嘴平伊之助「うははははは!!」
竈門炭治郎「…うん…」
我妻善逸「ただの食いしん坊じゃなくて?」
竈門炭治郎「…うん…」
煉󠄁獄杏寿郎「うまい!」
嘴平伊之助「うは!うはっ!はは!すげぇえ!主の中すげぇえ!!」
竈門炭治郎「鎹鴉からの伝達で無限列車の被害が拡大した。現地にいる煉獄さんと合流するようにと命じられました」
煉󠄁獄杏寿郎「うむ!そういう事か!承知した!」
煉󠄁獄杏寿郎「何だ?言ってみろ!」
竈門炭治郎「俺の父の事ですが…」
煉󠄁獄杏寿郎「病弱か!」
竈門炭治郎「それでも肺が凍るような雪の中で神楽を踊れて…」
煉󠄁獄杏寿郎「何だ!!」
竈門炭治郎「えっ!」
煉󠄁獄杏寿郎「"ヒノカミ神楽"という言葉も初耳だ!君の父がやっていた神楽が戦いに応用できたのは実にめでたいがこの話はこれでお終いだな」
竈門炭治郎「あの、ちょっともう少し」
煉󠄁獄杏寿郎「俺の継子になるといい!!面倒を見てやろう!!」
煉󠄁獄杏寿郎「"ヒノカミ神楽"という言葉も初耳だ!君の父がやっていた神楽が戦いに応用できたのは実にめでたいがこの話はこれでお終いだな」
竈門炭治郎「あの、ちょっともう少し」
煉󠄁獄杏寿郎「俺の継子になるといい!!面倒を見てやろう!!」
竈門炭治郎「待ってください!そしてどこを見てるんですか!」
我妻善逸「(…変な人だな…)」
煉󠄁獄杏寿郎「炎の呼吸は歴史が古い。炎と水の剣士はどの時代でも必ず柱に入っていた」
煉󠄁獄杏寿郎「炎・水・風・岩・雷が基本の呼吸だ。他の呼吸はそれらから枝分かれしてできたもの。霞は風から派生している」
煉󠄁獄杏寿郎「溝口少年!君の刀は何色だ?」
我妻善逸「(…変な人だな…)」
煉󠄁獄杏寿郎「炎の呼吸は歴史が古い。炎と水の剣士はどの時代でも必ず柱に入っていた」
煉󠄁獄杏寿郎「炎・水・風・岩・雷が基本の呼吸だ。他の呼吸はそれらから枝分かれしてできたもの。霞は風から派生している」
煉󠄁獄杏寿郎「溝口少年!君の刀は何色だ?」
竈門炭治郎「きついんですかね…」
我妻善逸「危ない!バカ…このっ!」
煉󠄁獄杏寿郎「出る!!」
我妻善逸「出るのかい!!いやーーーーーーー!!」
煉󠄁獄杏寿郎「短期間のうちにこの汽車で四十人以上の人が行方不明となっている」
煉󠄁獄杏寿郎「数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った。だから柱である俺が来た!」
我妻善逸「ああああああああああああ!!」
我妻善逸「出るのかい!!いやーーーーーーー!!」
煉󠄁獄杏寿郎「短期間のうちにこの汽車で四十人以上の人が行方不明となっている」
煉󠄁獄杏寿郎「数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った。だから柱である俺が来た!」
我妻善逸「ああああああああああああ!!」
竈門炭治郎「何ですか?」
煉󠄁獄杏寿郎「車掌さんが切符を確認して切り込みをいれてくれるんだ」
煉󠄁獄杏寿郎「車掌さんが切符を確認して切り込みをいれてくれるんだ」
竈門炭治郎「(何だろう…嫌な匂いがする…)」
煉󠄁獄杏寿郎「車掌さん、危険だから下がってくれ」
煉󠄁獄杏寿郎「火急のこと故帯刀は不問にしていただきたい」
煉󠄁獄杏寿郎「その巨躯を隠していたのは血鬼術か?気配も探りづらかった」
煉󠄁獄杏寿郎「しかし、罪なき人に牙を剥こうものならば」
煉󠄁獄杏寿郎「この煉獄の赫き炎刀が、お前を骨まで焼き尽くす!!」
煉󠄁獄杏寿郎「火急のこと故帯刀は不問にしていただきたい」
煉󠄁獄杏寿郎「その巨躯を隠していたのは血鬼術か?気配も探りづらかった」
煉󠄁獄杏寿郎「しかし、罪なき人に牙を剥こうものならば」
煉󠄁獄杏寿郎「この煉獄の赫き炎刀が、お前を骨まで焼き尽くす!!」
竈門炭治郎「すごい…!!一撃で鬼の首を…」
炭治郎・善逸・伊之助「煉獄の兄貴ー!!」
車掌「言われた通り切符を切って眠らせました!どうか早く私も眠らせてください!死んだ妻と娘に会わせてください!お願いします、お願いします」魘夢「いいとも、よくやってくれた、お眠り~」
魘夢「家族に会える良い夢を」
「あの、私たちはどうしたら…」
魘夢「もう少ししたら眠りが深くなる。それまでここで待ってて。勘のいい鬼狩りは殺気や鬼の気配で目を覚ます時がある」
魘夢「近づいて縄を繋ぐ時も体に触らないよう気をつけること。俺は暫く先頭車両から動けない。準備が整うまで頑張ってね。幸せな夢を見るために」
竈門炭治郎「どうなっている!?何が起こった!!?」
竈門炭治郎「(落ち着け…落ち着け…落ち着くんだ…)」
竈門茂「あ~!!」
竈門花子「兄ちゃんだ!」
竈門茂「兄ちゃん、おかえり~」
竈門花子「……兄ちゃん?」
魘夢「夢を見ながら死ねるなんて…幸せだよね」
魘夢「どんなに強い鬼狩りだって関係ない」
魘夢「人間の原動力は心だ、精神だ」
魘夢「精神の核を破壊すればいいんだよ」
魘夢「殺すのも簡単」
魘夢「人間の心なんてみんな同じ、硝子細工みたいに脆くて弱いんだから」
「縄で繋ぐのは腕ですか?」
魘夢「どんなに強い鬼狩りだって関係ない」
魘夢「人間の原動力は心だ、精神だ」
魘夢「精神の核を破壊すればいいんだよ」
魘夢「殺すのも簡単」
魘夢「人間の心なんてみんな同じ、硝子細工みたいに脆くて弱いんだから」
「縄で繋ぐのは腕ですか?」
次回予告
竈門炭治郎「みんな任務だよ!任務!善逸も伊之助も煉獄さんも任務ですよ」