約束のネバーランド | 第2期11話『最終回』ネタバレ | The Promised Neverland

The Promised Neverland 

🖊原作者(Original Story) : 白井カイウ(Shirai Kaiu)

TVアニメ『約束のネバーランド』 第2期11話ネタバレ

放送日(Airdate): 2021年3月26日

約束のネバーランド 第2期11話 最終回

CAST

🔶エマ Emma 63194 CV: 諸星すみれ

🔶レイ Ray 81194 CV: 伊瀬茉莉也

🔶ノーマン Norman 22194 CV: 内田真礼

🔶ドン Don 16194 CV: 植木慎英

🔶ギルダ Gilda 65194 CV: Lynn

🔶トーマ Thoma 55294 CV: 日野まり

🔶ラニオン Lanion 54294 CV: 森優子　

🔶ナット Nat 30294 CV: 石上静香

🔶アンナ Anna 48194 CV:茅野愛衣

🔶アリシア Alicia 71394 CV: 青山吉能

🔶クリスティ Christie 70394 CV: 河野ひより

🔶ドミニク Dominic 07294 CV: 日野まり

🔶ロッシー Rossi 50394 CV: 林鼓子

🔶ジェミマ Jemima 31394 CV: 久遠エリサ

🔶イベット Yvette 59294 CV: 白城なお

🔶マルク Mark 79294 CV: 青山吉能

🔶フィル PHIL 34394 CV: 河野ひより

🔶イザベラ Isabella CV: 甲斐田裕子

🔶ソンジュ Songju CV:神尾晋一郎

🔶ムジカ Mujika CV: 種﨑敦美

🔶W・ミネルヴァ William Minerva CV.加瀬康之

🔶ピーターラートリー Peter Ratri CV.細谷佳正

🔶ヴィルク Vylk CV.上田敏也

ピーター「自由？僕が自由でないとでも？僕は望んで当主になった！」

ピーター「望んで兄さんを…」

エマ「それがあなたの本当の望みだったの？」

エマ「変えようよ！あなたも一緒に！」

ピーター「できねぇ！そんなことできるはずがない！」

エマ「できるよ！今までにないからこれから作るんだ！難しくてもきっと変えられる！運命だって世界だって…自由になろう」

ピーター「世界を守る。我が一族は崇高な使命を担う二つの世界の栄誉ある門番」

ピーター「その当主たる兄は僕のヒーローだった」

ピーター「そう…あの日までは」

ジェイムズ「そんな…僕らの一族は友を裏切り、"約束"を締結したのか…食用児の祖先は初代ラートリー戦友？和平に反対した戦争派の悪党ではなかったのか」

ピーター「(それは…古い古い懺悔の記憶。何百年も改ざんされ隠されてきた。初代ラートリーの後悔)」

ジェイムズ「(二つの世界は守らねば…でもならば食用児…あの子達は…)」

ピーター「(兄は迷い、罪悪感に苛まれた)」

ピーター「(でも僕は"なんて素晴らしい！"と思った。私情を排し、世界を救った英断、崇高な使命なのだと)」

ジェイムズ「違う…これは罰だよ…そして呪いだったんだ…」

ピーター「(兄はその日を境に変わってしまった。ミネルヴァなどと名乗り、食用児達を救おうと様々な活動を始めた)」

ピーター「(兄は間違っている。止めなければ。食用児は必要な犠牲なのだ)」

ピーター「死体は？」


ピーター「兄さんの最期は？」

「あなたに"すまない"と…」

ピーター「(兄を犠牲にしようとう僕が必ずラートリ家ーの使命を全うしよう…たとえどんなに苦しくても世界を守るために…そう決めたのだ)」

ピーター「兄さんは運命に抗おうとしたの？自由になりたかったの？」

ジェイムズ「すまない」

ピーター「僕を自由にさせたかったの？」


ピーター「共に生きよう？共に変えよう？バカ共め！そんなだから食いもんにされるんだお前達は」

ピーター「鬼がお前達にしてきたことなんて」

ピーター「人間は人間同士で遥か昔から繰り返してきている」

ピーター「そう、人間は人間を食わないのにだ。好きにしろ。僕の負けだ」

ピーター「世界を変える！？ハハッ！やれるものならやってみろ！！」

ピーター「お前達の悪足掻きは地獄の果てから楽しませてもらうよ」

エマ「ダメ！！」

エマ「ダメ！死んじゃ！」

ピーター「(バカが…立場などそう簡単に捨てられるものか…僕はここで死ぬ…ラートリーとして)」

エマ「ママ、シスター達もありがとう」

イザベラ「私達は自分のしたいようにしただけ」

イザベラ「人間の世界に行くのでしょ？急ぎなさい」

エマ「ママ達も一緒に人間の世界に行こう」

イザベラ「私達は…行けない…ここに残ってできる限りの事をしたいの。気持ちには感謝するわ」

イザベラ「それに忘れたの？私にはあなた達と生きる資格なんて」

レイ「ゴチャゴチャうるせぇ。死んで終わりになんかさせるかよ。うんざりしてたんだろ？悔いがあるなら生きて人間の世界で晴らせよ」

レイ「俺は生きていてよかった」

レイ「生きてこそ償える罪も晴らせる悔いもある。もういいんだよ。もう誰も恨んでない。だから行こう、あんた達も」

ロッシー「行こう！」

イベット「行こうよ、ママ」

ギルダ「ねぇ？ママ」

ドン 「えへへ」

イザベラ「…なんで…何で許せるの？」

エマ「ずっと許せなかった…分からなかった…ママは敵だ…このママを倒さなきゃって」

エマ「でもいざ外に出て思い出すのは優しいママばっかり」

エマ「何度も考えてどうしてなのか分かったよ」

エマ「ママの優しさが、愛情が全部本物だったから」

エマ「やっぱりみんな、ママのことが大好きなんだよ」

エマ「どんなに裏切られても、ママが自分を許せなくても」

エマ「私達にとって母親はママだけなんだよ。だから一緒に生きようよ、ママ」

子供達「ママ！！」

イザベラ「ごめんね…」

イザベラ「ありがとう…みんな…」

ドン「いよいよだ！」

レイ「これが人間の世界に繋がる…門」

ノーマン「ペンで起動できるみたいだ」







フィル「ん？エマ？」

エマ「私達はまだいけない」

ラニオン「何…言ってんだよ」

アリシア「何で…」

エマ「私達はここに残る」

エマ「ゴメン」

エマ「私、この世界を変えたい！外へ出て二人と出会ってこの世界の事を教えてもらった」

エマ「こことは違う人間の世界…1000年前の約束…その約束せいで食用児は犠牲になるべき人間だと決められてしまった」

エマ「それ変えられないかな？その約束ってもう一度結び直すこと出来ないのかなぁ…約束を結び直してこの世界を変えたい。GFだけじゃない。この世界の全ての食用児を人間の世界へ連れて行きたいの。だから私はまだ人間の世界へは行かない」

ノーマン「ハハッ エマならそう言うと思ってた」

ノーマン「僕も一緒に残るよ」

エマ「ええっ！？」

ノーマン「酷い扱いを受けている量産農園の子供達をたくさん見てきたからね。一人でも多く救い出したい。それにアジトに残してきた子もいるから」

エマ「ノーマン…」

レイ「ハァ…オマエら…別に俺は世界を変えようとか他の食用児まで助けたいとか、そんなこと考えてねぇよ」

レイ「ただ、人間の世界へ逃げたとして、その後に農園、更にその上の奴らが向こうの世界まで絶対追ってこないとは限らない。そういった動きを見張る為にも誰かはこっちに残るべきだろうなと思ってたんだよ」

レイ「お互い様だな」


ムジカ「エマ、私もエマみたいに世界を変えたい。私の持つ血の意味をずっと考えていたけれど、エマ達と出会ってようやく分かったわ」

ムジカ「この世界を変えるためだって。だからもしエマ達が残るのなら私も力になりたい」

エマ「ムジカ…」

エマ「ありがとう」

ソンジュ「農園の支配をぶっ壊すことになる。王や貴族の奴らが黙ってないぞ」

レイ「残るとなったら俺らを狙う敵も今までのような相手じゃなくなるだろうしな」

ノーマン「僕達だけじゃなくもっと戦力が必要だよね」

シスロ「じゃあ、俺達もおいていけよ。仲間を救うんだろ？」

バーバラ「アタシらは戦力になる」

ギルダ「ホント水臭いわね」

ドン「その話、俺達にもかませろよ」


エマ「土壇場でゴメン」

イベット「エマ！！」

アリシア「何で！？一緒に行こうよ」

ジェミマ「じゃあ、私も残る」

ロッシー「僕も！離れ離れなんて嫌だよ！」

クリスティ「ドン達もいいの！？これで！？」

エマ「皆には、この世界から送り出す子供達を人間の世界で助けてほしいの」

ギルダ「ミネルヴァさんのシェルターがあったから助かったでしょ？」

ドン「今度は俺達が助ける番だ」



トーマ「わかった」

イザベラ「エマ」

エマ「ママ達にも人間の世界で家族を守ってほしい」

エマ「みんなをお願い」

イザベラ「…うん」

ノーマン「量産農園の子供達も助け出す」

ノーマン「そっちで治療を」

ヴィンセント「心配いらない」


エマ「フィル」

フィル「エマ…わかった」

フィル「僕も頑張る！待ってるからね！何度でもずっと！」




フィル「エマ！！帰りが遅かったら迎えに行くから！絶対絶対無事に」

フィル「帰ってきてね！！」

エマ「…うん…必ず…約束する」

エマ「フィル！」



フィル「エマ…」

エマ「ただいま…みんな…」