🏐HAIKYU!!
🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
ハイキュー!! アニメ第2期23話 ネタバレ放送日(Airdate) : 2016年3月12日
第2期23話『チーム』"Team"
KARASUNO HIGH
🔷西谷夕 Nishinoya Yu(L) CV. 岡本信彦
🔷田中龍之介 Tanaka Ryunosuke(WS) CV. 林勇
🔷縁下力 Ennoshita Chikara(WS) CV.増田俊樹
🔷澤村大地 Sawamura Daichi(WS) CV. 日野聡
🔷菅原孝支 Sugawara Koshi(S) CV. 入野自由
🔷東峰旭 Azumane Asahi(WS) CV.細谷佳正
AOBAJOHSAI HIGH
入畑伸照「耳にタコだろうがサーブは強気で、向こうの10番に多少決められるのは仕方ない。絞って拾う!」
入畑伸照「お前たちは強いよ」
烏養繋心「とにかく!あの及川のサーブに好き勝手させないことを!上でいい!とにかくあげる!そうすりゃ誰かが繋ぐ」
武田一鉄「いつか倒さなければいけない敵を宿敵と呼ぶのなら、烏野にとっての青葉城西がまさにそれ!戦いの舞台は整いました。宿敵との大一番、勝つのは君たちです!!」
澤村大地「ファイナルセット!俺たちは青葉城西を超えていく!このチームで!越えていく!烏野ーファイ!」
烏養繋心「(上げろ…なんとしても上に…)」
東峰旭「(なんつースピード…真正面なのに反応が遅れる!)」
及川徹「(よし、狂犬ちゃんのエンジンは温まったまま)」
松川一静「やっぱ京谷は前衛に上がってくると、がぜん元気だな。この調子で最後まで行ってくれりゃいいんだが…」
烏養繋心「(パワーもテクニックもあるエース。攻撃はもちろん、囮としても極めてやっかいな16番。そして、決まり始めた及川のサーブ。どこかを突き崩さなければ、こちらが崩される…)」
入畑伸照「(互いに高い実力、それが拮抗(きっこう)していればこそ、少しでもバランスを崩された方が)」
烏養・入畑「(致命傷を負う!食らいついていけ!)」
花巻貴大「京谷ラスト!」月島蛍「田中さん」
「ドシャットーーー!!」
縁下力「やっぱり…田中、あの16番に絡んでましたよね」
西谷夕「喧嘩売ってたってことか?」
縁下力「2セット目でも、16番狙ってブロックアウト獲ったり、クロスにブロックいないのに、16番のいる狭いストレート側をあえて抜いたりしてた」
西谷夕「マジか!気づかなかった」
縁下力「16番も対抗して、田中のいるストレート側に打ってきてるみたいだったから、月島もそれに気付いたんじゃないかと」
田中龍之介「よく読んだな!月島!どうした、おい」
月島蛍「あ、はい…」
烏養繋心「(流れを引き寄せるチャンスだ…大事に行け)」
及川徹「(自分で…)」
及川徹「(取り返しな!)」
月島蛍「アウト!」
第3セット 青葉城西08:09烏野
縁下力「上手く煽れたんじゃないですか、16番」
菅原孝支「あれはそういう習性だ」
縁下力「上手く煽れたんじゃないですか、16番」
西谷夕「まさか…龍は狙って煽ったのか!?」
菅原孝支「いや、挑発はしてたのかもだけど、狙ってはないな」
菅原孝支「あれはそういう習性だ」
縁下力「そして、その習性を月島が上手く利用したって感じですかね」
「あれ誰?高校生」
「練習だけさせてほしいんだと」
「あいつ…土曜に別のサークルで見たなぁ…」
「高校生なら部活は?」
「要約すると、部に溶け込めない系」
「えっ、反抗期?」
「よーくチームスポーツやってんな」
清「何かしら…魅力があるから、やるんだべ」
「お、清さんちぃーす」
清「じゃなきゃ、こんな所まで来て練習なんかしねぇ」
矢巾秀「さっさと復活しろよ。もう後がないんだぞ」
京谷賢太郎「うるせぇ、知るか…」
松川一静「矢巾、あんま責めてやんな」
矢巾秀「…すいません、いやです」
矢巾秀「相手の挑発にまんまと乗って、熱くなって、自滅。クソダサいな!」
京谷賢太郎「あァ!!」
矢巾秀「お前がのこのこ戻ってきて、あっさり試合なんか出たりしてさぁ、それに不満がある奴もいるわけよ、俺とかな……でも」
松川一静「問題起こしたわけでもないし、試合で使えるなら別にいいんじゃない?」
矢巾秀「冷たいと思ったよ、俺たちにも、お前にも。でもそんなことは問題じゃない。勝ちに必要な人間がレギュラーに選ばれる。そして、お前が選ばれた。だったら相応の仕事しろ」
京谷賢太郎「お前……もっとチャラい奴だと思ってた」
矢巾秀「それで間違ってねぇよ。チャラくたって先輩は尊敬すんだよ。コートにいる以上、得点も失点もチームのものだろう? …頼むから、力貸してくれよ」
「ど、ドンマイ…」
「あいつ…今日調子悪いし、どうする?」
及川徹「狂犬ちゃん!」
菅原孝支「及川ドSだなぁ…」
烏養繋心「(問答無用で無慈悲な信頼…だな)」
清「ここに来て結構経ったな、高校生一匹狼」
清「お前、青葉城西なんだってな、強豪じゃねぇか。俺、昔落ちたんだよ」
清「チームから逃げて、あっちこっちで定住することなく練習…随分と楽な道を選んだもんだ」
京谷賢太郎「あ!?」
清「チームっつうのは頼もしく、時に煩わしく、力強い味方であり、重圧だ。それに向き合うこともしないで、バレーやってるつもりかよ」
清「自分がチームを向きチームも自分を向く。それが出来たならチームも自分もぶつかりあって強くなれる」
清「そういうチームはどこにでもあるものじゃない」
清「いいチームじゃねぇか…ちゃんと向き合えよ」
京谷賢太郎「…うっす」
菅原孝支「もし、あの16番が烏野にいたとして、今の場面、自分だったらどうするかな…及川、やっぱりあいつ凄くて…怖いわ」
及川徹「よく打った」
京谷賢太郎「…うっす」
菅原孝支「もし、あの16番が烏野にいたとして、今の場面、自分だったらどうするかな…及川、やっぱりあいつ凄くて…怖いわ」
及川徹「金田一!」
及川徹「要求があるときは言う!」
金田一勇太郎「(及川さんは言えば改善してくれるし、遠慮してたら伝わらない)
金田一勇太郎「あ、あの…及川さん、今のだとちょっと合わせづらいというか…なんというか…」
及川徹「ふ~ん…わかった。でも、まだ変えずに行ってみよう」
金田一勇太郎「(まだ!?)」
及川徹「(お前の打点は、あとボール一個分先だ!)」
金田一勇太郎「ッシャアァァ!!」
影山飛雄「(キレのあるブロード、金田一の動きがインハイの時と違う)」
日向翔陽「おれが居ればお前は最強だ!!」
岩泉一「フン、かっけぇな、おい」
及川徹「まったくだよ」
影山飛雄「拾われまくりが何が言ってやがる」
日向翔陽「なんだと!」
田中龍之介「根拠のない自信、いいね!」
日向翔陽「あ、ありますよ!根拠!」