『第一試合開始前』
心操人使「俺の個性、洗脳について簡単に説明しておくよ。まず最初、対象に意識を集中させる、こいつを洗脳するって」
心操人使「その上で対象に応答させられれば洗脳完了。俺の命令通り動く。掛かり具合にもよるけどある程度の衝撃を受けると洗脳は解ける。試したことないけど多数を一斉洗脳とかは多分無理。対象への意識が散るから」
蛙吹梅雨「それでもとっても強力な初見殺しよね」
心操人使「ただし、喋らせることは出来ない。それと、対象に頭を使わせるような命令は通らない」
心操人使「例えば、蛙吹梅雨の文字を見せて"書け"って命令は通るけど」
心操人使「質問して蛙吹梅雨の文字を引き出すことは」
心操人使「出来ない」
上鳴電気「ヒーローの常とはいえ、ネタ割れるとキツイよな…ガン無視すりゃ良いもん」
心操人使「だからコレだ」
心操人使「もう一つの声帯、変声可能機構マスク"ペルソナコード"」
心操人使「俺の声はマイクや拡声器を通すと効果がなくなる。こいつは幾多のプレートを変形・共鳴させることで俺の声色を変えて直接外部に放出する」
芦戸三奈「偏向実況やめろー」
相澤消太「(心操…やっぱ経験不足は否めないか)」
緑谷出久「(捕縛布へのアクション、見てから対応されてた。戦闘スピードについて来れてないんだ。心操くんの強みを活かすなら)」
上鳴電気「つーかさ、ガチ戦闘訓練で怪我当たり前なのによく動けたよな。俺助けられちゃったもん」
上鳴電気「慣れ合う気ないとか言ってたけどさ、俺好きだぜ」
上鳴電気「確りヒーロー志望だ」
心操人使「別に、それより策を」
蛙吹梅雨「私に考えがあるの」
蛙吹梅雨「上鳴ちゃんポインター見て」
上鳴電気「え?ポインター?」
心操人使「だからコレだ」
心操人使「もう一つの声帯、変声可能機構マスク"ペルソナコード"」
心操人使「俺の声はマイクや拡声器を通すと効果がなくなる。こいつは幾多のプレートを変形・共鳴させることで俺の声色を変えて直接外部に放出する」
円場硬成「俺の声で喋りやがった!!」
ブラドキング「これは両チーム早くも削り合い!!我が教え子の猛撃が遂にA組を打ち砕くのか!?」
芦戸三奈「偏向実況やめろー」
相澤消太「(心操…やっぱ経験不足は否めないか)」
緑谷出久「(捕縛布へのアクション、見てから対応されてた。戦闘スピードについて来れてないんだ。心操くんの強みを活かすなら)」
蛙吹梅雨「心操ちゃんの個性把握に時間取られちゃったわね。完全に不意をつかれたわ」
心操人使「捕縛動作…もっと早く動けた…悪い」
蛙吹梅雨「謝るのはこっちよ。心操ちゃんを正面から戦わせてしまったわ。策を怠った私がいけなかった」
上鳴電気「つーかさ、ガチ戦闘訓練で怪我当たり前なのによく動けたよな。俺助けられちゃったもん」
上鳴電気「慣れ合う気ないとか言ってたけどさ、俺好きだぜ」
上鳴電気「確りヒーロー志望だ」
心操人使「別に、それより策を」
蛙吹梅雨「私に考えがあるの」
蛙吹梅雨「上鳴ちゃんポインター見て」
上鳴電気「え?ポインター?」
塩崎茨「私を囮に奇襲!?ああ、なんて罪深き所業でしょう…ムチで打たねば」
宍田獣郎太「ムチですと!?」
塩崎茨「しかし、功は奏しましたぞ。あと3名の内2名捕まればA組に勝てますぞ。変声機というネタも割れた心操氏さえ捕えてしまえば、面倒な上鳴電気はスルーして勝利ですぞ」
鱗飛龍「心操か…円場を捕えたのは痛いな」
宍田獣郎太「蛙吹氏が3人!向かってきてる!」
回原旋「宍田のヤツ、何言ってんだ?エクトプラズム先生じゃあるまいし…蛙吹は一人だろ」
回原旋「宍田のヤツ、何言ってんだ?エクトプラズム先生じゃあるまいし…蛙吹は一人だろ」
緑谷出久「うん、アレだ!聞いてはいたけどちゃんと使った場面は見たことなかった」
緑谷出久「二人に塗布して匂いを上書きしちゃったんだ」
発目明「付属のグラスで位置は常に確認できます」
心操人使「そこを突くってわけだな」
上鳴電気「梅雨ちゃんの香り3人分!直接見られねー限りどこに誰がいるかわかんねえ!ポインターにもまだ気付いてないっぽい。変な動き無し!」
心操人使「問題は他の二人だな、どこにいるか」
蛙吹梅雨「なんとか受け身を取れたけど、まともにやり合ったら敵わないわね」
塩崎茨「ヴィアドロローサ!位置を、黙示録の獣よ」
宍田獣郎太「十時、十二時、二時、扇状に展開してこちらに接近中!あと私!黙示録の獣じゃない!!」
宍田獣郎太「私、ジェボーダン」
鱗飛龍「3人とも接近て位置バレてるよな…そんなサーチ個性向こうにいたか?」
鱗飛龍「おい、黙示録おまえ、何かついてる」
宍田獣郎太「十時、十二時、二時、扇状に展開してこちらに接近中!あと私!黙示録の獣じゃない!!」
宍田獣郎太「私、ジェボーダン」
鱗飛龍「3人とも接近て位置バレてるよな…そんなサーチ個性向こうにいたか?」
鱗飛龍「おい、黙示録おまえ、何かついてる」
宍田獣郎太「ん?」
上鳴電気「ハイ正解!!はずれクジー」
上鳴電気「俺が暴れてヘイト稼ぎゃツルが手薄になるんじゃね!?」
上鳴電気「その隙に心操と梅雨ちゃんおいでぇあああ〜」
心操人使「(別に見くびってたわけじゃないけど、場数の違いを見せつけられた…これがヒーロー科か…)」
上鳴電気「3人ご一緒ォ!?仲良く痺れー」
塩崎茨「磔刑(クルセフィクション) 信仰の盾(フェイスズシールド)」
塩崎茨「幾層ものツルで放電を封じますし」
塩崎茨「万が一があっても盾で受け流します。対応は万全」
上鳴電気「なんつって」
上鳴電気「(ポインターとの距離が10m以内なら俺の電撃は、一直線に収束される)」
塩崎茨「幾層ものツルで放電を封じますし」
塩崎茨「万が一があっても盾で受け流します。対応は万全」
上鳴電気「なんつって」
上鳴電気「(ポインターとの距離が10m以内なら俺の電撃は、一直線に収束される)」
蛙吹梅雨「捕まる?」
上鳴電気「俺が警戒されてんならさ、向こうハズレくじじゃんね。更に、体育祭ん時もさ、電気防ぐ為にツルめっちゃ使ってた」
上鳴電気「俺が暴れてヘイト稼ぎゃツルが手薄になるんじゃね!?」
上鳴電気「その隙に心操と梅雨ちゃんおいでぇあああ〜」
蛙吹梅雨「これで鱗銃は当たらないわ」
鱗飛龍「蛙吹!!」
鱗飛龍「やっぱいい動きしやがる」
鱗飛龍「宍田!蛙吹だ!」
鱗飛龍「(コミュニケーションが…)」
宍田獣郎太「(匂いの動きであっちが蛙吹氏だとわかった)」
宍田獣郎太「(ならばこっちの匂いは心操氏で間違いない。心操氏よ、遅れを取ったですと?いやはやどうして恐ろしい)」
宍田獣郎太「(あなたは既に立派な脅威!!)」
心操人使「さすがだな」
宍田獣郎太「その手には乗りませんぞ!!」
心操人使「(イレイザーヘッド直伝)」
心操人使「操縛布!!」
鱗飛龍「蛙吹!!」
鱗飛龍「やっぱいい動きしやがる」
鱗飛龍「宍田!蛙吹だ!」
鱗飛龍「(コミュニケーションが…)」
宍田獣郎太「(匂いの動きであっちが蛙吹氏だとわかった)」
宍田獣郎太「(ならばこっちの匂いは心操氏で間違いない。心操氏よ、遅れを取ったですと?いやはやどうして恐ろしい)」
宍田獣郎太「(あなたは既に立派な脅威!!)」
心操人使「さすがだな」
宍田獣郎太「その手には乗りませんぞ!!」
心操人使「(イレイザーヘッド直伝)」
心操人使「操縛布!!」
塩崎茨「私、どうしてプリズンに…」