『兎丼 囚人採掘場』
キラー「ファッファッファッ!」
キッド「おい!」
キラー「おれ達はおれ達の道を行く!!」
アシュラ童子「これが20年だ!雲をつかむような伝説を信じ続けることは、いかに難しいことか…10年がピークだった…しびれを切らして鬼ヶ島へ向かい、みんな死んだ!!」
アシュラ童子「これが20年だ!雲をつかむような伝説を信じ続けることは、いかに難しいことか…10年がピークだった…しびれを切らして鬼ヶ島へ向かい、みんな死んだ!!」
『10年前』
侍「もう10年だ!おれ達は歳をとった…20年も待ったら体力は衰える一方だ!本当に帰ってくる保証もねェ奴らを待ち続けろと!?」
侍「もう10年だ!おれ達は歳をとった…20年も待ったら体力は衰える一方だ!本当に帰ってくる保証もねェ奴らを待ち続けろと!?」
アシュラ童子「トキ様の言葉を、あいつらを信じろ!錦えもんは帰ってくる!モモの助様を連れて!」
侍「戦う前に病気で死んじまうよ!!」
侍「カイドウ、オロチを討ちに行かせてくれ!!」
侍達「スナーッチ!スナーッチ!スナーッチ!スナーッチ!」
イヌアラシ「成せばわかる筈」
錦えもん「必ず意味はある!」
アシュラ童子「おでん様を疑うつもりはない…」
アシュラ童子「野郎共!刻は八日後!火祭りの夜!」
アシュラ童子「光月の名において鬼ヶ島へ討ち入り、海賊カイドウと将軍オロチの首をとる!!覚悟のある者はついて来い!!」
「勿論だ棟梁!」
アシュラ童子「野郎共!刻は八日後!火祭りの夜!」
アシュラ童子「光月の名において鬼ヶ島へ討ち入り、海賊カイドウと将軍オロチの首をとる!!覚悟のある者はついて来い!!」
「勿論だ棟梁!」
アシュラ童子「あァ!?」
イヌ・アシュラ・錦「ハハハハハハ」
囚人「海賊!?麦わらの男もカイドウと同じ海賊なのか!?」
囚人「信用ならねェ!いつ裏切ることか!」
囚人「よりによって何で海賊なんか連れて来たんだ!!」
囚人「雷ぞうさん、アンタ元々フケ顔だ!普通に20年、歳取っているのでは?」
雷ぞう「ええー!?間接的に悪口!!」
チョッパー「すぐに抗体を見つけるから!」
チョッパー「"効かねェ"なんて強がってりゃ世話ねェよ!!苦しいだろ!?それ!!何で後先考えねェんだ!!おれに謝れ!!」
ルフィ「…ゴメン…苦しい…助けて…」
チョッパー「待ってろ!」
光月モモの助「ルフィはバカなのに、すごいでござる…拙者にはあんなマネできぬ…」
チョッパー「すぐに抗体を見つけるから!」
チョッパー「"効かねェ"なんて強がってりゃ世話ねェよ!!苦しいだろ!?それ!!何で後先考えねェんだ!!おれに謝れ!!」
ルフィ「…ゴメン…苦しい…助けて…」
チョッパー「待ってろ!」
光月モモの助「ルフィはバカなのに、すごいでござる…拙者にはあんなマネできぬ…」
モモの助「や…やめろ…バ…バカ者…死んでしまう!」
囚人「あれは…まさか…」
囚人「モモの助様~~!!」
囚人「よくぞ…ご無事で…」
ヒョウ五郎「(そうか!足りないものは、夢だ!戦いのその先だ)」
モモの助「(拙者じゃない…皆の目にうつっているのは、きっと父の姿…ワノ国を支えてきた"光月"の大きな影…!)」
モモの助「(む…無理だ…)」
ヒョウ五郎「(そうか!足りないものは、夢だ!戦いのその先だ)」
モモの助「(拙者じゃない…皆の目にうつっているのは、きっと父の姿…ワノ国を支えてきた"光月"の大きな影…!)」
モモの助「(む…無理だ…)」
モモの助「み…皆…聞いてほしい…皆!!聞いてほしい!!あの日、おでん城で何が起きたか…拙者は錦えもん達と共に同志を求め旅に出た」
モモの助「しかし、拙者は一人はぐれ、危険な場所で為す術もなくもがいていた。ここに戻って来られたのも、途中で出会ったルフィらの助太刀ゆえ。拙者はまだ力が弱い…でも必ず皆の仇を討つ」
モモの助「今まで苦しい思いを抱いても諦めずに、生きて来られたのは一つの願いの為。その為には、志を共にする仲間が…ワノ国に生きるお前達の力が必要なんだ!」
モモの助「しかし、拙者は一人はぐれ、危険な場所で為す術もなくもがいていた。ここに戻って来られたのも、途中で出会ったルフィらの助太刀ゆえ。拙者はまだ力が弱い…でも必ず皆の仇を討つ」
モモの助「今まで苦しい思いを抱いても諦めずに、生きて来られたのは一つの願いの為。その為には、志を共にする仲間が…ワノ国に生きるお前達の力が必要なんだ!」
モモの助「皆の者!これまで20年!よくぞ20年待ってくれた!!」
モモの助「拙者は、ワノ国大名跡取り!」
モモの助「光月モモの助である!今こそ立ち上がるのだ!」
囚人達「うおおおおおおお!!」
河松「モモの助様のたくましき姿に安心した…拙者、急ぎたい場所がある。決戦前には必ず合流するゆえ」