場地圭介「あの日オレらは決別した」
マイキー「オレ…10コ上の兄貴がいてさ…死んじまったんだけどね」
花垣武道「(マイキー君の兄貴が死んだって…じゃあこの二人が!!)」
場地圭介「一虎が庇ってくれたから、オレは年少に入らずに済んだ」
場地圭介「オレは一虎が出所するのを待ってたんだ」
花垣武道「(場地君はそもそも一虎君側の人ってことか!)」
花垣武道「(勢いで東卍を脱退したワケじゃない。だったら連れ戻すなんて無理じゃん)」
半間修二「いいね、場地」
半間修二「そういう事ならマジで大歓迎だ」
半間修二「ホレ、これが芭流覇羅の”特攻服”だ」
半間修二「マイキーに伝えろ!!」
半間修二「1週間後の10月31日 廃車場にて芭流覇羅VS東卍」
半間修二「決戦だ!!」
場地圭介「オレは一虎が出所するのを待ってたんだ」
花垣武道「(場地君はそもそも一虎君側の人ってことか!)」
花垣武道「(勢いで東卍を脱退したワケじゃない。だったら連れ戻すなんて無理じゃん)」
半間修二「いいね、場地」
半間修二「そういう事ならマジで大歓迎だ」
半間修二「ホレ、これが芭流覇羅の”特攻服”だ」
半間修二「マイキーに伝えろ!!」
半間修二「1週間後の10月31日 廃車場にて芭流覇羅VS東卍」
半間修二「決戦だ!!」
花垣武道「(場地君は元々敵…しかも、1週間後に大決戦…無理だよマイキー君…あと1週間で連れ戻すなんて、絶対無理!……どうしよう…)」
松野千冬「おい!そこの金髪!こっち来い!」
松野千冬「まぁ座れよ」
花垣武道「(え!?誰?怖っ…メッチャ怪我してるし…明らかヤベー奴じゃん!)」
花垣武道「…シカトシカト」
花垣武道「場地君の、お友達?」
松野千冬「場地君にボッコボコにされてた人じゃん!!」
花垣武道「何でオレが!!」
松野千冬「場地さんがオレをボコったのは芭流覇羅に入る為。でも場地さんが芭流覇羅に入ったのは東卍を潰す為じゃないよ」
花垣武道「え?」
松野千冬「場地さんの考えは他にある」
マイキー「そっか…兄貴の話、聞いたか…」
ドラケン「かっけぇ人だったな、真一郎君」
マイキー「うん」
ドラケン「タケミっち、オレらもわかってんだ。あの”事件”は今さらどうにもならねぇ」
ドラケン「場地も一虎もあんなことしたかった訳じゃねぇ」
マイキー「そう…今さらしょうがねぇってわかってる」
マイキー「でも、心がついてこねぇ」
マイキー「場地と一虎が盗もうとしたバブは兄貴が乗ってたバブなんだ」
マイキー「オレの誕生日にプレゼントしてくれるハズだった」
マイキー「兄貴の形見のバブ…オレの今の愛機だ」
マイキー「あれから2年…場地の事は許した」
マイキー「でも、知らなかったとしても、今さらどうにもなんなくても、兄貴を殺した一虎だけは一生許せねぇ」
マイキー「場地が一虎側に行くのもな!」
マイキー「タケミっち、オレは場地を連れてこいと頼んだハズだぞ?」
マイキー「なんで場地んとこの副隊長がいて、場地がいねぇんだ?オマエは何がしてぇんだ?タケミっち」
マイキー「でも、知らなかったとしても、今さらどうにもなんなくても、兄貴を殺した一虎だけは一生許せねぇ」
マイキー「場地が一虎側に行くのもな!」
マイキー「タケミっち、オレは場地を連れてこいと頼んだハズだぞ?」
マイキー「なんで場地んとこの副隊長がいて、場地がいねぇんだ?オマエは何がしてぇんだ?タケミっち」
マイキー「マジで死にてぇの?」
花垣武道「…あ…いや…」
松野千冬「場地さんは芭流覇羅に入って稀咲を探ろうとしてる」
花垣武道「それって芭流覇羅と稀咲は繋がってるって事ですか?」
花垣武道「え!?」
花垣武道「え?」
松野千冬「参番隊任命式…あんなヤベェ状況でオマエは稀咲をぶん殴った」
松野千冬「オマエは一体何がしてぇんだ?」
花垣武道「(オレのしたい事…)」
花垣武道「(そうだ、マイキー君に場地君を連れ戻せって言われて、連れ戻したら稀咲をクビにできるって思った)」
花垣武道「(稀咲を東卍から追い出せれば未来が変わって、ヒナは助かるかもしれない…ちがう!!あの時誓った事は、そんな事じゃない!!)」
花垣武道「マイキー君!」
花垣武道「オレは、東卍のトップになりたいです!!」
花垣武道「いつかマイキー君にそれを認めさせてみせる!!」
花垣武道「それがオレのしたい事です!!」
ドラケン「ハハ バカだな、アイツ」
マイキー「…だな」
松野千冬「オマエは一体何がしてぇんだ?」
花垣武道「(オレのしたい事…)」
花垣武道「(そうだ、マイキー君に場地君を連れ戻せって言われて、連れ戻したら稀咲をクビにできるって思った)」
花垣武道「(稀咲を東卍から追い出せれば未来が変わって、ヒナは助かるかもしれない…ちがう!!あの時誓った事は、そんな事じゃない!!)」
花垣武道「マイキー君!」
花垣武道「オレは、東卍のトップになりたいです!!」
花垣武道「いつかマイキー君にそれを認めさせてみせる!!」
花垣武道「それがオレのしたい事です!!」
ドラケン「ハハ バカだな、アイツ」
マイキー「…だな」