ」




兵士「イェーガーさん!」
エレン「なんでもねぇ」

エレン「なぁ、アルミン、お前とは昔から喧嘩したこと無かったよな」


エレン「何でかわかるか?」

エレン「お前とオレじゃ喧嘩になんねぇからだよ」


ミカサ「…やめて…」



ミカサ「もう…やめて…」



エレン「最初に言った通りお前らがジークの居場所を教えるってんなら、オレ達は争う必要はねぇ」

エレン「だから大人しくついてこい」


アルミン「それで?」

アルミン「結局何が言いたかったんだよ?」

アルミン「ミカサを傷つけることが君が求めた自由か?どっちだよ、クソやろうに屈した奴隷は!」

エレン「誰が奴隷だ」

エレン「行くぞ」

ミカサ「いいえ、あなたは操られている!あなたは敵国とはいえ関係のない人々や子供を巻き込むような人じゃない!」

ミカサ「そして誰よりも私達を想い大切にしてきた」

ミカサ「そうでしょ?あの山小屋で私を助けてくれたのは!マフラーを私に巻いてくれたのは」

ミカサ「あなたが優しいからでしょ?」

エレン「手はテーブルの上に置けと言っただろ」

エレン「オレはレベリオでしジークと話をした。兄弟水入らずでな。ジークは巨人についてマーレが知ている以上の知識を手にしている」


エレン「アルミン、お前の脳はベルトルトにやられちまった。敵に操られているのはお前の方だろうが」

ミカサ「エレン、あなたは」
エレン「ミカサお前もだ!」

エレン「アッカーマン一族はエルディアの王を守る意図で設計されたもんだよ」

エレン「あの時お前は死に直面する極限状態の中でオレの命令を聞いた」

エレン「"戦え"と」

エレン「その瞬間、お前の本能が目を覚ましたんだろう。偶然オレを護衛すべき宿主だと錯覚したことでな」


ミカサ「偶然…じゃない…」


ミカサ「あなただから!エレンだから!私は強くなれた!それはあなただから!」

エレン「力に目覚めたアッカーマンは、突発性の頭痛を起こすことがよくあったらしい。本来の自分が宿主の護衛を強いられることに抵抗を覚えることで生じるらしいが、心当たりは?」

ミカサ「!!!!」


ミカサ「…ない」

エレン「要するに本来の自分を失いただ命令に従うために作られた一族、つまりは奴隷だ」

アルミン「やめろ!エレン!」


アルミン「な…何を…」

エレン「アルミン、お前の脳はベルトルトにやられちまった。敵に操られているのはお前の方だろうが」

ミカサ「エレン、あなたは」
エレン「ミカサお前もだ!」

エレン「アッカーマン一族はエルディアの王を守る意図で設計されたもんだよ」

エレン「あの時お前は死に直面する極限状態の中でオレの命令を聞いた」

エレン「"戦え"と」

エレン「その瞬間、お前の本能が目を覚ましたんだろう。偶然オレを護衛すべき宿主だと錯覚したことでな」

ミカサ「違う…」
エレン「違う?何がだ?」

ミカサ「偶然…じゃない…」


ミカサ「あなただから!エレンだから!私は強くなれた!それはあなただから!」

エレン「力に目覚めたアッカーマンは、突発性の頭痛を起こすことがよくあったらしい。本来の自分が宿主の護衛を強いられることに抵抗を覚えることで生じるらしいが、心当たりは?」

ミカサ「!!!!」




エレン「要するに本来の自分を失いただ命令に従うために作られた一族、つまりは奴隷だ」

アルミン「やめろ!エレン!」

エレン「オレがこの世で一番嫌いなものがわかるか?不自由な奴だよ、もしくは家畜だ」

アルミン「エレン!!」

エレン「そいつを見ただけでムカムカしてしょうがなかった」

エレン「その理由がやっとわかったよ。何の疑問も抱かずただ命令に従うだけの奴隷が見るに堪えなかった。オレはガキの頃からずっと」

エレン「ミカサ、お前がずっと大嫌いだった」


アルミン「エレン!!」

アルミン「よくもミカサを!!」




アルミン「ミカサ…」

ミカサ「…ち…違う…」

エレン「お前はただそれだけだ」



アルミン「エレン!!」

エレン「そいつを見ただけでムカムカしてしょうがなかった」

エレン「その理由がやっとわかったよ。何の疑問も抱かずただ命令に従うだけの奴隷が見るに堪えなかった。オレはガキの頃からずっと」

エレン「ミカサ、お前がずっと大嫌いだった」


アルミン「エレン!!」

アルミン「よくもミカサを!!」




アルミン「ミカサ…」

エレン「お前はただそうやってアッカーマンの血が反応するままに生きてきた」

ミカサ「…ち…違う…」

エレン「お前はただそれだけだ」






兵士「イェーガーさん!」
エレン「なんでもねぇ」

エレン「なぁ、アルミン、お前とは昔から喧嘩したこと無かったよな」


エレン「何でかわかるか?」

エレン「お前とオレじゃ喧嘩になんねぇからだよ」


ミカサ「…やめて…」






エレン「最初に言った通りお前らがジークの居場所を教えるってんなら、オレ達は争う必要はねぇ」

エレン「だから大人しくついてこい」

エレン「連れて行け」
兵士「はい」

アルミン「それで?」

アルミン「結局何が言いたかったんだよ?」

アルミン「ミカサを傷つけることが君が求めた自由か?どっちだよ、クソやろうに屈した奴隷は!」

エレン「誰が奴隷だ」

エレン「行くぞ」

リヴァイ兵長「俺達の会話が気になって集中できなかっただろ?」
ジーク「7回も読んだ本に熱中しろってか?ところでワインはもう残ってないのか?」



ジーク「了解だ、ボス」

リヴァイ兵長「(ピクシスの返答がどうであろうと奴を切る)」

リヴァイ兵長「(完全武装の兵士が30名、この森を上から囲んでいる。獣の巨人になろうと奴に逃げる術は無い。やはり髭面野郎は俺達の敵だった)」

リヴァイ兵長「(それが判明した時点で人質に手足をつけとく理由はねぇよな)」

リヴァイ兵長「(長かった…エルヴィン…)」

リヴァイ兵長「(あの日の誓いをようやく果たせそうだ)」
リヴァイ兵長「(お前達の死には意味があった)」

リヴァイ兵長「(それをようやく証明できる)」




リヴァイ兵長「一月もここにいるんだぞ。一滴も残ってねぇよ」


ジーク「了解だ、ボス」

リヴァイ兵長「(ピクシスの返答がどうであろうと奴を切る)」

リヴァイ兵長「(完全武装の兵士が30名、この森を上から囲んでいる。獣の巨人になろうと奴に逃げる術は無い。やはり髭面野郎は俺達の敵だった)」

リヴァイ兵長「(それが判明した時点で人質に手足をつけとく理由はねぇよな)」

リヴァイ兵長「(長かった…エルヴィン…)」

リヴァイ兵長「(あの日の誓いをようやく果たせそうだ)」


リヴァイ兵長「(それをようやく証明できる)」




脊髄液入りのワイン
「驚異の子」ジーク・イェーガーの脊髄液が混ぜられたマーレ産の赤ワイン。飲用によって脊髄液を体内に取り入れたユミルの民は、ジークの「叫び」によって「無垢の巨人」へと変化。変化した巨人は彼の意思に従う。他国への侵攻作戦において安価で有用な制圧方法として運用されている。
ファルコ「ああっ!」
ハンジ団長「どうしたの?」

ファルコ「体中に電気が流れたような…」

ハンジ団長「まさか!!」

ジーク「お別れだ兵長」

ジーク「部下想いのあんたのことだ。多少大きくなったくらいで。何にも悪くない部下を切り殺したりなんかしないよな?」



リヴァイ「ワインだと?どうして任務中に酒がいる?」
調査兵「少しくらい楽しみがないと…」
リヴァイ「紅茶があるだろ」
調査兵「兵長おおぉ」
リヴァイ「めんどくせぇな…いいだろ、持っていけ」

リヴァイ「クソ!」

リヴァイ「ジークの脊髄液がワインに!?いつから仕込まれていやがった!体が硬直するって予兆は無かった!嘘だったから?」

リヴァイ「クソッ、速えぇ 動きが普通じゃねぇ、これもジークの仕業か!?」







リヴァイ「ジークの脊髄液がワインに!?いつから仕込まれていやがった!体が硬直するって予兆は無かった!嘘だったから?」

リヴァイ「クソッ、速えぇ 動きが普通じゃねぇ、これもジークの仕業か!?」










リヴァイ兵長「お前は大人しく読書する以外なかったのに…何で勘違いしちまったんだ?俺から逃げられるって」

リヴァイ兵長「部下を巨人にしたからって、俺が仲間を殺せないと思ったのか?」

リヴァイ兵長「俺達がどれだけ仲間を殺してきたか知らねぇだろうに!!」








リヴァイ兵長「よう髭面」

リヴァイ兵長「てめぇ臭ぇし汚ねぇし不細工じゃねぇか!クソが!」

リヴァイ兵長「部下を巨人にしたからって、俺が仲間を殺せないと思ったのか?」

リヴァイ兵長「俺達がどれだけ仲間を殺してきたか知らねぇだろうに!!」








リヴァイ兵長「よう髭面」

リヴァイ兵長「てめぇ臭ぇし汚ねぇし不細工じゃねぇか!クソが!」
リヴァイ兵長「まぁ、殺しやしねぇから安心しろよ。すぐにはな」

キース「知っての通りザックレー総統が殺害された今、兵団内やこの壁内の情勢は不安定な状況にある。だが貴様ら訓練兵には関係の無いことだ。109期訓練兵団は予定通り、巨人襲撃時のシガンシナ区防衛訓練を行う」

キース「分かったのか!?」
訓練兵「は…はい!」
訓練兵「今更剣で巨人のうなじを斬りつける練習なんてな…もう巨人なんて襲ってこねぇだろ?敵は壁外の人間なんだぞ」
訓練兵「それよかもっと銃火器の訓練してエルディア軍を作らなきゃいけないって親父も言ってた。時代はとっくに変わったってのに…もう古いんだよ、シャーディス教官は」
スルマ「エルディアに希望があるとしたら、イェーガー派が国の実権を握ることだ」
訓練兵「スルマ、聞こえるぞ」

フロック「外した」

フロック「とりあえず足でも撃って、話を早くしようと思ったんですが」


フロック「これからは訓練兵諸君!君達の時代だ!!」

フロック「我々イェーガー派は現在滅亡の危機にあるエルディアを救うために心臓を捧げると誓った!」
フロック「それはこの古い兵団組織のためではなくこの島に住む民のためにだ!このまま時代遅れの兵団に従属していては為す術もなく外の世界の敵に蹂躙されるのみだ」



フロック「とりあえず足でも撃って、話を早くしようと思ったんですが」

キース「話とは何だ?」
フロック「いや、あなたには関係ありません。頭の固さしか取り柄の無い老人なんて不要なんですよ」

フロック「これからは訓練兵諸君!君達の時代だ!!」

フロック「我々イェーガー派は現在滅亡の危機にあるエルディアを救うために心臓を捧げると誓った!」



訓練兵「エルディアの未来のため心臓を捧げます」

