ルフィ「はははは!」
ルフィ「やっと来たかあ!」
ジンベエ「ははははは!」
ジンベエ「皆、今日からこのサニーのクルーだ」
ルフィ「本当に心配したぞ、お前!」
ジンベエ「すまんすまん~」
ジンベエ「タイヨウの海賊団の負傷者の手当てと送別会が盛り上がり、抜けるに抜けられず…やぁ~すまんかった」
ルフィ「これからもよろしく頼む!!」
ジンベエ「おう!!」
ジンベエ「みんな、改めてどうかひとつよろしく頼む!!」
ナミ「ジンベエの操舵技術、本当にすごいのよ!」
チョッパー「サニー号でサーフィンしたんだぞ」
ゾロ「いや、酒の匂いがする」
サンジ「どこからだよ!!」
ゾロ「あっちだ」
ウソップ「あ~鬼ヶ島の方だな」
ウソップ「手前に何か…何だ?」
錦えもん「おーいールフィ殿ーー鬼ヶ島に着いたのち、島内での行動を確認したい!!」
錦えもん「ルフィ殿ーーー!!」
サンジ「嘘つけ!潮の香しかしねェじゃねか!」
『元ワノ国裏の大親分 "花のヒョウ五郎"』
錦えもん「ヒョウ五郎親分、20年の長きにわたり、ご無沙汰しておりました。お元気そうで何より」
ヒョウ五郎「錦えもん、いや、赤鞘の衆」
ヒョウ五郎「よくぞ20年の時を超え、ワノ国へ戻ってきてくれた」
ヒョウ五郎「しかも、麦わらの人という、とてつもなく強いお方を引き連れて」
錦えもん「全てはカイドウとオロチを討ち果たし、ワノ国を開国するためでござる!」
ヒョウ五郎「ああ、では鬼ヶ島に着いてからの行動確認とやら、手っ取り早く頼む」
錦えもん「ヒョウ五郎親分、20年の長きにわたり、ご無沙汰しておりました。お元気そうで何より」
ヒョウ五郎「錦えもん、いや、赤鞘の衆」
ヒョウ五郎「よくぞ20年の時を超え、ワノ国へ戻ってきてくれた」
ヒョウ五郎「しかも、麦わらの人という、とてつもなく強いお方を引き連れて」
錦えもん「全てはカイドウとオロチを討ち果たし、ワノ国を開国するためでござる!」
ヒョウ五郎「ああ、では鬼ヶ島に着いてからの行動確認とやら、手っ取り早く頼む」
傳ジロー「素晴らしい!さすがは錦さんだ」
錦えもん「そうだろ~?だろ~」
傳ジロー「で、本当の作戦は?」
錦えもん「ケーーーッ!!」
傳ジロー「成程、その稚拙で単純な計画が、カン十郎にも聞かせた奴を欺くために立てた作戦か。ーーで、本当の作戦は?」
雷ぞう「(出たぞ~かいかぶり。しかし錦えもんに本当の作戦など…なーい!!)」
傳ジロー「で、本当の作戦は?」
錦えもん「ケーーーッ!!」
傳ジロー「成程、その稚拙で単純な計画が、カン十郎にも聞かせた奴を欺くために立てた作戦か。ーーで、本当の作戦は?」
雷ぞう「(出たぞ~かいかぶり。しかし錦えもんに本当の作戦など…なーい!!)」
ロー「まず、敵が討ち入りに気付いたとして」
ロー「そして、おれ、麦わら屋、ユースタス屋。この3人の船長だ」
ロー「お前らがどんな作戦を立てようとも、正面から乗り込むであろう」
ロー「バカが約2名現れる!!」
ロー「バカはいい囮になる。しかもただの囮とは思えねェほど手強い。バカを止めようと大量のカイドウの部下共が正面に動員される」
ロー「よって、予定通り全員左右の山道を進む。だが、その兵達も囮だ」
錦えもん「なんと!!」
ヒョウ五郎「ん?勿論おれ達も、たとえ捨て石になろうとも、錦えもん達を決戦の場へ送る戦いと心得ているが…」
ロー「よって、予定通り全員左右の山道を進む。だが、その兵達も囮だ」
錦えもん「なんと!!」
ヒョウ五郎「ん?勿論おれ達も、たとえ捨て石になろうとも、錦えもん達を決戦の場へ送る戦いと心得ているが…」
シシリアン「では赤鞘達はどう進む?」
ロー「海しかない」
菊の丞「しかし、海には上陸を阻む渦潮が!」
ロー「大丈夫だ。問題ない。このポーラータング号で海中に潜り、島を回り込めば上陸を阻む渦潮も回避できる」
ロー「そして、おれの能力なら」
ロー「お前らを島内へ送れる」
錦えもん「うん!ありがたい!だがロー殿、拙者だけは、やはりみんなを先導せねばなるまい」
傳ジロー「では」
傳ジロー「雷ぞう」
傳ジロー「河松」
傳ジロー「イヌアラシ」
傳ジロー「さすがは錦さん!周到だ!」
チョッパー「要塞だぞ!?あそこは」