🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
ハイキュー!! アニメ第2期22話 ネタバレ
山口忠「烏養さん!」
山口忠「俺にもう一回チャンスを下さい!」
烏養繋心「うっせぇな、わかってるよ」
山口忠「(俺に行かせてください!!)」
東峰旭「少しさがるべ、たぶん前に落としてくることはないだろ」
田中龍之介「コノヤローコノヤローコノヤロー」
菅原孝支「思いっきりいけ、思いっきりいけよ山口…」
烏養繋心「ヨッシャアァァ!!」
「山口!!もう一本!!」
花巻貴大「(ジャンフロはオーバーで捕まえる)」
及川徹「マッキーナイス!」
花巻貴大「岩泉!!」
菅原・縁下「(体にあてた!!)」
山口忠「(まだ…まだだ!!まだサーブ権は渡さない!!)」
「カバァアアアア!!」
月島蛍「もう一本」
山口忠「(すげぇ…いてぇ…)」
「山口!!もう一本!!」
嶋田誠「いいか、忠、ボールを捕まえる余裕を与えてはいけない。直線軌道で白帯すれすれを狙って…」
山口忠「(打つ!!)」
放送日(Airdate) : 2016年3月5日
第2期22話 元・根性無しの戦い
第2期22話 元・根性無しの戦い
"The Fight of the Previously Spineless"
KARASUNO HIGH
AOBAJOHSAI HIGH
🔷及川徹 Oikawa Toru(S) CV.浪川大輔
🔷岩泉一 Iwaizumi Hajime(WS) CV.吉野裕行
🔷松川一静 Matsukawa Issei(MB) CV.祐仙勇
🔷花巻貴大 Hanamaki Takahiro(WS)CV.櫻井トオル
🔷渡親治 Watari Shinji(L) CV.ランズベリー・アーサー
🔷矢巾秀 Yahaba Shigeru(S) CV.河西健吾
🔷京谷賢太郎 Kyotani Kentaro(WS) CV.武内駿輔
🔷金田一勇太郎 Kindaichi Yūtarō(MB) CV.古川慎
🔷国見英 Kunimi Akira(WS) CV.田丸篤志
山口忠「チャンスを無駄にしてすいませんでした!」
山口忠「サーブでどれだけ攻められるかが、勝ち上がっていけるかどうかを左右する。梟谷戦の時の烏養さんの指摘を聞いて、理解して、俺が投入される意味もわかって…そして自分でも勝負できるようになりたいと思って…それでも……土壇場で逃げました」
山口忠「俺にもう一回チャンスを下さい!」
烏養繋心「うっせぇな、わかってるよ」
山口忠「(俺に行かせてください!!)」
東峰旭「少しさがるべ、たぶん前に落としてくることはないだろ」
東峰旭「へい…へいじょう…平常心だぞ!!」
影山飛雄「ナイッサー」
月島蛍「ナイッサー」
「山口!一本ナイスサーブ!」
嶋田誠「自分の意志で」
嶋田誠「じゃ、お前はもう、今までとは決定的に違うプレイヤーだ。自分がやりたいと思うこと、やってこいよ」
「山口!一本ナイスサーブ!」
嶋田誠「8秒…笛が鳴ってからサーブを打つまでに猶予があるの、わかってるよな?」
山口忠「はい…」
嶋田誠「お前、ほぼ毎回笛にびっくりして、サーブトスあげてたぞ」
嶋田誠「あんま、慌てんなよ」
山口忠「はい…」
嶋田誠「まぁ、後はアレだ。烏養のとこへ行ってきたんだろ?」
山口忠「あ、はい…」
嶋田誠「自分の意志で」
嶋田誠「じゃ、お前はもう、今までとは決定的に違うプレイヤーだ。自分がやりたいと思うこと、やってこいよ」
月島蛍「そんなに驚くことじゃないでしょ」
田中龍之介「またお前はそうやって!!」
月島蛍「この5か月、サーブだけは誰より練習したんだから」
田中龍之介「コノヤローコノヤローコノヤロー」
菅原孝支「思いっきりいけ、思いっきりいけよ山口…」
縁下力「大丈夫ですよ。逃げる方が絶対後からしんどい」
烏養繋心「ああ!それと反撃の狼煙の一本だ」
烏養繋心「バレーボールが進化していく中でサーブは威力も目的ももっとも進化してきた」
武田一鉄「仲間につなぐことが重要なバレーボールの中で、サーブは唯一、孤独なプレーですね」
烏養繋心「あぁ、逆に一人の力で得点できる唯一のプレーだともいえる」
烏養繋心「バレーボールが進化していく中でサーブは威力も目的ももっとも進化してきた」
烏養繋心「ヨッシャアァァ!!」
「山口!!もう一本!!」
花巻貴大「(ジャンフロはオーバーで捕まえる)」
及川徹「マッキーナイス!」
山口忠「(拾われた!攻撃が来る!命を狙う側から、とたんに狙われる側に回るような恐怖…)」
花巻貴大「岩泉!!」
菅原・縁下「(体にあてた!!)」
「カバァアアアア!!」
月島蛍「もう一本」
山口忠「うん!」
日向翔陽「山口ー!!」
及川徹「さっきのはまぐれだけどね!」
山口忠「俺も…あいつらみたいに、自分の身体を操りたい!」
山口忠「ボールを操りたい!強い奴らと対等に戦いたい!」
「山口!!もう一本!!」
嶋田誠「いいか、忠、ボールを捕まえる余裕を与えてはいけない。直線軌道で白帯すれすれを狙って…」
山口忠「(打つ!!)」
嶋田誠「同じネットインでも、和久南戦と今のとでは全然違うよ。和久南戦の時、忠が考えていたのは、おそらくサーブが入るか入らないか。今考えているのは、どこに決めるか。今のは攻めにいった結果のネットインだ」
花巻貴大「ま、今のはしょうがないわな」
松川一静「次、次」
及川徹「さすがお前ら…しっかりしすぎてキャプテン悲しい」
烏養繋心「グッジョブ!」
山口忠「ありがとうございます」
日向翔陽「負けねぇ!」
金田一勇太郎「(こっちは崖っぷちだ。この試合を3年生最後の試合にするわけにはいかない!)」
入畑伸照「(現代バレーボールにおいて)」
山口忠「次は、10点取るから!」
日向翔陽「負けねぇ!」
岩泉一「おい、動き固いぞ金田一」
金田一勇太郎「はい!いいえ!」
岩泉一「どっちだよ」
金田一勇太郎「(こっちは崖っぷちだ。この試合を3年生最後の試合にするわけにはいかない!)」
岩泉一「余計なことは考えなくていい!どんな時だろうと重要なのは、目の前の一本だけだ」
金田一勇太郎「うっす!!」
入畑伸照「(そして)」
入畑伸照「(現代バレーボールにおいて)」
東峰旭「おう!!」
烏養繋心「ノータッチ決められるよりは、どんな形であれ、触ってあげる方がずっといい」
武田一鉄「東峰くんもサーブレシーブに?」
烏養繋心「澤村と西谷の判断なら、その方がいいだろうな。及川のサーブはコントロールより、威力重視になっているように見える」
烏養繋心「ノータッチ決められるよりは、どんな形であれ、触ってあげる方がずっといい」
第2セット 青葉城西 28:26 烏野
山口忠「…普通じゃない…」
山口忠「やっぱすげぇな…サーブ」
日向翔陽「山口のもすごかったぞ!」
山口忠「俺とは年季の入り方が違うよ」
山口忠「3年生だから当然かもしれないけど、それだけじゃない感じも…」
日向翔陽「それだけじゃない?」
山口忠「ジャンプサーブはダントツの威力と引き換えにリスクの高いサーブだ。それを威力を上げて、しかも追い詰められた状態で決めるなんて…」
山口忠「…普通じゃない…」
田中龍之介「やまぐーち!ナイスサーブだったぞ!」
山口忠「あ、あざっす!…でもまだまだです…半分くらいしか良いの打てなかったし…」
田中龍之介「じゃ、良かった方のサーブを盛大に喜べ!」
田中龍之介「反省も後悔もほっといたってどうせする!今はいい方の感覚をがっちり掴んで忘れねぇようにすんだよ!」
田中龍之介「そんで次も打ってくれ!」
山口忠「はい!」
澤村大地「最初の練習試合…インターハイ予選…そんで今…一番濃い試合やってるよな…」
澤村大地「(やりづらい相手…)」
及川徹「(めんどくさい相手)」
澤村大地「(去年までたいした縁もなかったのに)」
及川徹「(格下だったはずなのに)」
澤村大地「(こいつらとはフルでやる宿命!)」
及川徹「(ファイナルセット!)」