🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi

放送日(Airdate) : 2016年1月23日
第2期16話『次へ』 To the Next
KARASUNO HIGH
JOHZENJI HIGH
🔷照島遊児 Terushima Yuji(WS) CV.江口拓也

西谷夕「フェイント!!」



影山飛雄「(また!?今度は止める!顔面以外で!)」
二岐丈春「ひひ~!」
武田一鉄「条善寺、タイムアウト開けてから調子いいですね」
烏養繋心「ああ、しっかり相手見てプレーしだした…厄介だぞ…」
烏養繋心「打ってくんのか微妙な時にはブロックつかずに下がっちまえ」


山口・日向「ドシャットーー!!」

烏養繋心「止めるんなら、文句ないでーす」

穴原孝昭「自分の意志で動くことと、それを実行できる技量があってこそ自由に遊べる。やはり上にいけばいくほど、そういう連中が増えてくるなぁ」


滝ノ上祐輔 「2点差かぁ…前に青葉城西にもこういう対応されたんだよなぁ…日向のスパイクはまだ軽いからな...」

日向翔陽「(ブロックされんの嫌だけど!ブロックに無視されっともっと腹立つの何でだ!)」

日向翔陽「影山!次もっかい俺にくれ」

烏野24 - 条善寺20
照島遊児「さぁ、お前ら!本気で遊ぼうぜ!」


武田一鉄「あっ!また!!シンクロ攻撃!!」

三咲華「(失敗した時のことなんて、こいつらは1ミリも考えてない)」

三咲華「(考えているのは成功した時の快感だけ)」

烏養繋心「気をつけろ!さっきとは違うぞ!」



「ッシャアァァ!!」

照島遊児「終わりかよ!くそっ!せっかくテンション上がってんのに!」

澤村大地「まだまだやる気満々って顔だ」
東峰旭「怖ぇわ」

穴原孝昭「ありがとうな。あいつらのこと分かってるのは、やっぱり俺よりお前だな。おかげで総崩れせずにすんだ。さすが3年だ」
三咲華「いいえ…」

二口堅治「やっぱり気のせいじゃない。あいつらの速攻、進化してる」


二口堅治「おう、じゃ先行ってる。早く来いよ」

穴原孝昭「とりあえずあれな!お前らテンション上げんのはいいけど、暴走しないことな!」

穴原孝昭「次からはケツ叩いてくれる奴はいないんだからな。よし、撤収だ。ストレッチサボんなよ」
三咲華「えっと…あんたたち、るなちゃん困らせないでね!」

三咲華「まだ一年生なんだから、悪さしたら見てるからね」

三咲華「あと…あんたたちの、常に本気で遊ぶってスタイル」

三咲華「結構、好きよ」


三咲華「行こう。次のチームが来てる」
照島遊児「ありがとうございました!」






谷地仁花「やりましたね!」
影山飛雄「うるせぇ!!」

烏養繋心「攻撃がうまく決まんなくても短気起こすなよ。特にハイテンション&単細胞組」
影山飛雄「ん?」

澤村大地「大丈夫です。フォローしますよ」
田中・日向・西谷「おおおーー!!」

田中・日向・西谷「よ、よろしくお願いします!!」
「フレー!フレー!たーけーるー」
「フレフレたける!フレフレたける!」
「おおおおおおーーー!!」

菅原孝支「昨日より増えてる?弟?」
月島蛍「何でちょっと羨ましそうなの?」

審判「キャプテン」
猛・大地「お願いします」
烏養繋心「青城や音駒がまさにそれ」



武田一鉄「(さすが主将!選手のやる気のツボを心得ている)」


中島猛「アリャッ?」




中島猛「ちくしょう…」

大地・旭「オエーイ!!」

西谷夕「旭さん!!」
中島勇「速攻!?まぐれか?」
武田一鉄「相性が悪いというか…うちが苦手なタイプということですかね?」
烏養繋心「ああ、今までの傾向からして、烏野は何かと特出した武器でガンガン攻めてくる相手より、どっしり自分らのペースを守りつつ、こちらの隙をうかがって適切に対処してくる相手を苦手としている」

烏養繋心「青城や音駒がまさにそれ」

日向翔陽「(強豪校に研究される…おれ!!)」

澤村大地「いやぁ…俺たち霞むな~」

日向翔陽「だがおれは、昨日のおれを超えるのである!」
田中龍之介「へーい!日向だけ見てっとついばむぞ!コラァ!」

武田一鉄「(さすが主将!選手のやる気のツボを心得ている)」
影山飛雄「(いい手応え!)」

中島猛「(強烈!!)」

観客「パイナポーヘッド!後ろから回り込んでる!速ぇ!!」



川渡瞬己「フゥ―――ッ!!」


影山飛雄「スパイカーにいちいち反応すんな!ボールを追えよ!!」

中島猛「(強烈!!)」

観客「パイナポーヘッド!後ろから回り込んでる!速ぇ!!」



川渡瞬己「フゥ―――ッ!!」

武田一鉄「あれが和久南の武器であるコンビネーション。平均して身長があまり高くなくても、さすが常に県の上位にいるチームですね」
烏養繋心「ああ、だが和久南の武器はそれだけじゃない」

影山飛雄「スパイカーにいちいち反応すんな!ボールを追えよ!!」
日向翔陽「(今狙われた!?手の端)」

烏養繋心「中島猛。今の県内ではもしかしたら、プレースタイルが一番似ているのかもな。かつての小さな巨人に」

武田一鉄「中島君の空中戦のテクニック、コンビネーションと同じく厄介ということですか?」

烏養繋心「中島猛。今の県内ではもしかしたら、プレースタイルが一番似ているのかもな。かつての小さな巨人に」
烏養繋心「あぁ…中島がどのくらい見えているのかはわかんねぇけど、日向みたいに細かい場所を狙うっつうより、工夫してんのは角度じゃねぇかなぁ」

烏養繋心「スパイクを打ち込む角度を変えているんだと思う。ブロックの手に当てて、大きく弾かせるための角度」



月島蛍「あんなスパイカーは」


烏養繋心「スパイクを打ち込む角度を変えているんだと思う。ブロックの手に当てて、大きく弾かせるための角度」


縁下力「月島、顔に出てる」
月島蛍「まぁ、ブロック側からしたら普通に嫌ですよね」

月島蛍「あんなスパイカーは」

秋保和光「ああっ!!クッソ!!」
中島猛「もーちょいで拾えたぜ!読めてる読めてる!次完璧に取れるぞ!ヨユーヨユー!」

日向翔陽「うっ…うぐぬ~!」
澤村大地「アレは半分挑発だ。乗るな乗るな」

中島猛「アリャッ?」

澤村大地「次世代小さな巨人達による空中戦勃発中ですが、ウチの王道エースもお忘れなくね」
影山飛雄「ウス!」

澤村大地「(やっぱり向こうのミドルブロッカーは日向についた。で、その他スパイカーは残りの2人で対応。でも、うちのエース止めるなら!)」


澤村大地「鉄壁でも持ってこいや!」


大地・旭「オエーイ!!」

西谷夕「旭さん!!」
川渡瞬己「はあ!!?」
澤村大地「切らすな切らすな!!ココ絶対獲るぞ!!」