シャンクス「ん?」

クロッカス「そのワノ国を目前に緊張の糸が切れて長旅の疲労に襲われたのだ」

光月おでん「ここから先の航海、トキは行けるのか?」


クロッカス「続ければ命の保証はできん。ワノ国で船を降り、旅は終わりとするべきだ」

光月おでん「いや勿論おれも」

光月トキ「行って!!おでんさん!!」

光月おでん「何を言う!無理をするな!」

光月トキ「窮屈でござる」

光月トキ「あの言葉は、冒険にかけるあなたの思いはその程度だったのですか?こんなことで止まるようなあなたなら、私は離縁を申し込みます」



光月トキ「行って!!おでんさん!!」

光月おでん「何を言う!無理をするな!」

光月トキ「窮屈でござる」

光月トキ「あの言葉は、冒険にかけるあなたの思いはその程度だったのですか?こんなことで止まるようなあなたなら、私は離縁を申し込みます」


『ワノ国 九里』

赤鞘九人男「おでん様!!お待ちを!!」

赤鞘九人男「戻ってください!!」

錦えもん「おでん様!!お願いですから」

光月おでん「(ワノ国の何か豹変しているのは背を向けていても分かった)」

光月おでん「(振り返れば、もう二度と海へ出られんと感じた)」


光月おでん「(ワノ国にあったポーネグリフを手早く写し取り再び海へ出た。4年ぶりにしてわずか数時間の帰郷であった)」
光月おでん「(次に向かったのはネコマムシとイヌアラシの生まれ故郷、モコモ公国)」

光月おでん「ん?誰の声だ?」
光月おでん「いやなんでもねぇが、妙な感じだ」
光月おでん「何だか心が落ちつかねェ」
ロジャー「ついにすべてのロードポーネグリフが揃った」
ロジャー「その時がきたら助けてくれよ」
ペドロ「わかった 必ず助けるよ!」
光月おでん「(運がいいのか悪いのか、見習いバギ次郎は突然高熱を出し、“最後の島”への航海を断念した)」

シャンクス「大冒険の直前に風邪ひくとか、ガキかよ」

バギー「うるせェ!!もう治ったって言ってんだろ!!」

シャンクス「顔真っ赤で熱っぽいんだから大人しくしてろ」

シャンクス「大冒険の直前に風邪ひくとか、ガキかよ」

バギー「うるせェ!!もう治ったって言ってんだろ!!」

シャンクス「顔真っ赤で熱っぽいんだから大人しくしてろ」
ロジャー「いいぞ!」
バギー「おれも連れてって」


光月おでん「バギ次郎はこんだけ騒いでんのに、オマエはいいのか赤太郎?」

シャンクス「おでんさん、船長」

シャンクス「行くんだったらおれ達はいつか自分の船で行くよ」




光月おでん「バギ次郎はこんだけ騒いでんのに、オマエはいいのか赤太郎?」

シャンクス「おでんさん、船長」

シャンクス「行くんだったらおれ達はいつか自分の船で行くよ」

「♬~ビンクスの酒を 届けにゆくよ~♬」
