Attack on Titan
🖊原作者(Original Story): 諫山創(Isayama Hajime)
🖊原作者(Original Story): 諫山創(Isayama Hajime)
TVアニメ『進撃の巨人』 第75話ネタバレ
放送日(Airdate): 2021年3月29日
第75話『天地』Above and Below
キャスト
🔷エレン・イェーガー Eren Yeager CV. 梶裕貴
🔷ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman CV.石川由依
🔷アルミン・アルレルト Armin Arlert CV. 井上麻里奈
🔷ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein CV. 谷山紀章
🔷コニー・スプリンガー Connie Springer CV.下野紘
🔷ハンジ・ゾエ Hans Zoe CV. 朴璐美
🔷フロック・フォルスター Floch Forster CV.小野賢章
🔷イェレナ Yelena CV.斎賀みつき
🔷オニャンコポン Onyankopon CV.樋渡宏嗣
🔷ニコロ Niccolo CV.花輪英司
ハンジ「(雷槍だ…一体何が…)」
フロック「音の方向に何かあるはずだ」
イェレナ「迅速な対応に感謝致します。全兵団に一切の抵抗を禁じ、我々の要求通りにここシガンシナ区に兵士を集結下さるとは」
ピクシス「脊髄液を盛られたのであれば残された手はあるまい。いつ巨人にされるやも知れんのだ。人払い済みのシガンシナ区以外に我々を収容できる場は無かろう」
ピクシス「何より、幾人もの仲間に背中から銃口を向けられては為す術は無い」
駐屯兵「お許しください、司令殿…息子共々ワインを口にしてしまいました」
ピクシス「いつから裏切っておった?」
イェレナ「答える必要はありません」
ピクシス「どうやらより早く寝返るほどより良き立場につけるらしいの。誇らしげに巻きつけておられる腕の白い布はイェーガー派だと顕示する勲章じゃな?」
ピクシス「ならば赤い布はワインを飲んだ上で脊髄液を服用したと知らされ、服従を強いられた者か」
イェレナ「敵から学ぶことは多い」
ピクシス「敵の増やし方も学んだようじゃのぉ」
イェレナ「味方になることを拒んだのはあなた方ではございませんでしたか?」
ピクシス「果たして、端から毒を盛ったワインを振る舞う客人を信用しなかった我々は、賢明であったのやら、愚かであったのやら」
イェレナ「あなた方は愚かにも賢明でした」
イェレナ「最初から私達とジークをただ信じていれば、とうに世界は救われていたというのに」
ピクシス「ん?世界が救われると申したのか?」
ピクシス「これよりジークとエレンは接触し、小規模の地鳴らしを発動させ、世界の国々に今後50年、島には手出しできぬと思い知らせることが計画のはず」
ピクシス「救われるのはこの島だけではないのか?」
イェレナ「ジークは十分あなた達を待った」
イェレナ「その慈悲に対し、あなた達は寝首を掻こうと応じた」
イェレナ「ジークは世界を救う神でありますので、罰が下ることでしょう」
コニー「それで…俺達はここで事の成り行きを見てるだけか?」
アルトゥル「お茶飲むかね?」
アルミン「どうも」
コニー「アルミン、巨人の力でここから出ることはできるか?」
アルミン「超大型巨人はそんな器用なことはできない」
アルミン「エレンのようには」
ジャン「で、お前は何でエレンにタコ殴りにされたんだ?」
コニー「アルミン、巨人の力でここから出ることはできるか?」
アルミン「できない、この街を吹き飛ばすことしか」
アルミン「超大型巨人はそんな器用なことはできない」
アルミン「エレンのようには」
ジャン「で、お前は何でエレンにタコ殴りにされたんだ?」
コニー「オイ、もう十分だろジャン。奴は完全にクソ野郎になっちまったってことだ。一番大事だったはずの二人を意味もなく傷つけちまうほどもう我を失っちまった」
ジャン「奴が正気だとしたら、何の意味もなくそんなことするとは思えない」
ジャン「何か…そこに奴の真意があるんじゃないのか?」
ジャン「奴が正気だとしたら、何の意味もなくそんなことするとは思えない」
ジャン「何か…そこに奴の真意があるんじゃないのか?」
イェレナ「お久しぶりです。シガンシナの英雄の皆さん」
イェレナ「このような場所での再会、とても心苦しいです」
コニー「オイ…お前もそっちかよ!!出せよ!!」
オニャンコポン「オレを軟禁して散々連れ回しといてそれは虫が良すぎるんじゃないのか?ジークとエレンが接触を果たすまでここで大人しくしてろ」
ジャン「よかったなイェレナ。上手く事が運んで気分がいいだろう」
ジャン「エレンはお前を介してジークの思い通りに動き」
ジャン「マーレを襲撃させ、ここエルディア国の住民の支持を得て、脊髄液入りのワインで兵団を支配ちしまったんだからな」
ジャン「これでお前達はエルディア国と始祖の力を手に入れ、マーレを滅ぼして祖国の復讐を果たす。これがこの島に来た本当の目的だったんだろ?」
ニコロ「お前らが快適に暮らすためにだろ?島の統治者になるお前らが」
グリーズ「俺に毎晩あの女のことを聞かせやがって!」
グリーズ「あの売女が死んで正気に戻るかと思った俺が馬鹿だった」
グリーズ「騙された奴が負けた。たったそれだけのことだ」
グリーズ「馬鹿か?悪魔共に肩入れして裏切ったのはお前だろ?悪魔の末裔の芋くせぇ女なんぞに鼻の下伸ばしやがって」
ニコロ「テメェ!殺すぞ!!」
グリーズ「俺に毎晩あの女のことを聞かせやがって!」
グリーズ「あの売女が死んで正気に戻るかと思った俺が馬鹿だった」
845年、始祖奪還作戦時に最初に到達したパラディ島内の居住区域。ウォール・マリア破壊より5年間、巨人の生息区域となっていた。始祖奪還作戦失敗以降、壁の穴はエレン・イェーガーにより塞がれ、以降の状況は不明。今作戦においては、車力、顎の機動力を生かして島内に潜入。南部に位置するシガンシナ区を侵入の第一目標とする。
ピーク「ガビ」
ピーク「エレン、ポケットから手を出して」
エレン「従わなければどうなる?」
ピーク「引き金を引く。あなたの脳みそが床に散らばる。見たこと無い?巨人になるヒマなんて無いよ」
エレン「それで?まだ撃たないのか?今引き金を引かないなら何しにここに来た?手をポケットに入れたままだとどうなる?」
ピーク「どうなるかは君は知ることはできない。床に散らばった後じゃ」
エレン「いやわかる、あんたは撃たない」
エレン「始祖の巨人を殺すことは許可されてない。命令は"必ず始祖を奪還せよ"だ」
エレン「この期に及んでもあんたは一旦巨人になってからオレを生かしたまま食わなくちゃいけない、だろ?」
エレン「重大な軍規違反のツケを払うのは、あんただけじゃなくて」
エレン「収容区の家族も一緒だ」
ピーク「私が侵入して来た時の巨人の足跡が見つかっちゃったんでしょ?手を打たれる前に懐に潜り込んでやろうと思ってここまで来れたのはよかったんだけど、でも撃てなかった理由は他にもある」
ピーク「あなたが始祖の力を使えたら、マーレを倒せるんじゃないかと思って」
ピーク「勝算も無しに全世界を敵に回したわけじゃないんでしょ?でも勝算って"始祖の力"以外に何かある?」
エレン「だとしたら何が望みだ?」
ピーク「私はたった一人の家族である父にまともな医療を受けさせるために戦士になった。父の命は延びたけど、私に任期が残されていないことを知った父は悲しみに暮れている。死ぬ前に一人残される父に私の手でエルディアの明るい未来を見せたい」
ピーク「そのためには、マーレを叩き潰す必要がある。私は何でも協力する。マーレ人を皆殺しにできるのなら私は何だってやる」
ガビ「マーレを襲撃した首謀者はジークさんだった…ピークさんもなの?私達は何のために戦ってきたの?善良なエルディア人だと世界から認められたら、いつかエルディアは解放されるんじゃなかったの?」
ピーク「スラバ要塞で見た通り、巨人の力はいずれ通用しなくなる。つまり、私達はマーレにも用済みとされていずれみんな殺されるの。善良なエルディア人であることを証明し続けても私達が解放される日は来ない。私達は私達の力で人権を勝ち取るしか無いの」
エレン「あんたがこっちに協力するってんなら何か証拠を見せろ」
ピーク「この街に潜む仲間の位置を教える」
ピーク「あなたが始祖の力を使えたら、マーレを倒せるんじゃないかと思って」
ピーク「勝算も無しに全世界を敵に回したわけじゃないんでしょ?でも勝算って"始祖の力"以外に何かある?」
エレン「だとしたら何が望みだ?」
ピーク「マーレ及び世界から支配されているエルディア人の解放。今すぐ私の家族を収容所から出してあげたい」
ピーク「私はたった一人の家族である父にまともな医療を受けさせるために戦士になった。父の命は延びたけど、私に任期が残されていないことを知った父は悲しみに暮れている。死ぬ前に一人残される父に私の手でエルディアの明るい未来を見せたい」
ピーク「そのためには、マーレを叩き潰す必要がある。私は何でも協力する。マーレ人を皆殺しにできるのなら私は何だってやる」
ガビ「マーレを襲撃した首謀者はジークさんだった…ピークさんもなの?私達は何のために戦ってきたの?善良なエルディア人だと世界から認められたら、いつかエルディアは解放されるんじゃなかったの?」
ピーク「私達はマーレ人?エルディア人?何だと思う?」
ガビ「私達は名誉マーレ人」
ピーク「違う。私達はユミルの民。これだけが逃れようの無い事実。何人を名乗ろうと私達は巨人になることができる人種」
ピーク「スラバ要塞で見た通り、巨人の力はいずれ通用しなくなる。つまり、私達はマーレにも用済みとされていずれみんな殺されるの。善良なエルディア人であることを証明し続けても私達が解放される日は来ない。私達は私達の力で人権を勝ち取るしか無いの」
エレン「あんたがこっちに協力するってんなら何か証拠を見せろ」
ピーク「この街に潜む仲間の位置を教える」
アルミン「子供が…生まれなくなる?」
イェレナ「そうです。それがジークの安楽死計画」
イェレナ「この世から巨人がいることで存在する苦しみが生じなくなるのです。ゆっくりと、安らかに」
ジャン「いや待て、安らかなもんかよ!ユミルの民が消滅するまで人口が減り続けたら国の晩年は老いぼれしか生き残らなくなるんだぞ?そんな状態でどう国を守る?他の国が放っておくとでも?」
イェレナ「そこに関しては従来通り"地鳴らし"の抑止力を行使できるよう始祖と王家の継承維持が不可欠なままです」
イェレナ「幸いにしてヒストリア女王は世継ぎを授かっております」
イェレナ「その子が天命を全うするまで数名のユミルの民が始祖の巨人を継承すれば」
ジャン「それですべては万全だと言うつもりか?」
イェレナ「万全、絶対、そんなものどこの国にも存在しません。どの国も様々な問題を抱えています」
イェレナ「ただ一つ確かなものは、強大なる巨人の脅威、血と涙の歴史に終止符を打つ者が存在したという真実です」
イェレナ「ジークとエレン、人類史があと何千年続くことかわかりませんが、これほどの偉業を成し遂げる者がこの先現れるのでしょうか?彼の兄弟はこの先何千年も語り継がれる象徴となるのです。古代の神々がそうであるように」
イェレナ「そうです。それがジークの安楽死計画」
イェレナ「この世から巨人がいることで存在する苦しみが生じなくなるのです。ゆっくりと、安らかに」
ジャン「いや待て、安らかなもんかよ!ユミルの民が消滅するまで人口が減り続けたら国の晩年は老いぼれしか生き残らなくなるんだぞ?そんな状態でどう国を守る?他の国が放っておくとでも?」
イェレナ「そこに関しては従来通り"地鳴らし"の抑止力を行使できるよう始祖と王家の継承維持が不可欠なままです」
イェレナ「幸いにしてヒストリア女王は世継ぎを授かっております」
イェレナ「その子が天命を全うするまで数名のユミルの民が始祖の巨人を継承すれば」
ジャン「それですべては万全だと言うつもりか?」
イェレナ「万全、絶対、そんなものどこの国にも存在しません。どの国も様々な問題を抱えています」
イェレナ「ただ一つ確かなものは、強大なる巨人の脅威、血と涙の歴史に終止符を打つ者が存在したという真実です」
イェレナ「ジークとエレン、人類史があと何千年続くことかわかりませんが、これほどの偉業を成し遂げる者がこの先現れるのでしょうか?彼の兄弟はこの先何千年も語り継がれる象徴となるのです。古代の神々がそうであるように」
イェレナ「そして二人は死後も救世主として人類を照らす太陽となり」
アルミン「くぅ…」
イェレナ「どうされましたか?」
アルミン「そのような尊いお考えがあったとは」
アルミン「感動、致しました」
イェレナ「それはよかった…」
兵士「イェレナ!すぐに来てください!侵入者が!!」
ピーク「私はあなた達の仲間になれたってことでいいの?」
エレン「あんたが他の侵入者を差し出せばな…それまではマーレのガキと手枷で繋ぐ」
エレン「下手に巨人化すればその子は粉々だろう」
ピーク「安心して、この子もすぐにわかってくれるから」
ピーク「どういうこと?」
エレン「さぁな、脊髄液入りのワインが口に入ったって話だ」
エレン「さぁな、あんたは知ってるのか?」
ピーク「"信じてほしい、俺はお前の理解者だ、エレン、いつかお前を救い出してやるからな"」
ピーク「あなたになら特別な能力の秘密も話したんじゃないの?例えばその秘密が始祖の巨人の力を引き出すことと繋がっているとか」