
サカズキ「本望じゃろう、イッショウ」

サカズキ「七武海撤廃はお前らの悲願。わしゃあ反対じゃったが、王達の決定は覆らん」

サカズキ「正義のために代償を払うのは」

藤虎「仕方ねェ事だとでも言うんですかい?」

藤虎「あんた、その人達になった事ねェからわかんねェのさ」
藤虎「罪のねェ弱者が切り捨てられる世の中なんじゃ」

藤虎「ろくなもんじゃねェ」

藤虎「七武海はなくなる。後は海軍特殊化学班SSGを信じやしょうや」

藤虎「きっと世界の勢力図は大きく変わる」




藤虎「なんと!“ロックス”の再来ですかい…!」


サカズキ「そがいな伝説じみた言い回しはやめい…!!」

サカズキ「これは現実で…」

サカズキ「そんクソ忙しい時期に畳みかける災害じゃ!!!」


「え~!!四皇が手を組んだ!?」
ブランニュー「正確にはこれから組むという情報」

ブランニュー「2人の四皇を繋ぐ唯一キーワードは」

ブランニュー「伝説のロックス海賊団」
ブランニュー「それについてあまり情報が少なく」

センゴク「ビッグマムとカイドウは長年犬猿の仲、このようなことになるとは、予想だにせんかった」

「センゴクさん、ロックスって…」



センゴク「ロックス海賊団とは、大昔“海賊島ハチノス”で、一つの儲け話の為にかき集められ生まれた個性の集団」

センゴク「船内でも“仲間殺し”も絶えない凶暴な一味だった」


センゴク「メンバーは船長“ロックス”を筆頭に」

センゴク「若き日の白ひげ」
センゴク「ビッグ・マム」

センゴク「カイドウ」
センゴク「やつら3人は、昔同じ海賊船に乗っていたんだ」

「えええ~~~っ!!!!」

「そんな…」
センゴク「かつて、新世界の覇権を争うほどの存在だった金獅子のシキ。他にも銀斧、キャプテン・ジョン、王直…」
センゴク「政府によってもみ消された事件が多い事が一つ。だが、その脅威だけは当時誰の耳にも届いていた」
センゴク「運命の事件は38年前、ゴッドバレーで起きた。世界最強と呼ばれた“ロックス海賊団”がその島で壊滅したとニュースが報じたのだ」





ガープ「ビッグ・マムにカイドウ!?」

ガープ「次から次へと」


センゴク「もう一つは、"天竜人"を守ってしまった事」
「それに、天竜人を守るのは、海兵の義務です!どこに問題が?」
「まさか…よりによって今!!」


ブランニュー「2人の四皇を繋ぐ唯一キーワードは」

ブランニュー「伝説のロックス海賊団」


センゴク「ビッグマムとカイドウは長年犬猿の仲、このようなことになるとは、予想だにせんかった」

「センゴクさん、ロックスって…」



センゴク「ロックス海賊団とは、大昔“海賊島ハチノス”で、一つの儲け話の為にかき集められ生まれた個性の集団」

センゴク「船内でも“仲間殺し”も絶えない凶暴な一味だった」


センゴク「メンバーは船長“ロックス”を筆頭に」

センゴク「若き日の白ひげ」


センゴク「カイドウ」


「えええ~~~っ!!!!」

「そんな…」
「信じられない」

センゴク「後に名を上げたロックス出身の海賊は、他にもいる」

「なぜそんな奴らが歴史の影に!!」
センゴク「語り継ぐ者がいない程、皆仲が悪かったのが一つ」

センゴク「更に、船長“ロックス”の野望は"世界の王"。まるでテロ組織の様に世界政府に牙を剥き」






センゴク「誰も止めることができなかった悪の進撃を」

センゴク「海軍中将ガープという男が止めた。ガープの名は世界に轟き、"海軍の英雄"と呼ばれるようになった」



ガープ「ビッグ・マムにカイドウ!?」

ガープ「次から次へと」

センゴク「しかし、当人はあまりこの話をしたがらん」
「なぜです?」

センゴク「一つ目の理由は、新聞記事にはなっていないが、その戦いで"海賊"と手を組んでしまった事」

センゴク「もう一つは、"天竜人"を守ってしまった事」
「今の話に天竜人が関わっていたのですか?」



「それに、天竜人を守るのは、海兵の義務です!どこに問題が?」

センゴク「奴の道徳に、その義務は入っていない。ガープが大将の座を拒否し続ける理由の一つは、天竜人の直属の部下になってしまうからだ」

センゴク「あれだけ態度に示して消されないのも実績と人望がありきだ」
センゴク「つまり真相は、ゴッドバレーにて“天竜人”とその奴隷達を守る為」


センゴク「"ゴッドバレー"という地名は現在、地図には記されていない」
センゴク「実際、跡形もなく消えているのだからなァ」

センゴク「世界政府が隠したかった島が消えてなくなった…それでも、まだその島についてまだ聞きたいか?」

センゴク「かつてロックスという野心家が“世界の王”を目指し、世界の禁忌(タブー)に触れすぎた為に、その存在を示す情報は今に残らず…我々世代の一部の海兵の記憶の中に眠っているだけだ」
センゴク「すでにこの世にはおらんが、しばしば現れる“D”の名を持つ海賊だった」

センゴク「あれだけ態度に示して消されないのも実績と人望がありきだ」


センゴク「そこに居合わせたガープとロジャーが手を組み、ロックス海賊団を打ち破った事件、それが"ゴッドバレー事件"だ」

センゴク「"ゴッドバレー"という地名は現在、地図には記されていない」


センゴク「世界政府が隠したかった島が消えてなくなった…それでも、まだその島についてまだ聞きたいか?」

センゴク「かつてロックスという野心家が“世界の王”を目指し、世界の禁忌(タブー)に触れすぎた為に、その存在を示す情報は今に残らず…我々世代の一部の海兵の記憶の中に眠っているだけだ」

センゴク「ロジャーにとっても最初にして最強の敵だったのかも知れんな…奇しくもロジャーとロックスにも共通点がある。ロックスのフルネームは"ロックス・D・ジーベック"」


センゴク「話を戻そう。カイドウとビッグマムがかつて同じ船に乗っていたのは事実だが、38前と今では2人の実力はまるで違う。“同盟”が事実ならば、世界最悪の海賊団が誕生しようとしている」

ブランニュー「ええ、ちょうど七武海の地位を追われた者達の、新たな懸賞金を決定しなければなりません。一度全員の金額をさらっておきましょう」



ブランニュー「まず1年前に四皇と呼ばれるようになった黒ひげ」

ブランニュー「二年前のインペルダウン襲撃事件にて」

ブランニュー「強力な部下を手に入れ」


ブランニュー「現在、海賊島ハチノスの元締め」

ブランニュー「今なお成長を拡大中の白ひげに代わる新勢力」

ブランニュー「黒ひげ海賊団 提督マーシャル・D・ティーチ 懸賞金22億4760万ベリー」


ブランニュー「4人の内、歳は一番若く部下からの信頼も厚い」

ブランニュー「ベン・ベックマン」

ブランニュー「ラッキー・ルウ」

ブランニュー「ヤソップ」

ブランニュー「幹部たちが」

ブランニュー「個々に名を挙げており」



ブランニュー「そして、かつてのロックス海賊団においてはまだ海賊見習いでありましたが」

ブランニュー「その後、個人の強さのみで凶暴な海賊たちの尊敬を集め」

ブランニュー「四皇と呼ばれるに至りました」

ブランニュー「百獣海賊団総督」

ブランニュー「百獣のカイドウ 懸賞金46億1110万ベリー」


ブランニュー「その後、個人の強さのみで凶暴な海賊たちの尊敬を集め」

ブランニュー「四皇と呼ばれるに至りました」

ブランニュー「百獣海賊団総督」

ブランニュー「百獣のカイドウ 懸賞金46億1110万ベリー」

ブランニュー「レヴェリーの決定により今後はこの四皇達に七武海という戦力を向けられなくなります」

ブランニュー「ロジャー海賊団船長 海賊王 ゴールド・ロジャー懸賞金55億6480万ベリー」

ブランニュー「海賊史上この2人を超える懸賞金額はありませんが、カイドウ・ビッグマムの同盟が成立すればトータルバウンティで確実にそれを超えてくるでしょう」