Detective Conan
🖊原作者(Original Story):青山剛昌(Gosho Aoyama)
TVアニメ『名探偵コナン』 第1011話ネタバレ
放送日(Airdate): 2021年7月10日
第1011話 山菜狩りとクローバー(前編)
キャスト🔷灰原哀 Haibara Ai CV.林原めぐみ
🔷吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子
🔷円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江
🔷小嶋元太 Kojima Genta CV,高木渉
🔷小林澄子 Kobayashi Sumiko CV.加藤有生子
🔷若狭留美 Wakasa Rumi CV.平野文
🔷山村ミサオ Yamamura Misao CV.古川登志夫
🔷羽田浩司 Haneda Koji CV.安元洋貴
吹越桐司「おいおい、ハニー結構歩いたけど、まだ着かないのかい?君のお金持ちのおじさんが僕らの結婚祝いに買ってくれたっていう別荘は?」
善田舞佳「フフッ 焦らないで。もう少しよ。この間、言われた通り名義はあなたにしてあるから、安心してダーリン♡」
善田舞佳「到着ゥ~さあ、目を開けてゆっくりご覧あれ」
吹越桐司「こ…この家は!」
善田舞佳「そう、あなたが私のようなバカな女たちをだまして貯めた金で建てた別荘」
善田舞佳「どっかのクソ女と暮らしている愛の巣よ」
吹越桐司「あ…いや…その女は違うんだ…ご…誤解だよ…ハニー」
吉田歩美「全然平気だよ」
「はーい!!」
善田舞佳「みんな、乗ってるわね?」
「はーい!!」
善田舞佳「へぇ~そちらの小学校では1・2年生、合同でやるんですね?」
小林澄子「ええ、だから今日の下見に児童達も連れてくることにしたんです。現地での反応が見てみたくて」
小林澄子「とびっきりマセだ5人選んで」
善田舞佳「みんな、乗ってるわね?」
「はーい!!」
善田舞佳「へぇ~そちらの小学校では1・2年生、合同でやるんですね?」
小林澄子「ええ、だから今日の下見に児童達も連れてくることにしたんです。現地での反応が見てみたくて」
小林澄子「とびっきりマセだ5人選んで」
善田舞佳「なるほどね」
吉田歩美「きれ~!」
灰原哀「見て」
灰原哀「木の後ろ、何かを引きずった跡がある」
灰原哀「さっき車から降りた時は、こんな遺体はなかったから」
灰原哀「私達が山菜採りをしている間に、誰かがこの遺体をここへ運んだんだわ」
コナン「でも…一体誰が…何のために…こんな所に…」
小嶋元太「おーい!コナン!」
灰原哀「木の後ろ、何かを引きずった跡がある」
灰原哀「さっき車から降りた時は、こんな遺体はなかったから」
灰原哀「私達が山菜採りをしている間に、誰かがこの遺体をここへ運んだんだわ」
コナン「でも…一体誰が…何のために…こんな所に…」
小嶋元太「おーい!コナン!」
山村ミサオ「えー殺害されたのは吹越桐司さん、42歳」
山村ミサオ「んで、あなたがたまたま偶然遺体発見場所に居合わせた被害者の婚約者の善田舞佳さん」
善田舞佳「ええ…来月結婚式をあげる予定でした…」
善田舞佳「なのに何で彼が!一体誰がこんなひどい事を!早く犯人を捕まえてください」
山村ミサオ「とかなんとか言ってくれちゃって…本当は結婚するのがイヤになり、殺害してここに放置」
山村ミサオ「山菜採りで呼んだ人達と遺体を一緒に発見して"わぁびっくり!"って作戦なんじゃないですか?」
若狭留美「あとで確認してください」
山村ミサオ「でもほら、みなさんが山菜採りに夢中になっている隙を見て、こっそり林の中に隠してた遺体を…」
吉田歩美「そんな事ないもん!善田先生ずーっと歩美達と一緒にいたもん!」
山村ミサオ「でもほら、みなさんが山菜採りに夢中になっている隙を見て、こっそり林の中に隠してた遺体を…」
吉田歩美「そんな事ないもん!善田先生ずーっと歩美達と一緒にいたもん!」
円谷光彦「また変な事言って捜査を混乱させないでくださいよ!」
山村ミサオ「あなた達がこの写真を撮った時には、ここに遺体はなかったようですね?」
小林澄子「だから先から言ってるでしょう?私達が山菜採りをしている間に誰かが遺体をその木の所に置いたんだって」
山村ミサオ「でも、ここって似たような木がたくさん生えてますから、最初に車を停めたのは、ここによく似た別の場所で」
山村ミサオ「隙を見てこっそり遺体を置いて、ここまで車を移動させてくれちゃったんじゃ…」
善田舞佳「そんなことしてませんよ!」
山村ミサオ「ほら、山菜採りの途中で飲み物を取りに戻った時に」
小林澄子「だから先から言ってるでしょう?私達が山菜採りをしている間に誰かが遺体をその木の所に置いたんだって」
山村ミサオ「でも、ここって似たような木がたくさん生えてますから、最初に車を停めたのは、ここによく似た別の場所で」
山村ミサオ「隙を見てこっそり遺体を置いて、ここまで車を移動させてくれちゃったんじゃ…」
善田舞佳「そんなことしてませんよ!」
山村ミサオ「ほら、山菜採りの途中で飲み物を取りに戻った時に」
灰原哀「車のエンジン音なんか聞こえてこなかったし」
吉田歩美「善田先生、後ろのドアを開けて飲み物の袋を降ろしただけだもん!」
小嶋元太「それによ、ここに着いた時何も臭わなかったぞ?」
円谷光彦「そうですよ!人が死んだら死臭っていう変な臭いが…」
若狭留美「いや、遺体の個体差や置かれていた環境にもよるけど、大体、夏場で2日、冬場で4日経たないと死臭はしない。現に今、臭ってないでしょ?」
円谷光彦「そういえば…そうですね」
山村ミサオ「あなたは詳しいですね」
若狭留美「いや、遺体の個体差や置かれていた環境にもよるけど、大体、夏場で2日、冬場で4日経たないと死臭はしない。現に今、臭ってないでしょ?」
円谷光彦「そういえば…そうですね」
山村ミサオ「あなたは詳しいですね」
若狭留美「あ…ゆうべサスペンスドラマでそういうのをやってて」
山村ミサオ「ああ!あれでしょ?"雷様殺人事件"でしょ?」
山村ミサオ「鬼嫁が旦那をビリビリーって感電死させるやつ!」
若狭留美「そ…そう…だったかな…?」
鑑識「あの、山村警部」
山村ミサオ「ああ!あれでしょ?"雷様殺人事件"でしょ?」
山村ミサオ「鬼嫁が旦那をビリビリーって感電死させるやつ!」
鑑識「あの、山村警部」
山村ミサオ「そりゃあ持ってるでしょうよ。IT系の会社の社長さんなんだから付き合いも多いだろうし」
鑑識「いいえ、本人のものではない名刺が何種類も…」
山村ミサオ「確かに妙ですね…自分のもの以外の名刺を何でこんなにたくさん持つ必要があったのか…」
コナン「その人、会う人によって自分の名前や職業を変えなきゃいけない事をやってたんじゃない?」
コナン「例えば情報を聞き出しやすい肩書に変える探偵とか、潜入先に溶け込みやすい人間になりきるスパイとか…」
コナン「相手をだましやすい人物になりすます、詐欺師とか」
善田舞佳「さ…詐欺師…まさか…そんな」
山村ミサオ「はい、もしもし、山村ですが……え?遺体の顔で身元が割れた?」
善田舞佳「け…結婚詐欺師!?あの…吹越さんがですか?」
山村ミサオ「確かに妙ですね…自分のもの以外の名刺を何でこんなにたくさん持つ必要があったのか…」
コナン「その人、会う人によって自分の名前や職業を変えなきゃいけない事をやってたんじゃない?」
コナン「例えば情報を聞き出しやすい肩書に変える探偵とか、潜入先に溶け込みやすい人間になりきるスパイとか…」
コナン「相手をだましやすい人物になりすます、詐欺師とか」
善田舞佳「さ…詐欺師…まさか…そんな」
山村ミサオ「はい、もしもし、山村ですが……え?遺体の顔で身元が割れた?」
善田舞佳「け…結婚詐欺師!?あの…吹越さんがですか?」
山村ミサオ「はい」
山村ミサオ「遺体の顔を群馬県警本部に送ったら、ヒットしてくれちゃいました。本名"閏間茂史"。他県でも多く詐欺事件を起こしていて、現在、指名手配中だったそうです」
山村ミサオ「いやぁ あなたにとってはある意味よかったですね~指名手配犯と結婚する前で」
山村ミサオ「遺体の顔を群馬県警本部に送ったら、ヒットしてくれちゃいました。本名"閏間茂史"。他県でも多く詐欺事件を起こしていて、現在、指名手配中だったそうです」
山村ミサオ「いやぁ あなたにとってはある意味よかったですね~指名手配犯と結婚する前で」
山村ミサオ「へ~それはそれは災難でしたね」
コナン「(やっぱり妙だな…指輪をしている左手の指輪の汚れは、落としたピアスを探す時に泥が付いたって説明はつくけど)」
コナン「(右手の方は、指先はそんなに汚れてないのに、腕の内側は肘の辺りまで泥が付いてる)」
コナン「(一体何で?)」
コナン「(そういえば…遺体を見つけた時…)」
コナン「(善田さんと歩美ちゃんは車のそばにいたよな)」
コナン「(確か2人とも前輪の辺りに…ん?)」
コナン「(やっぱり妙だな…指輪をしている左手の指輪の汚れは、落としたピアスを探す時に泥が付いたって説明はつくけど)」
コナン「(右手の方は、指先はそんなに汚れてないのに、腕の内側は肘の辺りまで泥が付いてる)」
コナン「(一体何で?)」
コナン「(そういえば…遺体を見つけた時…)」
コナン「(確か2人とも前輪の辺りに…ん?)」
吉田歩美「うん!だってさっき見つけたんだもん。善田先生が落としたピアスを探してる時に、このタイヤのそばで」
吉田歩美「歩美も探すの手伝うよ」
吉田歩美「あ!四つ葉のクローバーだ!」
善田舞佳「吉田さん?ピアス見つかった?」
吉田歩美「ううん、まだ」
吉田歩美「歩美も探すの手伝うよ」
吉田歩美「あ!四つ葉のクローバーだ!」
善田舞佳「吉田さん?ピアス見つかった?」
吉田歩美「ううん、まだ」
善田舞佳「じゃあ、そっちの方をさがしてちょうだい」
吉田歩美「うん」
小嶋元太「俺らも手伝ってやるよ」
円谷光彦「そう言われてますね…」
吉田歩美「だから歩美…善田先生にプレゼントしたくて…結婚するはずだった相手の人が亡くなっちゃって…先生すごくショックだと思うし…それにその男の人…悪い人だったみたいで…落ち込んじゃってるから…だから元気になって欲しくてさ~」
円谷光彦「なるほど、幸運のお守りですね」
刑事「山村警部!」
山村ミサオ「どうしたの?」
刑事「とにかく来てください!」
山村ミサオ「あ…はい…」
コナン「(だけど、本当に俺達が山菜採りをしている間に誰かが遺体を運んで来たのか?)」
コナン「(気になるのは、善田さんの右腕の泥汚れ…)」
コナン「(それに車に積んであった大量のダンボール…)」
コナン「(更に、歩美ちゃんが見失ってしまった四つ葉のクローバー…)」
コナン「(だけど、本当に俺達が山菜採りをしている間に誰かが遺体を運んで来たのか?)」
コナン「(気になるのは、善田さんの右腕の泥汚れ…)」
コナン「(それに車に積んであった大量のダンボール…)」
コナン「(更に、歩美ちゃんが見失ってしまった四つ葉のクローバー…)」