Detective Conan
🖊原作者(Original Story):青山剛昌(Gosho Aoyama)
TVアニメ『名探偵コナン』 第1016話ネタバレ
放送日(Air date): 2021年8月28日
第1016話 モノレール狙撃事件(前編)
キャスト
🔷仲買のおじさん CV.松本大
🔷丸田大輔 CV.金野潤
🔷田村清美 CV.佳穂成美
🔷駅員 CV.櫻井トオル
丸田大輔「ぐわっ!」
毛利小五郎「おい、すまない!ストール貸してくれ!」
駅員「どうしました?何かありました?」
毛利小五郎「ケガ人が出た!乗客が一人負傷!警察と救急車を手配してくれ!急いでくれ!早くするんだ!!」
駅員「あ…はい…」
駅員「大丈夫ですか?ケガ人は?」
毛利小五郎「ああ、とりあえず止血してそこに座らせている」
駅員「は…はい!」
コナン「(一体どこから狙撃してきた?風向きは?)」
毛利小五郎「もしもし、モノレールの終点付近で狙撃事件だ!すぐに道路を封鎖すれば人工島の中に犯人を囲い込める!」
高木渉「目暮警部、お聞きの通りです。どうしますか?」
目暮警部「よし!モノレール運行管理会社に運行停止要請!湾岸署に連絡して地下鉄湾岸東都駅の全ての出入口で入場者のチェックをさせろ」
目暮警部「次に、人工島を囲む9つの橋すべてに検問を張れ!島全体を封鎖し犯人を袋小路に追い詰める!」
コナン「(一体どこから狙撃してきた?風向きは?)」
毛利小五郎「もしもし、モノレールの終点付近で狙撃事件だ!すぐに道路を封鎖すれば人工島の中に犯人を囲い込める!」
高木渉「目暮警部、お聞きの通りです。どうしますか?」
目暮警部「よし!モノレール運行管理会社に運行停止要請!湾岸署に連絡して地下鉄湾岸東都駅の全ての出入口で入場者のチェックをさせろ」
目暮警部「次に、人工島を囲む9つの橋すべてに検問を張れ!島全体を封鎖し犯人を袋小路に追い詰める!」
高木渉「はっ!」
コナン「(銃弾が撃ち込まれた瞬間、線路のあの辺りにモノレールはいて…前から2番目の窓ガラスから銃弾が入ってきて)」
コナン「(被害者の腕に着弾した…)」
コナン「(窓ガラスの穴の角度)」
コナン「(被弾した被害者の位置)」
毛利小五郎「って何でお前にそんなことがわかるんだよ!」
コナン「え…いや…今日の占いで当てずっぽうがよく当たるって」
毛利小五郎「なるほど…占いで…」
毛利小五郎「んなわけあるか!そんなたわ言、誰が信じるかってんだよ!コイツ!」
コナン「あーっ!あそこに犯人っぽい人影が見えたよ!」
毛利小五郎「何ぃ!?本当か?よし、小僧、俺について来い!」
コナン「え…いや…今日の占いで当てずっぽうがよく当たるって」
毛利小五郎「なるほど…占いで…」
毛利小五郎「んなわけあるか!そんなたわ言、誰が信じるかってんだよ!コイツ!」
コナン「あーっ!あそこに犯人っぽい人影が見えたよ!」
毛利小五郎「何ぃ!?本当か?よし、小僧、俺について来い!」
コナン「はァ…」
毛利小五郎「すまんが、緊急事態なんだ!ここを開けてくれませんか?」
コナン「(モノレールの車両の高さから考えて、弾丸が発射された階数はおそらく…)」
コナン「おじさん、5階!窓が開いてた!はしから2番目!」
毛利小五郎「すまんが、緊急事態なんだ!ここを開けてくれませんか?」
コナン「(モノレールの車両の高さから考えて、弾丸が発射された階数はおそらく…)」
コナン「おじさん、5階!窓が開いてた!はしから2番目!」
毛利小五郎「誰もいないどころか何の痕跡もないじゃないか」
毛利小五郎「お前が見たっていう犯人らしい人影っていうのも…見間違いだったんじゃねぇのか?」
コナン「(それは見間違いじゃなくて、でっちあげだけどな)」
毛利小五郎「お前が見たっていう犯人らしい人影っていうのも…見間違いだったんじゃねぇのか?」
コナン「(それは見間違いじゃなくて、でっちあげだけどな)」
コナン「おじさんはここをよく調べてみて。僕は外を調べてくるよ」
高木渉「もしもし、高木です!」
毛利小五郎「おお、どうした?」
高木渉「モノレールに到着しました。現在、鑑識班が現場検証中です」
高木渉「それから、毛利さんの提言していた通り、各道路の封鎖も完了しています」
毛利小五郎「それで、他には何かわかったことはあるか?」
高木渉「はい、被害者についてですが、名前は丸田大輔さん、28歳、建設会社に勤めているようです」
高木渉「左上腕に被弾していましたが、命に別条はなし。弾も摘出されて今は安静にしています」
高木渉「銃撃については銃を所持している知り合いもいなければ、恨みを買うようなこともしていないそうです」
高木渉「ですが、あくまで本人の話ですので、引き続き調べを進めていきます」
高木渉「それから、毛利さんの提言していた通り、各道路の封鎖も完了しています」
毛利小五郎「それで、他には何かわかったことはあるか?」
高木渉「はい、被害者についてですが、名前は丸田大輔さん、28歳、建設会社に勤めているようです」
高木渉「左上腕に被弾していましたが、命に別条はなし。弾も摘出されて今は安静にしています」
高木渉「銃撃については銃を所持している知り合いもいなければ、恨みを買うようなこともしていないそうです」
高木渉「ですが、あくまで本人の話ですので、引き続き調べを進めていきます」
毛利小五郎「わかった。こちらも犯人を見つけたらすぐに連絡する!」
コナン「(微かだが重いものを引きずっていった跡がある)」
高木渉「それじゃ何か言い忘れた事でも…」
毛利小五郎「何してんだ?こんなとこで?」
毛利小五郎「って、ちょっと待ったぁ!」
コナン「うわぁ!どうかしたの?」
毛利小五郎「血痕と狙撃の犯人って何か関係あんのか?」
高木渉「毛利さん、大当たりですよ!さすが名探偵!」
高木渉「ええ、ですがそれだけではないんです。硝煙反応とは別に部屋の床からルミノール反応も検出されたんです」
毛利小五郎「えっ!何ぃ!?」
高木渉「血痕は床に飛び散っていたそうですが、拭き取られていました。その量から見て被害者はおそらく…」
コナン「(何かを引きずった跡…ビニールシートの切れ端…狙撃した弾と部屋の中の血痕…あ!フフ)」
コナン「そう!たまたま!でも、あの部屋に血痕が残っていたのは、たまたまなのかなぁ?」
毛利小五郎「…たまたま…弾…弾だ!!おい、高木!狙撃した弾は何かわかったのか?」
高木渉「はい、被害者の丸田さんの左上腕から摘出された弾を鑑識班で調べてもらったところ、その弾丸は30口径、7.62mmフルメタルジャケット、モーゼルミリタリー弾とのことです。通称、トカレフ弾」
毛利小五郎「…たまたま…弾…弾だ!!おい、高木!狙撃した弾は何かわかったのか?」
高木渉「はい、被害者の丸田さんの左上腕から摘出された弾を鑑識班で調べてもらったところ、その弾丸は30口径、7.62mmフルメタルジャケット、モーゼルミリタリー弾とのことです。通称、トカレフ弾」
毛利小五郎「ってことは、被害者は偶然、犯人の撃った流れ弾にあたっちまったってことか?」
高木渉「しかし、こんなこと可能なんですか?部屋から線路まで100mありますよ。人の体を貫通して、列車の窓を突き抜け人に着弾させるなんて…」
毛利小五郎「可能さ。たしかトカレフは貫通力に特化した拳銃だからな」
コナン「(ライフルじゃなくて拳銃だったか!?ハンドガンとライフルじゃ弾道も変わってくるが、最初の被害者に当たったことで弾に確度がついたんだな…だが、だとすると…)」
毛利小五郎「狙ってやるのは不可能だ。しかし偶然が重なり合った結果から」
高木渉「あり得ないとは言えないですね…」
コナン「ねぇ、おじさん」
毛利小五郎「ん?」
コナン「おじさんガソリン!!」
高木渉「毛利さん!ケガは?」
毛利小五郎「俺達は大丈夫だ」
高木渉「あの女性、何か話してましたか?」
毛利小五郎「ああ、怯えてかなり動揺していたが」
毛利小五郎「この辺りの道を歩いていたら、いきなり口に何かをあてられ」
毛利小五郎「気を失ったそうだ。襲われたあと、目が覚めたら車の中に放置されていたと言っていたからな」
高木渉「誰かに拉致されるような心当たりは?」
毛利小五郎「それも心当たりがないそうだ」
警官「高木刑事、被害者の経歴を確認し話も聞きましたが、経歴・証言、両方とも犯人に繋がるようなものは何もなさそうです」
高木渉「そうか…ありがとう。手掛かりなしか…」
高木渉「それにしても車に火をつけるなんて、相当過激な犯人のようだな」
コナン「(おそらく俺達が追っているのをどこかで見ていたんだろう。捜査をかく乱しようとしてこんなことを…)」
毛利小五郎「で、マンションの件、何か進展は?」
高木渉「毛利さんのにらんだ通り、シートに包んで被害者を運んでいるようですが…」
コナン「ねぇ、高木刑事、どうして犯人はマンションから被害者を運んでるのかなぁ?」
毛利小五郎「そんなもん証拠の隠蔽に決まってるだろう!」
高木渉「それなんですが、わざわざ被害者を担いで移動し続けるのはリスクが高すぎると思いませんか?リスクを負ってまでそうしないといけない理由があるんでしょうかね~」
毛利小五郎「もしお前が犯人だったら、どうする?」
毛利小五郎「もしお前が犯人だったら、どうする?」
高木渉「えっ!?まぁ、普通に考えてもなるべく早く手放したいですよね」
毛利小五郎「だが、まだ運んでるんだ。どこへ運ぶ?」
高木渉「どこへって言われても…」
毛利小五郎「普通の場所で遺体のような大きい荷物を運んでいれば、目立って仕方ないだろう。この辺りで大きい荷物を運んでいても不自然でない場所は…」
高木渉「そうか!あそこなら!」
毛利小五郎「普通の場所で遺体のような大きい荷物を運んでいれば、目立って仕方ないだろう。この辺りで大きい荷物を運んでいても不自然でない場所は…」
高木渉「そうか!あそこなら!」
高木渉「でも、そんなことして犯人の目的は一体なんなんでしょうか…」