🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
ハイキュー!! アニメ第2期21話 ネタバレ放送日(Airdate) : 2016年2月27日
第2期21話『壊し屋』 The Breaker
金田一・及川「うっ!!」
日向・田中「(アウト!!)」
菅原孝支「…ラッキー…」
第1セット 烏野25:23青葉城西
京谷賢太郎「すんません」
及川徹「(こいつ!あきらかに金田一のボールだったのに、ぶんどったあげく、アウトかよ!)」
及川徹「そう!それそれ!まずそれね!」
及川徹「(しかも、今のセットポイントだったんだぞ!いったいどっから突っ込めば…)」
岩泉一「危ねぇだろうが!」
及川徹「そう!それそれ!まずそれね!」
金田一勇太郎「あ…俺は大丈夫なんで…」
日向翔陽「さっきの奴いる!今度はスタートからか」
矢巾秀「アイツ、岩泉さんにいろいろと勝負ふっかけて」
京谷賢太郎「試合出してもらえないから、ストレスたまってたんで」
及川徹「それって理由になってないから!」
日向翔陽「さっきの奴いる!今度はスタートからか」
影山飛雄「国見の代わりってことは結構頭のキレる奴なのかも…気をつけろよ」
及川徹「お前は基本、好きにやってていいけど、足を引っ張るならひっこめるからな」
京谷賢太郎「………」
岩泉一「無駄に危ないプレーだけはすんじゃねぇぞ」
京谷賢太郎「うっす」
及川徹「何で岩ちゃんにだけ返事すんだよ!」
矢巾秀「アイツ、岩泉さんにいろいろと勝負ふっかけて」
「アウト!」
東峰旭「くっそ…すまん…」
東峰旭「くっそ…すまん…」
西谷夕「アウトアウト!」
及川徹「う~っ!ごめん!」
澤村大地「(段々照準合わせて来てる気がする)」
及川徹「狂犬ちゃん!」
影山飛雄「(ライトからのオープン!?)」
日向翔陽「(狂犬って何だ!?もしや異名?かっけぇ!!)」
及川徹「う~っ!ごめん!」
澤村大地「(段々照準合わせて来てる気がする)」
及川徹「狂犬ちゃん!」
影山飛雄「(ライトからのオープン!?)」
日向翔陽「(狂犬って何だ!?もしや異名?かっけぇ!!)」
嶋田誠「でも今、ブロックの横から切り込むみたいに打ったわけよ。ライト側から右手で打つからこその極端なインナースパイクだな!」
日向翔陽「狂犬すっげぇ!」
「おお!ダブルクイック!」
及川徹「いくら狂犬でもそう何回も噛みついてこないから、ためらわず入って来なって。打つのが金田一じゃないってチビちゃんにバレてたぞ」
金田一勇太郎「すんません!ちょっとビビりました」
及川徹「だ、大丈夫か!?」
滝ノ上祐輔「またあの16番!3連続得点!」
澤村大地「(決まってはいても、乱暴にも見える連携攻撃!6番が入ってから、攻撃のリズムが変わった…!)」
日向翔陽「(来い狂犬!!勝負だ!!)」
花巻貴大「悪ぃ、ネット近ぇ」
及川徹「ブロック3枚!」
及川徹「(打てば捕まる!)」
及川徹「一回返して…」
国見英「潔いほどのフルスイングっスね」
溝口貞幸「バカお前!もうちょいか軟打とかフェイントとかあるだろ!」
及川徹「ブロック3枚!」
及川徹「(打てば捕まる!)」
及川徹「一回返して…」
国見英「潔いほどのフルスイングっスね」
溝口貞幸「バカお前!もうちょいか軟打とかフェイントとかあるだろ!」
溝口貞幸「…うっす!」
烏養繋心「あのあくの強そうな感じとあの不安定さ、ここまで試合に出ていなかった所から見ても、あの16番は諸刃の剣なのかもな」
田向翔陽「あの16番のスパイク、グイン!ギュン!!って感じでかっこいいです!!」
菅原孝支「自分の手でブロックひっぺはがすのは、セッターならではの快感だよなぁ」
影山飛雄「(よし!行くぜ!)」
日向翔陽「(初バックアタック!!)」
及川徹「俺も思った☆」
日向翔陽「(初バックアタック!!)」
及川徹「今が使い時だー!!って思った?」
及川徹「俺も思った☆」
影山飛雄「(平常心平常心平常心…)」
日向翔陽「おれのバックアタックデビュー!!」
嶋田誠「またセッター替えんのかな?影山調子悪くなさそうだけど…今のは及川すげぇってだけで」
滝ノ上祐輔「いや、交代する番号…たぶん影山じゃない」
烏養繋心「このままもってかせねぇぞ…やれることは全部やる!」
田中冴子「漢字いっぱい使わないで」
滝ノ上祐輔「おい大学生…交代って不調とか怪我でする場合とピンチサーバーとか、ワンポイントブロッカーを入れる場合があるだろ?後者が戦略的選手交代」
烏養繋心「16番という異物が入って、対応がさらに難しくなってる。だが、このまま持っていかせやしねぇぞ」
滝ノ上祐輔「おい大学生…交代って不調とか怪我でする場合とピンチサーバーとか、ワンポイントブロッカーを入れる場合があるだろ?後者が戦略的選手交代」
嶋田誠「前回の青城戦は、追い詰められて、苦肉の策的な交代の使い方だったけど、今回は多分、勝ちを取りに行くための交代だ」
烏養繋心「16番という異物が入って、対応がさらに難しくなってる。だが、このまま持っていかせやしねぇぞ」
嶋田誠「成程!バレーはローテーションシステムで、常にプレイヤーの位置が回る。前衛と後衛では役割も変わるから、ローテーによって特徴があんだよね」
嶋田誠「今まで凌ぐだけだったローテで、積極的に点が取れるってことには大きな意味があるよ」
嶋田誠「そして、おそらく月島サーブの時のローテーが守備でも攻撃でも谷間と言える。前衛にはスパイカーが二枚しかいないし、月島は後衛でブロック不可」
嶋田誠「今まで凌ぐだけだったローテで、積極的に点が取れるってことには大きな意味があるよ」
及川徹「さて、どうしようか?」
花巻貴大「じゃ、外せば?」
嶋田誠「なんつーか…少し不自然なくらい攻撃を16番に集めてる感じしね?」
滝ノ上祐輔「ああ、だよな、16番に注目させといてまた他にフるって感じかもな」
日向翔陽「(どんなに狂犬にボールが集まっても今度は騙されないからな!)」
及川徹「(かかってきたかかってきた)」
及川徹「(いいとこなのに!)」
滝ノ上祐輔「先に20点台に乗られちまったか…」
及川徹「(いいとこなのに!)」
滝ノ上祐輔「先に20点台に乗られちまったか…」
田中冴子「もしここでセット落としても、烏野は先に1セットとってるし…次とれば大丈夫大丈夫!」
嶋田誠 「いや…このセット意地でも取った方が良い。とらないとまずい気がする」
及川徹「(意識しないように努めるのも意識するのと一緒だよ)」
烏養繋心「(諸刃の剣…16番を入れること自体が青城にとって、いちかばちかの賭けで…でもそれはすでに成功しているのだと思っていた…)」
烏養繋心「先生!」
武田一鉄「はい!」
嶋田誠「まずいぞ!試合の特にセット終盤の雰囲気っていうのは次のセットに影響していくことがある。今のままじゃ、確実に青城有利!なんとかこのセットとっておさめてくれ!」
烏養繋心「(16番という新しい武器で攪乱!確実に得点をかさねながら、このセットの大半をかけて、16番の調子をあげてきたのか!)」
入畑伸照「(京谷は手のかかるスロースターターだが、かかれば強い)」
嶋田誠「まずいぞ!試合の特にセット終盤の雰囲気っていうのは次のセットに影響していくことがある。今のままじゃ、確実に青城有利!なんとかこのセットとっておさめてくれ!」
烏養繋心「うっせぇな、わかってるよ」