山岸一司「オレらも入りてー」
花垣武道「それがそんなにいい話でもねーんだよ」
千堂敦「なるほど…その元壱番隊隊長の場地君を芭流覇羅から連れ戻さないと、マイキー君に殺されるってワケだ」
花垣武道「うん…しかも芭流覇羅とモメるまでって時間制限付きで」
千堂敦「なるほど…その元壱番隊隊長の場地君を芭流覇羅から連れ戻さないと、マイキー君に殺されるってワケだ」
花垣武道「うん…しかも芭流覇羅とモメるまでって時間制限付きで」
鈴木マコト「そんなんいつモメるか分かんねぇじゃん」
山本タクヤ「今日だったら…」
山岸一司「しょーがねーなぁ 説明してやるよ。東京卍會、略して”東卍”は総長マイキー君に副総長ドラケン君」
山岸一司「マジで!?オマエそれでも不良か!?」
山岸一司「オレの聞いた話だと元参番隊隊長のパーちん君が捕まって」
山岸一司「副隊長ぺーやん君は弐番隊に入ったらしい」
花垣武道「え?じゃあ、ぺーやん君は三ツ谷君の下についたって事?」
山岸一司「オレの聞いた話だと元参番隊隊長のパーちん君が捕まって」
花垣武道「え?じゃあ、ぺーやん君は三ツ谷君の下についたって事?」
花垣武道「稀咲!!」
山岸一司「そう!元愛美愛主。愛美愛主も元々一枚岩って感じじゃなくて、昭和63年生まれ組の長内たちと平成2年生まれ組の稀咲たちはバチバチだったらしい」
山岸一司「マイキー君に長内が負けて事実上愛美愛主は解散。で、稀咲率いる”H2年組”は東卍に入り、東卍は100人から一気に150人に膨れ上がった」
山岸一司「東卍の中で稀咲の参番隊は他のどの隊よりドでかくなったんだ」
山岸一司「マイキー君に長内が負けて事実上愛美愛主は解散。で、稀咲率いる”H2年組”は東卍に入り、東卍は100人から一気に150人に膨れ上がった」
山岸一司「東卍の中で稀咲の参番隊は他のどの隊よりドでかくなったんだ」
山本タクヤ「長内に付いてたS63年組はどーなったんだ?」
山岸一司「残った”S63”と”H1”をまとめたのは」
山岸一司「半間修二」
花垣武道「(アイツが…)」
花垣武道「確かに8・3抗争の時、愛美愛主の”仮”総長って言ってた」
山岸一司「そして、その半間が元愛美愛主と反東卍勢力をまとめて作ったチームが芭流覇羅」
山岸一司「今や芭流覇羅の構成員は300人!」
花垣武道「300人!?しかも、半間が芭流覇羅のトップ!?」
山岸一司「残った”S63”と”H1”をまとめたのは」
山岸一司「半間修二」
花垣武道「(アイツが…)」
花垣武道「確かに8・3抗争の時、愛美愛主の”仮”総長って言ってた」
山岸一司「そして、その半間が元愛美愛主と反東卍勢力をまとめて作ったチームが芭流覇羅」
山岸一司「今や芭流覇羅の構成員は300人!」
花垣武道「300人!?しかも、半間が芭流覇羅のトップ!?」
山岸一司「チッチッチッ 半間は”総長代理”。本当の総長は誰も知らない。総長の顔がない。だから芭流覇羅は”首の無い天使” そう呼ばれている」
花垣武道「(そんなチームに場地君はいるのか…場地君を東卍に連れ戻すには、とにかく本人に会うしかなさそうだな…でもどうやって…)」
女子生徒「ウチの学校にあんなイケメンいた?」
鈴木マコト「なんだテメー?見ねぇカオだな」
羽宮一虎「いきなりタメ口って!一応同中の先輩なんだけど」
鈴木マコト「は?誰だよ、見た事ねぇし」
山岸一司「首に虎のタトゥー!!」
山岸一司「やめろ、マコト!!この人」
羽宮一虎「ねぇねぇ、花垣タケミチって知ってる?」
山岸一司「タ…タ…タケミチ…出た!!」
鈴木マコト「は?誰だよ、見た事ねぇし」
山岸一司「首に虎のタトゥー!!」
山岸一司「やめろ、マコト!!この人」
羽宮一虎「ねぇねぇ、花垣タケミチって知ってる?」
山岸一司「タ…タ…タケミチ…出た!!」
羽宮一虎「おう」
花垣武道「どちら様ですか?」
花垣武道「え?一番信頼してる人なんですよね?」
羽宮一虎「うん」
後輩「一虎君になんか文句ある?」
花垣武道「(芭流覇羅No3、羽宮一虎…この人について行ったらヤベーんじゃねーか?敵のアジトだぞ!?)」
羽宮一虎「緊張すんなって!皆に会わしてやっから」
花垣武道「(皆?ひょっとしてこれって場地君に会えるチャンス!?)」
羽宮一虎「緊張すんなって!皆に会わしてやっから」
花垣武道「(皆?ひょっとしてこれって場地君に会えるチャンス!?)」
花垣武道「(場地君を東卍に連れ戻せば、マイキー君は"稀咲をクビにする"って約束してくれた。稀咲さえ東卍から排除できれば未来は…変わる!)」
花垣武道「(あんな未来には…絶対させねぇ!!見ててくれ、ヒナ!!)」
花垣武道「あの…羽宮君?」
羽宮一虎「ん?一虎でいーよ」
花垣武道「一虎君ってウチの3年なんスよね?」
羽宮一虎「うん」
花垣武道「え?」