.png){kind=small}
.png){kind=small}
山岸一司「もういいよ！タケミチ！」
花垣武道「まだまだ」
千堂敦「キヨマサ…！！」
花垣武道「まだ…だよ」
山本タクヤ「タケミチもうやめろ！！」
花垣武道「まだまだ…こんなんじゃ…オレの…12年…へたれた心は直らねぇんだよ…逃げて逃げて逃げて逃げて」
花垣武道「まだ…だよ」
山本タクヤ「タケミチもうやめろ！！」
花垣武道「まだまだ…こんなんじゃ…オレの…12年…へたれた心は直らねぇんだよ…逃げて逃げて逃げて逃げて」
千堂敦「もう引けよタケミチ！！十分気合見せたよ！！」
花垣武道「引けねぇんだよ！引けねぇ理由が、あるんだよ！」
花垣武道「東京卍會…キヨマサ…勝つにはオレを殺すしかねーぞ！絕っっ対ぇ負けねえ！」
花垣武道「引けねぇんだよ！引けねぇ理由が、あるんだよ！」
花垣武道「東京卍會…キヨマサ…勝つにはオレを殺すしかねーぞ！絕っっ対ぇ負けねえ！」
花垣武道「(オレがヒナを救うんだ)」
キヨマサ「バット持ってこい！」
キヨマサ「バット持ってこい！」
山岸一司「やへっ！！」
キヨマサ「上等だ！殺してやるよ！」
「バットって…タイマンじゃねーの？」
ドラケン「オイ、キヨマサ、客が引いてんぞー」
ドラケン「ムキになってんじゃねーよ、主催がよー」
キヨマサ「上等だ！殺してやるよ！」
「バットって…タイマンじゃねーの？」
ドラケン「オイ、キヨマサ、客が引いてんぞー」
ドラケン「ムキになってんじゃねーよ、主催がよー」
山岸一司「金の弁髪…こめかみに龍のスミ…」
鈴木マコト「ウソだろ…」
千堂敦「東京卍會副総長、龍宮寺堅、通称”ドラケン”」
千堂敦「東京卍會副総長、龍宮寺堅、通称”ドラケン”」
マイキー「ねえねえ、ケンチン」
ドラケン「あ？こういうとこで、そのあだ名呼ぶんじゃねーよ」
マイキー「どら焼きなくなっちゃった」
「お疲れ様です！！」
「お疲れ様です総長！！」
花垣武道「(こいつが東京卍會のトップ、佐野万次郎！？)」
赤石仁「佐野君！俺…3番隊の特攻やってます、赤石っす」
ドラケン「邪魔…マイキーは興味ねー奴とは喋んねーんだよ」
千堂敦「何だ？あいつ」
鈴木マコト「場の空気全然読めてねえ」
「お疲れ様です！！」
「お疲れ様です総長！！」
花垣武道「(こいつが東京卍會のトップ、佐野万次郎！？)」
赤石仁「佐野君！俺…3番隊の特攻やってます、赤石っす」
ドラケン「邪魔…マイキーは興味ねー奴とは喋んねーんだよ」
赤石仁「すみません」
山岸一司「マジか…」
鈴木マコト「あのレッド君が、何も言い返せねえ」
キヨマサ「お疲れ様です」
ドラケン「キヨマサ！いつからそんな偉くなったんだー？」
ドラケン「総長に挨拶する時はその角度だ」
キヨマサ「くぅ…は…はい…」
マイキー「オマエ名前は？」
花垣武道「は…花垣武道」
花垣武道「は…花垣武道」
マイキー「そっか…タケミっち」
花垣武道「え？タケミっち！？」
ドラケン「マイキーがそう言うんだからそうだろ？タケミっち」
マイキー「オマエ本当に中学生？」
マイキー「タケミっち、今日から俺のダチ！なっ♡」
マイキー「オマエがこれのの主催？」
マイキー「タケミっち、今日から俺のダチ！なっ♡」
マイキー「オマエがこれのの主催？」キヨマサ「は…はい」
マイキー「誰だオマエ？」
マイキー「さて、帰ろっか、ケンチン」
マイキー「”喧嘩賭博”とか下らねー」
マイキー「誰だオマエ？」
マイキー「”喧嘩賭博”とか下らねー」
ドラケン「”東卍”の名前落とすようなマネすんなよ」
マイキー「タケミっち、またネ♡」
山岸一司「すごかったな！タケミチ！」
マイキー「タケミっち、またネ♡」
山岸一司「すごかったな！タケミチ！」
鈴木マコト「オレ感動しちゃったよ！」
山岸一司「あの無敵のマイキーに気に入られたんだゾ！」
花垣武道「(やっぱり？あんなバケモンに気に入られちまったのか！？)」
花垣武道「(キヨマサ君の奴隷から何考えてるのかわかんねぇバケモンの玩具にジョブチェンジしただけじゃねーか！更なる地獄だ！！)」
山岸一司「”今日からオマエ、タケミっちな？”」
花垣武道「(やっぱり？あんなバケモンに気に入られちまったのか！？)」
花垣武道「(キヨマサ君の奴隷から何考えてるのかわかんねぇバケモンの玩具にジョブチェンジしただけじゃねーか！更なる地獄だ！！)」
山岸一司「”今日からオマエ、タケミっちな？”」
鈴木マコト「マイキーがそういうんだからそうだろ？タケミっち」
マコト・山岸「ハハハハハハハ」
マコト・山岸「ハハハハハハハ」
花垣武道「(バカはいいよな)」
千堂敦「バカだよなアイツラ…でも、アイツらがバカ言ってんの久しぶりに聞いたよ」
山本タクヤ「俺もドラケンやる」
千堂敦「タケミチ…オレ…キヨマサ君の事…刺そうとした…」
千堂敦「だってよ、あのままじゃオレら一生奴隷だぜ？キヨマサ君やるしかねぇだろ？」
花垣武道「(アッくん…一番仲間想いだったもんな)」
千堂敦「ありがとな、タケミチ、オマエがに踏ん張ってくれたおかげで、オレら奴隷から解放されたんだ」
千堂敦「かっこよかったぜ」
花垣武道「止せよ、照れるわ」
千堂敦「ヒヒッ」
マイキー「おー！いたいた」
花垣武道「…え？」
マイキー「遊ぼうよタケミっち♡」
花垣武道「(メチャクチャやこの人！！)」
千堂敦「ありがとな、タケミチ、オマエがに踏ん張ってくれたおかげで、オレら奴隷から解放されたんだ」
千堂敦「かっこよかったぜ」
花垣武道「止せよ、照れるわ」
千堂敦「ヒヒッ」
花垣武道「(ナオト、佐野万次郎に会ったぞ。巻き込まれて死んだヒナを救うためには、”東京卍會”の抗争を止めなきゃいけない。そのために、”東卍”の2トップを今この時代で出会わせないようにする。その一人、”佐野万次郎”にはなんとか会うことができた。でも、この先どうしたらいいのかサッパリわかんねー)」
花垣武道「出会わせないってよく考えたら超ムズくね？」
マイキー「おー！いたいた」
花垣武道「…え？」
マイキー「遊ぼうよタケミっち♡」
花垣武道「(メチャクチャやこの人！！)」
花垣武道「さ…3年生の皆さん…」
ドラケン「オマエら全員ここに並べー、うつぶせな」
花垣武道「(東京卍會…やっぱりイカれてる)」
ドラケン「宇田川のチームが、神泉で幅利かせてるって」
マイキー「いいじゃん。ぶっ飛ばしに行こうよ」
花垣武道「(こいつらにとって、人をいたぶるのは日常)」
花垣武道「(顔を洗うくらいのことなんだ)」
花垣武道「あの…何スか？これ」
ドラケン「あ？これ？何かムカついたからノシといた」
ドラケン「オマエら全員ここに並べー、うつぶせな」
ドラケン「おいおい離れすぎだよ。痛えのはオマエらだよ？」
「え？何が行われるのだろう…」
花垣武道「(東京卍會…やっぱりイカれてる)」
ドラケン「宇田川のチームが、神泉で幅利かせてるって」
マイキー「いいじゃん。ぶっ飛ばしに行こうよ」
花垣武道「(こいつらにとって、人をいたぶるのは日常)」
花垣武道「(顔を洗うくらいのことなんだ)」
ドラケン「元気してた？」
花垣武道「昨日の今日っスよ」
マイキー「今日暇だろ？」
花垣武道「いや、そうでもないっス」
マイキー「ちょっとつきあえよ」
花垣武道「え？マイキー君、ボクの話聞いてます？」
「あいつ、マイキーと仲いいのか？」
「うちにそんなすげえ奴いたの？」
山岸一司「お…おい…あれタケミチじゃねえか？」
鈴木マコト「マイキー君に気に入られたんじゃねえのかよ！？昨日の今日で何やらかしたんだ？」
山岸一司「やべえ…殺されんぞ…ん？橘？」
マイキー「そんなに緊張しなくても。普通におしゃべりするだけだし」
花垣武道「(そっか、これはチャンスだ。マイキーに近づいて、稀咲鉄太との出会いを止められれば…)」
マイキー「んじゃ行こっか」
橘日向「ちょっと待って！」
花垣武道「(ヒナ！？)」
花垣武道「ごめんヒナ、今日立て込んでてさ」
橘日向「タケミチ君、行こう！こんな人たちの言いなりになっちゃダメだよ」
橘日向「ヒナが守ってあげる」
ドラケン「オイ、殺すぞガキ」
ドラケン「いきなりぶん殴ってハイサヨナラ？ふざけんなよ、コラ」
橘日向「ふざけているのはどっちですか？他所の学校に勝手に入ってきて無理矢理連れ去るなんて、友達のする事じゃありません！」
橘日向「最近のタケミチ君ケガしてばっかり…もしそれがアナタたちのせいなら、私が許しません！」
ドラケン「いきなりぶん殴ってハイサヨナラ？ふざけんなよ、コラ」
橘日向「ふざけているのはどっちですか？他所の学校に勝手に入ってきて無理矢理連れ去るなんて、友達のする事じゃありません！」
橘日向「最近のタケミチ君ケガしてばっかり…もしそれがアナタたちのせいなら、私が許しません！」
花垣武道「その手を離せ」
ドラケン「何言ってんのか聞こえねーよ」
花垣武道「その手ぇ離せって言ってんだよ！バカ野郎！」
ドラケン「テメー、誰に向かって口聞いてんだ！？」
花垣武道「もう二度と譲れねぇモンがあんだよ」
マイキー「あーあ、せっかくダチになれると思ったのに残念」
マイキー「さて、どうやって死にてぇ？」
花垣武道「一つだけ…一つだけ約束しろや」
マイキー「ん？」
花垣武道「ヒナには絕っ対ぇ手ぇ出すなよ！！」
マイキー「は？知らねーよ」
マイキー「なーんてね」
マイキー「バカだなー、タケミっち」
マイキー「女に手ぇ出すワケねーじゃん」
ドラケン「タケミっち、オレ相手に凄んだな？」
花垣武道「す…すみません」
ドラケン「いいぞ、”譲れねぇモンがある” 今時女にそれ言うやついねぇぞ？昭和だな」
ドラケン「ビっとしてたぜ？」
ドラケン「いいぞ、”譲れねぇモンがある” 今時女にそれ言うやついねぇぞ？昭和だな」
ドラケン「ビっとしてたぜ？」
橘日向「あれ？タケミチ君、あの人たちって…」
橘日向「ゴメンなさい！」
橘日向「私勘違いしちゃって」
橘日向「私勘違いしちゃって」
マイキー「いいよ、別に」
マイキー「すげービンタだったなぁ」
橘日向「すいません！」
マイキー「好きな奴の為に頑張るのはいいけど無茶しちゃダメ」
マイキー「相手が相手なら大変なことになっちゃうよ？」
マイキー「好きな奴の為に頑張るのはいいけど無茶しちゃダメ」
マイキー「相手が相手なら大変なことになっちゃうよ？」
橘日向「はい！！」
橘日向「ヒナ、行くね？」
花垣武道「え？デートは？」
橘日向「今度でいいよ。せっかく友達が遊びに来てくれたんだし」
マイキー「バイバーイ 今度はたたかないでね」
マイキー「いいコじゃん、滅多にいねーよあんなコ」
マイキー「大事にしてやれよ」
花垣武道「(オレがナオトから聞いた12年後の”東京卍會”は、ギャンブル・詐欺・暴行・殺人なんでもアリの極悪集団だ)」
花垣武道「(本当にこの人があの”極悪東卍”のアタマなのか？)」
花垣武道「あのマイキーくん、あの…その…なんでオレの事なんか気にいったんスか？」
マイキー「バイバーイ 今度はたたかないでね」
マイキー「いいコじゃん、滅多にいねーよあんなコ」
マイキー「大事にしてやれよ」
花垣武道「(本当にこの人があの”極悪東卍”のアタマなのか？)」
花垣武道「あのマイキーくん、あの…その…なんでオレの事なんか気にいったんスか？」
マイキー「くっだらねー質問」
花垣武道「あぁ…すいません…」
マイキー「オレ10コ上の兄貴がいてさ」
マイキー「死んじまったんだけどネ」
マイキー「無鉄砲な人でさ、自分より全っ然強ぇ奴にも平気で喧嘩挑んじゃうの」
花垣武道「へー、かっけー人だったんすね？」
マイキー「タケミっち、兄貴に似てる」
花垣武道「へ！？そ…そんなカッコよくねえっスよ。どこをどう見たら…」
マイキー「確かにタケミっちみたくダサくねえな」
マイキー「確かにタケミっちみたくダサくねえな」
花垣武道「それはひどいっス」
マイキー「今って不良がダセーって言われる時代だろ？」
マイキー「今って不良がダセーって言われる時代だろ？」花垣武道「(そっか…このころからそんなふうに言われてんだ)」
マイキー「兄貴の時代はさ、この辺りもすっげー数の暴走族がいてさ」
マイキー「その辺をチョッカンコール鳴らして走ってた」
マイキー「みんな肩肘張ってさ、喧嘩ばっかして」
マイキー「でも自分のケツは自分で拭いて」
マイキー「そんな奴らがなんでダセーんだ？」
マイキー「兄貴の時代はさ、この辺りもすっげー数の暴走族がいてさ」
マイキー「その辺をチョッカンコール鳴らして走ってた」
マイキー「みんな肩肘張ってさ、喧嘩ばっかして」
マイキー「でも自分のケツは自分で拭いて」
マイキー「そんな奴らがなんでダセーんだ？」
マイキー「だから、オレが不良の時代を創ってやる」
マイキー「オマエもついてこい」
マイキー「オレはオマエが気に入った、花垣武道」
ドラケン「喧嘩強ぇ奴なんていくらでもいんだよ」
ドラケン「考えとけよタケミっち」
花垣武道「(マイキーは”不良”だけど”悪い奴”じゃない。少なくとも祭りにトラックで突っ込んで関係のないヒナを殺しちまうような…12年後の東京卍會そんな組織のボスでは絶対にない)」
ドラケン「でもな、”譲れねぇモン”の為ならどんな奴にでも楯突ける」
ドラケン「オマエみたいな奴はそーいねぇ」
ドラケン「考えとけよタケミっち」
花垣武道「(マイキーは”不良”だけど”悪い奴”じゃない。少なくとも祭りにトラックで突っ込んで関係のないヒナを殺しちまうような…12年後の東京卍會そんな組織のボスでは絶対にない)」
花垣武道「(何がマイキーを変えたんだろう)」
橘直人「”佐野万次郎”と”稀咲鉄太” 二人が出会わなければ今の東京卍會は存在しなかった」
花垣武道「ん？なんかどっかで見た事あるよーな…」
.png)
.png)
.png)