1ヶ月
死柄木弔「まァ、名前なんてこれと同じ飾りだ、好きにやろう」
ホークス「(遅かった!だからああもすんなりと)」
ホークス「泥花市で何があった?おまえたちだろ」
荼毘「とっとと連合を捕まえてりゃ、市民が死ぬことなかったかもなァ」
荼毘「これが本物かどうかはともかく、おまえは人を一人殺したってわけだ」
ホークス「(一つの意志の下に統率された兵隊、ネットワークを掌握するF・G・I社)」
ホークス「(業界に深く関わりのあるデトラネット社)」
ホークス「(そして恐らく、まだ数体はいるであろうハイエンド脳無)」
ホークス「(やろうと思えばいくらでも…)」
ホークス「(このヒーロー溢れる超人社会で、死柄木はヒーローたちと同等か、それ以上の力を持ってしまった)」
荼毘「おい、何してるNo.2、嬉しそうだな」
荼毘「これが本物かどうかはともかく、おまえは人を一人殺したってわけだ」
ホークス「(一つの意志の下に統率された兵隊、ネットワークを掌握するF・G・I社)」
ホークス「(業界に深く関わりのあるデトラネット社)」
ホークス「(そして恐らく、まだ数体はいるであろうハイエンド脳無)」
ホークス「(やろうと思えばいくらでも…)」
ホークス「(このヒーロー溢れる超人社会で、死柄木はヒーローたちと同等か、それ以上の力を持ってしまった)」
荼毘「おい、何してるNo.2、嬉しそうだな」
ホークス「(さァホークス、ここからは遅れを取れば日本が終わるぞ)」
氏子達磨「先の戦いで個性は花開いた。今や触れたもののみならず、連なるもの全てを破壊する」
氏子達磨「おまえは破壊の権化となり果てた。聞くが、これ以上の力を何故望む」
死柄木弔「そりゃくれるって言われたらいただくよ」
死柄木弔「確かに小細工はもう必要無くなった」
死柄木弔「けどこの手を見ろよ。フル一回でこれだ。奴らが何人いると思う?」
死柄木弔「俺はもうヒーローを侮らない。持てる全てでオールマイトの残滓どもを粉にする。次で最後にする」
氏子達磨「はァー!相手の嫌がることに全力か!師が師なら弟子も弟子じゃな」
氏子達磨「この研究は元々、オール・フォー・ワンの為に進めていたものじゃ。世代を経るごとに混ざり、より複雑に、より曖昧に、より強く膨張していく個性」
氏子達磨「メモリの膨らむ速度にハードウェアの進化が間に合わず、いずれコントロールを失う。ワシはその概念を個性特異点と呼んだ」
氏子達磨「誰も真面目に取り合わなかったよ、オール・フォー・ワン以外はな」
氏子達磨「メモリにハードウェアを適応させなければ人は立ち往かなくなる。第四世代から既にその兆候は現れ始めていた。複数の個性を操る彼にとって容量の問題は深刻じゃった」
死柄木弔「そうさ、夢と希望に満ち溢れてんだよ」
氏子達磨「ふふふ」
氏子達磨「これから4か月、地獄の苦しみが続く。乗り越えた時、全てはおまえの掌の上となる。あのワン・フォー・オールすらもな」
死柄木弔「ワン・フォー・オール?」
氏子達磨「オール・フォー・ワンが欲した全ての内で、唯一思い通りにならなかった力だ」
現在
青山優雅「ネビルセーバー」
氏子達磨「これから4か月、地獄の苦しみが続く。乗り越えた時、全てはおまえの掌の上となる。あのワン・フォー・オールすらもな」
死柄木弔「ワン・フォー・オール?」
氏子達磨「オール・フォー・ワンが欲した全ての内で、唯一思い通りにならなかった力だ」
現在
青山優雅「ネビルセーバー」
上鳴電気「新技!!いいなァ!ソードだ!」
葉隠透「よっしゃ!オッケー青山くん!」
葉隠透「光の屈折をグイッと出来ちゃうんです」
芦戸三奈「アシドマン」
芦戸三奈「こーんな感じでーす」
オールマイト「素晴らしい!」
オールマイト「芦戸少女たちは具足ヒーローヨロイムシャの下でインターンだったな」
葉隠透「攻防一体の策が多くてついていく為にコンボや新技を開発しました」
芦戸三奈「あ、ねーねー、アシッドマンねー、アンブレイカブルからパクった」
切島鋭児郎「おォ!!」
オールマイト「この調子で各々インターンの経過を見せてくれ」
『ライオンヒーロー、シシド、チャートNo.13』
『耳郎&障子 インターン先』
『鯱ヒーロー、ギャングオルカ、チャートNo.12』
『上鳴&瀬呂&峰田 インターン先』
『峰山ヒーロー、Mt.レディ、チームラーカーズ所属、チャートNo.23』
『飯田 インターン先』
切島鋭児郎「おいバクゴー、てめー冬を克服したのか?」
轟焦凍「いや、まだエンデヴァーには追いつけねぇ」
緑谷出久「うん、ご迷惑かけました」
瀬呂範太「おまえなァ、俺の個性がアレになっちゃうよ、おまえ」
緑谷出久「麗日さん、ちゃんと使えるようにしたよ。あの時は本当にありがとう」
麗日お茶子「いつの話をしとるんだい。あんね、あれがキッカケでこのワイヤー導入したの。瀬呂くんみたいな使い方はできんけど、私はとっくに力に変えた。お互い向上したって事で」
緑谷出久「麗日さん、ちゃんと使えるようにしたよ。あの時は本当にありがとう」
麗日お茶子「いつの話をしとるんだい。あんね、あれがキッカケでこのワイヤー導入したの。瀬呂くんみたいな使い方はできんけど、私はとっくに力に変えた。お互い向上したって事で」
相澤消太「インターンの件といい、公安は何か掴んでる」
プレゼント・マイク「だろな」
相澤消太「脳無の製造元わかったら、おまえどうする?」
プレゼント・マイク「飛んでってカラオケ大会してやるよ。腑が煮えくりかえってモツ煮だ。おまえは?」
通形ミリオ「先生!お休み中すみません!」
天喰環「イレイザー、エリちゃんが…」
緑谷出久「ありがとうございます」
オールマイト「爆豪少年も、君どこまで昇りつめるの!?って具合だ」
オールマイト「ワン・フォー・オール、歴代継承者の詳細を可能な範囲で纏めておいた。残念ながら2・3代目に関しては手掛かりも見つからなかった」
オールマイト「時代とワン・フォー・オールの性質が相俟って記録から探るのは不可能…個性が宿るとわかっていれば歴代も何かしらの形で残していただろうが…」
爆豪勝己「どーでもいーから話ィ進めろ!俺の貴重な時間をあんたらに割きたかねーんだよ」
緑谷出久「黒鞭ですが、まだ一秒くらいしか持続できないので、瀬呂くんや相澤先生のようには扱えませんが、サポート能力として既に強力な個性だと思います」
オールマイト「あれ以来歴代との接触はないんだね?」
緑谷出久「はい」
爆豪勝己「第五代継承者"ラリアット"」
爆豪勝己「本名・万縄大悟郎、個性"黒鞭"。身体から放出するヒモ状のエネルギーで捕縛と空中機動を得意とした。こいつもそーだが、どれも特に強ェ個性持ちってわけじゃねンだな。聞いたこともねェ奴ばっかだしよォ」」
緑谷出久「え、めちゃくちゃ凄い個性だらけじゃない!?」
爆豪勝己「てめーは個性なら何でも凄ェんだろが、ザコ価値観が!」
緑谷出久「それ、いろんな方面にひどいよ」
オールマイト「爆豪少年の言う事も間違いじゃない。オール・フォー・ワンはワン・フォー・オールに固執していた」
オールマイト「今では考えられない程に悪が力を持っていた時代、オール・フォー・ワンは強い者を徹底的に潰していった。歯止めの利かない悪意と支配がそれを可能にしていたんだ」
オールマイト「地獄の中を踠き息絶える中、歴代はこの力に未来を託し、紡いでいった」
オールマイト「爆豪少年の言う事も間違いじゃない。オール・フォー・ワンはワン・フォー・オールに固執していた」
オールマイト「今では考えられない程に悪が力を持っていた時代、オール・フォー・ワンは強い者を徹底的に潰していった。歯止めの利かない悪意と支配がそれを可能にしていたんだ」
オールマイト「地獄の中を踠き息絶える中、歴代はこの力に未来を託し、紡いでいった」
爆豪勝己「勝った!!」
爆豪勝己「はははははは!!俺ァ爆破で浮ける!!」
爆豪勝己「てめーは俺が既に可能なことに時間を費やす!!その間、インターンで俺ァ更に磨きをかける!!」
爆豪勝己「つまり、てめーより先にいる、Q.E.D.!!」
緑谷出久「それはまずい!すぐ習得して追いつくよ」
瀬呂範太「遅ェーよ!謹慎ボーイズ」
轟焦凍「俺だ」
常闇踏陰「緑谷、ポン酢を取ってもらえるか?」
常闇踏陰「かたじけない」
オールマイト「いや…ちょっとね…何か?」
相澤消太「はい、塚内さんから言伝を。ステインとの面会を遅らせてほしいと」
相澤消太「助かります」
オールマイト「どうしました?」
相澤消太「生きると決めたんだ」
オールマイト「でもね…何て言うんだろう…こう…無力感がね…沸々と湧いてくるんだ」
オールマイト「生徒が成長する度に、何もしてあげられない歯痒さに苛まれる」
相澤消太「ワーカホリックが治ってないんです。何十年もこの国を支えてきた、その落差からくる中毒症状です」
オールマイト「厳しいな」
オールマイト「生徒が成長する度に、何もしてあげられない歯痒さに苛まれる」
相澤消太「ワーカホリックが治ってないんです。何十年もこの国を支えてきた、その落差からくる中毒症状です」
オールマイト「厳しいな」
氏子達磨「ははっ、おはよう」
「研究はよろしいですか?」