🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第3期7話ネタバレ放送日(Airdate) : 2016年11月18日
第3期7話 こだわり "Obsession"
KARASUNO HIGH
SHIRATORIZAWA HIGH
天童覚「俺ら1年の時、マジでやったから…3年の引退試合で」
五色工「うぎ!?」
鷲匠鍛治「お前達がお前達であること。勝つ理由なんてそれだけだ。俺が自信持って選んだメンバーだからな!!」
烏養繋心「ファイナルセット、スターティングは菅原で行こうと思う」
菅原孝支「はい!」
菅原孝支「(大丈夫だ…緊張することなんかない…ピンチで入る事なんか、今までにもあったんだし…)」
菅原孝支「(くそっ、身体は温まってるのに…手が冷たい)」
菅原孝支「け…結婚は待ってください!!」
武田一鉄「雰囲気は問題なしですね」
相原真緒「な…なんか余計緊張してきた…」
岩泉一「影山バテてきてたからな…少しでも休ませて大事なところで最後投入って感じか」
及川徹「それまでに踏ん張れるかだけどね~爽やか君には荷が重すぎるんじゃない…?」
天童覚「あれ~?セッター変わっちゃうの~?つまんねぇー」
東峰旭「迷ったら俺に集めればいい」
菅原孝支「頼もしいなぁ!エースかよこのやろう!」
東峰旭「エースだよ!!」
菅原孝支「(うちの連中はちゃんと強い) 西谷ァアアアア!!!」
菅原孝支「あっ、俺も!」
田中龍之介「上げてくれるんすか、スガさん?あざーす」
菅原孝支「違う違う」
川西太一「全員って…」
菅原孝支「よし!ブレイクだ」
澤村大地「スガ!ナイスキー!」
天童覚「でも、俺一人の直感だけで何点も取ってますよ?」
「っていうか、なんか怖いよな天童…何考えてるか分かんない感じがさ…」
「だよな~」
牛島若利「観てない」
瀬見英太「盛り上がってはない、どう見ても」
瀬見英太「おい!!失礼だな!!」
天童覚「若利君はなんでバレー始めたの?」
空井崇「え…いや、そんなことないって」
祖母「うちでは昔からそうしているしね」
牛島若利「空井崇(うついたかし)」
天童覚「知らな~い。っていうか”牛島”じゃないんだね」
牛島若利「婿養子だったからな。両親はだいぶ前に離婚した」
天童覚「え…ごめん…」
天童覚「会ったりすんの?」
牛島若利「いや、今は海外にいる」
天童覚「ヒィーかっけー!!じゃあさ、若利君スターになれば父ちゃんも見るね」
牛島若利「そうだな」
大平獅音「若利のお父さんの代に白鳥沢は全国制覇を果たしたんだったはず」
天童覚「マジ、すげぇじゃん!じゃ、父ちゃんみたくなりたい的な?」
牛島若利「いや特には」
天童覚「あ、そう…」
牛島若利「……ただ」
空井崇「当時の身長は190センチ。高校3年でまだ伸びていた。でも体格だけじゃなく、こいつに上げれば絶対に決めてくれる。そう思わせてくれる奴だった。こいつは何をやってくれるってな」
影山飛雄「無理です」
空井崇「少しでも人と違うものを持っているというのは、きっとこの子の力になるので」
空井崇「いや、まぁ…お前がバレーを続けたいと思ったらの話だけど……どういう形でも、お前がバレーを好きになってくれたら嬉しい」
大平獅音「キレキレなコースだな、若利、流石だ!」
牛島若利「天童の言葉を借りると…ノッてきた」
月島蛍「どうも」
武田一鉄「リードブロックですね」
天童覚「はあ!!」
烏養繋心「トスが上がった先に必ず月島がくる。”目の前に必ず壁がある”っていう、それだけの事実がどれだけ深いか。5セットの間、ずっと続けられたら、どんなに無神経な奴だって、相当なストレスになってるよ」
天童覚「はあ!!」
月島蛍「(叩き落せやしないか)」
月島蛍「ワンチ!!」
日向翔陽「(青根さんみてぇ!!)」
菅原孝支「(読まれてる!)」
天童覚「(ブロックが待ち構えてる真ん中使うの怖いよね~分かるよ~だからレフトだよね~うんうん分かるよ~)」
月島明光「(凄い集中だ…)」
月島明光「(長いラリーと疲労で頭より体が先に動いてしまってもおかしくないのに)」
月島明光「(必要な情報だけをすくい取る)」
月島蛍「ワンチ!!」
日向翔陽「(青根さんみてぇ!!)」
嶋田誠「ナイスワンタッチー!」
滝ノ上祐輔「やっべー、ツッキー超心強い」
菅原孝支「(読まれてる!)」
天童覚「(ブロックが待ち構えてる真ん中使うの怖いよね~分かるよ~だからレフトだよね~うんうん分かるよ~)」
月島明光「(凄い集中だ…)」
月島明光「(長いラリーと疲労で頭より体が先に動いてしまってもおかしくないのに)」
月島明光「(必要な情報だけをすくい取る)」
月島蛍「(クソッ…こんな時に…幸い小指…痛みさえ我慢すれば…血ってどのくらいで止まるんだ…?)」
及川徹「ありゃりゃ…怪我?」
月島蛍「兄ちゃん…なんでいるんだよ。知ってたけど…」
月島明光「弟の雄姿を見に来たに決まってんだろ。その様子だと、死にはしないな」
月島蛍「死って何…生きても肝心な所で役立たずだけどね。まぁでも、5セットなんて疲れるし、休めてちょうどいいよ。手ぇ痛いけど」
月島明光「俺の仲間はほっといても勝つ!」
月島明光「そんくらい信じとけばいいんだ!」
澤村大地「(月島があんな顔するようになってたなんてな)」
澤村大地「(ここで根性見せずにいつ見せんだよ!!)」
澤村大地「(来い!!)」
菅原孝支「(俺はツーアタックは嫌いだ。怖いから)」
菅原孝支「(スパイクも同じ、本業以外でしゃしゃりでて、もしミスったらと思うと勝負出来ない)」
菅原孝支「(でも、勝負にでなきゃ、勝利もない!執拗に攻めてこそ、烏野!)」
菅原孝支「ライトーー!!」
「シンクロ攻撃、オール!」