花垣武道「オレの思い出なんてどうでもいいんだろ!?」
千堂敦「ダメだタケミチ!!死ぬ気か!?」
花垣武道「うるせぇ!!離せ!!周りの事なんてどうでもいいんだろ!?」
ドラケン「悪ぃって…お前の事傷つけるつもりはなかったんだ」
花垣武道「眼中にねーんだろ!?どうでもいいから、喧嘩なんかしてんだろ?」
花垣武道「アンタら二人がモメたら周りにどんだけ迷惑かけるかわかってねぇだろ!?」
花垣武道「二人を慕ってついてきた皆だってモメちゃうんだよ!?」
花垣武道「二人だけの問題じゃねぇじゃん!!東卍皆バラバラになっちゃうんだよ!?」
花垣武道「そんなの悲しいじゃん!!オレやだよ、そんなの見たくねぇよ!!」
花垣武道「二人はもっとかっこよくいてよ」
マイキー「逃げろケンチン!ウンコ来んぞ」
マイキー「久しぶりに超笑った!」
花垣武道「(マイキーはパーちんを無罪にしたかった。それが悪い事だとわかってても。ダチとしてパーちんを助けたかったマイキー君)」
花垣武道「(パーちんの覚悟を大事にしたドラケン君。どっちも曲げられないモンがあるからケンカになっちゃったんだろうな)」
マイキー「パーが出てきたらいっぱいお祝いしよーな」
花垣武道「(パーちんの覚悟を大事にしたドラケン君。どっちも曲げられないモンがあるからケンカになっちゃったんだろうな)」
マイキー「パーが出てきたらいっぱいお祝いしよーな」
山岸一司「タケミチ!おまえすげーよ!!」
鈴木マコト「あの二人を仲直りさせちゃうなんて!!」
花垣武道「ヒナ?」
橘日向「8月3日って空いてる?」
マイキー「エマ、うるさい」
ドラケン「してたっけ?」
『2005年8月3日』
山岸一司「マイキー君とドラケン君と今一緒?」
花垣武道「え!?なんで!?」
山岸一司「下の方はまだ納得してなくて、むしろヒートアップしてるみたい。第2次抗争ってとこだな!」
花垣武道「(抗争はまだ止まってない!!?)」
花垣武道「ヒナ!ちょっと待ってて!すぐ戻る!!」
花垣武道「(やばい!くそっ、浮かれてた!二人が喧嘩を止めれば抗争は止まるって思い込んでた!8月3日、ドラケンが死ぬ…今日が8月3日じゃねーかよ!なんでオレは油断してたんだ!!)」
花垣武道「ヒナ!ちょっと待ってて!すぐ戻る!!」
花垣武道「(やばい!くそっ、浮かれてた!二人が喧嘩を止めれば抗争は止まるって思い込んでた!8月3日、ドラケンが死ぬ…今日が8月3日じゃねーかよ!なんでオレは油断してたんだ!!)」
花垣武道「(ドラケン殺害の犯人はキヨマサ君だったのか!?)」
赤石仁「オイ!オモシレー奴見つけたぞ!!」
キヨマサ「なんだよ花垣じゃねえかよ」
花垣武道「キヨマサ君、なんでアンタが、ドラケン君殺そうとしてんだ!?」
キヨマサ「オイッ、花垣!!ジュース買ってこい」
花垣武道「は?」
赤石仁「オイ!オモシレー奴見つけたぞ!!」
キヨマサ「なんだよ花垣じゃねえかよ」
花垣武道「キヨマサ君、なんでアンタが、ドラケン君殺そうとしてんだ!?」
キヨマサ「オイッ、花垣!!ジュース買ってこい」
花垣武道「は?」
「返事は!?」
花垣武道「すいません…」
花垣武道「すいませんでした」
花垣武道「情けねえな、オレ…オレなりに一所懸命頑張ったんだ…苦しいししんどいし…でも頑張ったんだ…なのに、なんも変えられねえじゃん!誰も救えねえじゃん!ハハハ、そりゃそうだよな…オレみてぇなダメでダメでどうしようもねえ奴が人を救うなんて…バカみてえだ!」
橘日向「そんな事ないよ」
花垣武道「放っとけよ!!みっともねえとこ見られたくねえんだよ!オレがドラケン君なら、マイキー君ならこんなの屁でもねえよ!チャチャっとやっつけてさ、バシッとキメてさ!でもオレはッ…ただの…ダメ人間だ」
花垣武道「え?え!?」
橘日向「…ファーストキス」
花垣武道「え?え!?」
橘日向「…ファーストキス」
花垣武道「なんで?」
橘日向「特別な人だからあげるの。君はドラケン君じゃない。マイキー君でもない。タケミチ君はタケミチ君だよ。人の為に思いっきり泣けて、人の為に思いっきり悔しがれるタケミチ君だよ。こんなカッコいいヤツ、他にいないよ」
花垣武道「ヒナ、ありがとう」
橘日向「大丈夫!タケミチ君はきっと成功する!」
花垣武道「かっこ悪いなオレ…オレ行かなきゃ」
橘日向「うん!」
花垣武道「(今度こそキヨマサ君を止める!そして逃げ続けたオレの人生のトラウマと決着をつける!)」
三ツ谷隆「ぺーやんだろ?」
三ツ谷隆「は!?」
三ツ谷隆「マイキーは捕まったパーちんを金で助けようとした。でもドラケンは反対した。お前、ウチの隊長クラスでも止めらんねー二人の喧嘩、どうやって止めたんだ?」
三ツ谷隆「は!?」
三ツ谷隆「マイキーは捕まったパーちんを金で助けようとした。でもドラケンは反対した。お前、ウチの隊長クラスでも止めらんねー二人の喧嘩、どうやって止めたんだ?」
花垣武道「えっとお…その…」
三ツ谷隆「ありがとな。お前が止めてくんなかったら東卍ヤバかったかもな」
花垣武道「オレはなんもしてないっス」
三ツ谷隆「謙虚なヤツだな」
花垣武道「どうしたんスか?」
三ツ谷隆「やっぱり…ぺーやんのバイクだ」
三ツ谷隆「お前のお陰で東卍内部はパーちんが捕まったのはしょうがねえ事だって話でまとまってた。気に入らねーのはぺーやんだ」
ぺーやん「ドラケン!!」
ドラケン「おー、ぺー?どうした?タスキなんかかけて」
三ツ谷隆「お前のお陰で東卍内部はパーちんが捕まったのはしょうがねえ事だって話でまとまってた。気に入らねーのはぺーやんだ」
ぺーやん「ドラケン!!」
ドラケン「おー、ぺー?どうした?タスキなんかかけて」