


「おれたちがおでん様に守られていたなんて…」
福ロクジュ「覚悟の上で喋ったんだろうな?」

しのぶ「わたすはもう彼らと生死を共にした」

しのぶ「おでん様の家臣だ!オロチの犬になったお前らには従わない!」



しのぶ「おでん様にもしもの事があれば光月と共に死ぬ覚悟!」

光月おでん「ん?」

しのぶ「いいえ!全員生きて次こそはあんた達を討つ!!」


福ロクジュ「夢だ」

「オロチ将軍、どうかこの処刑を取りやめてください」

「お願いします!!」

しのぶ「わたすはもう彼らと生死を共にした」

しのぶ「おでん様の家臣だ!オロチの犬になったお前らには従わない!」





光月おでん「ん?」

しのぶ「いいえ!全員生きて次こそはあんた達を討つ!!」


福ロクジュ「夢だ」

「オロチ将軍、どうかこの処刑を取りやめてください」

「お願いします!!」
「うっ!!」
「一番つらい思いをしていたのはおでん様なのに…」
『人々はおでんの元へ駆けつける』

『それまで見ていた長引いている処刑こそが、今まさに目の前で殺されようとしているこの男こそが、ワノ国で唯一の“希望”と知ったのだ』

「おでん様生きてください!何も知らずに罵倒してごめんなさい!」

『それまで見ていた長引いている処刑こそが、今まさに目の前で殺されようとしているこの男こそが、ワノ国で唯一の“希望”と知ったのだ』

「おでん様生きてください!何も知らずに罵倒してごめんなさい!」
『しかしそんな民衆の盛り上がりをオロチが放置しておくはずもなく』

『気が付けば民衆を取り囲むようにカイドウの部下、オロチの部下たちが武器を手に集まっていた』

『釜の油は700℃を超え、更に上がり続ける』

『各郷の城に大事を伝える“矢文”が飛ぶ』

九里 白舞

『気が付けば民衆を取り囲むようにカイドウの部下、オロチの部下たちが武器を手に集まっていた』

『釜の油は700℃を超え、更に上がり続ける』

『各郷の城に大事を伝える“矢文”が飛ぶ』

九里 白舞
錦えもん「開国についておでん様は前にも言っておられた。そしてこの国が鎖国した理由には、光月が関わっているということも」

錦えもん「一体、ロジャー達と航海した海でおでん様は何を知ったのです?」

光月おでん「大昔、この国を海外から閉ざしたのは"光月家"だったのだ。それは、“巨大な力”からワノ国を守る為」

光月おでん「ワノ国は、いや、世界はある人物を待っている」


光月おでん「その者が800年の時を越えて現れた時、迎え入れ協力できる国でなければならなぬ」


錦えもん「一体、ロジャー達と航海した海でおでん様は何を知ったのです?」

光月おでん「大昔、この国を海外から閉ざしたのは"光月家"だったのだ。それは、“巨大な力”からワノ国を守る為」

光月おでん「ワノ国は、いや、世界はある人物を待っている」


光月おでん「その者が800年の時を越えて現れた時、迎え入れ協力できる国でなければならなぬ」

光月おでん「はっきり言うぞ…あいつらは今日…必ずおれを殺す」


菊の丞「そんな…」

菊の丞「でも…本当に釜茹でを耐えきれば!もう三分の一経過しています!」

錦えもん「菊の丞、今はおでん様の思いを聞くのだ」


光月おでん「おれの代わりにワノ国を“開国”してくれ!!」


菊の丞「そんな…」

菊の丞「でも…本当に釜茹でを耐えきれば!もう三分の一経過しています!」

錦えもん「菊の丞、今はおでん様の思いを聞くのだ」



「8、7、6、5、4、3、2、1」
「死刑を乗り切ったぞ!!」
黒炭オロチ「さらに処刑はおでんだけではなく一家皆殺しに変更だ!うははははは!」
黒炭オロチ「全員撃ち殺せ!!」
傳ジロー「大名の言う事か!」
光月おでん「おれのことなんか…忘れてもらっても構わねェ…」
光月おでん「だが!おれの魂は生きて行く!」

カイドウ「ババアの件は悪かったな」
カイドウ「殺しておいた」

光月おでん「そうか…ハァ…ハァ…真面目だな…せいぜい強くなれ」
光月おでん「おれは」

光月おでん「一献の酒のお伽になればよし」

光月おでん「おれの侍達…」

光月おでん「トキ…」

光月おでん「モモの助…」

光月おでん「日和…」

光月おでん「行って参る」


光月おでん「そうか…ハァ…ハァ…真面目だな…せいぜい強くなれ」


光月おでん「一献の酒のお伽になればよし」

光月おでん「おれの侍達…」

光月おでん「トキ…」

光月おでん「モモの助…」

光月おでん「日和…」

光月おでん「行って参る」
