🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第3期3話ネタバレ放送日(Airdate) : 2016年10月21日
第3期3話『GEUSS・MONSTER』
KARASUNO HIGH
SHIRATORIZAWA HIGH
天童覚「ブロックはさぁ、止める技術じゃないよ」
天童覚「工、ストレートしめて」
天童覚「叩き落とす技術だよ」
天童覚「う~~~っ!ノッてきたァ!!」
天童覚「甘ぇわ」
天童覚「あぁ~~!今日の俺120点!」
嶋田誠「今の一瞬の攻防の中に最低でも3つの読み合いがあった。まず今、影山は前衛だからツーアタックが可能なわけでツーなのか否か、ツーじゃない場合、前衛の田中・日向、後衛の東峰・澤村誰を使うのかそして日向に上がったわけだが、日向がどのコースを狙うのか」
嶋田誠「こうやって上から見てるといろいろ分かるけどさ、実際コートにいると混乱もするし頭で分かってても動けなかったりすんだよな」
五色工「俺、今絶対バックアタックだと思いましたよ。だってチラッと見たじゃないですか」
天童覚「あれは完全フェイク。烏野のセッター相当うまいヤツだろ?なのにあの視線はわざとらしすぎ」
白布賢二郎「視線、足、ハンドリング、どんな動きでも天童さんにさとられたらおしまいだ」
天童覚「若利君、俺の方が目立ってごめんねぇ」
白布賢二郎「視線、足、ハンドリング、どんな動きでも天童さんにさとられたらおしまいだ」
天童覚「若利君、俺の方が目立ってごめんねぇ」
烏養繋心「先生リード・ブロックは分かるよな?」
武田一鉄「トスがどこに上がるのか見てから跳ぶブロックですね」
烏養繋心「ああ、"リード"は"読む"って意味じゃなく"理解する"的な意味だ。ボールを見てから跳ぶんでトスにふられる危険はない。反応は若干遅れるが、そこをブロック3人でちゃ~んと連携できれば最も万能と言える。俺らは絶賛練習中だがな~」
烏養繋心「それに対して、あの5番のブロックの特徴は読みと直感、GUESS・BLOCKだ。"GUESS"っつぅのは推測って意味で、トスが上がる前に攻撃を読みほぼ直感で跳ぶ」
烏養繋心「当然直感が外れることもあるし、ヘタをやれば味方ブロックやレシーブを邪魔しかねない」
烏養繋心「奴の動きに規則性はないと思った方がいい!考えすぎて、惑わされんなよ!」
烏養繋心「あくまで、個人技頼みのブロックだ。が、あの5番、その読みが恐ろしく鋭いんだと思う。そして、その読みに反応できる体を持っている」
烏養繋心「奴の動きに規則性はないと思った方がいい!考えすぎて、惑わされんなよ!」
月島蛍「面白くていいんじゃない」
天童覚「思わず、見とれちゃうような読ませないセッターは今まで何人か見たけどさ、あの10番のタイミングのはえーことよ~ほんのワンテンポ遅れればもう届かない」
大平獅音「さっきの"間違えたぁ~"はスルーの方向かな?」
天童覚「…さいでゲス」
牛島若利「語尾が変だぞ、天童」
天童覚「ワンタッチ!!」
影山飛雄「(今、まさかフェイクを入れたのか?それとも単に気が変わっただけ?)」
烏養繋心「天童のブロックはいわば点を決めるためのブロック。相手のスパイクをそのままひっくり返して自分の点にしちまう。だがな単品で決める事だけがブロックの全てじゃない。今俺たちがやろうとしている繋ぐ為のブロックも、決まってくれば得点に結び付く。いずれにしろブロックってのは決まるタイミングによってはスパイク以上の価値があるんだ」
武田一鉄「攻撃を防ぐためにブロックは進化し、ブロックを破るために攻撃もまた進化する」
武田一鉄「攻撃は多様化されするとブロックも跳び方やその配置を変化させ攻撃を打ち破る」
武田一鉄「ここが頂点と思った場所から更に上更に上へと開拓してきた」
武田一鉄「(考え続けてください。烏野の理性)」
山口忠「必ず… 必ずチャンスは来るよ」
山口忠「(俺に行かせてください…俺に行かせてください…)」
影山飛雄「ッシャアァァ!!」
「何だ!?今のは誰がどうした!?セッターが打ったのか!?」
鷲匠鍛治「ああ~こざかしい!孫の代になっても変わんねぇな!!」
斎藤明「烏野のコーチは烏養先生のお孫さんでしたね」
烏養繋心「もちろんだ。牛島みたいなヤツは1人入ってきただけで大当たりだろうけどな…牛島みたいな主力選手を文字どおり軸としてそれらを邪魔しないのが、白鳥沢のスタイルなんじゃねぇかな」
澤村大地「止めんぞ!!」
牛島若利「(いい…高いトス1つあればそれでいい)」
天童覚「粉々に~砕けっ♪」
瀬見英太「(相変わらず読めねぇ)」
烏養繋心「先生!」
「サーブでお膳立てされても止めらんねぇのかよ」
「だな…」
「止まるときは止まるし止まんねぇときは止まんねぇんだよ〜!おい!」
烏養繋心「ああいうどシャットや3枚ブロックぶち抜きはできたら確かにかっこいい。盛り上がりもするしな」
烏養繋心「でも 完結させたがるなよ。苦しい時ほど一発で完結させたくなるだろうが、ワンタッチ、リバウンド…次のプレーをイメージすることを忘れるな。全てのプレーは繋がっている」
影山飛雄「守りに入れってことじゃねぇからな」
烏養繋心「ああいうどシャットや3枚ブロックぶち抜きはできたら確かにかっこいい。盛り上がりもするしな」
烏養繋心「でも 完結させたがるなよ。苦しい時ほど一発で完結させたくなるだろうが、ワンタッチ、リバウンド…次のプレーをイメージすることを忘れるな。全てのプレーは繋がっている」
影山飛雄「守りに入れってことじゃねぇからな」
月島蛍「あの…3枚ブロックのときのタイミング」
烏養繋心「(囲い込め!重要なのはブロックの面積とタイミング!壁を意識させろ)」
月島蛍「行きます!ゆっくり」
月島蛍「せぇ~」
月島蛍「のっ!」
烏養繋心「(そして抜けた先には…)」
烏養繋心「(スーパーリベロ!全てのプレーは繋がっている!!)」
烏養繋心「やっときれいに決まったなトータルディフェンス!!」