緑谷出久「(結局あのあと寝れず終い)」
オールマイト「初代の記憶、見たか」

緑谷出久「はい、あれはオール・フォー・ワンの記憶でもありました。ワン・フォー・オールの面影、オールマイトも若い時に見たんですよね?」

オールマイト「私は経験しなかったし、お師匠にもそう教えられた」

オールマイト「私の知る限りじゃ君だけに起きた現象だ」


緑谷出久「はい、あれはオール・フォー・ワンの記憶でもありました。ワン・フォー・オールの面影、オールマイトも若い時に見たんですよね?」
緑谷出久「僕が見たのは与えられたところまでで、その後初代がまだ20%かって、特異点がどうこうって僕に話しかけてきました。オールマイトは体育祭の時そこに意思はないって言ってたけれど、そうは思えなかったです」

オールマイト「私は経験しなかったし、お師匠にもそう教えられた」

オールマイト「私の知る限りじゃ君だけに起きた現象だ」

志村菜奈「そりゃ夢じゃない、面影だ」
オールマイト「お師匠、面影とは…」

志村菜奈「きっと色々溜め込んじまうんだよ、その個性はさ」

志村菜奈「ああしたい、こうしたい、ああなりたい、こうなりたい」

志村菜奈「力の前にはいつだって必ず想いがある」

志村菜奈「培ってきた人たちの想いが力の一部として記憶されてる。私はそう思っているよ」
オールマイト「オカルトでしょうか」

志村菜奈「ロマンだよ。道半ばで斃れたとしてもワン・フォー・オールの中でまた逢える。ロマンだよ」
緑谷出久「オールマイト?オールマイト!」



オールマイト「しかし"特異点"とは…」

緑谷出久「個性特異点と呼ばれる終末論と関係があるのでしょうか?親から子へ、世代を経るにつれ個性は混ざり深化していく」

緑谷出久「より強力、より複雑化した個性はやがて」

緑谷出久「誰にもコントロールできなくなってしまうのではないかという学説」


志村菜奈「ロマンだよ。道半ばで斃れたとしてもワン・フォー・オールの中でまた逢える。ロマンだよ」



オールマイト「爆発して目が覚めたと言ったね?怪我は?」
緑谷出久「なかったです」
オールマイト「それは良かった。現状わかるのは私にもわからない事態が起きた、という事のみだ」

オールマイト「しかし"特異点"とは…」

緑谷出久「個性特異点と呼ばれる終末論と関係があるのでしょうか?親から子へ、世代を経るにつれ個性は混ざり深化していく」

緑谷出久「より強力、より複雑化した個性はやがて」

緑谷出久「誰にもコントロールできなくなってしまうのではないかという学説」

オールマイト「現時点では分からない…この事態君に因るものなのか…外的要因によるものなのか…他には何か?」
緑谷出久「あとは、二人だけ見えなくて」

緑谷出久「オールマイトもボヤーっとしてました」

オールマイト「ごめんな、私も詳しくはわからない。でもその力は絶対に君の味方だよ。これから共に探っていこう」

緑谷出久「はい、頑張ります。あ!あとそうだ」

緑谷出久「オールマイトのお師匠、キレイな人でした」

相澤消太「浮気現場みたいなノリやめてください。サムい」

オールマイト「言葉強くない?」

緑谷出久「心操君!」

緑谷出久「前も相澤先生と一緒にいたよね」

心操人使「まあね」

相澤消太「緑谷、早めにアップ済ましとけよ。今日は忙しいぞ」
『運動場γ』




緑谷出久「かっちゃんも変えてる」

爆豪勝己「あー!?文句あんなら面と向かって言えや!クソナードが!!」

緑谷出久「そのスーツ!防寒発熱機能付き?汗腺が武器のかっちゃんにとってとても理に適った変更で素晴らしいと思」




緑谷出久「かっちゃんも変えてる」

爆豪勝己「あー!?文句あんなら面と向かって言えや!クソナードが!!」

緑谷出久「そのスーツ!防寒発熱機能付き?汗腺が武器のかっちゃんにとってとても理に適った変更で素晴らしいと思」
尾白猿夫「でも緑谷が一番変化激しいよな、最近また何か付いたし」

緑谷出久「やれることが増えてきたからさ、すごいんだよこのグローブ。実は既に2代目なんだけど、発目さん強度の調整までしてくれて」


切島鋭児郎「来たな!ワクワクしてんだよ!」


緑谷出久「やれることが増えてきたからさ、すごいんだよこのグローブ。実は既に2代目なんだけど、発目さん強度の調整までしてくれて」

物間寧人「おいおい、まーずいぶんと弛んだ空気じゃないか~僕らをなめているのかい」

切島鋭児郎「来たな!ワクワクしてんだよ!」

物間寧人「さあA組!!今日こそシロクロつけようか!!」








物間寧人「見てよ!このアンケート!文化祭でとったんだけどさァーア!A組ライブとB組超ハイクオリティ演劇どちらが良かったか、見える!?二票差で僕らの勝利だったんだよねえ」

物間寧人「入学時から続く君たちの裏目立ちの状況が変わりつつあるのさ」
上鳴電気「女の子?」
緑谷出久「ヒーロー科に編入を希望」

「あれ相澤先生の捕縛布?」
「マスクはオリジナルかな」
「よろしくな!」

青山優雅「会話すると洗脳されちゃうんだよね?」
尾白猿夫「初見殺し」

緑谷出久「(ワン・フォー・オールの面影を見たのは心操くんの洗脳がキッカケ)」



相澤消太「心操、一言挨拶を」

心操人使「心操人使です」

心操人使「何名かは既に体育祭で接したけれど、拳を交えたら友だちとか、そんなスポーツマンシップ掲げられるような気持ちの良い人間じゃありません」

心操人使「俺はもう何十歩も出遅れてる。悪いけど必死です」

心操人使「俺は立派なヒーローになって俺の個性を人の為に使いたい」

心操人使「この場の皆が超えるべき壁です」

心操人使「馴れ合うつもりはありません。よろしくお願いします」

瀬呂範太「初期ろきくんを見ているようだぜ」
轟焦凍「そうか?」

物間寧人「いいね、彼」

宍田獣郎太「心操を加えると41名。この半端はどう解決するのでしょうか」

ブラドキング「心操は今回2戦参加させる。A組チーム・B組チームそれぞれに一回ずつ」

ブラドキング「つまり、5試合中2試合は5対4の訓練となる」

ブラドキング「心操は今回2戦参加させる。A組チーム・B組チームそれぞれに一回ずつ」

ブラドキング「つまり、5試合中2試合は5対4の訓練となる」
葉隠透「そんなん4人が不利じゃん」

ブラドキング「ほぼ経験のない心操を組み込む方が不利だろ。5人チームは数的有利を得られるが、ハンデもある。今回の状況設定は"ヴィラングループを包囲し確保に動くヒーロー" 」

ブラドキング「お互いがお互いをヴィランと認識しろ!4人捕まえた方が勝利となる!」

小森希乃子「ヴィランも組織化してるって言うもんね」




爆豪勝己「4人捕まえた方、ハンデってそういうことか?」

相澤消太「ああ、慣れないメンバーを入れる事、そして5人チームでも4人捕らえられたら負けってことにする」


心操人使「いいよ、事実だし」








ブラドキング「ほぼ経験のない心操を組み込む方が不利だろ。5人チームは数的有利を得られるが、ハンデもある。今回の状況設定は"ヴィラングループを包囲し確保に動くヒーロー" 」

ブラドキング「お互いがお互いをヴィランと認識しろ!4人捕まえた方が勝利となる!」

小森希乃子「ヴィランも組織化してるって言うもんね」

飯田天哉「うおおおお!!ヒーローであり相手にとってヴィラン!?どちらに成りきればいいのだ!?」
八百万百「ヒーローでよろしいかと」

ブラドキング「双方の陣営には激カワ据置プリズンを設置!相手を投獄した時点で捕まえた判定になる」


爆豪勝己「4人捕まえた方、ハンデってそういうことか?」

相澤消太「ああ、慣れないメンバーを入れる事、そして5人チームでも4人捕らえられたら負けってことにする」

爆豪勝己「お荷物抱えて戦えってか!クソだな!」
上鳴電気「ひでー言い方やめなよ」

心操人使「いいよ、事実だし」








ブラドキング「スタートは自陣からだ!制限時間は20分」
相澤消太「時間内に決着のつかない場合は残り人数の多い方が勝ちとする」

ミッドナイト「どっちが勝つと思います?」

オールマイト「しかし、成績を見ると実はB組の方が伸びてるんだ。トラブルがない分着実に自力を上げている」

オールマイト「ピンチに力を発揮するA組か、堅実に全体を底上げしているB組か」

オールマイト「楽しみだ」

ブラドキング「第一試合スタート!!」


心操人使「(蛙吹の保護色…分かってりゃ見えるもんだな)」

上鳴電気「なあなあ 俺が皆から離れてテキトーにぶっぱすりゃ良くね?」
上鳴電気「あの個性すげぇよ」
上鳴電気「範囲あるし負けたし」

心操人使「一番厄介な個性から片付けたいな」

上鳴電気「分かってるじゃん心操!」


蛙吹梅雨「こっちが茨ちゃんをどうにかしたいと思ってるように、向こうもまず上鳴ちゃんをどうにかしたいって考えてるかも」

蛙吹梅雨「あとは経験値じゃ劣るものの、洗脳が強い心操ちゃん」

心操人使「一番厄介な個性から片付けたいな」

上鳴電気「分かってるじゃん心操!」

心操人使「誰でも分かるでしょ」
上鳴電気「は?」

蛙吹梅雨「こっちが茨ちゃんをどうにかしたいと思ってるように、向こうもまず上鳴ちゃんをどうにかしたいって考えてるかも」

蛙吹梅雨「あとは経験値じゃ劣るものの、洗脳が強い心操ちゃん」