『おでんがワノ国に帰国して二年目、鈴後にてゲッコー海賊団と百獣海賊団の戦争が勃発』

イヌアラシ「今更どこへ行けって言うのです」
河松「おでん様の裸踊りなんて昔から見てるもんな~」

光月おでん「そうかそうか~」

錦えもん「おでん様…」



光月おでん「(とうとう家族まで笑いものにしてしまったか…)」

光月日和「父上~!今日はお稽古しないの?父上の踊り大好き~!」
光月トキ「はい」

光月おでん「離縁するか?」

光月トキ「それ冗談?怒るわよ」


『九里のバカ殿。今やワノ国中でそう呼ばれるおでんと接する者は家族と家臣、そしてわずかな恩人だけとなった』


雷ぞう「おでん様にはきっと…深い事情がある…だからあのように…」

錦えもん「そうだな」

錦えもん「どんどん上達しているな。見届けるぞ!どこまでも!」
『そして五年目、オロチが動いた』





光月おでん「お待ちしておりました」

光月おでん「将軍」


光月おでん「離縁するか?」

光月トキ「それ冗談?怒るわよ」


『九里のバカ殿。今やワノ国中でそう呼ばれるおでんと接する者は家族と家臣、そしてわずかな恩人だけとなった』


雷ぞう「おでん様にはきっと…深い事情がある…だからあのように…」

錦えもん「そうだな」

錦えもん「どんどん上達しているな。見届けるぞ!どこまでも!」






光月おでん「お待ちしておりました」

光月おでん「将軍」

黒炭オロチ「約束?知らんな。荒れ果てていた九里をよくぞこれほどの町に!見事だ!ここに新しい武器工場を幾つか建てたい!わかったな?協力を頼むぞ、おでん」

光月おでん「いや、将軍、船の方は?約束していたカイドウとの件は」

黒炭オロチ「何の話だ!!」


黒炭オロチ「ワノ国は武器の生産国にするぞ!!」


光月おでん「いや、将軍、船の方は?約束していたカイドウとの件は」

黒炭オロチ「何の話だ!!」


黒炭オロチ「ワノ国は武器の生産国にするぞ!!」

光月おでん「お待ちください!!」

黒炭オロチ「あ!それとヒョウ五郎だが、おれの手には負えねェんでカイドウに預けた」

黒炭オロチ「ワノ国の裏の顔を手下にしたかったんだが諦めた。まぁ、じき殺されちまうかもな」

黒炭オロチ「あ!それとヒョウ五郎だが、おれの手には負えねェんでカイドウに預けた」

黒炭オロチ「ワノ国の裏の顔を手下にしたかったんだが諦めた。まぁ、じき殺されちまうかもな」
黒炭オロチ「ところでお前の子供、モモの助と日和、今何歳だ?子供はかわいいよな。大事にしろよ」
モモの助・日和「父上~」
『家族と家臣の大方予想通り、この偉大な侍は五年の間何かを一人で背負い込み続けていた』



錦えもん「まさか…どういうことだ!?」


傳ジロー「こいつは想定外だ」

イヌアラシ「カイドウの部下!?」
光月おでん「兵力戦を想定してねェ」

光月おでん「周到すぎやしねェか!?おれたちが来るとなぜわかった?」

カイドウ「お前の城にスパイでもいるのかもな ウォロロロ」




カイドウ「新しく建ったばかりのおれの屋敷を戦場にしたくねェんで出向いてやったまでだ」


光月おでん「あれは!全部ウソだったんだな!カイドウ!」

カイドウ「そうだ ウォロロ 全部ウソだ」

カイドウ「あの時、おれ達は分が悪いと踏んだ。帰国したお前がヒョウ五郎と手を組めばワノ国中の侍と侠客が敵に回る」

カイドウ「おれ達にはまだ部下も少なかった。お前が何の犠牲にも動じねェ評判通りのイカれた男だったんなら」

カイドウ「苦しい勝負になっただろ。だがお前はオロチの言葉を信じ、誰も傷つかねェ方法を選んだ。ニューゲートやロジャーは確かにそんな海賊だった。強ェがどこか甘い奴ら、お前も同類よ」

カイドウ「バカは踊り続けた。裸になって笑われ蔑まれながら」
霜月康イエ「もしおでんが敗れた時は」