Detective Conan
第1015話 張り込み
キャスト
🔷高木渉 Takagi Wataru CV: 高木渉
🔷千葉和伸 Chiba Kazunobu CV: 千葉一伸
🔷香田豪 CV.四宮豪
🔷天野香須美 CV.小林ゆう
🔷花井光喜 CV.田丸篤志
🔷桑井綱彦 CV.高橋大輔
🔷編集者 CV.宮崎聡
🔷天野香須美 CV.小林ゆう
🔷花井光喜 CV.田丸篤志
🔷桑井綱彦 CV.高橋大輔
🔷編集者 CV.宮崎聡
千葉和伸「食パン…あっ、トースターがないか…じゃあこっちだな」
吉田歩美「ずいぶんたくさん買うね」
小嶋元太「一人で全部食うのかな?」
円谷光彦「思い違いだったみたいですね」
吉田歩美「お友達の家に遊びに来たみたいだね」
吉田歩美「お友達の家に遊びに来たみたいだね」
コナン「あとは、同じようにカバーなんかにキズが多い部屋があればきっと」
コナン「張り込み中でしょ?」
コナン「このマンションに入る時に、千葉刑事は、立ち止まって振り返って向かいのマンションを気にしてたみたいだから、すぐそこを張り込んでるんでしょ?」
千葉和伸「ハハハハ…まぁね…でも今君達の相手はできないし、ここにいちゃダメだよ。僕達は仕事してるんだから」
歩美・光彦・元太「ええ~~~~!」
コナン「もうすぐ博士が迎えに来てくれるんだ。それまでダメ?」
千葉和伸「えっと…どうしましょう…」
高木渉「ふ~ん、仕方ない、じゃあ、博士が来るまでだからね」
コナン「(向かいのマンションの3階の住人が張り込みの対象なのか…)」
コナン「(301号室と305号室は無人)」
コナン「(まずは302号室の住人)」
コナン「(次に303号室。今は誰もいない)」
コナン「(そして304号室。今は女性が一人)」
コナン「ねぇ、どうして3階の真ん中の3部屋だけ見てるの?」
コナン「(301号室と305号室は無人)」
コナン「(まずは302号室の住人)」
コナン「(次に303号室。今は誰もいない)」
コナン「(そして304号室。今は女性が一人)」
コナン「ねぇ、どうして3階の真ん中の3部屋だけ見てるの?」
高木渉「え?ああ、張り込んでるのは、宝石店の強盗犯を探しているからなんだけど」
円谷光彦「それって先週あった事件ですか?たしか杯戸町の宝石店に強盗が押し入って、宝石を根こそぎ持ち去ったってニュースでやってました」
高木渉「事件があった時は、両端の住人は入院と旅行でそれぞれアリバイがあるんだ」
小嶋元太「でっ、その3部屋の誰が犯人なんだ?」
千葉和伸「それがまだわからないから、張り込んでいるんだよ」
吉田歩美「でもどうして犯人が向かいのマンションに住んでいるってわかったの?」
高木渉「それはね、数日前に空き巣を繰り返していた男が現行犯で逮捕されたんだけど」
高木渉「犯人が持っていたカバンの中から、宝石店から盗まれた指輪が出て来たんだ。ルビー、サファイア、オニキス、ダイヤの4種類」
高木渉「犯人が持っていたカバンの中から、宝石店から盗まれた指輪が出て来たんだ。ルビー、サファイア、オニキス、ダイヤの4種類」
円谷光彦「あ、なるほど」
千葉和伸「あの人は302号室の桑井綱彦さん。張り込みを始めた頃からずっとあの調子なんだよ」
高木渉「303号室の花井光喜さん。商社で働くサラリーマンだよ」
千葉和伸「最寄りのスーパーで夕食を買ってから帰宅。時間もいつも通りですね」
円谷光彦「しかし変ですね!普通帰ってすぐにベランダに行くでしょうか?」
千葉和伸「最寄りのスーパーで夕食を買ってから帰宅。時間もいつも通りですね」
円谷光彦「しかし変ですね!普通帰ってすぐにベランダに行くでしょうか?」
高木渉「まさか!みんな!後ろにさがって」
円谷光彦「警戒しています!」
小嶋元太「うそ?気付かれたのかな?」
千葉和伸「そういえば花井さんは昨日も帰ってすぐにベランダに出てましたね」
千葉和伸「304号室の天野香須美さん。仕事は…」
吉田歩美「わかった!ヨガの先生!」
千葉和伸「正解」
円谷光彦「しかし、どうやって犯人だという証拠を掴めばいいんでしょう?」
コナン「宝石強盗に奪われた品は指輪の他にもあったハズだ。この短期間で全て売ったとは考えづらい」
コナン「強盗犯も空き巣に入られて焦ってると思うし、残りの証拠を早く手放したいだろうが、ボロを出すのを待つしかないな」
コナン「強盗犯も空き巣に入られて焦ってると思うし、残りの証拠を早く手放したいだろうが、ボロを出すのを待つしかないな」
小嶋元太「へー!そんなのいつになるかわかんねぇじゃんかよ」
円谷光彦「いいですね!」
吉田歩美「うん!お邪魔しました」
高木渉「全員出かける気か?」
高木渉「よりによって同時とは」
千葉和伸「我々だけではあとを付けられません。応援を呼びますか?」
高木渉「仕事用に借りていたからだったんだ」
円谷光彦「すいませーん!フリスビーがベランダに入ってしまって」
花井光喜「え?フリスビー?待ってろ、見てくるから」
花井光喜「何がだ?」
花井光喜「3日前だよ…ダイヤの部屋を掃除していた時に、俺の不注意で飛んでいってしまった…」
花井光喜「何かに驚いてたろうと思うけど…俺が悪いんだ…今どこにいるんだろ…怪我をしていないだろうか…お腹を空かせていないだろうか…心配で心配で…」
円谷光彦「だからベランダの手すりにエサをまいて帰ってくるのを待っていたんですね」
花井光喜「何かに驚いてたろうと思うけど…俺が悪いんだ…今どこにいるんだろ…怪我をしていないだろうか…お腹を空かせていないだろうか…心配で心配で…」
円谷光彦「だからベランダの手すりにエサをまいて帰ってくるのを待っていたんですね」
花井光喜「ああ、気休めかもしれないが、これで帰って来てくれたらなぁと思ってやってるんだ。でも未だにダイヤは帰って来ない。今日も今から探しに行くところだったんだ」
円谷光彦「見つかりますよ!いえ、絶対帰ってくると思います!」
円谷光彦「見つかりますよ!いえ、絶対帰ってくると思います!」
香田豪「取り引き相手を見つけてやってるのは俺だろ」
天野香須美「ん?ええ…仕事でね。でも大丈夫よ」
吉田歩美「わーヨガマットがたくさんあるね!」
天野香須美「ダメ!アハハ……あんまり周りの物に触らないでね。それ…それはね…私の商売道具なの。売り物なのよ。だから…ねっ?」
香田豪「コイツがプロデュースしたヨガマットでね、今売れるか売れないかでコイツ気が立ってんだ。許してやってくれ」
吉田歩美「わーヨガマットがたくさんあるね!」
天野香須美「ダメ!アハハ……あんまり周りの物に触らないでね。それ…それはね…私の商売道具なの。売り物なのよ。だから…ねっ?」
香田豪「コイツがプロデュースしたヨガマットでね、今売れるか売れないかでコイツ気が立ってんだ。許してやってくれ」
高木渉「なんだ~そういうことか」
コナン「ビジネスパートナー?」
吉田歩美「ありがとう」
香田豪「もう遅いから早く帰れよ」
香田豪「始末しておくか?」
天野香須美「始末ってどうするのよ?」
高木渉「宝石強盗の容疑で…」
元太・光彦「歩美!千葉刑事!」
吉田歩美「ありがとう、千葉刑事!」
千葉和伸「ちょっと背中がヒリヒリするけど、大丈夫!なんともない!」
吉田歩美「コナンく~ん!」
コナン「よかった」
千葉和伸「え~~~っ!!」
小嶋元太「見たぜ」
小嶋元太「フフフフッ 本当か?」
円谷光彦「そうとも言えますね!」
吉田歩美「危険な時は千葉刑事が守ってくれるしね!」
千葉和伸「えええ~~~~~っ!!」
コナン「(ったく…懲りねぇ奴らだぜ)」
小嶋元太「よろしく頼むぜ、千葉刑事!!」
千葉和伸「いてー!」
吉田歩美「危険な時は千葉刑事が守ってくれるしね!」
千葉和伸「えええ~~~~~っ!!」
コナン「(ったく…懲りねぇ奴らだぜ)」
小嶋元太「よろしく頼むぜ、千葉刑事!!」
千葉和伸「いてー!」
円谷光彦「あ、今カゴに入れた物は事件解決祝いとして」
吉田歩美「お会計よろしくお願いしま~す!」
小嶋元太「またいつでも手伝ってやるからよ!」
千葉刑事「とほほ…」