TVアニメ『約束のネバーランド』 第2期9話ネタバレ
放送日(Airdate): 2021年3月12日
約束のネバーランド 第2期9話

CAST
🔶エマ Emma 63194 CV: 諸星すみれ
🔶ドン Don 16194 CV: 植木慎英
🔶ギルダ Gilda 65194 CV: Lynn
🔶トーマ Thoma 55294 CV: 日野まり
🔶ラニオン Lanion 54294 CV: 森優子
🔶イベット Yvette 59294 CV: 白城なお
🔶マルク Mark 79294 CV: 青山吉能
🔶ヴィンセント Vincent CV: 高橋英則
🔶シスロ Cislo CV: 中島ヨシキ
🔶バーバラ Barbara CV: 安済知佳
🔶ザジ Zazie CV: 高橋英則
🔶イザベラ Isabella CV: 甲斐田裕子
🔶ソンジュ Songju CV:神尾晋一郎
🔶ムジカ Mujika CV: 種﨑敦美
🔶ピーターラートリー Peter Ratri CV.細谷佳正
🔶イヴェルク Iveruku CV.佐久間元輝
🔶ヴィルク Vylk CV.上田敏也

ノーマン「まさか…」

ノーマン「本当に連れてくるとは…でももう手遅れだよ。絶滅しか道はないよ」

ノーマン「もう無理なんだよ。僕らのしたことは確実に農園の知るところとなる。だから」
ノーマン「え?なんで…」
エマ「何に怯えてるの?」
ノーマン「来ないで!ここまで来たんだ!引き返すつもりはない!」
エマ「イヤだ」
エマ「背負わせてよ!!」
シスロ「ボス」
ノーマン「みんなごめん」

ノーマン「僕は間違えた」

バーバラ「何…で…」

ノーマン「僕は時間がないことを言い訳にし、選びたくない道を正しいと思い込もうとした。僕も君達と同じ投薬実験を受けていた。発作も既にレベル4まで進行している」
シスロ「何言ってんだよ?だってボスはGFの特上でサンプル…実験体じゃなかったはずだろ?」

ノーマン「あれは嘘だよ。君達にとって頼れるボスでありたかった。気兼ねも気遣いもさせたくなかったんだ…ごめん…なんとか治療薬を開発できればと思ったけれど…その情報を持つ支援者達は一人残らず粛清されてしまった」

ノーマン「ならば、限られた時間の中で世界を変えなければと思った。でも本当はもう誰も殺したくない。絶滅は選びたくない。残された時間で今度こそ悔いのない選択をしたい!」


ノーマン「あれは嘘だよ。君達にとって頼れるボスでありたかった。気兼ねも気遣いもさせたくなかったんだ…ごめん…なんとか治療薬を開発できればと思ったけれど…その情報を持つ支援者達は一人残らず粛清されてしまった」

ノーマン「ならば、限られた時間の中で世界を変えなければと思った。でも本当はもう誰も殺したくない。絶滅は選びたくない。残された時間で今度こそ悔いのない選択をしたい!」

ヴィンセント「今更なんなのだ!私は!私達は!命なのもはやどうでもいい!!鬼の絶滅こそのが全ての救済だ!まだ諦めない!我々は!!」

シスロ「ヴィンセントもういいよ。もう充分だろ?俺らボスにずっと全部背負わせてたんだよ…ボスだって俺らと同じ一人の人間なのになぁ…」



シスロ「ヴィンセントもういいよ。もう充分だろ?俺らボスにずっと全部背負わせてたんだよ…ボスだって俺らと同じ一人の人間なのになぁ…」


ムジカ「私達は血の事を説明して行くわ」
エマ「わかった。私達の居場所は」
トーマ「レイ!」
ピーター「順調ですよ」
ピーター「そのどちらも取り戻せますよ。彼らは全員で戻ってきます」


イザベラ「そこで、無線を通じGFの全員出荷の情報を流しました」

イザベラ「彼らは必ず救出に戻ります」

鬼「全員出荷だと?」

ピーター「ラムダ計画を実行に移すのです。全農園をラムダ型農園に一文化します」

ピーター「ハイコストハイリスクの旧生産ラインは撤廃。新たに薬で強制的に脳を発達させ」

ピーター「確実に良質な食用児を手に入れる」

ピーター「もうその年の実りなど関係ない」

ピーター「最高の食用児を!常に!いくらでも!これからは生産・献上できますよ」

イヴェルク「なるほど、だが一部の量産型農園は残しておけ。庶民の肉も必要だ」

ピーター「ええ、もちろん。ではラムダ計画を始動します」

イザベラ「はい」

ドン「どういう事なんだよ…こんな突然全員出荷って…」
エマ「どういうこと?」

ノーマン「ラムダは投薬と実験によって脳を発達した食用児を作り出すための実験所だ」

ノーマン「今後農園は全て新型農園に切り替わる予定だった。GFのようなコストもリスクも高い方法は廃止になる。ラムダを破壊してその計画も阻止できたつもりだったけれど…」

ノーマン「ラムダは投薬と実験によって脳を発達した食用児を作り出すための実験所だ」

ノーマン「今後農園は全て新型農園に切り替わる予定だった。GFのようなコストもリスクも高い方法は廃止になる。ラムダを破壊してその計画も阻止できたつもりだったけれど…」
ギルダ「でも…どうやって…?」
ソンジュ「大丈夫だ」

ムジカ「ただ農園に気付かれればこの町の全員が追われることとなるわ」

ヴィルク「いや、これでよかったんだ。退化から解放されなければ遅かれ早かれ野良となり、仲間内で喰い合うことになっていただろ」

ムジカ「ただ農園に気付かれればこの町の全員が追われることとなるわ」

ヴィルク「いや、これでよかったんだ。退化から解放されなければ遅かれ早かれ野良となり、仲間内で喰い合うことになっていただろ」
ムジカ「あなたは?」
ヴィルク「ヴィルクと申します。700年前あなたに助けられた生き残りです」
ムジカ「あなたこの血の…」
エマ「これペンの!」

ヴィルク「それは15年程前、集落の外で行き倒れていた人間が持っていたものだ」

ヴィルク「私が気付いた時には、そこら中血の匂いがしていた」

ヴィルク「深い傷を負っているのは見えなくても分かったよ。ここにしておけば野良に見つかり食われるのは時間の問題だろうと思った。私が近づいても分かっていないようだった」

ヴィルク「息絶えるまでそれを握りしめていた。大事そうに…必死で生きようと…うわ言で"これを食用児達へ…彼らに少しでも希望を"と。私はその人間を食べた」

ヴィルク「それは15年程前、集落の外で行き倒れていた人間が持っていたものだ」

ヴィルク「私が気付いた時には、そこら中血の匂いがしていた」

ヴィルク「深い傷を負っているのは見えなくても分かったよ。ここにしておけば野良に見つかり食われるのは時間の問題だろうと思った。私が近づいても分かっていないようだった」

ヴィルク「息絶えるまでそれを握りしめていた。大事そうに…必死で生きようと…うわ言で"これを食用児達へ…彼らに少しでも希望を"と。私はその人間を食べた」
ヴィルク「だがこれで何かを変えられるかもしれない。私にはそれが何を意味するのか分からないが確かに渡したぞ」
シスロ「なぁ、これがあれば」
ノーマン「うん」


バーバラ「これで死ななくてもいいんだな…」

シスロ「よかった」

シスロ・バーバラ「ボス…よかった…」

ノーマン「うん…生きよう!」

ヴィルク「希望を繋げられてよかった」

ノーマン「僕は!!」

ノーマン「僕は…あなたと…あなたの家族を…」
鬼(エマ)「あの…あなたは私達の仲間にいっぱい酷い事されたんでしょう?」

鬼(エマ)「ごめんね」



ヴィルク「私達はもう行く。エマ~!」


バーバラ「これで死ななくてもいいんだな…」

シスロ「よかった」

シスロ・バーバラ「ボス…よかった…」

ノーマン「うん…生きよう!」

ヴィルク「希望を繋げられてよかった」

ノーマン「僕は!!」

ノーマン「僕は…あなたと…あなたの家族を…」


鬼(エマ)「ごめんね」



ヴィルク「私達はもう行く。エマ~!」
エマ「あの…ヴィルクさん、ありがとうございました」

ヴィルク「ホッホッホッ」


ノーマン「やっぱりエマだなぁ。エマならきっと全員の道を選ぶと思ったけど」

ノーマン「鬼も含めて全員なんてね。絶滅を選ばなかったエマだから今この情報が、今この現実があるんだ」

レイ「んなこと考えて動いてるわけねぇだろ?」

エマ「行くよ!フィル達を助けに!」

ノーマン 「うん」

エマ「よーし!行こう!グレイスフィールドハウスへ!!」

🔊「こちらグレイスフィールド」


ヴィルク「ホッホッホッ」


ノーマン「やっぱりエマだなぁ。エマならきっと全員の道を選ぶと思ったけど」

ノーマン「鬼も含めて全員なんてね。絶滅を選ばなかったエマだから今この情報が、今この現実があるんだ」

レイ「んなこと考えて動いてるわけねぇだろ?」



ノーマン 「うん」

エマ「よーし!行こう!グレイスフィールドハウスへ!!」

🔊「こちらグレイスフィールド」

ヴィンセント「情報がある。取り引きがしたい」